1.レフィーヤ・ウィリディス
2.リュー・リオン
3.アイズ・ヴァレンシュタイン
4.アミッド・テアサナーレ
5.フィルヴィス・シャリア
買い物を終え、エイナと別れた俺たちは夕暮れに染まる帰路を談笑しながら歩いていた。
メインストリートを外れて路地裏へと入り、上ったり下りたり、進んだり曲がったりと入り組んだ道に歩を進める。いくら近道とはいえ複雑すぎない? いや慣れたけどもさ。
「ベル、アイズ・ヴァレンシュタインが好きだとか言ってたくせにエイナさんに鼻の下伸ばしすぎ。こんなに移り気があるやつだなんて思わなかったぞ」
「そ、そそそそんなことありませんよぉ!」
いや実際、かなりデレデレしていた。傍から見ている分には面白かったが、強くなって追いつきたいと言った直後にこれだと心配にもなるというもの。お前はハーレムでも築く気か。……築く気だったね、そういえば。
そんなふうに雑談を交わしながら再び道を曲がる。
「あうっ!」
「えっ?」
すると一つの影が目の前を勢いよく転がった。どうやら曲がり角から身を乗り出したベルの足に引っかかって転んだらしい。か細い悲鳴を上げた先には、ヘスティアよりもさらに背の低い少女が突っ伏していた。
「すいません、大丈夫ですか!?」
ベルが急いで少女の元へと駆け寄る。もぞりと起き上がった栗色髪の少女が起き上がり、その大きく円らかな瞳をベルに向けている。
容姿は幼い。一つ一つのパーツがとても小さいその特徴的な外見は
「追いついたぞ、この糞パルゥムがっ!!」
怒声を上げながら道の奥から一人の男が現れる。目をギラギラとさせた二十くらいのその男は、身に帯びている装備からして冒険者と見て間違いないだろう。
「もう逃がさねえからな……ッ!」
息を切らす青年が、背中に差した剣を抜いてパルゥムの少女目掛けて振り下ろした。
「いやいやいやいや」
とっさに黒刀を引き抜いて剣を弾く。青年は目を丸くしながらも剣を背中に差し戻した。
「なんだテメェ、そいつの仲間か」
「いえ、全然。初対面ですけど」
「……じゃあなんで庇う」
青年の動きに注意を払いながら《アルマ・ウェスタ》を鞘に戻す。まさかこの刀の初使用がこんなことになるとは。できれば初めてはモンスターがよかった。
背後に視線を向けると、ベルがパルゥムの少女を庇う様に立ちふさがっている。二対一で数の利はこちらにあることは明白だ。
「庇うも何も、剣を持った男が襲い掛かってきたら咄嗟に反応してしまうと思いますけどね。とりあえず一回落ち着きませんか? 街中で剣を抜いてると厄介事に巻き込まれそうだ」
「ああ……!?」
青年の殺気が膨れ上がる。だが
「いい、まずはテメェからブッ殺す……!」
「いやだから落ち着こうよ……」
だが青年の方は聞く耳を持ってくれない。
それが開戦の狼煙となって、両者ともに柄を握りこんだ。
「止めなさい」
が、結果として俺たちが剣を抜くことはなかった。
鋭く、冷たく、それでいて重い声が場に割って入って来たのだ。それもとても耳になじむ『はやみん』声で。
視線を声の持ち主の方向へと向ける。そこには予想通り、大きな紙袋を片手に抱えたエルフがいた。
『豊穣の女主人』の店員である、リュー・リオンである。
「街中で剣を交えるとは、穏やかではありませんね」
「ひぇぇ……」
こういう展開になることはわかっていたし、だからこそ穏便に済ませたかったのだがやはり上手くはいかないようだ。俺だってやりたくてやったわけじゃないんですよ。仕方がなくって言うか、それ以外にどうしようもなかったっていうか、ね?
だが、そんな俺の心情など露知らず、青年はとうとう剣を引き抜いてリューを睨みつけた。
「ああ……? 口出しすんじゃねぇ! とっとと失せろこの────」
「吠えるな」
───しんっ、と空気が凍る。
明らかに気温が下がっただろ、と言いたくなるほど冷たい殺意がこの路地裏に充満した。目を細めたリューは途轍もない威圧感を放っている。それに青年は目に見えて狼狽していた。
ついでに背後のベルも驚愕と恐怖で小動物の様に震えている。わかるよ、俺もまったく同じ気持ちだから。
「……っ、……!?」
「手荒なことはしたくありません。私は
怖えええええッ!! だから落ち着こうって言ったのによおおおおッ!!
とりあえず目の前の青年に視線を向ける。諦めて早く立ち去れ! 早くしないとマジで殺されるぞあんた! と。
「く、くそがぁ!?」
俺の気持ちが届いたのか、それとも単に怖気づいたのかはわからないが、男は身を翻して退散していった。
「「………」」
「大丈夫でしたか?」
「「あっ、大丈夫です、はい」」
あまりの恐怖で少々トリップしていた。なんだろうね、単純なレベルはアレンさん達の方が上なのに、俺は彼女の方が怖い。というか怒った美人が超怖い。
「助かりました。すいません、お見苦しい所を……」
「いえ、こちらこそ差し出がましい真似を。貴方ならきっと何とかしてしまったでしょう」
「そ、それはちょっと評価が高いかな~、って……」
対人戦の経験は結構積んできたが、何せほとんど一方的にフルボッコにされているだけなのだ。負けた回数は覚えていないが、勝った回数は覚えている。ゼロだ。悲しい……。
だいたい、Lv.1の俺が5だの6だのに挑んでいるのがおかしいのだ。もう少し低いレベルの人と訓練がしたい。……え? 勝手に来ておいて選ぶ権利なんかない? ごもっとも。
「そういえばリューさんはどうしてここに?」
「夜の営業に向けて買い出しをしていました。昼間とは異なり冒険者が店に押し寄せますから、準備をしておかないと大変なことになるので。その途中で貴方がたを見かけましたから、つい」
毎度のことながらこの人を買い出しに行かせる『豊穣の女主人』が怖い。現冒険者の中でも実力は上澄みに位置するであろう彼女をパシらせられるミア母さんが恐ろしい。
「貴方はここで何を?」
「ああ、俺たちはそこの子を……ベル、さっきの子は?」
「あ、あれ?」
周囲を見渡しても先程までいたパルゥムの少女は見当たらない。いつ、どのタイミングで姿を消したのか分からなかった。
「誰かいたのですか?」
「……ええ、まあ」
リューが気が付いていないということは、それよりも前にいなくなったのだろうか。んなバカな、それまでは確かにいたはずなのに。
「では、私はこれで」
「あ、はい。ありがとうございました」
ベルと揃って頭を下げる。リアル忍者なパルゥムのことはともかく、人として助けに来てくれた礼はしなければならない。
リューが立ち去った後、先ほどまでの騒ぎが嘘のように鎮まった路地裏でベルが口を開いた。
「……コウスケさん」
「うん?」
「僕、リューさんだけは絶対に怒らせない様にします」
「ベル……」
憐憫の眼差しを込めてベルの肩に手を置いた。
「『豊穣の女主人』の関係者は誰一人怒らせるなって言ってるだろ。ヤバいのがリューさんだけのはずがないんだから」
本当の恐ろしさを知らないということは意外と幸せなことなのかもしれない。
◇
昨日購入したロングコートを羽織り、腰に刀を差す。ギルドの支給品も嫌いじゃなかったけど、やはりしっかりとした服を着ると心が引き締まるような気がする。多分気のせいだろうが。
「っし。ティア、ちょっくらダンジョンに行ってくるわ」
「う~ん、いってらっしゃぁ~い……」
疲労からベッドに沈んでいる我らが主神が間の伸びた声を上げる。バイトの掛け持ちは負担が大きいのだろう。時給の低いじゃが丸君のバイトを止めれば多少は改善されると思うのだが。
ベルは俺より一足先に教会を飛び出していった。昨日買った防具がよほど嬉しかったのだろう。微笑ましいが、俺が合流するまで待ち合わせ場所のバベルに拘束されているはずだ。あまり待たせてしまうのも申し訳ないため少し早足で裏道を駆ける。
バベルのふもとに辿り着くと、入口のすぐ横で見覚えのある白髪が揺れていた。片手を上げて近づいて行くと、ベルの傍らにもう一人100Cほどの巨大なバックパックを背負った少女が立っていた。
「あ、コウスケさん! こっちです!」
「お待たせ。……その子は?」
とりあえず何も知らないていでベルに問いかける。
「この人は
少し困ったような声を出す。すると傍らの少女が一歩前に出てこちらに頭を下げた。
「
朗らかな笑みを浮かべて彼女、リリルカ・アーデは確かにそう言ったのだった。
◇
リリルカ・アーデは『初めまして』と言ったが、俺達が会うのはこれが初めてではない。
かといってそれを指摘する気はないし、おそらくベルが確認した後だろう。確認して、別人だと判断した後だろう。
だったら俺がとやかく言うつもりはない。先に恩恵を貰ったのは確かに俺だが、この【ファミリア】の団長はベル・クラネルだ。団長の決定は絶対である。
軽く腰をかがめてリリルカと視線を合わせる。
「はじめまして、リリルカさん。タチバナ・コウスケです。サポーターとして雇うのはやぶさかではないんだけど、リリルカさんは
「いえ、リリはちゃんと【ファミリア】に入っています。【ソーマ・ファミリア】という割と有名な派閥ですよ」
それを察したのかどうか知らないが、リリルカは続けてこう言った。
「ベル様にもお伝えしましたが……リリはこんなに小さいですし、腕っ節もからっきしなので【ファミリア】の方々は愛想をつかして邪魔者扱いにしてるんです。頼んでも仲間に入れてくれないんですよ」
仲間外れを受けている、という事実をなんてことのないように告げてくる。それにベルは何とも言えない顔をしていた。
【ファミリア】とは文字通り家族だ。与えられた神の血で繋がった仲間であり、帰る居場所でなければならない。だからこそベルには彼女の境遇が衝撃的だったのだろう。
「コウスケさん。その……試しに今日一日だけ、サポーターをお願いしませんか……?」
「………」
俺自身サポーターがいたらと思うことは多々ある。なんなら三人ぐらい欲しいとさえ。そしてそれはベルにとっても同じだろう。一刻も早く強くなりたいベルとしては戦闘以外に気を裂かなくてよくなるサポーターという存在は必要不可欠だ。
そもそもこの話を断るつもりは端から無かったが。
「わかった。じゃあよろしく、リリルカさん」
「ありがとうございます!」
リリルカの頭部から生えた犬耳が大きく震える。俺はどちらかと言うと猫派なのだが、犬も嫌いじゃない。特に大型犬はいい。狼くらいなら文句なしだ。
「えっと、こういう場合は契約金とか、そういうのは必要なんですか?」
「その場合もありますが、今日はお試しという形なので
契約についての細かい取り決めがベルとリリルカの間で執り行われている。俺は着々と物語が進行している事実に場違いな感動を感じていた。
◇
『ギシャアアッ!?』
前方から迫る『キラーアント』を蹴り上げて黒刀を一閃させる。一瞬の抵抗の後に刀身が甲殻に食い込み、そのままキラーアントの肉体を両断した。
続けて上空から降下してきた『パープル・モス』を往なし、《アルマ・ウェスタ》を振り下ろして縦に引き裂く。今度は一切の抵抗もなく斬ることが出来た。
「うん、いいな」
《
だからこそ浮き上がってくる、自身の技量の低さ。
技ではなく武器に頼りすぎている。使いこなすには程遠い。むしろ武器に使われていると言われる方がしっくりくるくらいだ。
ステイタスに、魔法に、武器に頼りすぎている。この階層でそれが通じたとしてももっと下の階層では十中八九通じないだろう。
……早いうちに誰かに指南を請うた方がいいかもしれない。
見てみるとベルの方も戦闘を終えたらしい。戦闘中はリリルカがモンスターの死骸を一ヶ所にまとめてくれていたためかなり戦いやすかった。やはりダンジョンを攻略するに当たってサポーターの存在は大きいと実感する。
「おつかれさま。いい調子だな、ベル」
「おつかれさまですっ。ははは、神様のくれたナイフのおかげですよ」
ベルの持つ《ヘスティア・ナイフ》に目線を落とす。俺もベルも、まだまだ武器に使わせて頂いている状況だ。それを彼自身も自覚しているのだろう。
担い手と共に成長する武器。俺達の獲得した【
話はそこそこにして魔石の回収作業に入る。といっても、そこはサポーターであるリリの独壇場で俺たちはモンスターの襲撃を警戒することくらいしかやることはない。
「はぁ~、上手いもんだねぇ……」
「リリはこれくらいしか取り柄がありませんから。このモンスター達を倒してしまったベル様たちの方がずーっとすごいですよ」
喋りながらも手元は淀みなく綺麗に魔石のみを切り抜いていく。洗練されているのがよく分かる。俺達が魔石を取り出すときは軽く五倍くらいの時間がかかっていたはずだ。
「自分の未熟さが恥ずかしいぜ。なあベル様?」
「うっ、……ね、ねえリリルカさん、できればベル様、っていうの止めてほしいんだけど……」
「すいません、そういうわけにもいかないんです。仮契約とはいえ、上と下の立場ははっきりつけなければいけません。冒険者様には、サポーターはへりくだらないといけないんです」
言っていることの理屈はわかる。
サポーターを下に見る風潮は存在する。命を賭けて直接モンスターと戦っている冒険者からしてみれば、彼女たちは安全な場所に逃げ込んで傍観するだけの臆病者として捉えられるだろう。ダンジョンへもぐっている時点で安全もクソもない気がするのだが。
「リリ達が冒険者様と同格であろうとすることは傲慢です。冒険者様も許しません。もしそんなことをしてしまえば、冒険者様は怒ってリリ達に分け前など恵んでくれないでしょう」
「そんなことっ!?」
「ベル様がお優しい事は、会ったばかりのリリにもわかっています。けれど、けじめはつけなくてはいけません。もしリリがベル様を敬わず生意気なサポーターだという風評が流れてしまったら、ベル様以外の冒険者様とダンジョンにもぐろうとする時、リリは全く相手にされなくなってしまいます」
「………」
自分たちはそんなことはしない。ベルならば本心からそう言うだろう。
だがそれは俺たちの話であって他の冒険者となると話は変わってくる。自分にとっての常識と他者にとっての常識を同じものだと思い込むのは、やはり傲慢なのだろう。
本契約を結んでいるわけでもない、あくまで『一日限りの仮契約』であるのならなおさら。
「わかった。君がそれを望むのならそうしよう、リリ。ベルも、今はそれで納得しておこう」
「はい……ごめんね、リリ」
「いいえ、慣れないことを強要させているのはリリの方ですから」
それまで流れる様に動き続けていたリリの手が止まり、まだ残っているモンスターの死体の数を数える。
群れと遭遇したとはいえ、結構な数の死体が転がっていた。俺とベルの二人がかりだったためそれほど負担はなかったが、やはり数が多い。俺達もモンスターの解体を手伝った方がいいだろうか。
「話は変わりますが……本当にお二人は駆け出しの冒険者なのですか……?」
「……パーティ組んでたらこんなもんだろ」
「それは……そうかもしれませんが」
今回襲ってきたモンスターはそのすべてが小型種だったためこの数が相手でもやりようはある。それこそ他のLv.1冒険者のパーティでも同じことだろう。魔法を使えばさらに簡単だ。
その後も着々と解体を済ませてダンジョンを後にした。パープル・モスの遅効性の毒を警戒してのものだが、ぶっちゃけ俺の魔法で治せるのであまり気にする必要は無い。この万能性こそが召喚魔法最大の利点だろう。
◇
ダンジョンを脱出した後、リリと別れた俺達はとりあえず解毒魔法をかけてからベルをギルドに送り出した。なんのことはない、ベルの持つ《ヘスティア・ナイフ》がなくなっている事に気が付いたからだ。
驚いた。警戒していたつもりだったのだが会話の中で
まさか原作知識を持っていながら出し抜かれるとは。我が事ながら情けなさ過ぎて泣きたくなってくる。
確かリリが普段利用している換金所は結構深い裏道にあったはずだ。探すのは骨だがとにかく走っていればその内見つかるだろう。
それにしても憐れだ。俺の刀もベルのナイフも、同じくヘスティアの恩恵を授かった者でなければ真価を発揮できない。なんならその辺の露店に売っている安い包丁の方が良く切れるだろう。どういう仕組みでそうなっているのかは分からないが、あれは神が造った武器であり、ここはファンタジー世界だ。考えるだけ無駄である。
と、そこで曲がり角から小柄な少年が飛び出してきた。
何かから逃げているのか必死なようで、俺には気づいた様子はなく勢いそのまま衝突する。
「うわっ、ごめん!」
「───っ!」
俺の顔を認識したパルゥムの少年は息を呑み、すぐさま顔を伏せて反対方向へと逃走していった。
……うん、なんというかその、うん。
「待ちなさい! ───タチバナさん? どうしました、こんな所で」
「あ、リューさん。昨日ぶりですね。いえ、ちょっと自分の意外な才能に驚いているというか……」
続けて曲がり角から飛び出したのは先日も助けてもらったエルフの女性、リューだ。
「ちょうど良かった。今ここをパルゥムが通りませんでしたか? 私の見間違いでなければクラネルさんのナイフを持っていたのですが」
「ああはい。いましたよ。ナイフもこの通り
ひらひらと左手に持った黒いナイフを掲げる。
先程パルゥムの少年とぶつかったとき、右手にこの《ヘスティア・ナイフ》を持っているのが見えたため咄嗟にくすねたのだ。まさか俺にスリの才能があったとは。知りたくなかったような、そうでもないような……。
「さっきベルがこのナイフを落としてしまいましてね。手分けして探してたんですよ」
「落とした……?」
リューが首を傾げる。『盗まれた』ではなく『落とした』と強調することでさきほどのパルゥムが『ただ落とし物を拾っただけ』だと思わせるためだ。
……なんで俺がフォローしてるんだろう。こういうのは普通、ベルの役目じゃないのだろうか。
「リューさんもありがとうございました。これがベルのだって気付いたから追いかけてくれたんでしょう?」
「ええ、先日見た貴方の刀と酷似していたので少し見ただけでも見当がつきました。ですが、取り返せたのならよかった」
お互いに会釈をしてその場は分かれる。こんな俺達のためにわざわざ首を突っ込むなんて正義感の強い人だ。感謝しかない。
「さて……」
ベルのナイフも回収したことだし、とりあえず目標は達成だ。だが彼女の問題を解決しないことには再びこのような事が起こるだろう。ベルのナイフが狙われたのは俺の刀と比べて盗みやすかったからだろうか。
リリに関しては全部ベルに押しつけることにする。人の抱えている心の闇を払拭するなんていうのはベルの様な心の清らかな人間の方がより効果的だろう。俺にはそういうのは無理だ。
ナイフを懐に仕舞って元来た道を歩く。このことはヘスティアには黙っておいた方がいいだろう。嘘を見抜ける相手にも黙秘していれば問題ないのである。限界はあるけど。
今作品のヒロイン投票!!~《彼に相応しいのはキミだ》選手権~
-
①レフィーヤ・ウィリディス
-
②リュー・リオン
-
③アイズ・ヴァレンシュタイン
-
④アミッド・テアサナーレ
-
⑤フィルヴィス・シャリア