混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! とりあえず頑張っておりますグレン×グレンでっす!

 まぁそういうわけで、とりあえず一話投稿しますよー!


闇動神備編 第十四話 革命の真徒

カズヒSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 プルガトリオ機関が活動することもあり、私も参加していてよかったと思う。

 

 何故ならば、目の前のやつを相手にできるのは上澄みだけだ。自分で言うことでもないけれど、私以上の使い手はプルガトリオ機関でも両手の指なら余りが出るという確信がある。

 

 そしてその大半は神が参加するエクストラ部隊。となると、更に太刀打ちできるものは限られる。

 

 振るわれる攻撃は神殺し。更に絶大なる聖なるオーラを纏い、こちらを殺さんと振るわれる。

 

 それをこちらも聖なるオーラを使っていなしながら、私は仕切り直しを兼ねてため息をついた。

 

「……今回の作戦、人類の間引きには程遠くないかしら? 疾風殺戮.com!」

 

「こちらも組織人なんでね。特に首魁の動きともなれば、補佐必須だろう?」

 

 そう言い返すのは、確か疾風殺戮のリクだったわね。

 

 聖槍の再現、それも肉体と一体化させる方向性の亜種で発現させる星辰光(アステリズム)。更に独自に仮面ライダーに変身する。

 

 間違いなく、現存の禍の団ではトップクラスの実力者。まだまだこういうのが残っているのだから、禍の団もしぶといわね。

 

 そして、別の意味で厄介なのがいる。

 

「-俺を忘れるんじゃねえぞぉっ!」

 

 振るわれる攻撃を、私達は互いを足場にする形で飛び退って回避。

 

 現れたのは、虎のような意匠がいくつか見える謎の存在。

 

 プログライズキーとはまた違った科学的な装備を纏っており、身体性能もサイラオーグ・バアルクラス。

 

 今私達は、三つ巴の戦いになっている。

 

 ……最初は渦の団の怪人かと思ったけれど、どうも毛色が違う。

 

 それにこいつを見つけた時、離れたところに似た格好の奴がいた。

 

 おそらくは、渦の団の技術を狙った別勢力。結果的に四つ巴状態であり、外側で更に別件と思われる勢力もいる以上は五つ巴と言ってもいい。

 

 千客万来過ぎて渦の団残党は泣いてそうね。

 

 とはいえ、これ以上好きにさせるのは論外だ。

 

 上手く敵を押し付けつつ、まとめて屠れる機会を探るべきだろう。ただし、それは相手も考えているみたいだけれど。

 

 そんなことを思っていると、更に状況は悪化する。

 

「……へぇ? 疾風殺戮に悪祓銀弾(シルバーレット)、更に妙なのが出てるじゃないか」

 

 その声と共に、更なる攻撃が別方向から放たれる。

 

 私含めて三者三様で捌くけれど、周囲が更に破壊された。

 

 既に岩盤すら破壊されて外の様子が見える中、其れを成した奴は肩をすくめながら現れる。

 

「あらら、全部対処されてんのか。……本気出したつもりなんだけどなぁ~」

 

 そうおどける相手は、おそらく人造惑星(プラネテス)と思われる存在。

 

 外観から見える印象から見て、おそらくこれまでとは全くの別口。そして、戦闘特化型であり高性能でもある。

 

 頭が痛くなりそうだわ。これが終わったら、シルヴァスタン共和国まで行って店長のところで酒とつまみでもかっ食らおうかしら。

 

 和地も誘いましょう。あの子、金使いたくてたまらないもの。奢らせてあげるのも女の甲斐性かしらね。

 

 ま、それは後で考えるとして。

 

「まったく、とんだパーティ会場ね」

 

 私はそう愚痴ってから、意識を素早く切り替える。

 

 どいつもこいつもあれな連中なのはほぼ確実。ならば容赦の必要なし。

 

 悪祓銀弾(シルバーレット)、なめるなよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 振るわれる攻撃を素早くさばきつつ、何とか緋音さん達と合流したいがそうもいかない。

 

 今俺は、人造惑星に粘着されている真っ最中。こいつを連れて行くのは気が引ける。

 

 ただ、そうも言ってられなくなっているな。

 

「……九成、こっち気をつけろ!」

 

 イッセーの声が飛び、直後流れた攻撃が俺を襲う。

 

 素早く伏せつつ障壁でカバーも入れると、その上を巨大な球体が通り過ぎた。

 

 ……なんだあれはと言いたいが、厄介な攻撃なのは確定的に明らかだ。

 

 直撃すれば肋骨ぐらいは粉砕される。それだけの質量が高速で動いており、しかも抜き打ちではどうしようもない強度もあると見た。

 

「チッ! 鬱陶しい邪魔が入りやがるか。……まとめてぶち殺してやればいいってか?」

 

「ふむ、面倒な邪魔者がいるようだ。……まぁ、次いで殺菌すればいいだけだがね」

 

 相手はどっちもまとめて相手取る気満々か。

 

 これをつけ入る隙にすれば、そう思いたいが……。

 

「和ちゃ……ん!」

 

 その時、緋音さんの声が聞こえる。

 

 振り返れば、緋音さんがフォローする形でみんなを連れてきていた。

 

「とりあえず、陣形で対応しない……と!」

 

「確かにな。まとまってくれた方が守りやすい」

 

 ここは動き回らず、まとまって身を守る方向にした方が好都合か。

 

 問題は、急な散会ができるほど戦い慣れてない人がいることだけどな。

 

「亜香里、有加利さん! 俺や九成から離れないでくれよ!!」

 

 イッセーも気を付けているけど、さてさてどうするかー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なら、ボクに任せて!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 -そんな声が、響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アルティーネ・スタードライブは真徒の姫君。

 

 そんな敵に対し、真徒は二人がかりでかつ足止めに徹することで対応を図る。

 

 二人がかり、それも足止めに徹したのならばそれができる。そういう判断がなされていたからこその選択。

 

 ただし、そこに判断ミスが一つ存在していた。

 

 それはすなわち、「前提条件がかつてのアルティーネを前提としている」ただ一点。

 

 真徒達はその全員が、「アルティーネが成長している可能性」を考慮していなかった。人間達と手を取り合うことで、アルティーネが成長するなどありえないと思っていた。

 

 故に、彼らは瞠目する。

 

「創生せよ、地より溢れし星辰よ―――我らは煌く星の使徒」

 

 起動詠唱こそ、真徒共通。

 

 だが、そこからは彼女だからこそ至れる劇的な変化が浮かび上がる。

 

「紅の衝撃は我が身を貫き、面白き世を伝えてくれた」

 

 笑顔と共に告げる詠唱。それは、真徒達の基本形にあらず。

 

「星の歴史の僅か数刻。ただそれだけの短き者が、世界に彩りを示してくれる」

 

 真徒の詠唱に、あやかる伝承は必要ない。

 

 彼らにとって、己とは星の共生体。ゆえに、伝承ではなく地球にあやかるが当然の摂理。

 

「眺めて笑うが真徒の価値なら、私はそれを投げ捨てよう」

 

 だからこそ、そのくびきを解き放ったアルティーネは、僅かにあやかる伝承がある。

 

 感情が乗り、祈りが籠る。それを祝福のように受け取りながら、アルティーネは星を成す。

 

「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊りたいと、私はそこに飛び出した」

 

 踊るように扱い戦いは、星のように輝く銃砲。

 

 振るわれる剣を打ち落とし、有象無象をあえて巻き込みながら、アルティーネは真徒二人を圧倒する。

 

「無限の夢持つ赤き王道。その道はまるでパレードで、誰もが笑顔を浮かべている」

 

 歌い上げるは赤龍賛歌。燚誠の赤龍帝を歌い上げ、その王道に続きたいと心の底から願っている。

 

 故に遠慮は一切ない。敵対するなら容赦なし。

 

「私もそこに混ざりたいと、心の底から思うから。気品を投げ捨て無邪気に笑い、笑顔で明日を迎えよう」

 

 その砲撃は戦場そのものを制圧するかの如く、敵の尽くを吹き飛ばしていく。

 

「我、星の共生たることを誇らぬもの。ゆえに一つの誠を誇る者」

 

 それこそが、アルティーネ・スタードライブの星辰光。

 

「我が前に立ちふさがるもの、その一切を撃ち抜かん」

 

 星の力を銃砲とし、敵を穿つ星の権能。

 

超新星(メタルノヴァ)——紅星の砲火、道を違えても悔いはなく(ブーステッドカノン・オーバードライブ)

 

 星砲創生運用能力、ここに顕現。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルティーネ・スタードライブ

 

紅星の砲火、道を違えても悔いはなく(ブーステッドカノン・オーバードライブ)

基準値:AA

発動値:AAA

収束性:B

拡散性:B

操縦性:AA

付属性:AA

維持性:AA

干渉性:D

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして突貫する対象は、アルグラブ・スタードライブ。

 

 己と同様にスタードライブの名を冠す存在。すなわち真徒の王族。

 

 そしてアルグラブもまた、瞬時にアルティーネに敵意を向けて対応する。

 

 ……真徒はそれ自体が魔星に匹敵する星辰体運用能力を保有する。そしてその方向性は、星の力を宿す武装の創造と操作に集約される。

 

 大半の真徒は共有のそれであり、星剣を振るうというものだ。それ自体が強力な剣であり、それを複数同時に宙に浮かべて操ることで、敵を切り刻むのが基本形。

 

 そしてスタードライブとは、それを隔絶する独自の武装を具現化して使役する、強化星辰体運用個体といっても過言ではない。

 

 アルグラブが振るうは星槌創造運用能力。星の力を宿すメイスを具現化して振るう力。

 

 操作する性質上柄が必要ない為、一見すると鉄球にも見えるのが特徴。だが強度・速度・質量のすべてが高水準であり、魔王クラスですら破壊は困難。身を隠すほどの大きなそれを、同時に十五も生み出し操ることで、アルグラブは圧倒的な破砕力を保有する。

 

 対してアルティーネが振るう星砲創生運用能力は、星の力を宿す砲撃兵装を創造して運用する能力。

 

 性質上付属性が高いこともあり、反動をほぼ無視した運用が可能。ただし投射攻撃を可能とする代わりに、遠隔操作能力が失われている。

 

 故に戦闘は一瞬で拮抗。襲い来る星槌を迎撃することで、回避する隙間を作っての膠着状態に突入する。

 

 それに対し、他の真徒達は躊躇なく介入を決定する。

 

 アルティーネの成長は危険であり、そこまでして人類の駆逐を阻害するのならばもはや容赦をする理由もない。

 

 これ以上成長する前に殲滅するという、極めてシンプルな回答をもって制圧が試みられる。

 

 造反者を、脅威度が高まる前に撃破する。これ自体は戦略としては当然。また、優位性を獲得している状態で倒すのも、戦術的には何ら間違っていない。

 

 間違っているとするのならば、それをこの状況でなせると考えることそのものだった。

 

「させるかよっ!!」

 

 横合いから拳を握り締めて殴り掛かるは、兵藤一誠。

 

 星剣を砕き星槌を弾き飛ばした彼は、紅の鎧をもってアルティーネに並ぶ。

 

「やるじゃんアルティーネ! かっこいいぜ!!」

 

「……うんっ! そうでしょそうでしょ!」

 

 満面の笑顔で応えるアルティーネに、兵藤一誠もまた笑顔をもって返す。

 

 そして囲む周囲の真徒を見据え、互いに背中を合わせて迎撃の姿勢に入る。

 

「……じゃ、ここで一気に叩き潰すか!」

 

「オッケー! やっちゃうよー!」

 

 今ここに、戦いは更に加速する。




 真徒の星辰光ですが、基本設計として「星の力を受け止め振るう武装の具現化」を基本設計としております。

 これは真徒が基本的な規格を合わせていることに由来しており、まぁリチャードとルーファスの星辰光が「雷撃」という点で同一なのに由来しているようなものです。

 そこから独自の武装を具現化できるようになっているのが、スタードライブの星辰光における特徴とお考えいただければよろしいかと。
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