最高のエンディング迎えたけどエンディングじゃなかったよ…てことで本編開始~ 作:ほしいろ
どうも、ほしいろです
遅くなってすんません
それではどうぞ~
船長襲来事件から翌日
吾輩は大学で魔導書を読んでいた
え?なんで魔導書、てかお前魔法使えんのかだって?
そういえば言ってなかったな
吾輩は魔術師である、魔法使いではない(これ重要)
せっかくだからこの世界の魔術と魔法について説明するゾ。嬉しいダルゥオ?
簡単に説明すると、魔術は文系で魔法は理系やな
魔術=言葉によって魔力で超常現象を起こす術式
発動に詠唱が必要(ルーン魔術は例外)
魔法と比べると比較的簡単だが、詠唱が必要なため
1度に発動できる魔術は基本的に1つ
※吾輩はルーン魔術師だから詠唱とか関係ない
(オリジナルのルーンも作った)
凡人向けの異能
魔法=方程式によって魔力で超常現象を起こす法則
発動に高度な演算能力が必要。詠唱は必要なく、
並行処理(マルチタスク)が得意なやつが使うと
複数の魔法を同時発動できる
エリート様向けの異能
てな感じや。文系の我輩には魔術のほうが向いてるってわけよ。マルチタスク苦手だし
最近魔術を使ってない吾輩が魔導書(自作)を読んでる
理由やけど、陰武ファミリーの幹部対策や
陰武ファミリーの幹部は2人
・秋吉
宝鐘海賊団と白銀騎士団を蹂躙した男
超人体術『迫真空手』の達人で鬼のように恐ろしく強いらしい
・葛城
剣術の達人で秋吉に並ぶ実力者。戦闘スタイルは一刀流の抜刀術を得意とし斬撃も飛ばせるらしい
葛城って、絶対虐待おじさんじゃん…
どちらも接近戦のエキスパート。こんな連中が相手なもんだから普段の強化して殴るは禁止された
だから久しぶりに魔術師らしく戦うことになった
懐かしいわ〜、昔は孔明先生やマーリンポジだったもんな〜
本来の戦闘スタイルはルーン魔術での援護とか中遠距離だから嬉しいゾ
ふむふむ…そういやこんなルーンも作ったな…お、これとこれ組み合わせたら面白そうだな
「もしもーし、ちょっといいかな?」
ん?
「どうも〜、紫咲シオンっていいま〜す。シオンでいいよ〜」
シオンたんやんけ!?同じ大学にいるのは噂で知ってたけど実際に会うのは初めてやな…なんかすごいニコニコしてない?
「俺は濡羽瀧だ、瀧でいい。よろしく」
「うんうん、よろしくね〜。実は君にお願いしたいことがあるんだけどいいな?」
「何かな?」
「君の持ってる魔導書、シオンに見せてくれないかな?」
なるほどな〜…シオンたんて魔法使いだよな、そもそも魔術使うのかね?
「別にいいが、君は魔法使いだよな?この本h「知ってる、魔術の魔導書でしょ?」…あぁ」
「シオンは魔法使いだけど魔術も得意だよ」
魔法使いは魔術を軽視してるイメージが強かったんだけど、シオンたんは気にしないタイプか
「だからその『本物の魔導書』が気になるんだよね。見たことないルーン文字だし強い魔力を感じるよ」
『本物の魔導書』はそれ自体に強力な力が宿ってるからな。持ってるだけで魔法や魔術が使えたり、ステータスが強化されるレアアイテムでもある
普通の店で扱ってるようなやつは所詮コピー本なんで本物は珍しいんだろうな
「わかった。どうぞ」
「ありがとう!」
めっちゃ喜ぶやん。キラキラした目で読んでるよ
「ねぇ瀧、この魔導書を書いたの君でしょ?」
「わかるのか?」
「魔導書から感じる魔力が君のと同じだからね。それに君の魔力は普通のやつと何か違うもん」
oh…シオンたんの目が怪しい光を放ってる。吾輩の魔力の異質に気づくとは流石過ぎるやろ
「できれば瀧の体も調べさせてくれると嬉しいんだけどな〜」
おっと身の危険を感じるゾ
いつぞやのピンクコヨーテや忍者みたいやん…
コラコラ吾輩の胸板を指でツンツンするんじゃない!
ムラムラしちゃうだろ!?
「アハハ…」
吾輩の体質は研究者にバレると面倒なんや
過去に吾輩をホルマリン漬けにしようと捕まえに来たバカもいたし、解剖させてくれ!とか頼み込んで来たやつおったもん
シオンたんはそんなことしないと思うけどね
「その魔導書は君に譲るからそれで勘弁してくれないか?」
「これくれるの!?」
顔が近い近い、ガチ恋ゼロ距離よ。数センチでキスできるゾ(生き殺し)
「自分で書いたやつだから中身は覚えてるし俺には不要だからな」
魔導書を読んでたのはあくまで確認のため
他にもっと強力な魔導書を書いたし、吾輩のメインの魔導書はそっちだからな
「マジで!?ありがとう!」
シオンたんが魔導書を胸に抱き締めてはしゃいでる。おい魔導書、そこ代われよ
魔導書を作れる吾輩にとっては大したものじゃないけど、本物はシャレにならん金額だしな
安いものでも大体千万円、普通は三千万以上で高い物だと億ぐらいする
魔導書を作れるやつは希少だから作れる数も少ない。だからそれぐらいの価値があるってわけよ
シオンたんにあげたやつ?
鑑定師曰く、7000万~8000万ぐらいするらしい
「このお礼はいつか必ずするね!」
「楽しみにしてるよ」
やったぜ。シオンたんと繋がりが得られたゾ
大学で全然見かけないから会えずに卒業するんかな〜って思ってたからラッキーやな
吾輩はこの後バトルロイヤルに参加する予定があったんで、準備のためにシオンたんと別れたゾ
…てなわけで現在バトルロイヤルのフィールドにいるわけなんだけど、今日も今日とてヘイトが高い
そのほとんどが野郎によるものだ。この視線は嫉妬か?先程のシオンたんとのやり取りを見られていたな
「よぉ色男…神父服なんて着て聖書も持ってどうしたんだ?神に祈りでも捧げんのかい?生きて帰れるようにってよ」
「お前、紫咲さんと仲良くしてたよな?ムカつくぜ」
「この神父服は魔術礼装でこれは魔導書だ。俺は神を信仰してるわけじゃない」
「どうでもいい。ときのさんの件も含めてテメェをぶっ殺す!やっちまえッ!」
数は大体100か…遠くから見てるのを含めたらもっとか
ちょうどいい、折角だからこいつらで魔術のリハビリをするとしよう
吾輩は四方八方から飛びかかって来た奴等に『風』『刃』『拘束』のルーンを発動する。すると不可視の鋭い風の糸が吾輩の周りに発現し、相手の体を切り裂きながら身動きを封じる
「痛ぇえええ!」
「なんだこれ!?離せよ!」
「こんなもん、引きちぎってやるよ!」
周りが痛みで苦しむ中、体が硬い鱗に覆われた獣人が糸を引きちぎろうと手足に力を入れてもがく
おいおい、そんな無理に引っ張ったら…
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」
あらら…手足が切り落とされて達磨になっちゃったよ…その風の糸、ダイヤモンドだって切れるんだぞ?お前ごときじゃ話しにならんよ
周りもその光景を見て青ざめてるようだが容赦はしない。どうせバトルロイヤルじゃ死なないんだ…いい加減鬱陶しいし、ここらで徹底的に立場を叩き込んでやる
「さて、先に手を出してきたのはそっちだ。俺に慈悲なんて期待しないことだ」
吾輩は『雷』のルーンを発動し風の糸に電流を流す。するとなんということでしょう、拘束されていた皆さんが雷で真っ黒焦げになりました。悲鳴をあげることもできませんでしたね〜
「せいぜい神に祈りでも捧げとくんだな、無事に帰れるようにって…アーメン」
特に安全地帯で覗き見してるクソアマ
楽に逝けると思うなよ?
「はぁ…はぁ…ひぃっ!」
「鬼ごっこは終わりだ。いい加減に観念しろよ、みっともないぜ魔法使いさん」
何よ、何なのよあいつ!?
「待って、待ってよ!私が何したって言うの!?私は何も危害を加えてないじゃない!」
私は周りにも聞こえるような大きな声で叫んだ。魔法も使って周りの参加者達の心に強く響くようにもした…これであいつは女を痛ぶるクソ野郎と認知され、学園での立場は地獄になるはず…だった
誰もこちらを見ていない…なんで?
「危害を加えてない?あいつらを煽動した全ての元凶が何を言っている」
「!?…何を根拠に、証拠でも「あるぞ」え?」
あいつが見たことないのルーンを刻むと空中に映像が流れた…私が幻術であいつらの感情を増幅させた映像だ
「お前の先祖は幻術を得意とする心真(しんま)の血筋だろ?調べはついてる」
「あ…あぁ」
バレてる…周りの参加者は誰もこちらを見てない、だけどバトルロイヤルを観戦してる生徒達にはきっと…
「被害が俺1人なら見逃してやろうとも思ったが、フブキやそらさん達も巻き込んだよな?」
こいつがときのさんと事故でキスをした時のことか!?あれもバレてるの…?
いや、それがなんだと言うのだ!
「だったらなんだって言うのよ!?気に食わないのよあんた!この学園の人気者達と仲が良くて、一般家庭の庶民の分際でバトルロイヤルでは成績優秀?ふざけんじゃないわよ!」
大学に来ても女とイチャついてるだけの野郎がなぜ
エリートである魔法使いの私よりも成績がいいのだ!?
「それで?」
「今日に至っては『あの』紫咲さんから声をかけられてた!私なんて相手にもされないのに…挙句の果てには希少な魔導書を作れる?しかもそれを彼女にプレゼント?こっちはどんなに欲しくても手に入らないって言うのにっ!!庶民の魔術師風情が私よりも優秀で私が欲しいもの全部持ってるなんて許せるわけないでしょ!?」
全てを持っているこいつが憎い!
「つまりただの嫉妬か、見苦しいな。しかも俺を見下しておきながら、自分じゃ俺に勝てないから周りを使って嫌がらせね。シオンに相手にされないわけだ」
「はぁ!?」
「俺の記憶が正しければシオンの家も魔法とは関係ない一般家庭のはずだぞ?一般家庭の庶民を見下してるお前がシオンに相手にされるわけがないだろ?」
「黙れ黙れ黙れ黙れ!」
私は何も悪くない!庶民の癖に私よりも優秀でなんでも持ってるこいつが悪いんだ!
「お前にはこれまでの報いも含めて見せしめになってもらおう…俺もいい加減、理不尽に絡まれるのはうんざりなんでな」
こいつが空中に4つのルーンを刻み組み合わせると『黒炎の大蛇』が現れた…あの呪いは、ヤバ…い、視界に入れただけで、力が抜けて体中が…痛いっ
「な、何よ…それ…?」
「魔術名『ヴリトラ』、こいつの威力や効果は…身を持って知るといい」
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
お願いだから助けて!全部謝る、謝るから…
もはや魔法使いとしてのプライドなどどうでもいいぐらい怖かった。私は力の入らない体にむち打ち必死に懇願するが…
「言ったはずだぞ?俺に慈悲なんて期待するなと…せいぜい神にでも祈っとけ」
こいつがそう言うと、私は黒炎の大蛇に丸呑みにされた…
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
ダレカ、コロシテ
Foo↑気持ちいい〜
汚物はヴリトラ先輩が消毒してくれてスッキリ。
バトルロイヤルだからあのクソアマは死んでない。
この場合は死にたくても死ねないのほうが正しいか?
吾輩の使ったルーンは吾輩のオリジナル。つまり吾輩のルーンを知らないと呪いの解呪は基本的に不可能。吾輩は自分の魔導書を売らんし誰かに譲ったのはシオンたんが初めてよ
よほど優れた魔法使いか魔術師、あるいは異能無効系の宝具でもあれば話しは別だが心間家が用意できるとは思えない
「今の組み合わせえぐいね。それとその魔導書も君が書いたやつだよね?シオンに見せて〜」
シオンたんや。シオンたんが来た方角はかなりの激戦区だったと思うんやけど無事だったんやな
「バトルロイヤルが終わったらな」
「約束だよ?…それとさ、シオンと手を組まない?面倒な実力者が3人もいて厄介なんだよね」
シオンたんレベルの魔法使いが厄介呼ばわりとはな。相当強いんやろな〜…ん?
「あっ、見つけた余!」
ん?
「こんかぷ〜」
んん?
「へぇ〜、この小僧がかなたんのお気に入りですか?」
( ゚д゚)ファッ!?
ちょっと待てぇええええ!?!?
ウッソだろお前、ここでこのメンツ来るの?
お嬢にメルメルと会長て…アカンわこれ
鬼は超パワーに超スピードと高い耐久力などの優れた身体能力を持つ。妖術も使える上に馬鹿げた成長速度だ
吸血鬼(ヴァンパイア)は海外版の『鬼』。鬼に匹敵する身体能力に加え血を吸うとパワーアップし、相手の能力を一定時間コピーできる。魔術や魔法にも優れた魔族だ
そして最強の幻獣種ドラゴンである会長。ドラゴンは鬼よりも強い理不尽の塊だ
…これ詰みじゃね?
アッー!と書き
・オリ主
ルーン魔術師。本来の戦闘スタイルはルーンによる中遠距離での後方支援で近接戦闘の場合は剣を使う。
魔導書を作れる
次回『オリ主死す』デュエルスタンバイ!
・シオンたん
超一流の魔法使い。魔法使いや魔術師の間では超有名人
・本物の魔導書
一流の魔法使いや魔術師でも作成や入手が極めて困難なレアなアイテム。魔導書自体に強力な力が宿っており、所持するだけで魔法や魔術が使えたりパラメーターが向上する
・最後の3人
オリ主視点だとサブタイトルの通りやで
それではまた次回