「──そうだな。『プロメテウスの火』というものを知っているかい? そうだとも、紀元前、遥か昔から人類と他動物を区切り、人類が霊長たる所以とも称されてきた炎のことだ。では君はその炎を十全に扱えているのか……いや、君に限らず人類はその業火を扱いきれているのか。今日はその方向で話を進めてみよう」
これは、千言紡音という名前の通り言葉数が多い少女を恋に落とすための、彼女のためだけの物語である。
| 第一章:君は世界を拓く開拓者となれ | |
| 第一話:未だ終わらぬ初恋の挑戦権 | |
| 第二話:猫の生死と巡るおもいの理論 | |
| 第三話:理想と現実の状態方程式 | |
| 第四話:物を語るという罪深さ | |
| 第五話:だがそれは、確かに虚ろではないのだ | |
| 第六話:夜空の星と輝く太陽は遥か下に | |