英雄の誕生を見届けたい(願望)   作:日彗

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とりあえず迷宮脱出まで書き溜めようかな。いつになったらランクアップすんねん。


第十一話 階層更新(不可抗力)と白巫女

 

 冒険者歴があまり長くないため偉そうに言えないが、こんなに居心地の悪いパーティは初めてだ。

 先頭を歩くベートと担がれている俺。そして後方から憐れなものを見る目でこちらを眺めてくるレフィーヤとフィルヴィス。このパーティ、会話が一切発生しないっ。

 

 ダンジョンに入った時点で逃げだすことは諦めた。であれば俺は全身全霊を持って死なないよう立ち回らなければならないのだが、ぶっちゃけどうすればいいのかまったく思い浮かばない。

 そんなことを考えているといつの間にか18階層に到達していた。どうしよう、まだ自力で10階層にも到達していなかったのに到達階層を大幅に更新してしまった。帰ったらエイナに怒られてしまうかもしれない。

 あ、だけど言わなければバレないよな? そもそも一人で降りてきたわけじゃないし。けれどなぜこんな階層にまで降りたのかと聞かれると説明できないため、やはり胸の内に仕舞っておくのが吉だろう。本当のことを説明したら卒倒しかねない。知らぬが花、というやつだ。

 

 18階層は安全階層(セーフティポイント)。モンスターの発生しない階層であるため休憩場所として利用する冒険者も多い。なによりここには草木が生えている。ダンジョンの中とは言え、緑があるだけで安心感を覚えてしまうのはなぜだろう。俺ってばこんなにチョロいやつだったのか。

 そんな中、この居心地の悪さに耐え切れなくなったレフィーヤが声を上げた。

 

「……きょ、今日はいい天気ですねー?」

 

 ……この子は何を言っているんだろう。

 

「……そ、そうですねー?」

「18階層に天候も糞もあるか」

 

 あ、ちょっ……ベートさん!? せっかく俺が指摘しないでおいたのに! なんでもいいから話題を作りたかったんだって察してあげてよ! ほらもうレフィーヤちゃん項垂れてんじゃん!

 

 18階層はその他の階層とは異なり天井の水晶が明るく照らしている。だから地上に限りなく近い環境と言えるかもしれないが、ダンジョンの中である事に変わりないため雲がかかることも雨が降ることもない。そんなことはここに居る全員が常識として理解していた。

 

「ま、まあまあベートさん。彼女は不慣れな俺のために気を使ってくれたんですよ。18階層なんて初めて来ましたけどこんな感じなんですね!」

「ま、てめえには十年早え場所だろうな」

 

 なんだとこの狼。予定では一ヵ月以内にベルたちと来るつもりなんだ。その時にどんな顔をするのか楽しみだぜ、グへへへ。

 少しだが場の空気が和らいだ気がした。すると視線を感じて顔を上げた。

 

「なにか?」

「あ、いえっ、……ベートさんと、仲がいいんですね……?」

 

 レフィーヤの言葉に瞬きをした後、ベートの顔に視線を移し、力強く親指を立てた。

 

「親友ですから」

「てめえの図太さに免じて半殺しで勘弁してやる」

「マジすんませんっしたァ!」

 

 『半殺し』なのに『勘弁』とはこれ如何に。下手すればここでDEADENDだったってこと? これだから第一級冒険者は怖いんだ!

 ……そうだ、思い出した。

 

「レフィーヤさんの方も後遺症とかなさそうでよかったよ。土手っ腹に穴開いてたからさ、よかったよかった」

「あ、その節はありがとうございました……」

 

 ぺこりと頭を下げられる。礼儀正しい子だ。ただ、今俺はベートさんの肩に担がれている状態のため、傍から見ればかなりシュールなことになっているだろう。気にしない事にしよう。

 

「いやあ、あの時は出しゃばったことしてごめんねえ。ぶっちゃけ場を掻き回しただけなんじゃないかって思ってたんだけど……」

「い、いえそんなっ。時間を稼いでいただけなかったら魔法を撃つこともできませんでしたから!」

 

 謙虚だ。都市最大派閥【ロキ・ファミリア】未来の幹部候補であろうに、彼女はどこまでも謙虚だった。

 いや、これは謙虚というより卑屈に近いだろう。彼女は自分の実力を本当に大したものだと思っていない。誰と比べているのかは明白だが、彼女はもっと自分の実力を自覚した方がいい。怪物祭(モンスターフィリア)の時に見た魔法の威力はLv.3のそれを大きく上回っていた。これで更にレベルが上がるとどうなるのか。考えただけで恐ろしい。

 よく考えてみると魔導士としても召喚魔法使いとしても冒険者としても、レフィーヤの方が俺より先達だ。だったらレフィーヤ『さん』なんて呼び方は失礼ではなかろうか。うん、なんだか失礼な気がしてきたぞぅ。

 

「レフィーヤ先輩」

「!?」

 

 レフィーヤに向けていた視線をツイーと横にずらす。レフィーヤも察したのか少し離れて歩く同胞の方へ顔を向けた。

 ここに来るまで、襲ってきたモンスターからレフィーヤを庇っていたのは彼女だ。ベートは俺を担いでいたため援護に回ることが出来なかった。え、俺悪くないよね?

 フィルヴィスが庇うたびにレフィーヤは話しかけていたが、ここにくるまでずっと無視され続けている。見ているこっちが悲しくなるほどのシカトっぷりだ。

 

「いいですか、世の中にはこういう名言があります。『諦めたらそこで試合終了ですよ』と。それは何も戦いだけに当てはまらない。否、何をもって戦いと定めるかはあなたが決めなければならない。例えば、心を開いてくれない同胞と親睦を深めることを『戦い』だと定義するのならば、あなたの心が折れない限り『負け』にはならない」

「負けには、ならない……」

「そうです。あなたはまだ『負けていない』。いいえ、もっと深く信じ込むのです。あなたは既に『勝っている』!」

「私は、勝っている……」

「その通り! あなたは『勝った』のです! すべては過去! あなたは既に『壁を超えている』!」

「…………」

「さあ、お行きなさい。彼女があなたを待っています!」

「はいっ!」

 

 杖を握る手に力を込め、強く頷いたレフィーヤはフィルヴィスの元へと駆け寄った。

 そして二言三言と話しかけているが、フィルヴィスは視線すら移そうとしない。

 

 うーむ、どうやら俺にはスリの他に詐欺師の才能もあったようだ。ヘスティアには教えられないなぁ。

 

「うるせえっての。耳障りだ」

 

 その後もめげずに話しかけ続けるレフィーヤだったが、そこでベートがうざったそうに口を開く。

 彼は続けざま、鼻で笑った。

 

「使えねーなら捨てるでいいだろ。仲良しこよしになる必要がどこにある」

「ベートさん、ブーメランブーメラン。それ俺にも突き刺さってます」

 

 聞こえよがしに言うベートを、黒髪の妖精はきっと睨みつけた。

 ああほら、レフィーヤ先輩が涙目になったじゃないですか。やめたげてくださいよ。胃に穴が空いたらどうするんですか。

 

「私も貴様と馴れ合うつもりは毛頭ない。下賤な狼人(ウェアウルフ)め」

「おー喋れるじゃねえか、陰険エルフ。その調子でモンスター相手に魔法(うた)でも歌ってろ」

 

 売り言葉に買い言葉とはまさにこのことだろう。空気がどんどん悪くなっていく。

 重なる心労に項垂れていると、フィルヴィスが一人歩みを速めた。この階層の地理には詳しくないが、確か階層の中心が19階層に繋がっているはずである。彼女はそこに向かおうとしているのだろう。

 

「おい間抜け。アイズの居場所もわかってねえだろ、先に(リヴィラ)へ行くぞ」

 

 情報収集が先だ、とベートがその背中へ声を飛ばす。

 呆れながら手を伸ばすその様子に、俺は青褪めて声を荒げた。

 

「ベートさん待っ───」

「───私に触れるな!!」

 

 甲高い金属音が響き渡る。

 鋭く身を翻し、切り払われた短剣をベートは危うげなく刀身の腹を掴み止めた。

 

「あァ?」

 

 びりびりと体を震わせる、第一級冒険者の圧。突如攻撃されたことに対する怒りと殺気。もうやだここ超怖い。

 フィルヴィスの短剣が俺のコートを掠ったときは本気でチビリそうになったが、それ以上にこの狼人(ウェアウルフ)の纏う殺意がヤバい。もうお願いだから降ろしてください。

 

「ベ、ベートさんっ、待ってください!?」

 

 一触即発の空気に、レフィーヤが慌てて割って入る。どうやら俺の洗脳(笑)は解けたようだ。

 両手でフィルヴィスを庇うように立ち、必死に弁明を行う。

 

「エルフには他種族との肌の接触を許さないという風習があってっ、だからそのっ、反射的に……!?」

 

 レフィーヤの言うエルフの『風習』。それは正確には『認めた相手でなければ肌の接触を許さない』というものだ。

 聞いたところによると、誇り高く自尊心の強い種族の気質(さが)に起因しているのだとか。だったら肌を隠して欲しい。不意の接触で殺されたりしたらたまらない。

 

「それにしたって過剰だろ。どうかしてんじゃねーか」

 

 彼の言葉はもっともである。むしろ被害を被った俺は彼の方に付きたい。彼女にも事情があることは理解しているため何も言うつもりはないが。

 ベートはレフィーヤ達に背を向けて歩き出す。おそらくその方向に街があるのだろう。

 だったら俺だけそこに置いて行ってもらえません? あ、ダメ? そう……。

 

 

 

 

 まず前提として、このパーティの目的は単独で24階層へと向かったアイズ・ヴァレンシュタインとの合流である。

 ただし、アイズほどの実力者ならば24階層の単独攻略は十分可能だ。【ランクアップ】を果たした今、それはさらに顕著になるだろう。

 ではなぜ【ロキ・ファミリア】の主神はLv.5のベートとLv.3のレフィーヤ、そして【ディオニュソス・ファミリア】のLv.3フィルヴィス・シャリアを派遣させたのか。

 

 それに対する答えは『24階層でモンスターの大量発生が起きている』から。

 付け足すならば『三週間ほど前、30階層でも似たようなモンスターの大量発生が起きている』から。

 

 俺はその場に居合わせていない。だが知識と相違ないのであれば説明はできる。

 

 俺がヘスティア達と地下水路を調査していた時、アイズ達【ロキ・ファミリア】はこの18階層で起こった殺人事件を調査していた。

 殺されたのは【ガネーシャ・ファミリア】のハシャーナ・ドルリア。レベルは4。並大抵の冒険者では歯が立たないくらいの強者である彼は()()()()()()()()()()()()()()()()()

 犯人はLv.4のハシャーナを殺せる存在。最低でもLv.5、第一級冒険者クラス。だがダンジョン都市オラリオといえど第一級冒険者の数は限られている。

 結論から言うと、犯人は冒険者ではない。大量の食人花を自在に従わせ、『風』を纏ったアイズさえも追い詰めたレヴィスという名の赤髪の女。そして食人花に寄生して変貌を遂げた『宝玉の胎児』。これがハシャーナが殺された理由。30階層から回収してきた『秘事』であった。

 

 これが『外伝』におけるあらすじ。

 これが【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタインの歩む【もう一つの眷属の物語(ソード・オラトリア)】。

 

 要は『24階層でもモンスターの大量発生が起きてるなら、ハシャーナの件となにか関係があるんじゃね? アイズたん一人じゃ危ないんじゃね!?』ということである。う~ん、考えれば考えるほど俺関係ない気がしてきた。

 

 現在、レフィーヤ達は『リヴィラの街』で聞き込みを行っている。

 冒険者達が集まり賑わうこの下層進出の拠点で、アイズの向かった先を特定するためだ。ベート達はアイズが24階層に行ったことは知っていても、その詳しい行き先までは知らないらしい。

 俺はアイズが向かった場所を知っている。知ってはいるが、正直行きたくないため何も知らないフリをすることにした。

 

 ダンジョンという特級の危険区域にある街『リヴィラ』。知識では知っていても、実際に目にすると感動がある。よくもまあ、好き好んでこんなところで暮らせるなあ。冒険者というのはここまで図太くなければならないのか。

 適当に街の中を散策していると、聞き込みを終えたのかフィルヴィスが向かい側から歩いてくるのが見えた。

 

「フィルヴィスさん、何か進展はありました?」

「…………」

 

 片手を挙げて話かけるも、フィルヴィスは視線すら向けずに無言を貫く。ハッハーン、よかろう。その程度でへこたれてちゃ『強靭な勇士(エインヘリャル)』は名乗れないぜ。名乗る気ないけど。

 

「フィルヴィスさんは商店の方へ聞き込みに行きましたよね? 何か有力な情報はありませんでした?」

「…………」

「そう言えばベートさんとレフィーヤ先輩はこの街の大頭(トップ)に会いに行くそうですよ」

「…………」

「……ディオニュソスはう〇こたれ」

「貴様ディオニュソス様を侮辱するかっ!?」

 

 フィルヴィスの腕が伸び、コートの襟を掴み上げてくる。

 ようやく反応を見せたフィルヴィスへ向けて、俺はニヤリと笑みを返した。

 

「やっとこっちを向いたな。……他人に触られるのは駄目なのに自分からはセーフなのか……」

「お、お前は……!」

 

 掴み上げていた腕からふっと力が抜ける。今日一日でかなりボロボロにされたが、これ直すの俺なんよ。

 皺にならないよう服を整えると再び無言になったフィルヴィスを視界に映した。

 

「【ディオニュソス・ファミリア】団長、【白巫女(マイナデス)】フィルヴィス・シャリア。あんたがどう思おうと勝手だが、ここから先好き勝手に行動されると()()死ぬ。悪いが俺は死にたくないんだ。だから協力してくれ」

 

 俺の言葉にフィルヴィスはほんの僅かに目を見開くと、次の瞬間には顔を顰めた。

 

「……貴様はLv.1だろう。こんな所にまで無理矢理連れてこられたのは同情するが、私には関わるな。私では、お前達も殺してしまう」

「あんたの噂は知ってる。その上で協力して欲しいと言っているんだ」

 

 フィルヴィスが静かに息を呑んだ。

 

 『27階層の悪夢』と呼ばれる事件が六年前に起きた。

 それは闇派閥(イヴィルス)が有力派閥のパーティを27階層でまとめて嵌め殺した事件。

 27階層のとある地点に冒険者を誘き寄せ、総がかりで捨て身の『怪物進呈(パス・パレード)』を敢行したのである。

 聞くところによると階層中のモンスター、果ては階層主まで巻き込んだ混戦は地獄絵図と化したとか。その一件でギルド傘下の有力派閥等と闇派閥(イヴィルス)。双方に多くの犠牲者を出した。

 

 フィルヴィス・シャリアはその事件の生き残りだ。

 

 命からがら生き延びた彼女は、当時ひどい有様だったらしい。衣服は破け、黒髪は血に濡れ、その美しい相貌は生気を失っていた。

 そしてその日からまるで呪われたかのように、彼女が関わったパーティは全滅した。

 呪いなど実にくだらない。だが都合四度、ことごとく彼女一人を置き去りにして滅んだと聞けば誰も関わりたくないと思うだろう。

 

 故に付いた渾名はパーティ殺しの妖精───『死妖精(パンシー)』。

 

「俺は()()()()()()()()()()()()()()()()()。あんただけじゃない、ベートさんやレフィーヤ先輩もだ。無理矢理こんなところまで連れてこられたんだ。指示出しくらい俺にさせやがれ」

 

 実際、俺が生き残る方法なんてそのくらいしかない。自分の力が不足しているのなら、他人の力を借りるしかないのだ。そのためならば俺は第一級冒険者相手だろうと命令を下す。

 

「……自分勝手な(ヒューマン)だな、お前は」

「冒険者だからな。嫌でもこうなる」

「……私はお前たちを殺すぞ」

「だったらその前に敵を倒し尽くすようベートさんにお願いしないとなぁ」

「……私は、仲間を見殺しにした。眷属(ファミリア)の仲間とともに死ねないまま、生き恥を晒し続けている。無様なまでにな」

「なんで?」

「……え?」

「いやだから、なんで生き延びたことを無様なんて言うんだ? 生き恥だか何だか知らないが、生きることは決して悪じゃない。むしろそれだけ悲惨な目にあってもなお、【ディオニュソス・ファミリア】として、冒険者として今を生きているあんたに俺は敬意を抱いてるくらいだ」

 

 もし仮に俺が同じ目に遭ったとしよう。その時俺はどうするだろうか。

 仲間を見捨てる? ───そうかもしれない。

 一人で殿を務める? ───その可能性も、まあ、ないとは言わない。

 だが目の前で仲間が無惨に殺され、自分ひとり生き残ったとき俺は果たして『俺』でいられるだろうか。

 自信はない。きっと俺は恐怖でダンジョンにもぐることもモンスターと戦う事も出来なくなるだろう。それこそモンスターに右腕を喰われたナァーザのように。

 

 けれどそんなもしもを恐れているわけにはいかない。だって怖がってたら本当に死んじゃうし……。

 

「とにかく、だ。ベートさんが嫌いならそれでいいし、レフィーヤ先輩(どうほう)を穢したくないというのならそうすればいい。無理に仲良くしろなんて言わない。でも本当に死にたくないのでマジ助けてください」

「お、お前という奴は……」

 

 頭を下げると頭上から溜息を吐く音が聞こえてきた。だからしつこく言ってんじゃん。俺は死にたくないんだって。

 

「ど、どういう状況ですか……?」

 

 声が聞こえた方へ腰を折ったまま顔を向けると、そこには山吹色の髪の少女と灰色髪の青年が立っていた。

 

「あ、おかえり。【剣姫】の行き先はわかりました?」

「アイズは食料庫(パントリー)に向かったみてえだ。すぐに追うぞ」

「それはよかった。では俺はここに残っ───あ、ダメっスよね、はい。わかりましたよ行きますよ」

 

 抵抗虚しく雑に担がれて先に進む。

 フィルヴィスとの交渉は終わっていないのだが、最悪レフィーヤに心を開いてくれれば何とかなるだろう。あ、ほら、二人でなんだか青春っぽいことしてる。フヘへ、百合百合しくてよろしおすなぁ。

 

「ニヤけんな気持ちわりぃ」

「ベートさんはもう少しオブラートに包んでくれてもいいんですよ」

 

 あんたもちゃんと指示通りに動いてね? 勝手な行動されると冗談抜きで死ぬからね?

 

 もちろん、俺が、ではなく全員が、だ。

 





その後全員と話し合い、コウスケが司令塔となることで収まりました。『納得できなかったら言うことを聞かない』という条件付きで。


橘・コウスケ

 本名 (たちばな) 幸助(こうすけ)
 年齢 16
 性別 男
 人種 ヒューマン(異界人)
 武器 《炉神の刀(アルマ・ウェスタ)
本当は魔杖か両刃剣が欲しかったが、ヘスティアの厚意を無下にするわけにもいかずありがたく受け取った。刀などまともに触れたこともないため折れてしまわないか心配だったが、そこは鍛冶神の作品。上層程度のモンスターでは折れるどころか刃こぼれすらしない。
 特技 同時並列処理(マルチタスク)(右手で猫を描きながら左手で犬の絵を描ける。テレビを見ながらゲームをしつつ、他人との会話(複数人)をこなす。などくだらないことにしか活かせてこなかった)
 趣味 家事
 人間性 人の不幸を哀しみ、幸せを喜ぶくらいにはまともな性格。それはそれとして幸せそうな者をみているとぶち壊したくなる。具体的には恋人とイチャイチャしてる奴とか。決して嫉妬ではない。違うったら違うのだ。
 恋愛観 イチャイチャしている奴は嫌いだが、別に恋人が欲しいとは思わない。元の世界にいた時もそうだが、こちらの世界に来てより顕著になった。いずれ別れが確定している以上、『特別』な関係になっても辛いだけである。
 













 怖い死にたくないと言いつつも、後から見れば自分から厄介事に関わっている。理性では危険だと思っていても本能がソレを求めていた。本人すら無自覚な戦闘狂。【フレイヤ・ファミリア】の『洗礼』を自ら進んで受けに行くところからもお察しである。逆境、理不尽、強者との対峙でこそよりモチベーションとパフォーマンスが上昇する。
 いずれコウスケが自分の本質と向き合い、傷ついてしまわないだろうか。家庭の守護火を司る炉の女神は、少年の道行をただただ見守っていた。

今作品のヒロイン投票!!~《彼に相応しいのはキミだ》選手権~

  • ①レフィーヤ・ウィリディス
  • ②リュー・リオン
  • ③アイズ・ヴァレンシュタイン
  • ④アミッド・テアサナーレ
  • ⑤フィルヴィス・シャリア
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