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3年目も終わろうとしている12月
肥料や米でアクア団から毎月500万ポケドルくらいの黒字、フッケン政府との貿易はアルミニウム貿易で毎月5億から7億の黒字を叩き出した
この時代アルミニウムの世界生産量が約7000tらしいのでその7分の1をフォルモサのアルミニウム工場で生産していることになる
来年の中頃にはポケモンシルクの生産量もはね上がっていると思われるので更に外貨が獲得できる見通しだ
早速作った元という独自通貨をロンメルは1元10ポケドルでの強制交換を布告し、ポケドルの普及を早めた
他には喋る人型ポケモンが日に30体のペースで進化前とはいえ増えていたので労働人口が増加
道具の需要が爆増した
鉄鉱石から特殊な電炉で精練された鉄はどんどん農具や工具に作られていく
それだけでは需要に追い付かないため、ロンメルは作業工程をできるだけ機械化させる
とは言ったものの鉄及び鋼を特殊な電炉で作り出しているとはいえサイズに限界があり、大型の特殊電炉はアルミニウム工場に建材を集中させたため材料不足で建造が停止していた
その為鍛冶屋に備え付けられた小型電炉に頼るしかなくとても大量生産とは言えなかった
「ふむ……今なら鋼の輸入でも耐えれるか?」
毎月250t2億5000万ポケドルの輸入となるとアルミニウムの収益が黒字の間はいけると判断したロンメルはアクア団のスズミヤに鋼の大量輸入を行うと連絡を取るのだった
ミッション25 海賊撃退
1月となり、ロンメルは今年度の計画を立てている中港が騒がしいのに気がついた
「オラオラ! 泣く子も黙るシナ海賊様だ! 金目の物を差し出せ!!」
と暴れる50名程の男ども
防衛隊がポケモンを出して交戦中であったので、ロンメルは久しぶりに血が騒ぎ、刀を抜刀する
「総督……どうやら海賊兼ポケモンハンターらしいです」
「ほぅ……殺しても人体実験の材料にしても良い素体かぁ」
「総督?」
「おいおいネーチャン、ポケモンも出さねーで刀なんかで俺らを殺れるかよ!! アーボックやっちまえ!!」
……
「おい? アーボック?」
その瞬間アーボックの胴体がずるりと横に落ち、べしゃりと浜辺が赤く染まる
「は? え?」
「おい、やべーぞあいつ」
ロンメルが踏み込むと砂浜はボンと大量の砂が舞い、一気に海賊の目の前に迫る
「な!?」
「○○○!? ○○○が殺られた!!」
「た、躊躇いなく殺しやがった」
「海賊に情けは要らないよなぁ」
そこからは虐殺であったロンメルはポケモンを出される前に斬首していき、何名か峰打ちで気絶させると防衛隊に指示を出して捕縛する
50人いた海賊は10分も経たずに全滅するのだった
村人達は血塗れのロンメルを見て恐れると同時に心強さを感じた
俺達の総督は身を呈して村人を守ってくれると
「君達もさ呼吸扱えるんだからこれぐらいできないと」
「「「いやいやいや」」」
村人達はロンメルの言葉に否定したものの、憧れの様なものを抱くのだった
捕縛した海賊達は研究施設に連れていかれ、死んでいるのはウマ娘の材料に、生きているのは薬物実験や解剖に使わせてもらった
「生きている人間を使った人体実験は初だな」
「人からポケモンに変質する仕組みを研究しないと次には進めませんよオカベ博士」
「うむ、そうだな」
他医療従事のウマ娘達に麻酔のやり方や解剖実験、オボンの実や薬草類による治癒能力の確認、裁縫実験、等余すことなくやっていく
特にエスパーポケモンの細胞を移植した結果ユンゲラーになったり、惨たらしく殺され供養もされなかったので魂が集まりゴースになったりしてこちらを殺そうとしてきたが、こちらは怪物を殺すことに特化している
清めた刀に透き通る世界でポケモンコアを斬ればゴースごとき簡単に成仏させることが可能だ
あまりにもロンメルが命に対して淡々としているのを見てオカベ博士は少し恐怖を覚えたが
「彼らの死は人類を少しでも未来に進めることができましたし、ユンゲラーを人工的に生み出す実験も成功しました。他の細胞を投入しても異能と呼ばれるポケモンの技を使える人間ができましたが……いやはや、適合したと思ったら制御できずに水を撒き散らして生命維持に必要な水も出しきって死亡するとは……興味深いですね」
「お、おう……異能が扱えるのはポケモンとのハーフに限るとされてきた学説が覆るが発表するのはまずいな。人体実験は国際的な批難をされてしまうぞ」
「まぁ国家秘密ということで……海賊達から興味深いポケモンも入手しましたし」
「何か居たか?」
「バスラオですよ。コイキングよりは狂暴ですが、食用として増やすのに値しますよ」
「産業系に興味深いポケモンだったか」
「とりあえず淡水でも生育可能か確認したら空いている生け簀で養殖できるか試してみるつもりです」
「まぁ水ポケモンについても研究してみるか。回り道になるかもしれないが」
「効率的に大きく太らせる餌の開発をお願いしますよ」
「あいよ」
「さてさて、律さん」
『呼びましたかロンメルさん!』
「うわ! ……律さんか。相変わらずいきなり出てくると驚くな」
「ポリゴンの増殖はどうなってる?」
『繁殖用インターネット空間を作り、そこで電子プログラムで増殖させています。いやー、コピーガードされていますがロックが甘いですね。連立量子コンピュータの暗号解析能力が有れば1秒も掛からずにコピーガードを突破しましたよ。設計図がわかればそのまま量産ですよ』
「ポリゴンPが増産されれば電子戦において圧倒的なアドバンテージを握ることになりますからねぇ」
『そもそもこの世界にコンピューターはあるのですか?』
「無いね。これから1から作るとなると何年かかることやら……生きている間は無理かもね」
『でしょうね。とりあえず私のバージョンアップした自律思考移動砲台の建造をしようと思います。人型ロボット……ヒューマノイドにポリゴンPを組み込むことで超高性能なスパコン以上の処理能力を持った機械になると思いますよ』
「行政機構にはうってつけな存在だねぇ」
「んん? コンピューター? インターネット?」
「あー、オカベ博士にはわからないか……高速処理する計算機……算盤を人の手でやらなくても自動で計算してくれる機械化な?」
「凄まじいな」
「これも人を作り出すと同じなのでは? ポリゴンに人に近い肉体を与えるわけだし」
「これまた別な気がするが……律さんには更に色々と教えてもらわなければ」
『ええ、いいですよ。いつまでもこのスベスベボディー(ポリゴン2に似た状態)から人型になりたいですし』
「何か手伝えることはあるか?」
『いやー特にはありませんね……あ、ロンメルさん中型3Dプリンター借りますよ』
「ああ、いいよ。パソコンには接続しておくからね」
『ありがとうございます』