精神世界から戻り、現実世界。生憎と屋内のため天気は分からないが、今の気分は悪くない。
あの掲示板の住民たちは実に興味深いし......また別の機会にお邪魔しよう。
「あまり武闘派でもないしさ、今後はこういうの勘弁してほしいよね......聞いてるかな、ナナシくん?」
「あー......うん、黒歴史作ってマジで萎えてるから少し待って。穴があるなら入りたい......本当に最悪」
ここは地下室だから既に穴の中、という突っ込みは野暮か。あっ深呼吸してる、そんなにしんどい?
現状確認、場所は組織のアジト地下の酒場。気配は私とナナシくんと、手足を奪われた達磨状態で口を開閉する愉快な男......そういやいたな、今起きたのか。
「馬鹿ナ......ありえナい、何故──グッ!?」
今回起きた面倒の大部分の犯人を、ナナシくんが締め上げる。あれキレてるな......なるべく触りたくない。
「いやホント、さっきのは中々効いたよ......でも、今は今だな。過去はわざわざ振り返るもんじゃねぇわ」
「ナナシくん、少しそれで遊んでて良いよ。まさかとは思うが......
適当に指示を飛ばす最中、この場にいないある人物に思考を寄せる。この場の散乱具合からして......手を付けられなくなってからそう時間は経っていない。
マジかよ......あの
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強烈な電撃の槍を、怪物の眼球に突き刺す。生物であれば無視することのできない急所、のはずだが......
「呎ュサ縺ォ縺溘>豸医∴繧崎ィア縺輔↑縺?勧縺代※」
「はぁ......これで5回目なのだ、どういうことだよ?」
目の前の怪物は気に留めることなく、変わり果てた身体を振り回す。例えが難しい......なんなのだあれは。
脳を剥き出しにした頭部に、鉄筋コンクリートのような硬さの胴体。四肢は人間の形を保つことなく、ひたすらに生物としての異質さだけを主張している。
気持ち悪いし趣味の悪い......なんだか
「お茶の間は今頃凍ってるだろうなぁ......テロリストの次は自分達かも、な〜んちゃって──ねえッ!」
『雷鳴』で身体を電気に変換し、急接近。目の前から標的が消えたと混乱する怪物の脳天を──電撃で炙りながら抉り取る。
何度も再生する魔法少女達のなれ果て……前にナナシがプールで戦ったのに似たのがいたな。しかし素体が先程までピンピンしてた魔法少女なら組織の差し金とは考えにくい、それ即ち。
「協会さんよ......我を相手にそれは悪手でしょ。それとも、よほど
犯人は絞れた、おそらく首謀者も──ここで
少し短め、次回はテンプが頑張る(適当)
ナナシ
・黒歴史の製造で穴があったら入りたい
・メンタルは大体回復した
・憂さ晴らし中
ノア
・メンタルケア係(物理)
・何気なく掲示板のアクセス権を入手
・組織のある人物の思惑を察知
テンプ
・怪物達に囲まれ割とギリギリ
・お茶の間ブレイカー(強制配信中)
・趣味の悪い怪物達に心当たりが......?