ロンメルの開拓   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

3 / 21
家作り ウマ娘作り

 ポケットモンスター……縮めてポケモン

 

 ゲームフリークより発売されたポケモンは日本のみならず世界規模の大人気ゲームである

 

 全年齢が対象だが、幽霊や戦争等の描写がこっそりされており、悪の組織といった世界を混乱に陥れる組織がお約束で登場する

 

 で、外伝的な作品になるがLEGENDS アルセウスなるポケモンが存在する

 

 現代から転移した主人公が昔のポケモンの世界で四苦八苦しながら各地の異変を解決し、その地方にいる全ての種類のポケモンを集め、アルセウスという神話のポケモンに会うために行動していく物語であるが、他のシリーズと違うのはポケモンが恐れられていることである

 

 これまでのポケモンシリーズはポケモンは良き隣人であるとなっていたが、故郷が焼かれたために開拓しにその地方にやって来た経緯からポケモンは恐ろしいものであると人々は口々に言う

 

 ロンメルが今居るポケモンの世界もそうである

 

 色々と詳しく聞いてみるとこの島に開拓団は既に8回も送り込まれているらしいが全て失敗しているとのこと

 

 政敵や貧民を中心に送り込まれ、ろくに支援も受けられないため島流しの刑罰として機能しているらしい

 

 ガチの犯罪者は処刑されるのでこの島には来ないのだとか

 

 今回生き残っているメンバーは全員が貧民で、政治犯等は居ないらしい

 

「まず皆はどの様にしたい?」

 

 ロンメルがコイキングの唐揚げを食べている全員に聞く

 

「どの様に……とは?」

 

「豊かになりたい。こんな思いをさせた本国に復讐したいとか色々とあるでしょ」

 

「……余裕のある生活がしてみたいです。自分の田畑が持てれば最高です」

 

「よしわかった。それを基準として生活基盤を整えていこう」

 

 せっかくだ

 

 前の世界では自粛していた物を色々とやってみよう

 

 ただまずは自衛能力を身に付けないと

 

「明日からまずは自衛できる力を身に付けてもらいます。大人子供関係ありません。よろしいですね」

 

「「「はい」」」

 

 ということで翌日皆にマリルとブイゼルのボールを村人達に配り

 

「まずはポケモンバトルに慣れましょう」

 

 と言ってポケモンバトルをさせてみる

 

 使える技を教え、1対1のポケモンバトル

 

 まぁぎこちないし動きが固いし指示が遅い

 

 かといってロンメルもポケモンバトルは未経験なのでデータを取って勉強し、改善点を言っていく

 

「指示が遅い、もっと早く」

 

「はい!」

 

「ポケモンの技範囲に入らない、かといって離れすぎて指示が聞こえないとダメだからもっと声を出す」

 

「はい!」

 

 等々改善点は山ほどあるが1つずつ潰していく

 

 

 

 

 

 

 

 ミッション1、住居を作ろう

 

 掘っ立て小屋ではポケモンの襲撃があった際にどうしようもないので頑丈な家を作ろう

 

 ということで村人達がポケモンバトルの練習をしている間にロンメルは森で木材調達と穴を掘って地層調査を行う

 

「フムフム、火山灰の地層があるから火山が近くに有るな。……となるとあの山が火山か?」

 

 ということで火山らしき山に向かってみる

 

 走ること30分にて活火山に到着

 

「湧水が多いな。あと炎ポケモンも多い……火山灰や硫黄、鉱物資源も豊富……か、これは良い発見だ」

 

 ロンメルはコンクリートの材料として石灰を数tと火薬や農薬の原料である硫黄を数百キロ採取

 

 四次元ポケット様々である

 

 他にも掘っていると化石、各色の玉石、鉄の欠片、宝石(○○のジュエル)類が手に入った

 

 玉石が手に入ったのは大きい

 

 鉄の欠片と合わせればより高性能なボールを作ることが可能だからだ

 

 ロンメルが村に戻り工事を始める

 

 木材はそこらに木々があるのでそれを使っていく

 

 石灰と川砂を混ぜ合わせ石灰モルタルを作り、そこからローマコンクリートを作っていく

 

 それと木材を組み合わせた家を作っていく

 

「ぐう……やっぱり弱体化しているな」

 

 特殊能力である波紋の呼吸(ジョジョの奇妙な冒険のあれ)やチャクラ(NARUTOのあれ)にて肉体強化を行っているが昔みたいに1日で家が建てられるなんてことは無く、1週間かけて地道に家を建てる

 

「あの俺達も手伝いますよ村長」

 

「まず君達はポケモンバトルを覚えてください」

 

 と言って1人で建てていく

 

 食料はまだまだあるので問題なく、時折律に頼んで電撃漁法でコイキングやマリル、ブイゼルを捕える

 

「マリルは良質な筋肉で引き締まった豚の様な味わい、ブイゼルは首の浮き袋以外は全て食べられますね。骨も煮込めば出汁が出ますし」

 

「ポケモンってこんなに美味しいんだ」

 

「私自身驚いていますが野生でこれですので養殖したらもっと美味しいのでしょうね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 コンクリートと木造を組み合わせた住居が完成し、ロンメルは次にモンスターボールの作り方を教えていく

 

 森を探せばぼんぐりの木が生えており、そこから幾つか拝借した

 

 とりあえず失敗しても良いのでモンスターボールを作らせる

 

「まずぼんぐりを半分に割り、中身をくりぬき、玉石をすりつぶした粉末を中に塗っていきます。金具でボールの開閉口を作り、閉じたら引き締めるために沸騰したお湯で茹でます」

 

「10分茹でたらボールの上下を引っ張り、開かなくなったら完成です」

 

 茹でるとボールが引き締まって開かなくなる

 

 ぼんぐりの内部に(ポケモンには無毒な)ガスがたまりボールでポケモンが捕まえられるとモンスターボールの上部からポケモンが中に入ることでガスが吹き出される

 

 LEGENDSアルセウスの古いタイプのモンスターボールである

 

 このモンスターボールは未来のモンスターボールと違い縮小ができないので野球ボールくらいの大きさがある

 

 瀕死になるとポケモンは小さくなるが、完全に殺せば縮まることはない

 

 特に脳と胴体を切断した場合は縮まること無く体が残ったので脳が何らかの情報を送って小さくしているのだろう

 

 試作したモンスターボールは3割成功で5個のボールが使えそうである

 

(私が作れば日に何百個もできるが自力で作れることに意味がある。慣れさせた方が良いな)

 

 ロンメルはモンスターボールの自動製造機の作り方の図面を書きながら1日かけて全員にモンスターボールを作れるように体に叩き込んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 ロンメルがフォルモサにやって来て1ヵ月

 

 4部屋、炊事場、トイレ、風呂場付きの家をとりあえず4軒ロンメルが寝る間も惜しんで完成させ、住居はなんとかした

 

 コンクリートで作ってあるのでそう簡単にポケモンに壊されることも無いだろう

 

 となると次は生活を豊かにするのと生存圏を広げる必要がある

 

 ちなみに現在の生存圏

 

火山
住居

 

 みたいな感じだ

 

 海が近すぎるために農業をするならば海から1マス間を挟んだ森で行うのが良いだろう

 

 だがマンパワーが全然足りないため農業をするならばもっと人がいる

 

 周辺のポケモンに農業に適したポケモンは居なかった(しいていうならシキジカ系か?)ので遺伝子操作でクローンウマ娘を作る方向で動こうと思う

 

 異世界でウマ娘が居ないのは慣れたので、ならば作ってしまえ! という魂胆である

 

 機材はあるので安全な場所と広い空間が有ればできる

 

 ということでロンメルは研究施設の建築を始める

 

 これに約1ヵ月かけて研究施設が完成し、禁断の人体錬成を開始

 

 膨大な電力はどうしたか? 

 

 反物質発電で解決した

 

 人体錬成の材料は? 

 

 ポケットに居れていた材料とポケモンの血肉、ロンメルの血液を培養した

 

 建造時間1日

 

 ただこの状態で出来上がるのは赤ん坊なので睡眠学習装置で脳に無理やり情報を詰め込む

 

 普通の人間にやると脳が混乱するのでできないが、そこら辺を遺伝子操作で強化しているので大丈夫である

 

 睡眠学習で1週間

 

 成長剤を投入することで中学生くらいまで成長させる

 

「ということでできました! ウマ娘ちゃんです!」

 

「皆さんよろしくお願いします」

 

「はわわ! 村長は神だ……無から人を作り出してしもうた!」

 

「無ではありませんよ。でもこれからウマ娘がポコポコ増えていくと思いますのでなれてください」

 

「「「は、はい」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 学習レベルを調整すればもっと早くロールアウトできるが、大学レベルまで詰め込むと1週間かかる

 

 そしてポケモンの肉を使ったのでポケモンの技が使えるようだ

 

 マリルの肉を使ったので髪色と瞳が青みがかり、口と手のひらから水鉄砲が放てる、バブルこうせんも放てる、そしてアクアリングで自身の傷ついた肉体を回復できるという恐ろしいまでの高性能

 

 殺フォンのポケモン図鑑をかざしてもポケモンとは出なかったので異能が使えるウマ娘扱いっぽい

 

 もしくは図鑑適応外のポケモンか……

 

「まぁ良いや、とりあえずアクアって呼ぶことにするわ。よろしくアクア」

 

「はい、よろしくお願いしますロンメルさん」

 

 こうしてロンメルは人体錬成を開始した

 

 

 

 

 

 

 

 ウマ娘かつ大卒並みの知能がある人員が増えたことにより行動範囲がぐっと広がる

 

 ロンメル引率で火山に遠征して炎ポケモンを皆にゲットしてもらい、森で草ポケモンもゲットする

 

 火山にいる炎ポケモンはコータス、ロコン、ドンメル、ブーバー、マグマッグ

 

 ブーバーとマグマッグは危険、ドンメルはボーッとしているので捕獲しやすいが進化する前に手懐けていないと危険、比較的危険度が低いなおかつ生活に役立ちそうなロコンとコータスを捕獲する

 

 特にコータスは図鑑説明から石炭が近くにあることの証拠でもあり、コータスが居れば石炭掘りが楽になる

 

 石炭が有れば蒸気機関が使えるし石炭ストーブや薪代わりとして暖をとることができる

 

 コータスもそうだがロコンが居れば毎日の火起こしが楽になるので捕獲する

 

 とりあえず7匹ずつ捕まえて、村人12人に配り、余る2匹は研究材料に解体する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 衣食住の住しかなってない現状

 

 衣はロンメルが持ってきていた服を着せているが有限であるのでなんとかしたい

 

 畑ができれば木綿を植えて服が作りたいが

 

 あとは森の虫ポケモン

 

 森の生体分布は未知数たが蜘蛛系か糸を吐くポケモンが居れば服が作れると思うが……

 

「何が居るか未知数過ぎるが開拓しなければ始まらないからなぁ」

 

 ちなみに火山のレベル帯は15~20

 

 海が25~65

 

 川が10~20

 

 森最低20

 

 となっている

 

 森にはリングマ等も居るので迂闊には手出しできないし……

 

「とりあえず科学と技術とマンパワーが全てを解決する!」

 

 食料の生産も始めないとな

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。