基本漫画経由(改変ありまくり)で書くからそこんところよろしくね♡(クソキモボイス)
あと結構勢いで書くからね!!(ヤケクソ)
「ふんふふーん♪今日は〜待ちに待った〜高・校・生♪ひーちゃん一緒♪ひーちゃんと一緒♪とっても楽しみラン・ラン・ラーン♪」
どうも!後藤達也ことたっくんです!!
今日はなんと!高校の入学式です!!なのでとても心がウキウキしてます!!
なんてたって今朝起きたの午前の3時だからね!!(普段は5時)
なので今は僕とひーちゃんの分のお弁当を作ってますけど、今日は気合い、入れちゃいます!!(某戦艦風)
「よし!お弁当完成!!あ、そうだ!電車の時間チェックしておかないとね!」
そう言ってお弁当を布で包んで、携帯で電車の時間を確認する。今の所遅延の情報は...、無いみたいだね!良かったぁ〜遅延してたら今でも出発しないといけないからね。
今日から僕とひーちゃんの通う学校は、地元じゃなくて東京の下北沢に近い秀華高校に通うんです!理由は、ひーちゃんが
『誰も過去の自分を知らない所にしたい』
という事で、そんなひーちゃんの事を放っておける訳がないので僕も同じ秀華高校を選びました!!
もしかしたらまたひーちゃんが友達作りに失敗して、中学時代と同じ事を繰り返す可能性があるからね!
僕がひーちゃんのお友達作りをサポートするんだよ!!(宣言)
「む!そろそろひーちゃん起こさないといけないね!」
時刻は5時ちょっと過ぎ、そろそろ支度しないと電車に間に合わない可能性があるので早速ひーちゃんのお部屋へレッツゴー!
「ひーちゃん!起ーきーてー!入学式ですよー!」
「......たっくん」
あ!ひーちゃんの声が聞こえた!今日は早起きできたんだね!偉い!
「朝ご飯出来たよ!もしかしてお着替え中なのかな?」
「え、あ、うん...。でももう終わったよ」
お、ちゃんとお着替えも終わってるんだね!でもちゃんと着れてるかな?うーん、ちょっと気になるなー........。という訳でお着替えチェックします!!
「ひーちゃん入るよ!失礼しまーす!」
「あ、ちょっと........」
そう言って僕はひーちゃんのお部屋にいざ行かん!!そして部屋の押し入れが空いていたので、どうやら押し入れの中に居るようです。そしたらひーちゃんがギターを抱えてノートパソコンを弄ってました。
ひーちゃんの制服姿可愛い!!でも何でピンク色のジャージ着てるのかな?でもそれも可愛い!!
「おはよひーちゃん!ほら、早く朝ご飯食べよ?学校少し遠いから早く済ませいと、電車に乗り遅れちゃうからね?」
「わ、分かってるよ........」
それから僕達は朝ご飯を済ませて、歯を磨いて、僕も制服姿に着替えました!
うん!男の子の服もカッコいいね!でもひーちゃんの制服も着てみたいなぁ....。
「よし、僕も準備オッケー!あっとは〜ひーちゃんを待つだけ〜」
「お、お待たせ........」
ルンルン気分で必要な物も鞄を詰め終えて、ひーちゃんを待ってると、何故かバンドグッズにギターを持っていた。
「んん〜?ひーちゃん、何でギター持ってるの?」
「あ、あのね!こうすれば目立つと思って!きっと注目の的になって誰かに声を掛けられると思うの!」
う、うーん........。自信満々な所申し訳ないんだけどね?それだと痛い子だと認識されちゃうんじゃないかな〜?かと言って何もしないとなるとまた中学校の時と同じになっちゃうし........。そうだ!!
「待ってひーちゃん!僕がひーちゃんを可愛くしてあげる!」
「え?」
僕の作戦はこうだ。
僕達が乗る電車が来るのは今からあと一時間もない。この短い時間で何が出来るか、つまりひーちゃんをおしゃれにするんです!!まずはジャージの下に着てるTシャツをポイっして、スクールシャツに変更。そして、ストレートの髪型をポニーテールにして、完成!
そしたら学校に来たら『後藤さんのポニーテール似合ってるね!』って声を掛けられる筈!!
ジャージはひーちゃんのご要望で鞄にしまったのでオッケー!!
「うん!とても可愛いよひーちゃん!」
「そ、そうかな........」
「絶対にそうだよ!ひーちゃんは笑ってる顔が一番可愛いんだからもっと自信持とう!ほら、笑って!ニッコニッコニー!」ニパー
「ぐほぁ!?(吐血)」
「ひーちゃん!?」
何で血を吐いちゃったの!?ひーちゃんしっかりして!?ひーちゃああああああああん!!
〜秀華高校・校門前〜
私、後藤ひとりは双子の兄であるたっくんと一緒に秀華高校の校門前にいます。
遂に来た........、この日が........!
今度こそ、今度こそ友達を作る!友達100人作る!たっくんで言うと、友達100人作るんだよ!!(迫真)
「うわ〜!凄いねひーちゃん!桜が満開だよ!!お花見が出来るね!」
「た、たっくん........、声抑えて........」
「今日のお昼は桜の下で食べようね!」
オネガイ...ハナシヲキイテ...
『ねぇ、あの子........』
『うん........、あの子って男の子なんだよね?なんで顔が女の子なの?』
『さ、さぁ........』
と、周りの先輩方に声が聞こえてしまう。ごめんなさい、うちの兄が大変ご迷惑をおかけしました........。切腹でもなんでもしますからどうかお許しを........。
『ねぇ、あの男の子私達と同じ新入生らしいよ?』
『みたいだね〜、女子の制服着たらどうだろうね〜』
『........ありだね』
と、新入生の方々にもひそひそと声が聞こえてくる........。神様、どうかたっくんとは別のクラスでお願いしま..........、いや、同じクラスじゃないと私がヤバいんだ。神様、どうかたっくんと同じクラスにして下さいお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いします........(以下略)
〜1年2組・教室内〜
結果的に言うと、ダメでした。
たっくんは1組、私が2組になりました。
ま、まぁそんな事だろうと思ってたよ?だって私だもん........。
しかも折角たっくんにポニーテールして貰ったのに、誰も声を掛けてくれない........。これじゃあたっくんに申し訳ないよ........。
そう思った私はポニーテールから元のストレートに戻す。
........え?自分から声を掛けに行かないのかって?ははは!そんな事出来たら今頃友達100人どころか10000人出来てるよ!!(泣)
「最悪だ........。鬱だ、死のう........」
机にうつ伏せなってると、私専属の救世主様が君臨した。
「失礼しまーす、後藤ひとりさんいますかー?」
「っ!!!!!!!!」
教室の扉をゆっくりと全開にして、クラスの生徒が聞こえる声で私の名前を呼ぶ。
唯一私に声を掛けてくれる人物、それは有難い。有難いけど周りからの視線が痛い........!
たっくん、貴方は天使なのか悪魔なのか分からないよ........。
「あ、ひーちゃんみっけ!ごめんねー!実は朝渡したお弁当それ僕のなのー。それで、ひーちゃんのはこっち!そうだ!良かった一緒にお弁当食べようよ!」
「え、あ、え........?」
「あれ?ひーちゃん髪戻しちゃったの?んも〜うひーちゃんったら朝ポニーテールにしてあげたのに何で元に戻しちゃったの〜?もう一回ポニーテールにしてあげるからさ、そのまま動かないでね?」
そう言って何処から取り出したのか、ヘアブラシを片手に私の髪を梳かし始める。
........え"っ!?此処でやるの!?
「ちょ、ちょっとたっく........」
「ひーちゃん、暴れちゃめっ!だよ!」
「アッハイ」
私が振り返ったらたっくんが頬を膨らませて人差し指を立てて注意されたので即答しました。
あのですね?あんな顔見せられたら誰も言う事聞いちゃいますよ?
正直、グッときました。
そしてたっくんに好き放題やられて、再び私はポニーテールへと変身しました。でもねたっくん、折角ポニーテールしてくれても友達が出来る訳じゃないんだよ........。
「これでよしっ!とっても可愛いよひーちゃん!」
「あ、ありがとう........」
「どういたしましてだよ!」
あぁ...たっくんの笑顔が眩しい........。このままだと吸血鬼みたいに溶けちゃう........。
「それじゃあ早速お弁当でも........『後藤ー、悪いけどちょっと手伝ってくれないかー?』あ、はーい♪ごめんねひーちゃん、ちょっと行ってくるね!」
そう言ってたっくんは教室から去ってしまった。初日から先生に頼られるたっくん、恐るべし........。
........もしかして、たっくんはもう何人か友達が出来たの!?
「悪いなー、初日だってのに昼飯の時に頼んでしまって」
「気にしないで下さい!お力になれればとても嬉しいですから!もっと頼っても良いんですからね!これでもお兄ちゃんですから!」
「ははは、何でお前が
「んも〜う先生はご冗談がお上手なんだから〜」
........廊下でたっくんと先生のやりとりが丸聞こえなんですが........。
ほんとやめてたっくん.....。聞いてるこっちが恥ずかし........。
「「「後藤さん!!」」」
「ヒャイ!?(裏声)」
突然クラスの人達が私に声を掛けてきた。私は思わず女の子が出しちゃいけない声を出してしまった。
「今の誰!?」
「男の子なの!?女の子なの!?」
「どう言う関係!?」
などと質問のハイマットフルバーストを食らって瀕死の状態です。
もうやめて!私のライフはゼロよ!!
「エ...ア...ソノ.......」
「はっ!」
気がついたら知らない天井だ........。
もしかして此処って保健室........?私はどうして寝てたんだっけ........?
「あっ........、そうだ........」
確か、昼休みにたっくんがやってきて........。お弁当を間違えたからって私のと交換したのと私の髪をポニーテールに戻して、途中でたっくんは先生に頼み事で教室から出て行くと、クラスの人達から質問攻め................。
質問攻め!?そうだよ、私初めて声かけられたんだ!!なのに何で直ぐに気を失っちゃうんだ私のバカバカ!!
あーーーー!!やり直したい!!やり直したいよぉぉぉぉぉ!!絶対明日になれば何事も無かったかのようになってるもん!!
「うがああああああああああ!!」
「ひーちゃん!!どうしたの!?いきなり叫び声をあげて!?ってひーちゃん!?なんで保健室の壁に頭突きしてるの!?怪我しちゃうからやめなさい!!」
そう言ってたっくんが私の背中を抱きしめて壁から引き離していく。
流石はたっくん、男の子だから私より力があるからどんどん壁から距離が離れていく。
「どうしたのさひーちゃん!お昼休みに戻ってきたらひーちゃんスライム化してたからクラスの子達が驚いてたんだよ?」
「スライムになってたの!?」
「うん、ド◯クエで例えるなら、は◯れメ◯ル状態だったよ」
あっ、私の高校生活終わった........。
こんなの明日登校したら絶対変な目で見られる........。あぁ........、もうだめだぁ........、おしまいだぁ........。
「うっ、ううっ........」
「ひ、ひーちゃん........?」
「ごめんねたっくん........、折角のチャンスを、作ってくれたのに........。私......、台無しに........」
「え、それってひーちゃんに声を掛けてくれた人が居たって事........?」
「ごめん........、ごめんなさい........。ごめんなさい........」
悔しい...。今の私の心がその一言で満ちている........。もしたっくんが来なかったら、こうしてクラスの人から話し掛けて来なかったのかもしれないのに........。私は...、私は........!
そう思うと私の目から涙が溢れてくる。
「な、泣かないでひーちゃん!!ひーちゃんは悪く無いよ!!良く頑張ったね!!大丈夫!!またチャンスがくるよ!!」
「ううっ........」
「第一、僕がひーちゃんの教室に入ってきたのが失敗だったんだよ........。僕がちゃんとお弁当を間違わなければこんな事にはならなかったんだ........。つまりこれは僕のミスなんだ........。ごめんねひーちゃん...、ごめんね........」
たっくんの目から涙が流れる。なんで........、たっくんが悪い訳じゃ無いのに........。
「たっくん........」
「ひーちゃん........」
「たっくん!!」ダキッ
「ひーちゃん!!」ダキッ
「「うわあああああああああああああああああ!!(大号泣)」」
それから私とたっくんは落ち着くまで泣き出す。
「........早く帰りなさいよ」
尚、その時見ていた保健室の先生に見られた事に気がついたのは5分後の話しだった...。
〜最寄りの公園〜
僕とひーちゃんは、保健室で泣き終えた後、僕は落ち着いたけどひーちゃんはまだ落ち着いて無かったので、ひーちゃんを抱っこして最寄りの公園に向かってブランコで一休みする事にしました。
「ひーちゃん、ちょっとは落ち着いたかな?」
「う、うん........。ごめんね?その........、制服........」
「あ、ううん!気にしないで!僕は大丈夫だから、ね?」
僕が気にしないと言ってるけど、ひーちゃんはまだ暗い顔のまま。ひーちゃんは昔から引っ込み思案だったこともあり、上手く人の輪に入る事が苦手なのだ。僕が手を差し伸べさえすれば、上手く入れるけど、毎回上手くいくという訳じゃない。だから今回の失敗例もその一つだ。もっとひーちゃんに適切な環境を整えるべきだったね........。
........よし!一人反省会終了(ひーちゃんだけに)!!いつまでもクヨクヨしてたら幸せが逃げちゃうからね!
「あ、そうだ!ひーちゃん、飲み物買ってくるよ!何か飲みたいものある?」
「え、じゃあ........。ココア」
「はーい!ちょっと待っててね?直ぐに買ってくるからね!」
そう言って僕は駆け足で近くにある自販機に向かった。今回の失敗を反省して、今度こそひーちゃんのお友達作り成功させるんだ!そう思って僕は自販機に小銭を入れる。
........あれ?この自販機小銭入れたら返却されちゃうんだけど??
「はぁ........」
たっくんが飲み物を買いに行ってから、私はブランコで揺られながら溜め息を吐いていた。その姿からはとても華の女子高生とは思え無いほどの哀愁が漂っている感じが自分でも分かる。
もう学校行きたくない.....。此処に集う人は皆私みたいに孤独を抱えてるんだ.....。あそこに居るサラリーマンの人だってきっと家庭内別居とかで家に帰りづらいんだろうなぁ.....。
「あ!!ギターーーッッ!!
「ピッ」
そんな事考えてたら突然ギターと叫ぶ女性の声に思わず反応してしまった。まるでたっくんみたいな大声だったけどギターなんて持ってる人........、私しかいないか........。
........え"っ!?私!?
「それギターだよね?弾けるの!?」
「........、........!」
「........おーい?」
だ、ダメだ........。喋るの久しぶり過ぎてこっ、声が...。
「あ!いきなりごめんね?私、下北沢高校2年の伊地知虹夏」
「あっ.....後藤ひとりです。秀華高校1年.....」
よ、よし........。第一関門である自己紹介は出来た........!やったよたっくん!!
「私、 バンド組んでドラムやってるんだ。ひとりちゃんはギターどのぐらい弾けるの?」
いきなり名前呼び!?この人陽キャだ!!絶対そうだ!!
「あっ、そこそこ...」
「ちょっと今困ってて.....。無理だったら全然大丈夫なんだけど!大丈夫なんだけどちょっと困っててぇ.....」
絶対だいじょばないやつ!!私でも分かる!!この人ヤバい!!(語彙力)
「お願い!今日だけサポートギターしてくれないかな!?ギターの子が突然辞めちゃって....。.ある程度弾ける人ならすぐ出来る曲だから!!」
........え?それって今日? today? 今からライブハウスで演奏するの!?
「むっ、むっ........」
いっ、いや待て私よ!ずっとバンドしたかったのになんで怖気ついて........。
「ありがとう!早速ライブハウスへGO!」
おかしいって!?何も言ってないのに勝手に決められたんだけど!?私の意思は!?そのまま私の手を掴み、そのまま一本釣りよろしく引っ張り上げると、散歩をいやがる犬のリードを引くように引き摺って行く。
「ひーちゃん!お待たせ!ごめんね〜?其処にあった自販機が小銭入れても直ぐに返ってきちゃうから別の所に行ってたの!」
そう言って缶二つ持って迫るたっくん。
「ん?ひーちゃん?」
「あれ?見ない子だね...。ひょっとして他校の子かな?もしかして僕が居ない間に仲良くなったの!?凄い凄い!!ひーちゃんお友達出来たんだね!」
虹夏ちゃんの事を友達と誤解してしまうたっくん。
「え、あいや、これは........」
「えっと........、君は?」
「あ、初めまして!僕は後藤達也と言います!ひーちゃん...、ひとりちゃんの双子のお兄ちゃんです!!」
「えっ!?男の子なの!?全然そうに見えない!?」
「あははは!!昔から言われてるので気にしてませんよ!」
「そ、そうなんだ........。私は伊地知虹夏!下北沢高校の2年生だよ。よろしくね!」
「はい!よろしくお願いします!それにしても、どうしてひーちゃんを掴んでるんですか?」
「えーとね、かくかくしかじか」
「まるまるうまうま、成る程!つまりそう言う事ですね!それなら僕もお手伝いします!!」
「本当!?ありがと〜!それじゃあ早速案内するね!」
まるでF1マシーンのように話しが飛躍したけど、たっくんも着いていく事になりました。
でもたっくんが側に居てくれるだけで心強い........。
........それにしても、この二人のコミュ力どうなってんの?
ひーちゃんのポニーテール........。ありだと思わんかね?
俺はありだね!!(大迫真)