混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 新章開幕でっす!

 即興で作ってみました闇動神備のネーミング。いろんな敵対勢力が動いたり準備したりする回となっておりまっす!

 ちょっとアザゼル杯の要素は薄まるけど、まぁちょっとだけだから安心して! ハーデスやフロンズがいるから、アザゼル杯でも見せれるしね?


第四章 闇動神備編
闇動神備編 第一話 兵站とっても重要です


Other side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 邪龍戦役と明星戦乱。禍の団に関わる二つの大きな戦いは、人間世界にも無視できない傷跡を残したと言ってもいい。

 

 邪龍達による人間世界への侵攻。明星戦乱による極晃星(スフィア)の脅威。この二つは、今後の世界の未来において大きな布石となったことは言うまでもない。

 

 そして、その間にもう一つの脅威があった。

 

 大欲情教団。彼らと多国籍軍による睨み合いだ。

 

 世界各地で都市規模の淫行を繰り広げる、エロの秘密結社。ひょんなことから本拠地が日本にあることが分かり、いくつもの国家が叩き潰すべく連合軍を組織。

 

 だが、先手を打ったのは大欲情教団。世界各地に存在し、何なら当時の米国大統領の娘までもが構成員だったことにより、カウンターを喰らってしまう。日本に至っては皇族すらターゲットにした淫行が行われようとしていた。

 

 先の二つの事態もあり、殆どの国家が軍備強化と対大欲情教団が国策とした。

 

 日本も同じ。否、皇族をターゲットに都心に大規模侵攻を受け、そもそも本拠地が日本にあったことが、日本人の危機意識をこれでもかと底上げした。大欲情教団が蜂起した本部近辺が、超大規模の鉱脈になっていたことも大きく後押ししている。

 

 自衛隊に回される予算は二倍を超え、自衛隊に志願する者達は例年の倍を超える。その後の振るい落としやそもそも育成の為の人材確保もあるが、自衛隊の規模と質は凄まじいことになるだろう。

 

 兵器開発が推し進められていることで経済も多少盛り上がっており、にわかな好景気も生かされている。

 

 そしてその一環として、日本政府はある搦め手を行った。

 

 大欲情教団のそれを解析した形なら、異形側も認めた人工神器技術。日本政府は軍事兵器を国際共同開発しつつ、独自に開発を進めている物があった。

 

 それが工業開発技術。すなわち「より早く兵器を作ることができる下地」である。

 

 工業製品は毎日多数製造されることも多いが、それは工業製のラインに流し続けるからこそ。自動車一つを製造するのに掛かる時間は、ひと月ほど掛かる場合もある。

 

 だからこそ、より早く兵器を開発する技術は早急な軍備増強の必要不可欠。ここに日本は目を付けた。

 

 そして同時に、日本政府は真っ先にスペインと交渉を開始。

 

 目的は、スペインの海軍旗艦ともなっている一隻の船。ファン・カルロス一世。

 

 戦略投射艦とスペインは呼称し、あらゆる貨物に対応できるよう設計された格納庫と、それに比例しての多用途任務に対応できる対応力。そこに目をつけ、オーストラリアやトルコでも準同型艦を運用する、優秀な設計を施された、事実上の強襲揚陸艦。

 

 日本政府はわざと割高な代金の提供及び、ある程度の技術提供を引き換えにライセンス生産を取り付ける。

 

 そして格納庫を再設計し、武装を自衛隊のそれに合わせて設計。ある程度形になった工業用人工神器と併用し、ついに一隻を完成させた。

 

 それこそが、たけしま級戦略護衛艦。その一番艦であるたけしま。

 

 現在、スキージャンプ甲板を生かしてのUAV運用など、今後の技術発展を想定した技術試験艦として運用が行われている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな自衛隊の最新兵器に、チームD×Dからオカルト研究部を主体とするチームが同乗していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……自衛隊って、やっぱり女性がまだまだ少ないんだなぁ」

 

「ま、基本的に男社会っすからね。人間世界側の軍事組織ってのは」

 

 俺は食堂でお茶を飲みながら、アニルとそんな感じでだべっていた。

 

 ロボットアニメみたいにたくさんの女の子が出てくる世界は、まだまだ先のことなんだなぁ。

 

 そんなことをしみじみ思ってから、俺はそろそろ本題に入ることにする。

 

「つーか、自衛隊との合同任務って凄い事になってるよな」

 

「同感でさぁ。ま、仕方ないところもありやすがね」

 

 うん、本当に凄い事になった。

 

 今回に作戦だけど、大欲情教団が無人島に作り上げた軍事施設の強襲作戦だ。

 

 日本の首都である東京を、皇族までターゲットにして侵攻した大欲情教団。俺も日本人の端くれとして、呆れると同時に憤ったりもする。

 

 そして日本はこれを機に、軍備拡張が一気に図られている。自衛官志望も例年の倍を超える勢いだ。

 

 そんなわけで、対大欲情教団という意味では日本はタカ派の極みだ。うっかり大欲情教団と勘違いされたなら、殺人の理由になりかねない。

 

 流石にそれはまずいとしているけど、だからこそ「政府がしっかり大欲情教団を取り締まっている」と思わせる必要はある。

 

 と、いうことで。

 

 一生懸命日本政府や冥界政府が頑張って見つけた、大欲情教団の秘密基地。これを自衛隊が大手を振って制圧するのは当然ともいえるわけなんだな。

 

 お上がきちんと仕事をしてるっていうのは、国民にとって安心感が違うってことだ。そういうのは、俺も冥界のヒーローになってるから少しは分かる。慰問のヒーローショーもその一環だしな。

 

 だからこそ、日本政府はこの作戦でしっかり成果を上げたいらしい。

 

 ただ、大欲情教団は異形の大組織に匹敵する勢力。ついでに言うと、核兵器や原子炉の技術を獲得している。自衛隊でも大部隊を率いて返り討ちに遭いかねない。

 

 だから対策として、日本政府は各国に対して協力を要請。以前から進めていた新型プログライズキーの試験も兼ね、連合部隊で仕掛けるつもりらしい。

 

 たけしま級戦略護衛艦はその旗艦。だけどたけしま級に刷新される予定のおおすみ級とかも投入し、かなりの大舞台になっている。在日米軍からも増援が派遣されている。

 

 そして、異形からも戦力が派遣されることになった。

 

 その結果、「最も大欲情教団と関わっている」という理由で、俺達オカ研に白羽の矢が立ったそうだ。実力も申し分なく、地元での事態なのも一役買ってる。

 

 ……本当に、あいつらとは切っても切り離せない関係になったなぁ。

 

「あいつら、最近は大人しかったけど絶対強くなってるよなぁ」

 

「同感でさぁ。そういう連中はきついッスからねぇ」

 

 俺もアニルもちょっとため息をつく。

 

 そして、俺達にとってため息をつく理由は他にもあったりするわけで。

 

「アニル」

 

 俺は、アニルが腰に携えている()()()()()を見る。

 

 それは、以前カズヒが言っていた「量産型のコールブランド」。

 

 ついに完成し、アニルに提供された、新しいアニルの力だ。

 

「頼りにしてるぜ?」

 

 本心だ。

 

 アニルはここまで、ずっと俺達の戦いについてきてくれた。

 

 特筆する異能の才覚こそなかったけど、聖剣を与えられたことでそれも補われた。そしてそれにおごらず、基礎をしっかりと鍛えている。

 

 間違いなく、アニル・ペンドラゴンは頼りになる戦力だ。

 

 そして、アニルもその自覚がしっかりとある。

 

「もちろんでさぁ。頼りにしてくださいよ?」

 

 ああ、期待してるぜ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 僕はリアス姉さんの護衛として、たけしま級のブリーフィングルームで、ある一人の男性と話をしている。

 

「ハッハッハ! 一目見ただけで分かる、修羅場を潜った良い目をしてますな!」

 

「そちらこそ。次期大統領候補の一角は伊達ではないと、雰囲気で分かりますわ」

 

 リアス姉さんと笑顔で握手をし合うのは、合衆国大統領候補。

 

 アメリカ合衆国上院議員、ニールセン・キングスマンだ。

 

 僕らが修学旅行で京都に来ていたのと同時期に、日本に来日してたこともあって、遠目に見たことがある。あの時はイッセー君の可能性が京都に痴漢の嵐を巻き起こしており、そこに連なる形だったから忘れてない。

 

 ……なんというか、申し訳ない気もしないではない。

 

「しかし、在日米軍から参加する部隊の激励をしに来られるとは、フットワークが軽いのですね」

 

「当然ですとも! これから殴り返されるのを承知でろくでもない連中を殴りに行く戦士達が彼らだ。まして前大統領の敵と言っても申し分ない奴らが相手なのですからな! 声援と陣中見舞いを届けずにはいきますまい?」

 

 リアス姉さんのそう言った通り、彼は今回の作戦に関わる在日米軍の応援に来てくれていたようだ。

 

 米国陸軍に在籍し、「戦う上院議員」を公言。今回で初の実践投入となる、国際共同開発のプログライズキーにおいても、合衆国で最大レベルの後援者ともいえる。こと政治的な部分では多大に貢献したそうだ。更に星辰体(アストラル)研究にも尽力しており、被検体として参加した結果という意味では、米国最初期の星辰奏者(エスペラント)ともいえる。

 

 過激派ではあるが国防に繋がる政策を行い、合衆国の富国強兵を推し進める人物。その一環で同盟国である日本国の強兵化も積極的であり、自衛隊の増強を狙っている政治家と密接に繋がり交流を行っていると言われている。

 

 ……過激ではあるが、だからこそこういう時は頼りになる。今回においては裏もないだろう。

 

 とはいえ、だ。

 

「しかし、よろしいのですかな? 新入りを多数投入すると伺っておりますが」

 

 そう、伺うようにニールセン氏はリアス姉さんに指摘する。

 

 それに対し、リアス姉さんも真剣な表情に戻り、真っ直ぐに向き合った。

 

「……ええ。おそらく今後も関わることになるだろう、大欲情教団。不意打ちで関わるより、意識的に関与するこのタイミングの方がフォローが聞くと判断しましたわ」

 

 そう、僕達は今回、ちょっとした博打じみたことをしている。

 

 その危険性を理解したうえで、リアス姉さんは微笑みすら浮かべた。

 

「日本政府から了承は得ましたし、責任はこちらで追いますわ。在日米軍の方々に迷惑は駆けませんので、ご容赦を」

 

 さて、この一手、吉と出るか凶と出るか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズヒSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……さて! オカ研の戦いを経験していないひよっこども!! ウォーミングアップは終わったか!」

 

「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」

 

 鬼教官みたいなムーブで、私は今回の作戦に参加する、新しく入ったメンバーに檄を入れる。

 

 何よりいうべきことはシンプル。これが一番大事!

 

「今回の作戦で絶対に頭に入れるべきことはシンプル!」

 

 そう、これはしっかり言っておかないといけない。

 

 この心構えがあるかどうかが、本当に死線を分けるといっていい。そんなレベルの重要すぎる情報。

 

 そう、それこそが―

 

「性癖でどんなことが起きても思考を停止するな! そういうものだと割り切りなさい!」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

「「「「「…………え?」」」」」

 

 返答は二種類。

 

 懲罰人事で来た行舩達四名に、割と天然なアルティーネがしっかりと返事。

 

 それ以外のメンツが返答するのも忘れて困惑している。

 

 ま、これは仕方がない。

 

 仕方がないけど無視はできない。

 

 だからこそ、準備は万端。これがあるなら大丈夫。

 

「困惑するのも当然。だけど現実を見せるしかないから覚悟しなさい」

 

 そう言ったうえで、私は記録映像を流す。

 

 題名は、「おっぱいドラゴンとおパンツドラゴンの異業」

 

 偉業ではなく異業なのがミソよ。

 

 ここをしっかり教えておかないと、マジでまずいものね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大丈夫かなー、皆。

 

 そんなことを思いながら、俺は甲板でウォーミングアップをしていた。

 

 軽く走ったうえでイメージトレーニングを体を動かしながらし、ストレッチをしてから水分を補給する。

 

 相手は大欲情教団。それも基地レベルだ。油断ができる相手ではない。

 

 そしてそんな連中をガチで相手する以上、ファーブニルも割と速攻で出す予定だ。毒をもって毒を制するアレだ。まず共食いで数を減らしたいともいう。

 

 なにせ相手は、あの大欲情教団だ。

 

 ひと月に一回ぐらいの割合で、俺に大打撃を与え続けてきた強大な組織。ここ数か月は教主と本部を失い静かにしていたが、必ず牙を研いでいると確信していた。詰まるところ、ヤバイ相手だ。

 

 日本政府もそれを分かっている。だからこそ、総統の戦力をもって打倒を考慮しているという事だ。俺達にお呼びが掛かっている辺り、かなり戦力を集めていると見ていい。

 

 だからこそ、俺達も本気で仕掛けないといけないわけなんだが少し困ったものもある。

 

「……三美さん、大丈夫だろうか」

 

 とりあえず、ここ数日はおかしな様子はない。

 

 ただ同時に、あの時の顔面蒼白になっていた一瞬を俺は知っている。

 

 それが気になっているが、タイミングを逸している為、迂闊に聞けないのが難点だ。

 

 見てしまったのを理由に聞き出すことはできるし、必要ならそれをするべきだとも思う。

 

 だが同時に、彼女の深いところに踏み込みかねないからな。

 

 タイミングを計りたいが、それを逸している。もうこうなっては、最低でもこれを終えてからでないと無理といったところだ。

 

 それとなく気を使っておこう。万が一にでも足元をすくわれれば致命傷になりかねない。

 

 とはいえ、戦力だけなら十分すぎると思うが。

 

 想定される敵基地は、無人島の地下に作られているらしい。空洞化している地下基地であり、体積に限定するとこのたけしま級二隻分とのこと。

 

 つまり、戦力は数においてはそこまで多くはないわけだ。ここをつければ勝ち目はある。

 

 日本も異形に積極的な支援をもらっており、五大宗家・妖怪・日本神話からも相応の援助を受けている。そこに変態慣れしている俺たちD×Dオカルト研究部メンバーが、変態の経験値を積ませるべく新参メンバーを集めて参戦。他の異形からも増援が来ているらしい。

 

 そういえば、吸血鬼からも増援が来ていたはずだ。

 

 最近イッセーのチームに入れて欲しいといってきた、エルメンヒルデが仲介役になっているらしい。この後作戦開始前のブリーフィングで顔合わせをする予定だが、どうなるんだろうか。

 

「……ふぅ~。海の上って、こんな感じなんですね」

 

「そうなんすわ。吸血鬼はこういう時大変やから、珍しい機会ですわ」

 

 と、思いきやいきなり吸血鬼か。

 

 純血の吸血鬼は、流れる水の上を移動できない。だが、それなりに術式を利用して克服しているそうだ。今回はそのテストも兼ねているとか。

 

 和平って凄いなぁと思いつつ、俺は近くにきているのなら挨拶するべきだろうと思い振り返ると―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、あの時の!?」

 

「はぁ!? な、なんやいきなり!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの時三美さんに会っていた人ぉおおおおおおおっ!?

 




 領海と所有する島が多い都合上、日本もそろそろ海兵隊を増強するべき名気がする今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 いやほんと、どっかの国という大河を挟んだ対岸が何年もドンパチさせられてますし、隣国は怪しいしジャイアン相当はなんかアレそうだし。……言っちゃなんだけど、景気を考えるより国防考えるほうが先なんじゃないだろうか? 日本って国際的に考えるといい国側ですよ?

 そんな意識もあり、毎度毎度軍事力強化されまくりな自作品の日本。ついに強襲揚陸艦獲得です。





 そしてそんな強襲揚陸艦に乗り込み、対大欲情教団のサポートを行うオカ研メンバー。

 大欲情教団は本拠地を失っておりますが、支部の類は無事残ってるので隙あらば出したいところ。第三部になったら俺ツイと絡ませる予定だしNE♪
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