『雪女』真面目に書いてみた
作者:

オリジナル歴史/恋愛
タグ:昔話 雪女 SS 書いてみた ハレハレヤ
 北国のとある一帯で、一年中吹雪の止まぬ山郷があるという。なにぶん嵐のように強い風と視界の悪さで、立ち入るものは愚か住う人などおらぬ。だがある場所を境にその雪もぴたりと止まる。
 一基の白い鳥居。
 雪に打ち据えられてそうなったのかは知らぬが、霞むほどの白さを誇るそれに阻まれるように、吹雪はそこで止んでいた。
 その吹雪のなか、目を凝らしてみると、わずかに明かりが漏れている。
 

 これは哀しい物語。そして細やかな恋の物語。
 

  『吹雪の社』
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