東方黒雲録   作:文才の無い本の虫

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戦闘描写むずいいい。


8「金の狂気と黒の正義」

 

「アハハハは!!【レーヴァテイン】!!」

 

 

 

フランが棒状の炎の剣?(名称的に)を振りかぶる。

 

剣士等で考えるとすきだらけだが、周囲は燃え盛り焦熱地獄のよう。

 

結界術で防御するも、勢いを殺し切れず後方に吹っ飛ぶ。

 

 

 

「いてて。【応急手当】。」

 

 

 

【応急手当】は傷を曖昧にして一時的に無かったことにする術。

 

これで少しは持つだろう。

 

フランが原型を留めていない部屋から出てくる。

 

 

 

「アハはっ!!黒って頑丈だね!!どうしたら壊れるの?」

 

 

「うん?フランの狂気(オマエ)が晴れたら。」

 

 

「うんうん。じゃあ無理だね!!ワタシ(狂気)は黒を壊して(フラン)が壊れるまで止まらないっ!!【カゴメカゴメ】!!」

 

 

 

フランが無数の魔力弾を展開する。

 

もしかして狂気自体に人格があるのか?

 

狭いところじゃ避けられないっ!

 

僕は地下から飛び出る。

 

フランは無数の魔力弾を連れて追ってくる。

 

 

 

「つぅ・・・【二拍全祓】っ!!」

 

 

「スゴイスゴイ!!【カゴメカゴメ】を全部かき消すなんて!!じゃあ、これはどう?!【スターボウブレイク】!!」

 

 

 

【二拍全祓】で【カゴメカゴメ】をかき消したのに次は速い直線攻撃かよっ。

 

えっと、防御!

 

 

 

「【風壁】!!からの【風縛陣】!!」

 

 

「アハハハは!!キュッとしてドカーン!!」

 

 

「はい?!」

 

 

 

無傷で拘束しようとしたら術が自壊した(・・・・)?!

 

ああ、フランの能力か!

 

うん?

 

したの方の本棚から悲鳴が?

 

 

 

「こあ、レミリアにこのことを伝えて来なさいっ!!」

 

 

「はい、パチュリー様!」

 

 

「魔理沙、今は一旦休戦よ!!」

 

 

「おう、本棚を守るぜ!!」

 

 

 

・・・何かすまん。

 

 

 

「ねぇ、黒。死んで!【フォーオブアカインド】!!」

 

「「「「【レーヴァテイン】!!!!」」」」

 

 

 

フランが四人に増え、それぞれが僕に向かってくる。

 

・・・。

 

飛んで躱していく。

 

それぞれのフランが魔法を使ったりしてくるため大変戦いづらい。

 

本棚をあの二人が守っていると言っても限度がある。

 

外に行くしかない。

 

そう思い、フラン達が追ってこれる最高速度で所々穴の空いている天井を突っ切る。

 

 

 

「フランっ!僕を捕まえてみろ!」

 

 

「「「「あはっ。まてまてぇ〜!!」」」」

 

 

 

攻撃は単純だが威力と量が桁違いだ!

 

僕は戦闘に向いてないんだよ!!

 

――でも外に出れば誰も巻き込まない!

 

 

 

「【空綴じ】!!」

 

 

 

周辺に被害が出ないように空間を綴る!

 

 

 

「なにこれ?!まあいいや!【カゴメカゴメ】!」

 

「結界だ!壊そう!【レーヴァテイン】!」

 

「不思議な結界!!面白いね!【スターボウブレイク】!」

 

「あはっ黒、死んで!【ブラッディカタストロフ】!」

 

 

「だぁあ!!【二拍全祓】!!」

 

 

「むぅ、また消された!!なら近くで!!【レーヴァテイン】!!私!援護して!」

 

「「「りょうかい!【カゴメカゴメ】!!」」」

 

 

 

フランの一人が【レーヴァテイン】を構えて突っ込んでくる。

 

うーん。

 

炎の剣には、水と言いたいけど僕はそんなの使えないし。

 

自身の力を均等に変換、妖力と霊力という相反するちからを神力で刀のカタチに織り上げる!

 

これなら【レーヴァテイン】だろうとたたっ切れる!

 

 

 

「【アメノムラクモ】ッッ!!だあああ!!」

 

 

「わっ!【レーヴァテイン】が!!」

 

「「「【ブラッディカタストロフ】!!」」」

 

 

 

飛んでくる魔力弾、魔法を一切合切叩き落とす。

 

するとフランがブレて一人に戻った。

 

 

 

「こうなったら、【レーヴァテイン×2】!!やあぁ!!」

 

 

 

どうしたらフランの狂気を無くせるかを考えながらフランと打ち合う。

 

くそったれ!解決策は何か無いのか?!

 

――ふと、母さんの言葉を思い出した。

 

――――「いいですか?貴方は何時か壁にぶつかるでしょう。そのときは、諦めてはいけません。願ってはいけません。下がってはいけません。ただひたすらに貴方の正しいと思う道、正義を貫きなさい!」

 

ああ、そうか。

 

取り敢えず、全力を出し切る!

 

 

 

「フランっ今助ける!!」

 

 

「アハハハは!!黒に私は救えない!!ワタシは黒を殺す!!アハハハは!!【カゴメカゴメ】!!」

 

 

「出来るできないじゃない!!助けが必要な女の子を助けられなくて!!何が神様だ!!【吠え立てよ我が正義】!!!!」

 

 

 

【吠え立てよ我が正義】で身体能力を極限まで引き上げる。

 

フランの【カゴメカゴメ】を躱し、切り、相殺しながら駆け抜ける。

 

――1つ思いついた。

 

僕はフランのためにフランの狂気を少しばかり残して喰らう。

 

そうすればフランの感情は失われず、少しの狂気ならフランの糧となるだろうから。

 

そのためには狂気を引き出すためにフランに触れる必要がある。

 

 

 

「【スターボウブレイク】!!【ブラッディカタストロフ】!!」

 

 

「【二拍全祓】っ!あと少し!!」

 

 

「アハハハは!!【レーヴァテイン】!!」

 

 

「【アメノムラクモ】ォ!!」

 

 

 

フランと打ち合う。

 

今だ!

 

【アメノムラクモ】で【レーヴァテイン】を強引に叩き切り、存在を曖昧にした左腕でフランの中の狂気を引っ張り出す。

 

【空喰い】で無理矢理僕の中に狂気を押し込む。

 

中でフランの狂気が暴れているのがわかる。

 

――アアアアアアッッ!!

 

煩い!

 

――ムゥ・・。

 

フランは狂気が消え、気を失った。

 

重力に従って落ちていくフランを抱き止める。

 

 

 

「これにて一件落着ってか。あー疲れた。帰って諏訪子と酒盛りしたい・・・。」

 

 

 

 

 

 




フラン:狂気に捕らわれていたお姫様ポジ。狂気に飲まれていた間の記憶はある模様。吸血鬼で魔法少女。ゴリ押しだけで神様の力のみの黒(傷を付けないという縛りアリ)と互角。ゆかりんに追いつけるかも?今章のヒロイン枠(お姫様ポジ)だがヒロインになることはない。

黒:神様の力のみ(神力と霊力全開の5割の本気)でフランと戦った。ノリで母に教えてもらった身体強化術【吠え立てよ我が肉体】を【吠え立てよ我が正義】と言ってしまった人。まあ意味は合っている気がする?最初から本気出せよ。

【二拍全祓】
黒の神力を使った術。柏手様の「二度の柏手でありとあらゆるものを祓った」という伝承を形にしたモノで、その伝承通りにありとあらゆるものを祓う(打ち消す、退ける)ことができる。

【吠え立てよ我が肉体】
黒の母親を最強足らしめた究極の身体強化術。体の氣と妖力(黒は神力、霊力も含む)を相乗させ肉体のスペックを限界まで引き出す。この術は使っている間、疲労や外傷内傷を治し続けるためエネルギーがある限り戦闘中に限界を超え成長する。黒はこの術を10分しか使えない。母は一日中使っていたとか。

【アメノムラクモ】
黒が創り出した刀。相反する霊力と妖力を神力で纏め刀のカタチに織り上げたもの。ありとあらゆる妖術、霊術、神通力を反発したたっ切る。究極の脳筋発想。
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