いつか神を滅ぼす日のために   作:観察者X

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二人の復讐者

 漆黒聖典番外席次・絶死絶命は大森林内にある基地の天幕の一つにいた。天幕の中には彼女しかいない。

 

 これまでの規則性からして、本日、この基地にエルフの新王レクス・セントラルの襲撃があると推測されている。的中するかは祈るしかないが、立案した者はそれなりの自信があるようだった。そうでなくては法国の切り札である絶死の出撃など絶対に認められなかっただろう。彼女の存在は一般兵に知られてよいものではないため、この基地は最低限の人数しかいない。そして、その者たちも戦闘が始まれば退避する予定だ。万が一何かを見ても口外してはならないし、早急に忘れることになっている。

 

 実は、エルフ王の襲撃の日時と場所を予想した上で迎え撃とうとするのはこれで二度目だ。一度目の時は絶死は出撃していない。その時は、捕虜のエルフを大勢人質にするという作戦が実行されたそうだ。しかし、失敗した。新王はほとんどの戦闘で生存者を許していたが、この作戦のみ生存者がいないため、どのように失敗したのかは不明だ。

 

 しかしその作戦失敗があったからこそ、最高執行機関は絶死の出撃を許したとも言える。元々、エルフとの因縁は絶死の手で着けさせたいと思ってはいたようだ。

 

「…………」

 

 標的はエルフの新王。先王デケムより命と王位を簒奪した者。推定、腹違いの兄。レクス・セントラル。これまでの基地襲撃の生存者の情報から、広範囲攻撃に優れた魔法詠唱者であることは判明している。このことも彼がデケムの子であると予想されていることの一因だ。あの男は精霊使いに特化した森司祭だったのだから。魔法詠唱者ならば懐に入り込めばいい。果たして自分と同じくらい強いのかは不明だが、それでも絶死は自分が負けるなど考えられなかった。

 

「ようやく喉に刺さった小骨が抜けるかな」

 

 じっとしてるのが落ち着かないため、ぴょんぴょんと跳ねている。

 

 最強の神人。神の遺産を受け継ぐ者。法国の最高戦力。守り神の弟子。人類の守り手。先祖帰りのあんちくしょう。その仕草だけ見れば、彼女に与えられている異名など忘れてしまう者もいるかもしれない。まず有り得ないが。

 

 襲ってこないと分かっていても、じゃれつくだけで人間を殺せるような肉食獣相手に完全に気を許す者などいない。同僚であるはずの漆黒聖典の隊員ですら慎重な態度だ。特に『無限魔力』は愛想笑いを浮かべ、揉み手まどしている。立場上は上にあたる者すらも絶死の前では言葉を選ぶ。気持ちはわかるがもうちょっと砕けた態度で接してくれてもいいのに、というのが絶死の密かな本音だ。

 

「私個人として恨みはないけど。私の感情は母に植え付けられたものだけど。私の憎悪を父でも母でもなく、会ったこともない兄にぶつけるというのは理不尽かもしれないけど。他にぶつける先もないんですもの。それに、私は法国が好きだからね。国の敵は排除しないとね」

 

 完全な独り言だ。元々この天幕の中には他に人がいないのだから返答があるはずもない。だから、沈黙が場を支配しているのは当然だ。

 

 エルフ王は気配を隠すことなく正面から、あるいは空中から出現するらしい。今回も同じとは限らないが、どちらにしろ襲撃があれば騒ぎになるはずだ。絶死は本来他者を好む性格ではない。故に静寂は好ましいはずだ。だが、妙な胸騒ぎがするのは珍しく緊張しているのだろうか。

 

「いえ。それにしても、静かね」

 

 精神を落ち着かせるために集中していたため気付かなかったが、外から音がしない。最低限の人間しかいないと言っても、人の気配はして然るべきだ。

 

 不用意に外に出ることはないよう言われていたし、自分から出歩くつもりはないが、少し様子を見る程度なら許されるだろう。そう思い、兜を被って少しだけ出入口から顔を出す。

 

「え?」

 

 兵士たちが倒れていた。

 

 まさか死んでいるのかと思い、倒れている兵士の傍へと駆け寄る。

 

「……寝ているだけ?」

 

 外傷はない。意識はないが息はある。それどころか寝息を立てている。倒れている兵士全員がそのようだ。

 

「成程。先の作戦はこうして失敗したってことかしら」

 

 人質のエルフごと広範囲魔法で殺したという意見が多かったそうだが、半分正解だったようだ。広範囲の人間を眠らせる魔法を使って人質ごと眠らせて、寝ている間に回収し、兵士たちを皆殺しにしたのだろう。今回は人質のエルフなどいないはずだが同じ作戦を使っているのは何故だろうか。兵士たちの数が不自然に少ないことを察知して、何かしらの罠があると警戒しての行動か。

 

 絶死が無事なのは装備している鎧と彼女自身の耐性のおかげだろう。人類の限界の更に上にいる彼女は膂力だけではなく肉体の強度や状態異常に対する耐性も例外的領域にある。現在、この基地には精兵級はいても英雄級の兵士はいないはずだ。おそらく絶死を除く全員がこの謎の睡眠状態に陥っていると考えていい。

 

「何にせよ、エルフ王はすでに来ているってことね」

 

 無関係な未知のモンスターによる攻撃とは考えづらい。そもそも、大森林内にこれほど大人数を無条件で眠らせるモンスターがいるなど聞いたことはない。偶然にも法国の情報網に引っかからなかったとしても、法国の基地をピンポイントで襲うなどまずない。強いモンスターはそれなりに頭が回るものも多く、人間の基地を襲う行為が危険であることを理解できるからだ。勝てる勝てないはともかくとして、獣はいらぬ怪我や疲労を避けるものだ。群れから離れた一人を襲うならともかく、住居に大規模魔法を放つのは非常に考えづらい。

 

 だとしたらゆっくりしている暇はない。最初からない予定だったが、他者の支援も受けられずに戦闘をすることになる。敵の人間だけを選んで眠らせるなど難しいだろうから、敵も増援がないと考えるのが自然か。否、睡眠に耐性のある装備などをしている場合はその限りではない。エルフ王は単身での襲撃しかしていないそうだが、今回もそうとは限らない。

 

 絶死は慎重に移動を開始する。

 

 現在の彼女は神の遺産を装備している。装備している白い鎧は風の神のもの。武器の大鎌は死の神の愛用品。どちらも法国の最秘宝だ。そんな装備をしているからと言って慢心はできない状況だ。

 

 そして、彼女はすぐに奇妙な生物と遭遇した。

 

「――ぷすぷす」

 

 奇妙な外見の生物は奇妙な鳴き声を発している。

 

「な、何、あれ」

「ぷすぷす。ぷすぷすぷす」

 

 魔獣の類には違いないだろうが、少なくとも絶死の知識にはない生物だった。強いて言うなら豚が近い体型かもしれないが、様々な点が違う。豚の鼻は潰れたように平らだが、目の前の生物の鼻は長い。あまり屈強な雰囲気は感じない。おそらくそれほど難度の高い魔獣ではない。

 

 十代の少女にしか見えない絶死が人類最高峰の戦闘能力を持つように、見た目と強さは必ずしもイコールではない。あの魔獣も見た目より強いかもしれない。

 

「ぷす、ぷすぷす」

 

 それにしても間の抜けた鳴き声だ。まるで袋から空気が抜けているようだ。そんな魔獣だが、絶死を視認するなり彼女とは逆方向に走り出した。あまり早い動きではない。

 

「ぷすぷすぷす」

 

 間の抜けた声にしか聞こえないが、絶死から逃げているという現状を考えるにあれはあの魔獣なりに必死な声なのだろう。

 

 勿論、人類の限界さえ超えた膂力を持つ絶死から逃げられる存在などいない。しかし絶死どころか一般兵士でもあっという間に追いつける速度だ。後ろの右足を掴んで持ち上げる。抗議するように鳴く魔獣。

 

「ぷすぷす」

「何にせよ、こいつが原因かしら?」

 

 状況的に無関係というのは有り得ない。直接的な原因でないにしても早く殺した方がいいだろう。間違いなくエルフ王の使役獣か何かだ。

 

 絶死が大鎌を構えた瞬間だった。

 

「よお、久しぶりだな、ねこにゃん。……何か背ぇ縮んでねえか?」

 

 背後から知らない男の声がしたのは。

 

「っ!」

 

 反射的に魔獣は壁に放り投げる。絶死の膂力で投げつけられて壁に激突すれば大抵の生物なら死ぬと考えての行動だった。壁の破壊音を確認すると獣から意識を完全に外す。大鎌を構えて振り向けば、そこには金髪の男がいた。

 

 黄金の瞳を除けば、それほど目立つ特徴はない。着ているローブもそれほど特別なものには見えない。ごく普通の旅人のように見える。

 

 だから、絶死が注目したのは男の容姿ではなく、発言だった。

 

 この男は自分に対して「ねこにゃん」と言った。六大神が一柱、いと尊き風神「輝煌天使ねこにゃん」。一般には秘匿されているその名前を知る者は限られる。まして、この鎧がねこにゃんの使用していた物だと知るなど、本当に一部の人間しか知らないことのはずだ。神の御名を知るだけなら六色聖典から聞き出せるかもしれないが、この鎧について知る者など六大神の遺産を直に見ることができる漆黒聖典と最高執行機関の面々くらいだ。

 

 絶死を神と誤認ということは、絶死の存在は知らないが、これがねこにゃん鎧だという情報だけを知っているということだ。どういう立場の人間だ。

 

「おいおい、動物虐待反対だぜ? それにしてもカロンの導きなんて持ってどうしたんだ。スルシャーナがよく貸してくれたな。それって効果はしょっぱいけどあいつのお気に入り……ん? よく見たら女性の体格……もしかしてねこにゃんじゃない? うわ、恥ずかしい。せっかくねこにゃんだと思ってレクスに出番を譲ってもらったのに……」

 

 芝居がかった動きで顔を覆う謎の男。手を外したかと思えば、目には恐ろしい色があった。絶対零度の冷たさと灼熱の憤怒が同居している。

 

「慣れない遠視なんてするもんじゃないな……。で、ねこにゃんじゃねえならおまえさん、誰だよ? 僕の名前はネロ・ネミートス。昔はねこにゃんと仲間だった仲なんだけど」

「ねこにゃん様と!?」

 

 らしくもなく大声を上げる絶死。

 

 神に対して馴れ馴れしい態度であったため、薄々そうではないかと思っていたが、絶死は男の正体に察しがついた。

 

 六大神や八欲王と同じ『かの者』。ユグドラシルという世界からの来訪者。世界に変革と救済と破壊をもたらすもの。百年の揺り返しにて訪れる大波。ぷれいやー。

 

「ねこにゃん『様』、ね。ねこにゃん様と来たか。こんな笑い話はない。あの野郎も随分と偉くなったもんだ。まあ、神様になったんだから当然か」

 

 途端に不機嫌そうな男。それでも、先程までの憤怒は随分和らいでいるように見えた。慎重に、しかし最も大事なことを聞くために踏み込む。武器は構えて、いつでも戦闘は可能な状態で。

 

「貴方は……いえ、貴方様はぷれいやーでしょうか?」

「その通り!」

 

 何故か顔の前で両手を叩いて、男は自己紹介をする。

 

「君の鎧の持ち主であるねこにゃんや鎌の持ち主であるスルシャーナとかつて同じギルドにいた人モドキにして贋作魔王! 詩人のように奏で、妖精のように騙し、盗賊のように襲い、賢者のように導き、魔物のように暴れ、虫けらのように死んでいく。人呼んで『六色演目』ネロ・ネミートスとは私のことでございます」

「ネロ・ネミートス?」

 

 口の中で転がしてみるが、聞いたことのない名前だ。神々の世界の記録などほとんど残ってないため、当然と言えば当然だが。

 

「その様子だと聞いたことないか。当然だけどね、うはははは」

「当然?」

「だって――『俺』のことをスルシャーナたちは早く忘れたいはずなんだよね。忌々しい敵だから」

 

 ネロの言葉を最後まで待つことなく、絶死は大鎌で切りかかった。

 

 神の敵であるということは、法国にとって有害な存在であり、人類の脅威ということだ。躊躇する理由などない。

 

 絶死の武器、カロンの導き。この大鎌は神の遺産と呼ぶにふさわしい能力を持っている。法国が発見できていない未知の金属でできており、建物内で振り回そうと壁や床ごと切り裂く切れ味を誇る。それを人類最高の膂力と速度で以って振り回すのだ。どのような相手だろうと両断できるはずだった。

 

「いい攻撃だ。点数はゼロに近いけど」

「それはどうも!」

 

 だが、絶死の攻撃をネロは平気な顔で受け止めた。それも素手で。否、よく見ればその手は人間のそれではない。手首のあたりから硬質な鱗に覆われている。どうやら人間ではないらしい。

 

 しかし、絶死の攻撃を受け止めるなど同じ神人の第一席次ですらできないことだ。この男が神と同格存在――即ちぷれいやーであると見て間違いないようだ。

 

 絶死は鎧の下で笑みを深くする。余裕からではない。興奮からでもない。自分の感情を隠す時の癖だ。笑って、誰からも――特に敵から――感情を見えなくする。

 

 エルフ王と戦いに来たら、神と同格の存在が出てきたなど冗談では済まない緊急事態だ。もしも分かっていたら最秘宝の使用が此方になっていたかもしれない。

 

(大丈夫。私には切り札がある。神が相手であろうと負けない。スルシャーナ様、私にお力をお貸しください)

 

 絶死は素早く連続で斬りつけるが全て防がれる。カロンの導きでも簡単には引き裂けない強度と、絶死の連撃を防御できる反応速度。簡単には倒せない相手だと理解し、飛びのいて大きく距離を取る。ネロからの追撃を警戒していたが、彼は一歩も動かず絶死を観察していた。

 

「もしかしたらスルシャーナやねこにゃんを殺して装備を奪ったのかと思ったけど、その反応からすると違ったようだ」

 

 良かった良かった、と神の敵を名乗る男は上機嫌で言う。どこからともなく白く不気味な仮面を取り出して被る。表情を隠されたのは若干厄介だ。視線などの攻撃の予備動作や痛みに対する反応が読み取れなくなる。

 

 そして、鍵盤楽器でも演奏するような構えを取った。その態勢からどのような攻撃をしてくるのか絶死には推測できない。手袋をしているが、実質徒手空拳。先程の攻撃を受け止めた膂力を考えるに肉弾戦を得手とする修行僧か。否、人間ではない上であの膂力であることを考えれば魔法詠唱者であってもおかしくはない。

 

「私は最新の世界喰い。俺は復讐の獣。僕は黄昏の竜。世界が消える直前、君たちが神と呼ぶ六人が滅ぼした愚かな魔王。――では、我が怨敵の装備を持つ女よ。是非心から楽しんでくれ、この『俺』の――ネロ・ネミートスの『六色演目』を!」

 

 魔法を使ったわけでもないだろうが存在感が増す。戦意が、敵意が、殺意が物理的な圧力を持って絶死の体を揺らした。

 

「ねえ、戦うのはいいんだけど、もう一ついいかしら?」

 

 時間を稼ぐことがプラスになるのかマイナスになるのか分からない。グズグズしていれば新王が来るかもしれない。しかし、それならば何故いないのかという疑問に突き当たる。

 

「調子狂うなー。どうぞ。一つと言わず二つでも三つでも。神と同格存在であるのなら、それ相応の懐の深さを見せるつもりだぜ、僕は」

 

 恩着せがましい言い方だが、了解を得られた以上は続けさせてもらう。

 

「じゃあお言葉に甘えて二つほど」

 

 それはどちらもどうしても聞いておかなければならないことだ。どちらも法国の人間として、あるいは絶死自身のためにはっきりとさせておく必要がある。本当のことを言わないかもしれないし、絶死の望む回答は得られないかもしれない。それでも、そこが気になってこれからの戦闘に支障が起こることだけは避けておきたい。

 

「ねこにゃん様の仲間というのは嘘?」

 

 この状況ではほとんど嘘だと露呈しているようなものだが、確認はしておきたかった。神の友人、ともすれば新しい人類の守護者になってくれるかもしれない存在だとすれば自分の命を以って詫びる必要だってあるのだ。

 

「いいや。言っただろう? 『仲間だった』って。仲間だったのは昔の話だよ、昔の。一応六人全員と所属が同じだったけど、記憶に残るレベルでつるんだことがあるのはスルシャーナとアーラ・アラフとねこにゃんだけだよ。他の三人も名前だけは覚えているけど。今は会ったら殺し合いは避けらないような関係さ」

 

 ならば、この男を殺すことは神への不義理にならないということだ。仲間であるという嘘は有り得るが、敵であるという嘘をつくメリットはない。神の戦闘を代行するなど、漆黒聖典の所属である絶死からすれば最高の誉れだ。

 

「そう。じゃあもう一つ。あの男……エルフ王デケム・ホウガンを殺したのは、もしかしてレクス・セントラルとかいうエルフの新王じゃなくて貴方なんじゃない?」

 

 どちらかと言えば、絶死は否定を予想していた。エルフの新王もまたぷれいやーであり、やはり王殺しの犯人なのだと思っていた。こ

 

 この男がぷれいやー、すなわち絶対的な強者だからと言ってデケムを殺したことに直結はしない。しかし、法国の基地を襲撃している新王の関係者であることは間違いない。何せ神の敵を自称しているのだから。最終的に殺すつもりではいるが、この男から新王の情報を抜き出すつもりでいた。

 

「そうだけど」

 

 平然と返ってきた答えに、驚きで無意識に息を飲んだ。仮面で表情が見えないため正確なところは分からないが、何でもないような態度だ。それ故に真実なのだと察する。いつものように笑みで隠すことはできないほどの衝撃。否、激情を絶死が支配する。これほどまでに感情が高ぶっているのは人生で初めてかもしれない。ひょっとしたら、母が死んだ時以上の何かが芽生えた。

 

「美味しかったよ、あのクソエルフの心臓。で? だとしたら?」

 

 絶死は兜の下で改めて笑みを作る。相手には見えないはずの感情を隠す。自分自身さえ気づかないように。そして、宣言する。

 

「――殺すわ」

「あっそ。頑張れ」

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