東方黒雲録   作:文才の無い本の虫

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ラブコメが書けない。
友人にアドバイスもらって書いた。
但し文章力がない。
駄文ですが、楽しんでくれたら幸いです。



8「日常回なはず!」

あの後、僕は紫と協力して振り撒かれた祟りや瘴気を洗浄した。

 

その時に紫から「結婚おめでとう」と祝の言葉を貰った。

 

紫に結婚式はどうするべきかと聞いてみたところ、幻想郷では結婚式はあまりしないらしい。

 

というか、種族や個人により感性から文化までばらばら、長命種は気が長い、等の理由で滅多にしないそう。

 

場合によっては博麗神社の宴会で結婚を報告とかざらにあるらしい。

 

僕はその後、諏訪子とレミリアと一緒に湖の住処で過ごしていた。

 

随分と諏訪子とレミリアは仲良くなったなあ。

 

そうだ、諏訪子とレミィに聞いてみよう。

 

 

 

「ねえ、諏訪子、レミィ。結婚式とかってどうしたい?」

 

 

「うーん。呼ぶ人もあんまり居ないし、私は黒と契を交わしてるからやらなくてもいいかな?」

 

 

「私は黒が居れば良いわ。それよりもこの姿(・・・)の事をどうにかしないといけないわ・・・。」

 

 

 

諏訪子、契ってなに?

 

・・・まぁそれは置いておいて、僕は成長したレミリアを見る。

 

色々あってレミリアは成長した。

 

原因は僕の血を吸ったことだ。

 

何か吸血鬼としての格が上がった影響で身体が成長したみたい。

 

諏訪子はスレンダーな美女だが、成長したレミリアは傾国の美女って感じだ。

 

身長も伸びたし・・・何処がとは言わないがとても大きくなった。

 

問題は、この成長が何の予兆もなく起きてしまったことだ。

 

正直言って一目ではレミリアと判らない程の成長だ。

 

〈小学生がいきなり高校生に成った位の変化だもんね。〉

 

うん。

 

咲夜とかフランになんて説明したものか。

 

〈何か(胸が)大きくなりました!って言えばいいんじゃない?〉

 

いや、だめでしょ。

 

あーでも咲夜とフランなら気付くか。

 

まあ、取り敢えず紅魔館に行こうかな。

 

 

 

「諏訪子、レミィ。紅魔館に行こう。取り敢えずレミィのことだけでも説明しとかなきゃ。」

 

 

「ええ、そうしましょ。」

 

 

「だぶるでーとってやつだね!」

 

 

 

・・・ダブルデートはちょっと意味が違うのでは?

 

そうして僕達は紅魔館に向けて飛び立った。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

紅魔館に着くと門の前には咲夜が待機していた。

 

 

 

「お帰りなさいませ、お嬢様。」

 

 

「あら、咲夜。わかるの?」

 

 

「咲夜、レミィのことがよく判ったね。」

 

 

「ええ。お嬢様のメイドですから。」

 

 

 

・・・。

 

咲夜ってさ不思議なことが沢山あるよね。

 

人間なはずなのにメイドになったときの姿のまま成長してないし、そういえばなんで事故現場にいたんだろ?

 

〈お兄ちゃん、女の子のヒミツは考えないほうが身のためだよ〜☆〉

 

うん。

 

その後僕達はレミィの成長を美鈴やフランに説明した。

 

美鈴は吃驚し、フランははしゃいで「お姉様、弾幕ごっこしよ!」とレミリアを連れて行った。

 

暫く咲夜と諏訪子とお茶をしているとしょんぼりとしたレミリアとフランが戻ってきた。

 

 

 

「黒、ヤバいわ。」

 

 

「どうしたのレミィ?」

 

 

「・・・力の制御が出来ないわ。」

 

 

「へ?」

 

 

「強くなり過ぎてるのよ。フランの攻撃でも無傷よ。」

 

 

「・・・わぉ。」

 

 

「黒、諏訪子。少しパチュリーに会いに行きましょう。」

 

 

 

そうしてパチュリーの居る大図書へ向かった。

 

パチュリーにそのことを話し、レミリアを調べてもらった。

 

するとパチュリーは押し黙った。

 

 

 

「・・・。」

 

 

「パチュリー、どうしたのかしら?」

 

 

「レミィ、貴方ヤバいわ。」

 

 

「ど、どうしたの?!」

 

 

「格が上がったってレベルの話じゃ無いわよ。レミィ、貴方は吸血鬼じゃなく成ったわ。」

 

 

「「え?」」

 

 

 

僕とレミリアの驚愕の声が重なる。

 

レミリアが吸血鬼じゃ無くなった?!

 

 

 

「パチュリー、どういうこと?」

 

 

「柏手様、貴方が原因よ。多分、吸血鬼の格が上がったのは間違い無いわ。でもその格を上げる材料が神の血だったのが問題よ。それによってレミィは吸血鬼だけど魔の天敵()っていう謎掛けみたいな存在になってるのよ。」

 

 

 

・・・何か僕と似てるなぁ。(現実逃避)

 

僕は気になったことをパチュリーに聞く。

 

 

 

「一応聞くけどレミィに害は無いの?」

 

 

「多分無いわ。精々吸血鬼の弱点が効かなくなるくらいね。そう考えると弱点が無くなった吸血鬼って悪夢ね。」

 

 

「レミィに害が無いなら良かった。」

 

 

「ああ、そうそう。言い忘れてたけど、ご結婚おめでとう。」

 

 

 

その後、僕達は紅魔館で昼食を取った後に湖の住処へ向かった。

 

レミリアは今も紅魔館に住んでいるが諏訪子と僕が住んでいる湖の住処(元神社)に泊まりに来るそうだ。

 

咲夜達からは「旦那様とごゆっくり」と言われたそう。

 

別に先生のままで良いのに。

 

両手に花ってこんな感じなんだろうか。

 

今僕は湖の住処の縁側で二人とのんびりしている。

 

右腕には諏訪子が、左腕にはレミリアが抱き着いている。

 

すると諏訪子が僕の名前を呼ぶ。

 

 

 

「黒。」

 

 

「ん?どうしたの諏訪子。」

 

 

「呼んだだけだよ。ちょっと言ってみたかったんだ。」

 

 

 

諏訪子が可愛い過ぎる・・・!

 

〈お兄ちゃん、重症だね。〉

 

そうしているとレミリアがポツリと言う。

 

 

 

「・・・ねぇ、黒、諏訪子。私は今、幸せよ。」

 

 

「うん。レミィ、僕もだ。」

 

 

「私も幸せだよ。黒が居るしね。」

 

 

「ええ・・・今はハンターが来ることも無いし、フランも外に出れるように成ったわ。旦那様もできたしね。でもね、ふと思ってしまうの。コレが私の能力が生み出した都合の良い夢なんじゃないかって。」

 

 

 

レミリアが僕の腕を強く抱き締める。

 

微かに震えているみたいだ。

 

 

 

「私は、怖い。この幸せが壊れるのが。私は運良く黒と諏訪子と出逢えたわ。でも、成長したお陰か視えてしまったの。黒と出逢えなかった私が。」

 

 

「・・・。」

 

 

 

諏訪子が気を利かせて腕を離してくれた。

 

僕は震えているレミリアを膝の上に載せて抱き締める。

 

 

 

「レミィ、大丈夫。此処に僕は居るよ。」

 

 

「レミリア、私も居るよ。」

 

 

「黒、諏訪子・・・。」

 

 

 

 

僕は諏訪子も抱き寄せる。

 

・・・少し僕も怖くなったみたいだ。

 

 

 

「諏訪子、レミリア。愛してる。」

 

 

「うん。私もずっと前から愛してる。」

 

 

「・・・ええ。愛してる、愛してるわ。もう、放さない。」

 

 

 

強く抱き締め合う。

 

――嗚呼、この二人をとても愛おしく感じる。

 

放さない。

 

紅の時の力及ばずはもうごめんだ。

 

二人を守れる位は強くなろう。

 

 

 

 

 

〈ワタシ、完全に空気だね・・・。お兄ちゃんの中に居るせいか甘ったるさで砂糖吐きそう。〉

 

 

 

 




黒:レミリアが大切になった。諏訪子とレミリア大好き。感情表現が下手くそ。地味に紅の件を気にしている。二人の大切さを再認識。二人を失いたくないので強くなろうとする。(既に紫の胃に大ダメージ)よし、かつて聖人だった友にアドバイスを貰おう!

諏訪子:レミリアを結構大切にしている。最初はレミリアが死んだ後の黒を独占するつもりだったが、別にレミリアと二人で独占しても良いかなと思い始めている。実は第二章のときに黒に付けた印はこれは私のモノ(良人)ですというもの。契約に紛れてつけておいた。神奈子は気付いた。

レミリア:簡単に言うと弱点が無くなった吸血鬼に進化した。それにより【運命を操る程度の能力】を完全に使えるようになったため、平行世界の自分の運命を視てしまう。身体のスペックを持て余している。ちなみに寿命は消えた。諏訪子は親友。

クラン:空気。おや?クランの様子が・・・。

紫:嫌な予感で胃が痛い。師匠がもっと強くなろうとしてる?!

かつて聖人だった友:次回登場予定。出てきたら紫の胃が死ぬ。格としてはアマテラス達より低いが信仰の力ではトップクラス。
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