東方黒雲録   作:文才の無い本の虫

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友人「ルーミアってさ、ギャップがあったら可愛いと思わん?」

作者「?」

友人「協力者じゃなくて従者にしない?」

作者「は?」

友人「誰かに仕えるEXルーミアを見たい!書け!」

作者「無理」

友人「ほい、原案」

作者「・・・お前、これ前々から考えてたよな?」

友人「あたり前!」

作者「はあ・・・」

友人「あと修羅場が見たい!」

作者「そっちが本音だろ?!」

友人「あ、バレた?」



というわけで急遽ルーミアのキャラを変更した為に少し台詞等の齟齬が生じます。



5「作戦開始!!」

イエスが考えた作戦?はこうだ。

 

まず僕とクランが幻想郷に察知されずに潜伏、諏訪子が『終末を告げる妖精』に成る『約束の時』を待つ。

 

次に『約束の時』に起こる世界の崩壊をイエスが幻想郷の内部から、ブッダが幻想郷の外部から支える。

 

その間に僕とクランで諏訪子を止めて『終末を告げる妖精』を僕が吸収(・・・・)する。

 

イエスによると諏訪子の『終末を告げる妖精』は元々は僕の能力らしい。

 

世界の記録(アカシックレコード)と云うものに記載があったとか。

 

因みに僕は『始まりの妖怪』ではなく『始まりの妖精』で『始まりの恐怖(終わり)』という概念が元になっているらしい。

 

へー初めて知ったんだけど?!

 

まあそれは置いておいて、幻想郷に侵入する為には大結界に穴を開けなきゃいけない。

 

しかも紫と霊夢に気取られないように。

 

・・・シンシアに協力を煽ごう。

 

 

 

「って訳でイエス、シンシアの居場所って知ってる?」

 

 

「・・・黒、そのシンシアというのは魔法使いの真祖かい?」

 

 

「うん。」

 

 

「あーなるほどね。彼女が黒の弟子だったとはね。

 

 

 

イエスは世界の記録(アカシックレコード)から知識を引っ張って来れるみたいで凄く助かる。

 

 

 

「彼女は今、神綺と名乗って魔界の神をしているよ。」

 

 

「へー・・・え?魔界の神?!あのお転婆娘が?!」

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

というわけで今僕とクランは魔界に来ています。

 

何ていうか・・・殺風景だなあ。

 

 

 

「殺風景で悪かったですね、手を叩く者(Claper)。」

 

 

「あ、シンシア。久し振り。」

 

 

「ええ、お久しぶりです。此処に何用ですか?」

 

 

「ああ、少しシンシアの力を借りたくてね。」

 

 

「私の力ですか?」

 

 

 

シンシアに今の状況を説明する。

 

 

 

 

「幻想郷が?!幻想郷にはアリスちゃんが!!手を叩く者(Claper)!!協力すれば幻想郷が滅んだりしないのですよね?!」

 

 

「う、うん。」

 

 

「なら協力します。これを。」

 

 

 

 

シンシアが水晶を創り出した。

 

彼女によると連絡が取れる魔導具らしい。

 

 

 

「いいですか?くれぐれも!くれぐれも!!アリスちゃんに迷惑を掛けないように!!」

 

 

「う、うん。」

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

魔界からの帰り道、闇を纏った金髪幼女に会った。

 

 

 

「あ、王様なのだー。初めてあったのだー。」

 

 

「王様?どういうこと?」

 

 

「王様は王様なのだー。」

 

 

「?・・・僕は出雲黒。君は?」

 

 

「私はルーミアって言うのだ。よろしくなのだー。」

 

 

〈・・・お兄ちゃん、この子お兄ちゃんの眷属だよ?〉

 

 

「え?ルーミアって僕の眷属なの?」

 

 

「そーなのだー。」

 

 

 

暫くルーミアと話しているとわかったことがある。

 

まずルーミアは僕の眷属だということ、封印されて弱体化していること、大結界を抜けてきた幻想郷の住人(・・・・・・)だということ。

 

 

 

「なあ、ルーミア。もしかして能力で紫を誤魔化せたりする?」

 

 

「うーん。封印が解ければ妖怪の賢者位なら誤魔化せられるのだー。」

 

 

〈お兄ちゃん、ルーミアちゃんってもしかして強キャラ?〉

 

 

 

取り敢えずルーミアを連れてアパートに戻った。

 

 

 

「イエス、この封印って解けたりする?」

 

 

「余裕さ。ほいっ。」

 

 

「わはー!」

 

 

 

イエスにルーミアの封印を解いてもらうとルーミアが闇に包まれて成長?し始めた。

 

成長が止まると其処には黒のセーラー服を着た金髪の美少女がいた。

 

 

 

「・・・ルーミア、何でセーラー服?」

 

 

「黒様が好きそうだったからです。」

 

 

「お兄ちゃん、セーラー服着てあげようか?」

 

 

「・・・。」

 

 

「で、黒様。私は何をすればいいのですか?」

 

 

 

ルーミアに現状を話す。

 

 

 

「なるほど。」

 

 

「ルーミア、協力してくれないか?」

 

 

「・・・黒様、私は貴方の下僕。私は貴方の命令が至上の喜び。そうできています。だからお願いではなく命令して欲しいのです。」

 

 

〈お兄ちゃん。〉

 

 

「・・・ルーミア、命令だ。僕を手伝ってくれ。」

 

 

「はい、我が王。一生(・・)仕えさせていただきます。」

 

 

「ん?」

 

 

〈セーラー服美少女の従者(意味深)ゲットだね☆〉

 

 

 

クラン?何か従者の後に何か付けなかった?

 

っていうか一生?!

 

〈何も〜。まぁ、修羅場は覚悟しておきなよ☆〉

 

・・・はい。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

イエスの住んでいるアパートの隣の部屋を借りてでクランとルーミアと暮らし始めて数年が経った。

 

ルーミアは予め幻想郷内で待機してもらい僕達を誤魔化してもらう為に今は居ない。

 

うーん。

 

―――黒様、黒様!

 

ルーミアの忠犬?感は少し重いけど居ないと寂しいな。

 

〈・・・お兄ちゃん、毒されてる。〉

 

・・・。

 

 

 

手を叩く者(Claper)、準備が出来ましたよ。クランドール、大結界の改竄の準備をしますよ。」

 

 

「はーい!お兄ちゃん、ワタシも大結界の改竄の準備するね!」

 

 

 

クランが大結界の改竄の準備をするためにシンシアについていく。

 

今回はイエスの作戦に追加で突入時にクランとシンシアに幻想郷から外に黒幕が逃げないように、現代に余波が行かないように大結界に手を加えてもらう。

 

僕でも改竄は出来るのだがクランの方が得意だったので僕が周囲の警戒をすることになった。

 

警戒といっても予め周囲の悪霊や野良惡魔等は駆除したし、イエスに過保護な天使達が哨戒をしているのでやることは殆どない。

 

 

 

「お兄ちゃん、準備出来たよ!」

 

 

「わかった、すぐ行く。」

 

 

 

地面には大きな魔法陣が描かれている。

 

 

 

「お兄ちゃん、大結界の改竄を開始するよ!」

 

 

「うん。ルーミア、聞こえてる?」

 

 

 

僕は水晶で幻想郷にいるルーミアへ声をかける。

 

 

 

「はい、黒様。予定通り今から"帳"を下ろします。こちらでお待ちしております。」

 

 

「うん。ありがとう。でもそんなに固くなくていいのに・・・。クラン、大結界は?」

 

 

「うーんとね改竄は終わったしもう穴を開けられるよ。」

 

 

「うん。シンシア、お願い。」

 

 

「わかってるわ。✳✳✳✳✳✳✳✳・・・『開け』。」

 

 

 

シンシアの呪文により魔法陣が輝き、空間に穴が出来る。

 

クランは準備を終え、僕の隣に立っている。

 

 

 

「シンシア、ありがとう。」

 

 

手を叩く者(Claper)、礼は不要です。世界を救いに行くのでしょう?」

 

 

「うん、結果的にはね。じゃあ、行くよ。・・・また今度。」

 

 

「シンシアさん、また今度!」

 

 

「ええ、また今度。」

 

 

 

僕とクランは大結界の内部――幻想郷に繋がっている穴に飛び込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

〜おまけ〜

 

 

ル「黒様、クラン様、朝ですよ。起きてください。」

 

 

黒「うーん。おはよう、ルーミア。」

 

 

ク「ルーミアちゃん、おはよー。」

 

 

ル「はい、おはようございます。朝食は黒様とクラン様の好物ですよ。」

 

 

黒「うん。今行くよ。」

 

 

ル「あ、黒様。寝癖がついてますよ。直しますね。」

 

 

ク「(何か従者っていうよりも新妻みたいな?)」

 

 




黒:修羅場確定。元々は妖精だったことが判明した。そして眷属セーラー服美少女従者をゲット。書く側を考えろ。

クラン:色々とはっちゃけた妹。ルーミアからは様付けで呼ばれている。魔法使いとしては黒より上。

イエス:適当にルーミアの封印を解いた。めっちゃ吃驚した。その後黒をセーラー服ネタでからかった。

ブッダ:空気。

ルーミア:黒の眷属。まだ見ぬ自身の王を探しながら永い時を生きていた常闇の妖怪。昔封印された結果知能が落ち、容姿も幼くなった。永い時の中で自身の王への想いが重くなっている。裏設定で黒の残滓の一部が元になったとも。実は頑張って敬語にしている。


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