東方黒雲録   作:文才の無い本の虫

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フランはヒロインにはしないと言った。
レミリアをヒロインにしないとは言ってない。



6「盛大な誤解in紅魔館」

ああ、今日が来てしまった。

 

僕は今、レミリアからの(殺気の籠もった)手紙を持って紅魔館に向かっている。

 

 

 

「憂鬱だ・・・。」

 

 

〈アハハッ!!〉

 

 

「どうしたの?そんな上機嫌で。」

 

 

〈うーんとね。修羅場の予感!!アハハハはっ!!〉

 

 

「うげぇ・・・。憂鬱だぁ。」

 

 

 

暫くして紅魔館に着いた。

 

門番は此方に気付いたみたいだ。

 

瞬間、弾幕が飛んできた。

 

全部撃ち落とすが。

 

 

 

「おい、美鈴。どういうこと?」

 

 

「お嬢様から、貴方を歓迎して差し上げるようにとのことです。」

 

 

「はぁ。【二拍全祓】。」

 

 

「え゛っ。」

 

 

 

ズドンッ

 

取り敢えず、全力で美鈴を吹き飛ばして壁の壁画にして門を通る。

 

前途多難だ・・・。

 

〈あはっ☆人の不幸は蜜の味ってやつだね!〉

 

クラン、嬉しそうにしないの。

 

紅魔館の中に入る。

 

エントランスホールに咲夜が待機していた。

 

 

 

「おはようございます、先生。」

 

 

「おはよう、咲夜。なんで僕が招待されたのか知ってる?」

 

 

「・・・私からは何とも言えません。どうぞ此方に、お嬢様がお待ちです。」

 

 

 

咲夜に着いていくと大きな扉の前に着いた。

 

わあぉ。

 

凄い殺気だ。

 

何したかな・・・。

 

〈アハハハはっ!!お兄ちゃんファイトー☆〉

 

はぁ、頑張ります・・・。

 

 

 

「お嬢様、咲夜です。先生をお連れしました。」

 

 

「・・・入りなさい。」

 

 

 

大きな広間に入ると其処には凄まじい殺気を纏ったレミリアが玉座のような椅子に座っていた。

 

 

 

「よく来たわね、黒。貴方には問い正したい事が有るわ。」

 

 

「・・・何かな?」(嫌な予感)

 

 

「貴方とフランの娘についてよ!!」

 

 

「はい?」

 

 

「取り敢えず、フランを傷物にした事を後悔させてあげるわ!!」

 

 

「いや、ちょっとま「問答無用よ!!こんなに月も紅いから本気で殺すわよっ!!」

 

 

 

レミリアが僕に向けて弾幕をばら撒く。

 

ん?

 

いつの間にか外が夜になってる?!

 

しかもスペルカードルールにある隙間が無いし。

 

〈完全に殺る気だねー。〉

 

うへぇ、誤解だっていうのに。

 

僕は【アメノムラクモ】でその弾幕を叩き斬る。

 

 

 

「コレぐらい凌いで貰わないとね!神罰「幼きデーモンロード」!!」

 

 

「つぅ。拍符「二拍全祓」!」

 

 

 

レミリアは殺す気で当たったら不味そうな弾幕を張る。

 

僕は自身のスペルカードで迎撃するも、神力だけじゃ敵いそうにない。

 

 

 

「すまんがレミリア。僕達の(誤解を解く)為にも負ける訳には行かない!」

 

 

「何ですって?!貴方とフランの(娘の)為にですって?!ならフランの姉の私に勝って見なさい!!神槍「スピア・ザ・グングニル」!!」

 

 

「言われなくともぉ!!妖符(・・)「黒の矢雨」!!」

 

 

「妖力?!貴方、神じゃないの?!」

 

 

「僕は、何者でもないバケモノさ!!【アメノムラクモ】!!」

 

 

「ちぃ!【スピア・ザ・グングニル】!!」

 

 

 

僕は【アメノムラクモ】を構えて、レミリアは【スピア・ザ・グングニル】を構えてお互いに交差した。

 

相手に背を向けて着地する。

 

後ろからどさりと膝を付く音がする。

 

 

 

「黒、貴方強いのね・・・。惚れたわ。」

 

 

「・・・はい?」

 

 

「でも貴方はフランの婿。認めてあげるわ、貴方とフランの関係を。」

 

 

「・・・え?」

 

 

「どうしたのかしら?」

 

 

「フランとの関係って何?」

 

 

「婿じゃないの?」

 

 

「何故に?!」

 

 

「だって子供がいるじゃ無い。」

 

 

「・・・。レミリア、年齢を考えてみなよ。クラン、出ておいで。」(胃痛)

 

 

「はーい☆」

 

 

「・・・おかしいわね。」

 

 

「一応言っておくがクランドールはフランの娘じゃないぞ。」

 

 

「もしかして勘違いだったこと・・・?!」

 

 

「もしかしなくても誤解だよ!!」

 

 

「・・・(って事は黒はフリーってことかしら?)。」

 

 

 

レミリアが僕を見て舌舐めずりをする。

 

うーん。

 

悪寒。

 

そんなことは置いておいて、レミリアにフランとクランの事を詳細に説明した。

 

姉なので知る権利があるだろう。

 

クランはフランの狂気だったこと、僕の妹であること、フランとの娘ではないこと(此処超重要)。

 

 

 

「黒、勘違いしてごめんなさいね。」

 

 

「いや、誤解が解けたのなら良かったよ。」

 

 

「黒、貴方優しいのね。(ますます気に入ったわ。)私のことはレミィで良いわよ。」

 

 

「うん。あらためてよろしく、レミィ。」

 

 

「あはっ。よろしくね、レミリアさん!(あーあ。お兄ちゃん、修羅場確定だね☆)」

 

 

「ええ、よろしくねクラン。フランとも仲良くしてくれると嬉しいわ。」

 

 

 

その後、僕とクランはフランに会いに行った。

 

フランの部屋の前に着く。

 

 

 

「フラン、遊びに来たよ。」

 

 

「あ、黒!!・・・隣の子はだあれ?」

 

 

「初めまして、フラン。ワタシは出雲クランドール。お兄ちゃんの妹です!よろしくね、フラン!」

 

 

「わぁ。よろしくね、クラン!遊びましょ!」

 

 

「うん!」

 

 

 

フランとクランが並んでいると双子に見える。

 

 

 

「何して遊ぶ?」

 

 

「弾幕ごっこ!」

 

 

「よし、お庭に案内してあげる!クラン、着いてきて!」

 

 

「うん!」

 

 

 

二人は元気よく飛び出していった。

 

やべっ美鈴巻き込まれないかなぁ・・・。

 

 

 

「「アハハハはっ!!」」

 

 

「私の作った花壇があー!!」

 

 

 

・・・僕は何も聞かなかった。

 

うん。

 

そうしよう。

 

 

 

「先生、お嬢様がお茶でもとお呼びです。」

 

 

「レミィが?うん。ご相伴に預かろうかな。」

 

 

 

その後、レミィと咲夜の淹れてくれた紅茶を飲んでクランと神社に帰った。

 

なお、紅魔館の庭の更地とクレーター(大惨事)は見なかった事にした。

 

 

 




黒:疲れた。レミリアをレミィと呼ぶようになる。諏訪子、レミリア、黒の関係は如何に・・・!!

諏訪子:泥棒猫の予感・・・!!祟り神がアップを始めた。黒を奪うやつは祟って殺るぅ!!

クラン:友達が出来た。お兄ちゃんの修羅場・・・愉悦愉悦ゥ!!

フラン:友達が出来た。お姉様の恋を応援してる(愉悦愉悦ゥ!!)

レミリア:ヒロインに昇格。展開によっては当て馬に・・・。ライバルの予感。地味に初恋。果たしてれみりゃの初恋は実るのか?!
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