ミッション3 敵対種族と戦おう
ビークイン……巨大な蜂のポケモンであり、ミツハニーを操り外敵と熾烈に戦うポケモンである
ミツハニー団体だと甘い蜜を分けてくれる良いポケモンなのだが……
そしてビークインにも性格が色々ある
今回は怒りっぽい性格のビークインとぶつかったらしく対話は不可能
マリルやブイゼル達にも犠牲が出ているので生存圏を拡大するために駆除を開始した
で、ミツハニーは1匹1匹は弱いのでミツハニーウォールと呼ばれる大量のミツハニーが塊、まるで壁の様な状態となり、永遠と風起こしと虫の抵抗を連打してくる
1匹1匹の力は弱いが集まれば驚異である
対抗するためにロンメルは比較的足の早いブイゼルを使い、レアコイルやジバコイル、ペタコイルのキルゾーンに誘い込んで律がレアコイル達に教えた電撃波で一気に撃滅した
高電圧の一撃でジューっと焼けるミツハニー
生き残りはモンスターボールで捕まえて養蜂の為に働かせる
第一波で終わることは無く、第十波までやって来た後本命のビークインが登場する
目が赤く光り、巨大な姿は貫禄がある
タイプ相性が悪いのにレアコイル達を吹き飛ばして戦闘不能にさせる姿は怪獣である
畑のど真ん中まで進出したビークインを退治するためロンメル自らが刀を振るう
ポケモンや村人達、そしてミツハニー達が遠巻きにビークインとロンメルの戦いを見る
「ヌルフフフ血が滾りますねえ……いざ!」
ロンメルは呼吸を整える
全集中の呼吸
ロンメルが剣術を扱うときに使う呼吸であり、透き通る世界にも入ることができる
肉体を呼吸により強化して刀を振るう
「炎の呼吸」
燃える様な一撃がビークインに襲い掛かる
ビークインは羽でかまいたちを発生させてエアスラッシュにて攻撃してくるが、ロンメルは刀を振るい全てを叩き斬る
ビークインは慌てて防御指令で防御を上げようとするが、ロンメルの一撃がビークインの上半身と下半身を繋ぐ細い胴体を真っ二つに切り裂いた
ボトリと下半身の巣が落ち、大量の血液を撒き散らす
バランスが崩れたのかうまく飛ぶことができなくなったビークインにロンメルはトドメをさす
額の赤い宝石みたいな部分に刀を突き刺した
グシャオオオオオ
酷い断末魔を叫びながらビークインは絶命
見ていたミツハニー達は森に散り散りに逃げていった
マリルとブイゼル、村人達から喝采があがる
「アクア」
「はい何ですかロンメルさん」
「このビークインを素材にウマ娘を作る」
「わかりました。運んでおきます」
こうして森の敵との初戦は勝利を納めたのだった
ミツハニーを捕まえたことにより養蜂ができるようになった
畑に植えられている作物の花粉から甘い蜜……蜂蜜を作り出す(ポケモン的に言うとキラキラ蜜)
蜂蜜ができれば料理に幅ができるし薬草の苦味を消すことが可能である
ポケモンのみならず人間の外傷も治すことができるポケモンの傷薬
材料は薬草、オレンの実をすりつぶし、油と水を混ぜるとクリーム状に変化する
そして水の量を増やし、油の代わりに蜂蜜を入れると飲み薬に変化する
病気で体力が落ちた時に飲むと体力を回復させてくれるので良い
その上位互換の良い傷薬は傷薬にピーピー草を更に混ぜることで効能を上げることができる
薬草、ピーピー草、元気の欠片を作るのに必要なゲンキノツボミの3種類は育て方が確立しているので畑で栽培することが可能である
ちなみにゲンキノツボミとピーピー草は天ぷらにすると美味しく、薬草は一度茹でてあくを抜いてからなら野菜として食べることができ、根っこに近い赤い部分ほど辛い
現在森の開拓が3町(30反)まで広がった
が、ポケモンの木の実の種類は約80種なので1種類1反未満なのが現状である
傷薬系と小麦、じゃがいも、薩摩芋、オレン、オボンと多く実をつける木の実を中心に育てている
ちなみに田んぼは更に拡張され8町(80反)にまで増えた
マリルやブイゼルの増殖も一時期に比べればマシとなり、コイキングの養殖もしてみることにした
4反深めに掘ってそこに捕まえたコイキングを放つ
毎日木の実や残飯を撒く
するとびちゃびちゃとコイキング達が群がり勝手に増殖する
毎日2~5匹増えているので毎日1食はコイキングを食べることができそうである
コイキングは雑食なので何でも食べるため餌が楽で助かる
養殖池に入れておけばレベルが上がる可能性も低いのでギャラドスになりにくいのも良い点だ
ウマ娘の人口も増えて私を入れて5人となった
ネームドはアクアとビークインから生成されたビーと言う個体か
ビーは黄色い髪や瞳が特徴で、固有能力として虫ポケモンに指示を出せる
なのでミツハニーの指揮官をやっている
現在の開拓村の人口は人間12のウマ娘5の17人となる
ロンメルがやって来て5ヵ月が経過しようとしていた
ミッション4 衣をいい加減なんとかしよう
と言うわけで衣服をなんとかするために虫ポケモンの探索を始めた
ロンメル単独の方が動きやすいので森の奥の方を進む
森の奥に行くとダンジョンの様になっており、しっかり開拓しないと危なそうである
スピアーやペンドラーがうようよしている
リングマの巣らしき洞穴やコクーンが大量にぶら下がっている場所、カイロスとヘラクロスが縄張り争いで殺し合いしていたりと危険がいっぱい
森のダンジョンを探すこと3時間……森を抜けてしまい芋虫系のポケモンは近くに居ないのかと思ったロンメルだったが森を抜けた先は少し涼しい場所になっていた
というかまだ夏なのに雪が積もっているじゃないか
「ポケモンの世界は四季も狂ってるのか?」
とりあえず雪原を軽く探索するとまさかのここに目当てのポケモンがうようよ居た
『ロトロト、ユキハミ 芋虫ポケモン 雪を食べて成長する。雪をいっぱい食べると体の表面に氷柱ができる』
糸を吐くポケモンである
ただ雪を食べて成長するポケモンなため、餌に困りそうだがとりあえず数匹捕獲する
ついでにふよふよ浮いていたバニプッチとウリムー、アローラロコンを数匹捕獲
ロコン系統2種類居るんかと思いながらも手懐け易く、番犬代わりになるので子供達のポケモンとしては良いだろう
マッピングをしながら元来た道を辿りながらロンメルは帰る
【開拓地】
【比較的安全な森】
【森のダンジョン】
【雪原】
【雪山】
みたいな感じか?
山や森を歩き慣れているロンメルで寄り道しなければ片道約2時間なので開拓地から雪原までだいたい30~40キロくらい離れている
火山が開拓地から見て北東とするならば雪山は南東にあたるだろう
「台湾の地形ではない? まぁポケモンの世界だしな」
とりあえずロンメルは収穫物片手に開拓地に帰るのだった
ユキハミは暗所を好む
なのでロンメルは穴を掘り、教室2個分くらいの広さの地下室を作り、ユキハミやバニプッチ、イノムーを解き放つ
スイッチ式の照明とスプリンクラーも取り付け、雪降らしという植物を植える
ロンメルが持ってきた植物で元々はHUNTER×HUNTERの世界の植物を更に遺伝子組み換えを行ったものできのこみたいに暗所で育ち、周囲の水分を冷やして雪の様に周囲に降らすという仕組みの不思議な植物で生命力がとても強いしきのこみたいな見た目なのにシソ類の様な繁殖能力も持つ
人が一定量食べると体を冷やして腹を下してしまうためあまり食べられないが、サラダと一緒にあえると冷えて野菜が引き締まる効果がある
これを植えて様子を見ることにした
1ヵ月でウリムーが多くなったので間引きする
猪肉の様な味わいで地下室だとストレス無く育つためか臭みも少ない
イノムーになった個体も食べたが、ウリムーより味が落ちるし少し固い
柔らかくするのに蜂蜜に漬けて熟成させれば美味しい
ひき肉にしてから腸詰めのソーセージを燻製にして保存できるのでこれで肉不足は解消である
ユキハミも数を増やし、木の実を与える代わりに糸をもらうということをやる
だいたい1匹から1日300gの糸が採取可能である
これを濯いで、乾燥させて、煮て、糸を巻いていく
蚕から絹を作るのに似ているかもしれない
出来上がった糸を織って見ると肌触りがシルクの様になめらかで若干涼しく感じる洋服が出来上がった
「木綿は防寒服や毛布に、普段着はこれ(ユキハミ製)で良いな」
ロンメルは直ぐにユキハミの糸を布にするための機械を作り、志願した女性とウマ娘の2人に製法や機械の扱い方を叩き込み、何度も失敗しながらも布の安定生産をできるようにしていった