上司1「すまん○○(作者の事)、これから出張に行ってくるから留守番頼む」
作者「アッハイ」
上司1「△△(上司2)、お前も来い」
上司2「え~?分かりましたよ~」
上司1「じゃ、行ってくるわ」
作者「アッハイ」
陰キャ丸出しの返事、目を合わせずにひたすらPCと睨めっこ、そしてたった一人だけ取り残された作者...。
作者「俺、リアルぼっちちゃんじゃん」
ぼっち・ざ・ろっく!改め、ぼっち・ざ・わーく!の出来上がり!!
こんなしょうもない事を書いてる程モチベが下がってます...。
もうお気に入りの数で満足しようと思います...。慎ましく生きよう...。
「え~、じゃあ文化祭のセトリ決めするよ~」
きくりさんのバンドライブが終わって、僕達はファミレスに行って昼食を食べていたらいたら、虹夏ちゃんがセトリを決めようと言ってきました。セトリとは、曲目、セットリストの事らしいです。
「待ち時間が一バンド15分らしい『グー』大体3曲で『グ~ッ』......」
「あ、あの...。虹夏ちゃん...?」
「皆まで言わなくても分かるよたっくん」
虹夏ちゃんが説明している間に、リョウちゃんのお腹からグゥ~と鳴っていてとてもうるさくてあんまり聞き取れませんでした...。みんなご飯食べてるのに流石に仲間外れはやり過ぎだと思うなぁ...。
「.......リョウちゃん、僕のちょっと食べる?」
「待って達也くん!私のを分けるから気にすることはないわ!」
「絶対ダメ!!」
そうは言うけど虹夏ちゃん...、このまま放置してもリョウちゃんのお腹の音が鳴りやまないと思うんだ...。ちょっと心が痛むよ...。
「たっくんもそうだけど、喜多ちゃんもリョウに甘い!いちごのバケツパフェに更に生クリームをトッピングした感じに甘過ぎる!!」
そんなに!?糖分取り過ぎて糖尿病になっちゃうよ!!ってか胃がもたれちゃうよ!!
「ぼっちちゃんとたっくんにずっとお金返してなかったんだから、少しは痛い目にみるべき!」
「郁代~...」ウルウル
「う”っ!.....先輩の涙目ぇ...」
「屈するな喜多ちゃん!ダメなバンドマンに引っかからない!」
「たっくん...」ウルウル
ぐっ!?今度は僕の方に視線を向けてきた......。でも、これもリョウちゃんの為!!此処は心を鬼にして、虹夏ちゃんの味方になろう!きくりさんみたいな人にさせない為にも!!
「ご、ごめんねリョウちゃん...。スターリーに帰るまで我慢したらなにか作ってあげるから...」
「お兄ちゃ~ん...、おねがぁ~い...」ウルウル+ウワメヅカイ
「すみませーん!!ハンバーグステーキ下さーい!!」
「ダメだたっくん!!リョウの誘惑に負けるな!」
はっ!僕は一体なにを......!?
「リョウ!いい加減にしなさい!!これ以上たっくんに媚び売らない!!」
「...虹夏だってたっくんの事お兄ちゃんって言ってた」
「言ってない!!」
「あっ、虹夏ちゃん。がっつり言ってましたよ」
「最初『お、お姉ちゃんに会いたい...』って泣きそうになった時に達也くんが『お姉ちゃんは居なくても、お兄ちゃんなら居るよ?』って励ましたら幼児退行して泣きついてました」
「えぇぇぇぇぇぇ!?立場が逆転してる!?」
「可愛かったよ!虹夏ちゃん!!」
「やめろぉぉぉぉぉぉ!!これ以上は言わないでぇぇぇ!!」
でも本当に可愛かったよ虹夏ちゃん!!(追い討ち)
「という訳で虹夏も同罪」
「お前と一緒にすんじゃねぇよ山田ァ!」
口が店長さんみたいになってるよ虹夏ちゃん...。やっぱり姉妹なんだね!
「いい?彼氏彼女にいてはいけない3つのB教えてあげようか!?ベーシスト、ベーシスト、ベーシストだよ!」
流石に言い過ぎでしょ!?全部ベーシストじゃん!?全国のベーシストに失礼だよ!どれだけベーシストに嫌味があるのさ!?
........まぁ虹夏ちゃんの気持ちも分かるけどさ。
「でもまぁ、一人だけドリンクは可哀そうだし、ポテトあげる!」
「もう絶対人にお金借りません」
言ったねリョウちゃん?質言は取ったよ?後なんだかんだ言って虹夏ちゃんもリョウちゃんに甘いよね...(苦笑)
そういって虹夏ちゃんは一枚のお皿をリョウちゃんに差し出すと、お皿の上にはポテト一本だけとケチャップだった。
これ絶対嫌がらせでしょ!?
僕もそうだけど、ひーちゃんも喜多さんもドン引きしてました。そりゃそうだよね!?一本だけってもうイジメだよね!?
「虹夏優しい...、好き...」
そう言って兎さんが人参を食べてるかのような食べ方でモグモグと食べるリョウちゃん。
「ちょっとガチで感謝されると胸が痛むじゃん!も~たくさん食え!」
ちょっと虹夏ちゃん!?他人に厳しくて自分に甘いってダメだよ!!やっぱり虹夏ちゃんもリョウちゃんに甘いんじゃない!!
気を取り直して、僕達はセトリを再開しました。リョウちゃんが珍しく事前に考えてきたらしく、ノートを取り出してサラサラと書き始めました。ノートを見てみると、三曲とも結束バンドのオリジナル曲が書いてありました。一曲はコピーバンドは入ってると思ったんだけど、三曲全部結束バンドの曲でいくんだね。
「徐々に盛り上がる感じの曲目でいこう。持ち時間は15分だから三曲くらい。MCが2、3分いれたらこれで15分でしょ」
そう言ってリョウちゃんはノートにペンをトントンと叩く。
「リョ、リョウさん...。三曲目の所なんですけど...」
するとひーちゃんがノートを見ながらリョウちゃんに声を掛けると、ノートに書いてある部分を指す。
「それ追加した。その二曲にはギターソロを入れておいた」
......ギターソロ?三曲目に?ギターソロなんて無かった筈なのに...。
「ぼっちの見せ場。郁代とぼっち、そしてたっくんの文化祭でしょ?」
ま、待って?本当にリョウちゃんなの?なんか凄い頼れるバンドの先輩感が出てるんだけど!?ずっとその状態だったら僕、間違いなくリョウちゃんに着いて行ってるよ!
「ぼっちなら出来ると思うんだ。いける?」
「あっ、うっ、頑張ります」
ひーちゃんがリョウちゃんの手を握って力強く答える。ほんとに成長したねひーちゃん!結束バンドに入ってよかったね!!
「頑張ってね!ひーちゃん!」
「なんかまたあの二人ずっと妙な絆が生まれてるんですよ!」
「妬けちゃうな~」
仲が良くなるって事はいい事なんだよ!
「あ、でも大丈夫なんですか?全部結束バンドの曲で?」
「確かにたっくんに言いたい事は分かるけど、コピー曲の方が盛り上がると思うけど、私達は結束バンドの曲を沢山の人に聞いて貰いたいからね」
僕がふと思った疑問を虹夏ちゃんが説明してくれて納得する。成程...、確かにそうかもしれないね。成功すれば良い宣伝にもなるし、応援してくれる人も出てくるかもしれないしね。
「それに文化祭なんてよっぽどのことをしなければ盛り上がるもんだよ」
「そうですね!」
「まれに例外はあるけど」
「リョウちゃん、過去にそのよっぽどの事して思いっきり盛り下げたんでしょ?」
「仮に滑っても痛みは五等分」
「リョウちゃん皆んなにも同じトラウマ植え付けようとしてない!?」
「私達を巻き添えにすんな!」
そんな五等分の花嫁みたいな感じはヤダよ!!
「もう達也くんと伊地知先輩のでMCやれば盛り上がるのでは?」
「はっ!MCの時に言うセリフ考えなくっちゃ!」
それはアドリブの方が盛り上がると思うよ虹夏ちゃん。前もそうだけど、脚本に書かれている通りに読んだだけのMCは受けないと思うんだ。なら一層の事、当日に思いついた事言っちゃえばいいと思うよ!
「じゃーねぼっちちゃん、たっくん。気をつけて帰ってね〜」
「あっ、はい」
「お疲れ様でした〜!」
ファミレスを後にした僕達は、今日は此処で解散という事でそれぞれの帰路に就く事になりました。僕もひーちゃんと一緒に駅へ向かおうしています。
「ひーちゃん凄いね!ギターソロ任されるなんて!」
「........えっ?あ、うん」
「いいなぁ〜、僕もそう言った見せ場が欲しいなぁ〜」
「た、たっくんには........、また、助けて貰えたらいいかなって...」
「え?」
ひーちゃんの口からそういうと、僕は間抜けな声を出してしまう。
........助けて貰えたら?
「えっと、ひーちゃん?それどういう意味?」
「あ、あの...。オーディションとか、初めてのライブの時に、皆んな調子が出なかった時があったでしょ?そんな時に、たっくんが先陣を切ってくれたから、皆んな上手くいった...。って思う」
........そうだっけ?ただ我武者羅にギター弾いてだけだよ?
「だ、だから........。ま、また、困った時があったら...、助けてくれる........?」
........ふふ、それは愚問だよひーちゃん。
「あったり前でしょ!!もちのロンだよ!ひーちゃんの為なら例え雨の中、風の中、火山の中!!ぜーんぶお兄ちゃんに任せなさい!!」
あ、でも雷が鳴ってる時は無理だ。ごめんひーちゃん!雷だけは勘弁して!
心の中で謝罪しながら僕が胸を張って軽く胸を叩いて『大船に乗ったつもりでいろ』と表現する。するとひーちゃんが微笑むので、僕も笑顔で返す。
よぉーし!文化祭ライブ頑張るぞーーー!!
〜文化祭1日目〜
いや〜、凄い盛り上がりだね〜。うちらの高校とは全然違う。
秀華高校の文化祭1日目、私はリョウと一緒にぼっちちゃん、喜多ちゃん、たっくんの秀華高校に来ていた。こんなに楽しそうだったら秀華高校にすべきだったかな?家からじゃ其処まで遠くないし、リョウでも学力あってそうだし、たっくんが居るから頼りになる。
(........選択肢ミスった?)
いやいやいや!だからってうちの学校に不満がある訳じゃないから!と邪念を払い除けて、私達はぼっちちゃんの居るクラスに向かう事した。確かぼっちちゃんがメイド喫茶で、たっくんが駄菓子屋さんだったっけ?クラスも隣同士だし、ついでに顔を出してみるか!そう思っていたのだが、いざ廊下に立つと........。
な、なんじゃこりゃああああああああああああ!!
廊下には長蛇の列ってレベルじゃない大行列が出来ていた。
え!?何これ!?なんなのこの行列は!?この奥に何があるの!?
「........あれ?もしかして後藤のバンド仲間っすか?」
「え?」
長蛇の列に驚いていると、一人の男子生徒がダンボールで作った看板を片手にやって来た。あ、よく見たら夏のライブに来てくれて、私達の為に怒ってくれた男の子だ!
「あ、どうも!結束バンドのドラム担当、伊知地虹夏!こっちはベースの山田リョウ!」
「どうも」
「あ、どうもっす!夏のライブ最高でしたよ!」
「ありがとう〜!ところでこれって?」
私が男子生徒に長蛇の列の事を聞くと、『あぁ...』と遠い目になる。あれ?何かまずい事でも言った?
「........実はアレ、俺らのクラスの駄菓子屋目的の列っす」
駄菓子屋........、それってたっくんのクラス!?
「文化祭開催直後に、後藤が外で宣伝してたんっすよ。それからゴキブリみたいにゾロゾロと来て、誰も宣伝するどころじゃなくなってるんすよ...。なんならうちのクラス総動員だし、補給が追いつかなくて個数制限するわ、もうてんやわんやっす」
たっ、たっくんパワー恐るべし........。
「いい事思いついた」
「やめてリョウ、たっくんの名誉の為に」
リョウがよからぬ事を口にしようとしてたので、私はリョウの口を押さえる。
「いや、もう遅いっす。俺の悪友がお小遣い目的で後藤をモデルにした同人誌をコミケに出そうとしたんすよ...。まぁ俺が阻止して絞めたんすけどね」
(ナイス判断!!よくやったぞ名の知らぬ少年!!)
でもあれだね、もうたっくん芸能界でバカ売れ出来るレベルじゃん...。そもそもたっくんにはスペックが高過ぎなんだよ、家事はできるし、勉強もできて、ギターも弾けると来た...。それに顔が可愛いし、明るいし、おしゃれな服だって着こなすし、雷が苦手って事もあってギャップ効果で更に可愛さが増す。双子とはいえ、ぼっちちゃんのお兄ちゃんって事もあるから、まぁ怒るとちょっと怖いけど頼りにもなる。
................めちゃくちゃ理想的な人間じゃん!?
え?完璧過ぎない?完璧過ぎでしょたっくん!もう色々完璧過ぎるでしょ!?絶対に良いお嫁さ........、違った。お婿さんになれるでしょ!?絶対結婚した女性羨ましいって思う!!
「あ、俺宣伝ついでに菓子補充しに買いに行くんで!あ、あとうちの教室に行っても後藤はいませんよ」
たっくんが居ない?どゆこと?
「?どういう事?」
「隣の二組のメイド喫茶のヘルプに行ってるんですよ、なんか人手が足りなくなったって事で........」
人手が足りなくなった........?まさかぼっちちゃんバックれた!?
「取り敢えず、まずたっくんに聞いてみよう!何か分かるかもしれない!行くよリョウ!」
「イクゾー、デッデッデデデッ、カーン」
それから長い列を通り抜けて、ぼっちちゃんのクラスである二組に到着した。あの男の子の言ってる事が正しかったら、たっくんも中に居る...。
「やっほ〜」
「たっくん、其処に居るのは分かってる。もてなせ」
そして私とリョウが教室へ入ると................。
「あ、お帰りなさいませ!お嬢様♡」
ミニスカメイド服のコスプレしたたっくんの姿だった...。
もう一気に投稿してさっさと完結しようと思ってる5月の自分...。