最高のエンディング迎えたけどエンディングじゃなかったよ…てことで本編開始~ 作:ほしいろ
どうも、ほしいろです
とりあえず今回でholoxの件は終わりです
それではどうぞ~
吾輩は気絶した4人を担ぎ、総帥と一緒に女神あくたんがいる自宅へと帰ってきた
「おかえりご主人、お部屋と食事の用意できてるよ」
「ただいまあくあ、急なお願いだったのにありがとうな」
「ご主人の頼みだもん、これぐらいはお安い御用だよ…その人達が電話で話してた秘密結社の?」
「吾輩はラプラス・ダークネスだ」
「あてぃしは湊あくあ…ご主人が言うから何もしないけど、怪しい行動したら朱陣さんに連絡するから」
「『血色の弾罪者』は勘弁してください!」
(っ’ヮ’c)ワア、見事なジャンピング土下座(2回目)だ…まあ裏組織にとって朱さんは天敵だもんね
『血色の弾罪者(ブラッド・バレット)』
それが裏社会における朱陣紅季の異名。緋色の弾丸で引導を渡す最強の処刑人
「狙われたら『死は救済』『生は地獄』」と裏組織から恐れられている
「裏組織のお前からしたら朱陣さんは死神だもんな、『電池』という名の社会貢献は地獄だし」
めっちゃガクガクしてんね。わかるよ?あれはもはや生きてるとは言えねぇもん…特にYMD総帥はラプラスの悪魔だ。魔力の質も量も超1級品、朱さんなら喜んで『ハンバーグ』にすることだろう
死は救済で生は地獄、正にその通りだ
吾輩とあくたんは他の4人を治療した後、客室に敷いた布団に寝かせておいた
それにしてもマヨラーめ、感度3000倍の薬とかなんて恐ろしいもんを…吾輩は『状態異常無効』だし、結局自分で食らったわけだけど。女神あくたんがゴミを見るような目をしてたゾ
4人を寝かせたあと吾輩達は3人で夕食を食べていた。ひと仕事終えた後のあくたんのご飯はたまらねぇぜ!
「ところでラプラスの悪魔、ラプラスと呼んでいいか?」
「はい、問題ないです濡羽さん」
「瀧でかまわんし敬語はいらん」
「わかったぞ瀧」
「ラプラス、お前の目的を教えてもらいたい。なんのために俺を襲撃した?」
「実はだな…」
YMD総帥が話し始めたタイミングで玄関のチャイムが鳴った。あくたんが対応しに行ったけど、この気配って…
「やっほー瀧君、お邪魔しまーす!」
血色の弾罪者(朱さん)やんけ…YMD総帥?おーい、YMD総帥?
「…」
「あれ?ラプラスの悪魔じゃん…holoxの総帥がなんでここに?もしもーし、聞こえてます?」
「…オエッ、u」
あ、ハルマゲドン(意味深)だ
※お見せできません
「マジですんませんでした」
「僕は別に気にしてないよ、それより…(チラッ)」
「…」(#^ω^)ピキピキ
あくたんがピキピキピーマンやわ。ハルマゲドンの後始末したからしょうがないね
「と、とりあえず僕も話しを聞かせてもうよ」
「わかったぞ」
かくかくしかじか
「なるほど、君達holoxは瀧君を襲ったと。理由を聞かせてもらっても?」
「実は…」
〜回想〜
とある無人島のアジトの中
「なあ幹部、なんか今日外うるさくね?」
「確かにうるさいわね。軍が何か実験でもしてるのかしら?」
突如警報が鳴り響き赤いランプが光る
「警報、一体なんでござるか!?」
「落ち着け侍、こういう時こそ冷静になるのだ」
「大変よラプ、『邪悪なるもの』がこの島で戦闘中よ!」
「ファッ!?アイエエエ!?ジャアクナルモノ!?ジャアクナルモノナンデエエエエ!?」
「ラプラスが1番焦ってんの草なんだけどwww」
「ていうか警報鳴るの遅くね!?さっきからずっと外うるさかっただろ!」
「あ〜、警報の調子悪かったしね…経費削減で修理を先延ばしにしまして」
「高嶺ルイ、何やってんだお前ェ(ルフィ)!?こより、モニター角煮(動揺)!」
「はいはーい、ポチッと」
アジトのモニターに禍々しい人型の異形と人間の少年の姿が映る。異形が余裕なのに対し少年は満身創痍
『…もう終わりかな?確かに君は人間にしては強いよ?けど所詮は人間に過ぎないのさ』
『ハァ…ハァ…クソッタレめ…』
『僕は肉片の1つでも残ってれば再生できるのさ。君じゃ僕に勝てない…いい加減諦めなって』
『ほざけ…それに勝てないだと?笑わせんな』
『もしかしてまだ隠し玉があるの?見せてよ、殺すのはそれからにしてあげる』
『お前は肉片1つ残ってりゃ再生できるんだろ?なら再生が間に合わない火力で肉片1つ残さず消し飛ばすまでだ』
少年の体から金色の粒子が溢れ出る…桁外れなエネルギーが少年を中心に収束し高まる…『自爆』だ
『…おいおい正気かい?』
異形が真顔になり青ざめる
「…ラプちゃんこれマズくない?」
「も、もももももちつけっ!大丈夫だ、このアジトには頑丈なシェルターがあるし、宇宙船で脱出だって…」
『そうだな…この島一帯を消し飛ばす火力ならどうだ?』
「「「「「ふざけんな!!」」」」」
『それはマズイかな?悪いけどここらで…ッ!?』
「そうだ!吾輩の力で転移を…ッ!?」
『なぜこの無人島を決戦の舞台に選んだと思ってる?…島一帯に転移阻害の術式を組んでおいた、諦めろ』
「「「「「『え?』」」」」」
異形+5人が冷や汗ダラダラである…
『ちょっと待てよ、僕が、死ぬ…?』
「え、チョマテヨ、吾輩ここで死ぬの?マジで?」
「ねぇラプ、最後の晩餐は何がいい?」
「沙花叉お風呂入ってくるね〜」
「ナスを食べて、ぽこべぇも鍋にするでござるよ」
「マヨネーズおいしい〜」
『これで終わりだ…はぁあああああ!!!』
『そ、そんな…ガアアアアア!!…ア…ア…ァ』
「「「「「ギャアアアアア!!!」」」」」
「てことがありまして…」
「瀧君の『ファイナルエクスプロージョン』に巻き込まれ、アジト諸共全財産が消し飛んだと…」
「今はバイトしながらテントで生活してるぞ」
「それで資金確保のために瀧君を襲ったと?」
「ギリギリ生活するので精一杯でな…吾輩はこんな容姿だから働けないし、組織の運営もできなくて…」
「なるほどね…これはどうしたもんかな?」
「珍しいですね、いつもなら喜んで『肉電池』にするのに」
「確かに彼女は『肉電池』としては最高の素体だね〜」
やべぇ、YMD総帥バイブみたいに震えてるwww
「ただholoxは精鋭揃いだから懐柔できるならしたい。基本的に悪事もしてないし」
(;-ω-)ウーム…と朱さんが悩んでいる様子。確かに優秀だもんねholox
「ラプラスの悪魔、僕と取り引きをしないか?」
「取り引きか?」
「君達が足を洗いこちらに協力すると言うなら助けよう。無論報酬は与える、ある程度の自由も保証しよう…だが断れば全員『肉電池』で社会貢献だ」
「協力します!」
デスヨネー、実質拒否権ないもんこれ
「ねえご主人、肉電池ってなに?なんか物凄く物騒なワードなんだけど」
「あくあ、好奇心は猫を殺すよ?」
「スゥー…アッハイ」
名前の通りだけど詳細は流石に教えられんわ。あくたんの精神衛生上よろしくない
「それじゃあこれで契約完了だ。これからよろしく頼むよラプラス」
「こちらこそよろしく頼む」
向こうも契約が済んだみたいだな
「瀧君、今日からholoxは君の家で住み込みで仕事することになったから」
( ゚д゚)ファッ!?Do you kotoyanen?
「彼女との契約だけど…メインは君とあくあちゃんの護衛、たまに裏組織の討伐協力さ」
吾輩達の護衛ですかい?
「ぶっちゃけ君に勝てるやつなんて滅多にいないけど、あくあちゃんは別だしね」
なるほどなー。確かにあくたんに手を出されたらマズい
そしたら世界の果てまで逝って灸するけど
「わかりました。そういうことであれば問題ないです」
「それじゃあ世話になるぞ瀧」
「よろしく頼むよラプラス」
吾輩は頼もしい護衛5人を手に入れたのだった…
…そういえばすいちゃんからこれ以上増やすなって言われてなかったか?
ラプラス(ガードベント)の出番だな。吾輩はYMD総帥と握手しながらイメトレするのだった
アッー!と書き
・ファイナルエクスプロージョン
サイヤ人の王子の自爆技
オリ主はLUCK OR BAD LUCKでこの技を再現した
『自爆×5』+『自動回復×5』+『万能属性強化』+『CRT確定』+『CRT強化×7』+『範囲増加×5』+『起死回生』
『自爆』=HP20%と引き換えに万能属性攻撃&ダメージ倍率超上昇。×5の場合はHPが1になる(起死回生があれば別)
『範囲増加』=攻撃や防御、探知その他の能力範囲を広げる
『起死回生』=即死ダメージまたはHP10%以下からHP50%で復活。×2の場合2回まで復活できる
・血色の弾罪者(ブラッド・バレット)
朱さんの異名。最強の処刑人
・肉電池
ミンチにされたあと人肉ハンバーグに加工(生物学上は生存)。黒い四角い箱に収納され、魔力による電力バッテリーとして強制的に社会貢献。
朱さんが裏組織に怖がられてる主な理由
・holox
無人島にアジトを作ったためにオリ主にアジトと全財産を消し飛ばされた
・YMD総帥
天敵に遭遇、ミオる
・他4人
音速の黒い悪魔が夢に出現。夢の中にて超パワーで腹パンされてる。こよりのみ感度3000倍の夢
・女神あくたん
ハルマゲドンの被害者
次回から日常パートに戻ります
それではまた次回