ありふれない天使は神を殴って地に堕ちる   作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ

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ライセン大迷宮・弐

冷静に考えてみればライセン大迷宮は入り口の看板からは予想できないほど難関だ。

 

まず土地の特性で魔法が使えない。それだけでユエがほぼダウンに近くなっている。

 

次に基本力押しで来ていたディアボロは迷路という今までにないものに苦戦していた。

 

壁を壊しても直ってしまう。運が悪ければ通っている間に直り、

埋まるだろうことから壊して通れはしない。

ついでに無理してさっき壊砲を放ったため魔力もほぼ今はない。

 

そしてファクは一応固有能力として存在しているため、

魔素のないこの場では万全に力を発揮できない。

 

最後のハジメも魔物から奪った固有魔術の中放出系はほぼ使用不可。

纏雷も半減、シュラーゲンやドンナーなども同様に大幅に弱体化。

大迷宮じゃあ使い物にならないレベルまで下がっている。

 

つまりカギは魔力を要しないシアになるわけだが、、

 

シア

「殺ルですよぉ、、絶対、住処を見つけてめちゃくちゃに荒らして殺ルですよぉ」

 

ご覧の通りブチギレている。

 

ほかのやつが焦っているだとか、、怒っているだとかを見ると周りのものは逆に冷静になれる。

 

それを見て俺たちはシアとミレディに対してため息を吐くのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そうしてシアを宥めながら俺たちは道なりに進む。

 

、、と思っていた。

 

ガコンッ!

 

ハジメのほうから音がする。

 

俺たちは恐る恐るハジメのほうを向く。

 

するとハジメは(やっちゃった、、)みたいな顔をして汗を垂らしながら罠を踏み抜いていた。

 

ディアボロ

「何やってんだぁぁぁぁぁぁお前ええぇぇぇぇぇ!」

 

シャァァァァ!左右から槍が迫る

 

長刀のように、横凪で俺たちの首を刈り取るように。

 

ハジメ

「回避ッ!」

 

、、と思っているのか?

 

無機物なら、、

 

ディアボロ

「呑み込めるんだよぉぉぉ!【魂暴食】!」

 

俺のスキルが槍を飲み込む。

 

このスキルがなんで使えるか?俺の体を軸に回しているから何ら問題がないのSA☆

 

二枚の刃を呑み込み、少し安心するのもつかの間上方向に危険を感じ飛びのく。

 

避けた瞬間上からギロチンが落ちてくる。

 

ディアボロ

「うーん。これくらいなら喰えたな」

 

ハジメ

「じゃあなんでよけたんだよ」

 

シア

「ほんとですぅ!守れるんだったら守ってほしかったです!」

 

ディアボロ

「でもちょっとファクのほうが身長が高くて傷つきそうだっ、、召喚解除すればいいじゃん」

 

ファク

「確かにそうですね。じゃあ私帰りますので」

 

ハジメ

「そんなんでいいのか、、」

 

そうしてファクは帰っていくのだった、、

 

____________________________________________

 

やばい、並列作品に引っ張られてしまう、、

 

ここまでで気づいた人いるかもしれないけどファクは転スラのレインみたいな性格です。

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