混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部 作:グレン×グレン
就職関係も動きがある昨今、ちょっと休むのも一つの手かもしれない。
新西暦サーガで一作作ってみたい欲もあるし、アイディアもある。オリジナルで一作考えるのもありかもしれないと、追放もので思いついたアイディアもある。ハイスクールD×Dで長期ネタにできるわけがないネタがあるから、短編を作るのも手ではある。
……まぁ、まだ100kb以上書き溜めはあるんだけどね!!
other side
「失礼いたします、ベルゼブブ様」
「クロード長官か。ご苦労、まずは座ってくれ」
「ありがとうございます。そして、ロキに同調していた者達の件で追加報告が」
「直接来るとは、それなりに懸念事項ということか」
「はい。……どうも、ロキはPMCのいくつかを買収して子飼いの戦力にしていたようでして。残党といえる者達も存在しているようです」
「……狙いは星辰奏者。そして、現代の英雄を取り込む為か」
「そのようです。良くも悪くも国軍からだと、人間界との折り合いや和平前の各勢力を気にすることになりますからね。我々も表向きのカバーとして、そういった企業を設立することを踏まえておりました」
「厄介な話だ。あのロキのことだし、デコイもいくつかあって本命は探しづらいだろう」
「はい。またPMCではなく違法な傭兵企業や私設軍隊なども考慮すれば、相当時間がかかることでしょう」
「……そして、そのいくつかがハーデスと繋がっている可能性は大きいな」
「接触することができれば間違いないでしょう。ハーデスとロキは思想の面から同調しやすいです。残党はハーデスの支援を受ければロキの奪還も狙えますし、ハーデスも現場で動く部隊として徴用可能ですし」
「更に、ロキを倒された復讐という形にすれば、ハーデスとの直接の繋がりを探り難い形で襲撃も可能。いや、別の残党をそそのかす形で動かすことも可能か」
「頭が痛いですが、この手の類は
「分かった。……それと、チームD×Dが何人かそちらの作戦に協力するとか」
「はい。カズヒが借りれれば儲けもののつもりで提案したのですが、意外にも頼れる人達が多くて逆に困りました」
「はははっ。彼らはそういう者達だと知ってるだろうに。まぁ、そろそろ例の異世界技術も取り込みたいところだしね」
「……偉大なる冥府神の従僕チームですが、間違いなく使っているでしょうね」
「ハーデスにしては人間を積極的に徴用しすぎているし、おそらくロキ残党辺りが提案したのだろう。負の側面を見せつけるのは、大衆向けのコマーシャルとしては有効だろうしね」
「既にエカテリーニ・ロド・サンブックの情報は漏れ始めています。おそらく意図的に流すことで、潜在的に不満層を増やす算段かと」
「既にサンブック王国からも抗議声明が送られているからね。「いくら何でも元テロリストを放し飼いにしすぎている」とね」
「……現状異形からは抵抗がないですが、被害者の会でも結成されるとやりづらいですね。特にジャンヌ・ダルクに関しては教皇猊下が下した沙汰ですから」
「まったく。
和地Side
そういうわけで、俺達はこうして
とはいえ、D×Dはあくまで助っ人扱い。加えて多くの参加表明者にはアザゼル杯やそれ以外の業務もあったので、全員参加というわけではないんだけどな。
……ただ、渦の団相手に過剰戦力気味でプルガトリオ機関が動いていることもある。だからこそ、戦力としてよりこれを利用した慣らしを目論んだ構成になっている。
で、そのメンバーだが—
「はっはっは。俺も死徒とは戦ったことがあるが、まさか最高位の直下とはな! それに動きも鍛え上げられた者のそれだ、いざという時は頼りにしてるぞ!」
「ど、どう……も」
—サイラオーグ・バアルが参加しているうえ、緋音さん達も参加している。
異形アレルギーがある緋音さんが参加しているのは不安かもだが、これはちょっとしたリハビリを兼ねているからだ。
今回の作戦はプルガトリオ機関や五大宗家が主体。それで本来は終わらせる予定であり、俺達はあくまでゲストだ。
だからこそ、緋音さん達の慣らしにもなるだろう。そういう判断である。
もちろんイレギュラーの可能性もあるが、それを気にしていたらもう何もできない。ある程度はリスクに目をつむる必要があるのが世の中であり、問題はその辺りにどう折り合いをつけるか。そういう話だ。
幸か不幸か、サイラオーグ・バアルやバアル眷属がいるのならだいぶましだ。彼らは若手悪魔としては異例なレベルの戦力であり、アザゼル杯でも連戦連勝の高い勝率を誇っている。これ以上の戦力を求める場合、それは国家予算を投じても必ず得られるようなレベルでは無いと断言できる。
ならこれで十分だ。あとは俺が頑張ってフォローするべきところだろうさ。
……と、いうわけで。
「お前はお前で頑張れイッセー。俺は俺で頑張るから」
「悪かったな畜生!」
俺は一緒に参加しているイッセーに、割と残酷なことを言い放っておく。
ツッコミは飛んできたが、こればっかりは仕方がない。
異形アレルギーがまだ完全に治っているわけではない緋音さん。そのフォローになるべく徹しつつ、有加利さんのフォローも入れるべきだからな。ちなみにザンブレイブ姉妹も参加している。
俺もカバーできる範囲に限度はある。主にアルティーネに関しては、イッセーに任せたい今日この頃だ。
……っと、作戦が始まったな。
「じゃ、様子を確認しつつイレギュラーに備えるということで。サイラオーグ・バアル、そっちもあくまでゲストなのを忘れないようにな」
その辺りは釘を刺しておこう。
俺達だけで何でもかんでも解決すると、他のメンバーが育たない。俺達と真っ向から渡り合えるだけの戦力なんて早々いないが、どう考えてもハイローミックスのハイなんてレベルじゃない質である自覚はある。点の突破力とでも形容するべき、まさに精鋭部隊の類なんだよ俺達は。
それと同じぐらい、面の制圧力と形容するべき範囲をカバーするメンツは重要だ。ハイローミックスのローは、数を揃えたうえである程度の質も必要だからな。ただの有象無象の人海戦術では駄目だろう。
基本的にフロンズ達の領域だが、政敵に全部頼るのも冥界政府的にあれだろう。フロンズ達だって
というわけで、実戦経験を多くの者達に積んでもらうことが重要だろう。俺達は想定外の事態に対する備えで十分。ワーカーホリックは避けるに越したことはないのです。
「さて、何事もなく終わってほしいもんだ—」
—チュドォオオオオオオッン!—
「—と思ってたんだがなぁ」
なんか、明後日の方向から戦闘の音が聞こえてきたんだけど?
なんでこう、俺達ってば高い確率でトラブルに巻き込まれる……っ
「本部、想定されてない箇所で戦闘が起きているようだが? 何があったか報告してくれ」
サイラオーグ・バアルが確認をとっているけど、まぁある程度は予想できるので俺は周囲を確認。
さて、この位置ならいきなり強襲されることはない。俺達D×Dメンバーが来ていると分かっているのならともかく、そうでないなら戦術的優位性が薄いこの地点を真っ先に狙う可能性は薄いからだ。
なので、呼吸を整えて周囲の様子を確認する余裕はある。
「サイラオーグさん、もしかして禍の団ですか!?」
イッセーが当たりをつけるけど、サイラオーグは首を横に振る。
「いや、どうやら全く異なる集団らしい。
ついに全く別口のテロ組織まで、当たり前のように人造惑星を投入するようになったのか。
サウザンドフォースではない。奴らは量産型の大型兵器や艦艇まで持っているからな。
だからこそ、この事態は歓迎できない。
どんな勢力が出てきたのかは知らないが、魔星を当たり前のようにこんなところに投入するとか勘弁してほしい。控えめに言うまでもなく、今後の世界の治安に悪影響だ。
まぁいい。奴らが来る前に最低限の情報確認と意思疎通を—
「……なんだと!? 気をつけろ、一体がこちらに向かって真っすぐ突っ込んでくるぞ!」
—なんでピンポイントなんだよ!?
思わずぼやきたくなるがそんな時間もない。
瞬時にパラディンドッグを起動して変身。魔星剣を展開して防衛体制を万全に。
その瞬間、森から飛び出すように一体の敵が飛び出してくる。
そいつは俺達の迎撃を素早く躱しつつ、俺達を視認。
「……チッ」
……あれ? なんか舌打ちされてないか?
心当たりがなかったのだが、殺気が俺に対して真っすぐ突きつけられる。
「てめえかよ、九成和地。木っ端信徒や退魔師しかいないんじゃなかったのか」
名指しされてる。
「まぁいい。なんか気になったんで来てみれば都合がいい。……ここでぶち殺すとするか!」
因縁ある感じだけどー
「すいませんどちら様ですか!?」
「殺すぞクソガキィッ!?」
—顔が見えないから誰だか分からねえ!?
ブチ切れられても困るぞ!? マジで誰ですかぁああああ!?
イッセーSide
なんか九成が因縁つけられてる!?
ええい、いったい誰だか知らないけど、九成に何の恨みがあるってんだ。
とにかく、ダチとしちゃ放っておけない。というか、こっちに仕掛けてきた敵なんだから容赦する必要もない。
遠慮なくぶち倒す、そう思った時だ。
『緊急連絡! ガトリンガルと思われる戦闘兵器を確認! 禍の団が参戦したと思われます!』
おいマジかよ!?
ここで禍の団だと!? タイミングが—
『こちら第十三班! 突如として施設内の非戦闘員が怪物に変貌! 先日の怪物化現象と同様の存在と思われる!!』
—悪すぎだろ!?
っていうか、例の怪物化現象って亜香里や有加利さんのケースか!? おいおい、勘弁してくれよ。
あれは結局、大きな情報が掴めないまま収束していた。だから再発の可能性はあるし、にも関わらず対策を立てるのが難しいところもあった。
だからってこのタイミングかよ!? どんだけ—
『こちら北部中隊本部! 内部において別勢力と思われる存在を確認! 渦の団と戦闘が行われている模様!!』
—本当にどんだけだよ!?
ああもう! 渦の団の残党を潰すだけかと思ったら、謎の魔星に禍の団に怪物化現象に更に別勢力!?
敵が、敵が多いぃいいいいいいいっ!!