東方黒雲録   作:文才の無い本の虫

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狂■〈お兄ちゃん(ワタシ)。血、吸っていい?〉(唐突)

■■者「ゑ?」(疑問)

狂■〈お姉ちゃんに許可は取ってるよ?〉(策士)

■■者「はい?いつ取ったのその許可・・・っていうか□□□は吸血鬼じゃないだろ?」(混乱)

狂■〈じゅるり・・・〉(舌舐めずり)

■■者「あ、話聞こえてないなこれ」(察し)

狂■〈いただきまーす!〉(押し倒す)

■■者「ちょ、ま・・・むぐっ」(されるがまま)

■闇「・・・兄妹で何してるのだ?」(ジト目)

狂■〈うーんとね、禁断の愛?〉(無邪気)

■闇「はぁ。・・・ほどほどにするのだー」(諦め)





作者「クランドールのヒロイン力アーップ!!」

友人「いいぞ!もっとやれ!!」


2「予感」

ゆっくりと一寸先も見えない黒色に沈んでいく。

 

何かに包まれている様な感覚。

 

――ああ、この黒色は■■か。

 

■■は負のモノだが諏訪子()()に向けた■■の裏返しだ。

 

確かに■■ほど強い呪いは無いと思う。

 

諏訪子()()を■し、()諏訪子()を■している。

 

互いに■し合い■い合っている。

 

嗚呼、ずっとこのまま諏訪子()と沈んで・・・。

 

 

 

 

◆◆◆◆

 

 

 

 

「うぅん。」

 

 

 

左側に寝てた諏訪子の寝言?の声で目が覚めた。

 

どうやら盛大に寝こけてしまった様だ。

 

諏訪子を起こさないように身体を起こして胡座をかく。

 

 

〈お兄ちゃん、おはよー。〉

 

おはよう、クラン。

 

僕ってどれぐらい寝てた?

 

〈うーんとね3日ぐらい?〉

 

3日かあ・・・ファントムの気配はしないしもう少しゆっくりしよう。

 

〈うん!あ、諏訪子お姉ちゃんが起きそうだからワタシは引っ込むね!〉

 

うん・・・?

 

〈どうぞごゆっくり〜☆〉

 

すると左側から声がした。

 

 

 

「あーうぅ?・・・黒だぁ。ぎゅーっ。」

 

 

 

にへらとした諏訪子が抱き着いてくる。

 

可愛いです。(重症)

 

あ、でもこの流れって・・・。

 

諏訪子が僕の胸に顔を埋める。

 

 

 

「すんすん。」

 

 

「えっと諏訪子?」

 

 

 

諏訪子が僕を押し倒した。

 

 

 

「黒、とっても美味しそう。」

 

 

 

諏訪子が僕の首筋に口を近づける。

 

――かぷっ

 

そういえばレミリアの吸血は牙で血を吸うけど諏訪子は歯を立てて傷をつけて出た血を飲んでるから傷が大きめなんだよなあー。

 

あ、そもそも諏訪子は吸血鬼じゃなかった。

 

〈お兄ちゃんを食べようとしてるんじゃない?諏訪子お姉ちゃんは蛇だし。〉

 

そーかもー。(貧血)

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

居間で諏訪子を膝に載せながら座っている。

 

暫くしてお盆を持ったレミリアが現れた。

 

 

 

「黒、おはよう。」

 

 

「レミィ、おはよう。あれ?手に持っているそれは?」

 

 

「黒のために作った朝餉よ。いるかしら、旦那様?」

 

 

「もらうよ。ありがとう、レミィ。」

 

 

 

レミリアからお盆を受け取り、ちゃぶ台にのせる。

 

お盆には白米とお味噌汁、焼き鮭?がのっていた。

 

 

 

「いただきます。」

 

 

 

手を合わせて食べ始める。

 

レミリアも料理が上手になったなあと思いながらお味噌汁を飲む。

 

きっと咲夜に教えてもらったのだろう。

 

この焼き鮭?(黒くて苦い)も外側を気にしなければ美味しく食べられる。

 

 

 

「・・・少し火力を間違えちゃったわ。」

 

 

「うん。美味しいよ。」

 

 

「本当に?」

 

 

「レミィが僕の為に用意してくれたんだ。美味しくないわけ無いでしょ?」

 

 

「そう・・・。」

 

 

「ん。ご馳走さまでした。」

 

 

「はい。お粗末様でした・・・で合ってるかしら?」

 

 

「うん。」

 

 

 

そうしてレミリアと一緒に洗い物をする。

 

料理は上達しても片付け等はまだまだみたい。

 

〈ワタシも手伝うー!〉

 

おお、助かるよ。

 

 

 

「あら、クラン。手伝ってくれるのかしら?」

 

 

「うん!レミリアお姉ちゃんは危なっかしいからね☆」(言葉の矢)

 

 

「かはっ・・・た、助かるわ。」(グサッ)

 

 

 

あ、レミリアがクランの一言で崩れ落ちた。

 

・・・まあ、うん。

 

平和だ。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

ある日、縁側でクランを膝にのせてお茶をしていた僕は嫌な予感を感じた。

 

なんだろうか。

 

諏訪子達と離れ離れになる。

 

そんな予感がする。

 

 

 

「クラン。」

 

 

「お兄ちゃん・・・嫌な予感がすんるんでしょ?」

 

 

「うん。」

 

 

「ワタシも感じた。諏訪子お姉ちゃん達と離れ離れになる予感。」

 

 

「・・・頼みがある。」

 

 

「・・・お姉ちゃん達には黙っておいて欲しいってことでしょ?ワタシは出雲黒(出雲クランドール)なんだからわかるよ。このことはワタシとお兄ちゃんだけの秘密ね☆」

 

 

「クラン、ありがとう。」

 

 

「どーいたしまして!」

 

 

 

僕は膝の上で足をばたつかせているクランドールの頭を撫でる。

 

 

 

「むふー。お兄ちゃん、もっと撫でて。」

 

 

 

・・・何だこの(カワイイ生き物)は。

 

僕は無言でクランドールを撫で続ける。

 

ヤバい。

 

癖になりそうだ。

 

クランドールから幸せオーラ?みたいなのが出ている気がする。

 

あー幸せ。

 

〈・・・(お兄ちゃん、何があってもワタシだけは側に居るよ)〉

 

ん?

 

 

 

「クラン、何か言った?」

 

 

「うーんとね、幸せーって。」

 

 

「・・・僕も幸せだよ。」

 

 

「うん!」

 

 

 

クランドールの笑顔につられて僕も笑顔になる。

 

うん。

 

こういう時のことを幸せな時間と言うのだろう。

 

あ、諏訪子とレミリアもやってきた。

 

二人のお茶を淹れなきゃね。

 

 

 

「クランも手伝ってくれるかな?」

 

 

「うん!お兄ちゃん!」

 

 

 

そうして僕とクランドールは諏訪子とレミリアのお茶を用意するために台所に向かった。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

side■の■■者

 

 

 

「お兄ちゃん、大結界の改竄を開始するよ!」

 

 

「うん。ルーミア、聞こえてる?」

 

 

 

僕は水晶の向こうにいるルーミアへ声をかける。

 

 

 

「聞こえてるのだ。予定通り今から"帳"を下ろすのだー。」

 

 

「おっけー。□□□、大結界は?」

 

 

「うーんとねもう少しで穴を開けられるよ。」

 

 

「よし。シンシア、頼む。」

 

 

「わかってるわ。✳✳✳✳✳✳✳✳・・・『開け』。」

 

 

 

シンシアによって大結界に穴が出来る。

 

□□□も準備を終え、僕の隣に立っている。

 

 

 

「シンシア、ありがとう。」

 

 

「師匠、礼は不要よ。世界を救いに行くんでしょう?」

 

 

「うん。じゃあ、行くよ。・・・また今度。」

 

 

「ええ、また今度。」

 

 

 

僕と□□□は大結界の内部――幻想郷に向かって飛翔した。

 

 




黒:諏訪子とイチャイチャ?していた。クランドールとはほのぼのと過ごした。嫌な予感がする・・・。

諏訪子:黒は美味しく頂きました。ラスボス系ヒロインになるかも?

レミリア:メシマズキャラを脱却。家事スキルはあまり進歩なし。

クランドール:ヒロイン力アップ中。物語の鍵。好きなものはお兄ちゃん。

■の■■者:無事に幻想郷に侵入を果たした。未来を救う為に!

■の狂■:大結界への改竄を成功。ゆかりん半泣き。

ルーミア:彼らの協力者。
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