東方黒雲録   作:文才の無い本の虫

46 / 60
作者「ルーミア書くのきつ過ぎ!!」

友人「もはや別物w」

作者「おまえが原因だろ!!」

友人「修羅場の内容も頑張って考えろよww」

作者「おい!」


6「帰ってきてやらかした男」

「黒様、朝ですよ。」

 

 

「お兄ちゃん、朝だよー。」

 

 

 

ルーミアとクランの声で目が覚める。

 

 

 

「おはよう、ルーミア、クラン。」

 

 

「おはようございます。」

 

 

「おはよー!」

 

 

 

今僕達は竹林の屋敷で暮らしている。

 

何故竹林の屋敷に居るかというと結界の影響で屋敷の外に僕達の存在がバレず、紫でさえ覗くことが出来ないからだ。

 

幻想郷に潜伏し始めて今日で数年位だろうか。

 

僕とクランはいずれ諏訪子が成る『終末を告げる妖精』に対抗するべく力を溜めている。

 

そのため、僕は紫並の長時間睡眠者となっている。

 

まあ、ルーミアが朝御飯の準備とか掃除とかしてくれるからあまり大変なことにはなってない。

 

・・・ヤバい、ルーミアが手放せなくなりそう。

 

〈お兄ちゃん、ルーミアちゃんに毒されてるね☆〉

 

ほんとその通りだよ。

 

人を駄目にするってやつだね。

 

 

 

「ルーちゃん、料理上手になったね〜。」

 

 

「ありがとうございます。練習しましたから。」

 

 

「ルーミア、今日の朝御飯も美味しいよ。」

 

 

「そんな、身に余る幸栄です!」

 

 

 

ルーミアはここ数年で家事能力が上がっている。

 

料理は美味しいし、掃除洗濯なんでもござれ。

 

ルーミア、君は一体何を目指してるんだい?

 

〈お兄ちゃんの下僕(意味深)でしょ?〉

 

そうだね・・・。

 

 

 

「黒様、そろそろお昼寝の時間ですね。お布団敷いておきました。」

 

 

「あ、ルーミア。ありがとう、助かるよ。」

 

 

「おやすみなさい、黒様。」

 

 

「うん。一眠りしてくるよ。」

 

 

 

僕はルーミアの敷いてくれた布団に潜り込む。

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

side:ルーミア

 

 

――黒様。

 

ずっとずっと探していた私の王様。

 

愛しい愛しい私だけの王様。

 

私が王様の役に立っていると実感出来るのが至上の喜び。

 

早く命令して欲しい。

 

王様のためなら私は何だってする。

 

たとえ私を愛して(・・・)くれなくとも。

 

私はそのために此処に居るのだから。

 

 

 

「ねえ、ルーちゃん。」

 

 

「なんでしょうか?クラン様。」

 

 

 

黒様の半身、妹であるクラン様が声をかけてきた。

 

 

 

「一緒に寝よ?」

 

 

「一緒にですか?」

 

 

「うん。今ならお兄ちゃんと一緒だよ?」

 

 

「な、黒様と・・・?!」

 

 

 

黒様と同じ布団に入れる?!

 

それはもう同衾と云うことでは?!

 

しかもクラン様公認?!

 

 

 

「ぜひ!」

 

 

「うーん、ルーちゃんならそう言うと思った。行こう!」

 

 

「はい!」

 

 

 

そうして私はクラン様の後についていった。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

約束の時がきた。

 

ルーミアとクランとの隠居生活を始めてから5年位経ったころかな?

 

イエスから連絡がきた。

 

一週間後に約束の時が来ると。

 

そして今日がその当日。

 

ルーミアの闇の中で待機して強襲する簡単なお仕事だ。

 

まぁ、頑張って数年間力を溜めたから負けない・・・と思う。

 

 

 

「ルーミア、クラン、行こう!」

 

 

「はい!黒様(マスター)!」

 

 

「うん!」

 

 

 

ルーミア、最近僕のことマスターって呼んでない?

 

まあ、いいか。

 

ルーミアの闇に包まれながら博麗神社に向かう。

 

時間的にはそろそろ僕が飛ばされる筈だ。

 

 

 

「黒様!!」

 

 

「っ!!」

 

 

 

神社から濃密な死の、『終わり』の気配がする。

 

急ごう。

 

ルーミアは、担ぐか。

 

 

 

 

「ルーミア、間に合わなそうだから担ぐよ!」

 

 

「へ?」

 

 

 

僕はルーミアを持ち上げて、俵のように――俗に言うお米様抱っこをする。

 

クランは僕の首にしがみついている。

 

妖力を全開にして飛ぶ。

 

神社が見えてくる。

 

神社では黒い靄を纏った諏訪子が惡魔を消し(・・)、周囲に『滅び』を撒き散らしていた。

 

・・・何かレミリアの時を思い出すなぁ。

 

少し向こうを見ると・・・「ジーザス」のTシャツを着たイエスがレミリアや紫達を守っている。

 

・・・嘘だろおまえ、何故にそのTシャツできたの?

 

ブッダ、なんで止めなかったの?

 

まあ、後で聞こう。

 

僕は諏訪子とイエス達の中間地点らへんに向かって降下する。

 

 

 

「やあ、諏訪子。戻ってきたよ。」

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

side:紫

 

 

クロが時も世界も踏破して(・・・・・・・・・)戻ってくる?

 

それってクロは時空の彼方へ飛ばされたってこと?!

 

それは戻って来れるのだろうか?

 

 

 

「大丈夫さ、彼はもう来てるよ。」

 

 

 

すると向こうから巨大な妖力を感知した。

 

この妖力は、クロ?!

 

なんて強さなの?!

 

その妖力の塊が私達と洩矢諏訪子の間に降り立つ。

 

 

 

「やあ、諏訪子。戻ってきたよ。」

 

 

 

・・・。

 

クロ、流石に美少女二人を連れて傷心?中の自分の妻の前に登場とか頭大丈夫かしら?

 

 

 

「黒、君は一体何を目指してるんだい?私にはわかりかねるよ・・・。」

 

 

 

流石に只のおじさん(自称)も予想外だったみたいね。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

「・・・黒?」

 

 

「うん。」

 

 

「・・・本物?」

 

 

「うん。」

 

 

 

諏訪子が攻撃を止め僕の前に降りてくる。

 

諏訪子の瞳にさっきまで無かった理性の光が見える。

 

 

 

「黒?・・・黒だ!!」

 

 

 

諏訪子が飛びついてきた。

 

僕は諏訪子を受け止める。

 

凄く懐かしい。

 

〈あ、不味っ。〉

 

あ、何かとてもとても嫌な予感がする。

 

 

 

「すんすん。・・・ねぇ、黒?ナンデシラナイオンナノニオイガスルノ?」

 

 

 

諏訪子から黒い靄が出てくる。

 

諏訪子の理性が消える。

 

濃密な死の気配。

 

うーんと、弁解の余地は無さそう。

 

〈かなり不味いね、お兄ちゃん。〉

 

どうしようか。

 

〈愛でも叫べばいいんじゃない?〉

 

そっかあ。

 

叫べればいいね。

 

 




黒:絶賛修羅場中☆何も言うことは無い。

クラン:恋のキューピッド(笑)。黒限定修羅場メーカー。がしかし今回の修羅場はクランの関与しない偶然。

イエス:神(のTシャツのセンス)は死んだ!!

ルーミア:黒を愛する従者。重いよー。友人の原案から設定を流用。黒へ一方的な愛と忠誠を捧ぐ。闇の中はルーミアの匂いで満たされている。

諏訪子:黒が帰ってきた!!と思ったら浮気かな?とブチ切れ。誤解(あながち間違いではない)なんだ!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。