混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 最近は懸念だった就職関係が一気に好転し、そのせいか筆も進んでいるグレン×グレンでっす!

 そんなわけで、久しぶりに早いスパンで投稿するぜー!!


闇動神備編 第十六話 不穏増大

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 阿武隈川人が俺に突っかかる理由は、いくつか想定できる。

 

 まずあいつは日本人であり俺より年上。だがしかし、奴はレイダーどまりで俺は仮面ライダー。

 

 その前から突っかかられていたが、それ以上に突っかかられたのでそれもある。

 

 それと性質がかぶっている。

 

 俺は転生の影響で神器を二つ持っている。対して奴は、生まれ持った神器だけじゃなく、聖十字架のように宿主を渡り歩く性質の神器も宿している。つまるところ神器二つ持ちでかぶっているわけだ。

 

 元々阿武隈はチンピラ気質なところもあるからな。年下の同系統が自分のアドバンテージを食ってるのが気に食わない、そういうこともあるだろう。

 

 ……そして厄介なことに、あいつ強いんだよ。

 

 そして思い出したけど、あいつの星辰光(アステリズム)がまた厄介だ。

 

 それが、人造惑星にって勘弁してほしい以外の何物でもないんだが!

 

「創生せよ、天に描いた守護星よ———我らは鋼の流れ星」

 

 そして、それを本格的に開放してくるわけだよ!

 

「今ここに、我らは神に見初められん。約束された破滅に挑む、黄昏の戦が約束された」

 

 先制攻撃で潰そうとするが、それは障壁で阻まれる。

 

 宿主を渡り歩く性質を持つ準神滅具。形状変化可能な高出力防御障壁を展開する、結界系。その名も、流浪者の楽園(パライゾ・ストレンジャー)

 

「栄光の死により俗世を飛び立ち、迎えられるは神域の楽園。約束されるは英雄の座、汝は人界に留まる器でないのだと、荘厳たる神々が、我が身を褒め称えてくれたのだ」

 

 更に何発か突破しても、奴は聖剣と同等のオーラを持つ聖なる鎧で弾き飛ばす。その余裕が、更に妨害を困難にさせていく。

 

 奴が生まれ持つ準神滅具。強大な聖なるオーラを纏った剣と鎧を具現化する属性系。その名を聖騎士顕現(パラディン・バスタード)

 

「故に我、凡俗を超えた傑物なり。幾千の敵が集まろうと、有象無象が我を討つこと能わず。この身が示す魔剣の群れが、鎧袖一触、一騎当千の威光を示して屠るのみ」

 

 そして具現化され襲い掛かるは、十体近い魔剣の騎士。

 

 それぞれが別の魔剣を振るいながら迫りくるが、発動値(ドライブ)に到達している以上、そこで留まっては魔星じゃない。

 

「故にこそ、恨めしいのは我が宿敵。汝の守りが忌々しい」

 

 まず、単純に数が増えた。六倍ぐらい増えた。

 

 更に武器が魔剣だけじゃなくなる。楯も構えた。

 

 それどころか、何体化は銃剣付きの重火器に持ち替えている。サイズから見て軽機関銃だ。

 

「絶対なる救済。嘆きの変換。涙の意味を変えるという、妄言こそが我が怨敵」

 

 それらの、単独の禁手とは思えない波状攻撃。俺はゾーンに到達し、更にパラディンドッグに切り替えることで何とかしのぐ。

 

 温存する余裕もタイミングを見計らうゆとりもない。つまるところ追い詰められているからこその対応なんだが、これを見た奴は更に敵意を燃やしている。

 

「幾千の刃も聖なる一閃も、汝の守りを切り裂けぬ。あろうことか絶対なる絡繰りの仮面すら預けられる、面従腹背が苛立たしい」

 

 まごうことなき殺意。俺を殺したくて殺せないという、苛立ちをこれでもかと奴は放つ。

 

「故に、我が栄光は汝の死の先にある」

 

 その怒りに呼応して、魔剣の軍勢は更に猛る。

 

「苦渋にまみれ、絶望せよ。それこそが我が黄昏の先にある新世界にほかならぬ」

 

 それこそが、魔星となって凶悪化した、阿武隈川人の星辰光。

 

超新星(メタルノヴァ)——勝利掴め、人界制す魔剣軍(ミッドガルズ=ソード・アンリミテッド)

 

 魔剣創造多重再現能力・独立具現型。

 

 数の暴力に多様性を併せ持つ、割と反則じみた星辰光(アステリズム)が俺達に襲い掛かる。

 

「覚悟してもらうぜ? この俺は—」

 

 その全身から殺意を滾らせ、阿武隈川人だった魔星は突貫する。

 

「人造惑星マークツヴァイ……無尽斬撃(アンリミテッド)だぁああああああっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マークツヴァイ

 

勝利掴め、人界制す魔剣軍(ミッドガルズ=ソード・アンリミテッド)

基準値:

発動値:AA

収束性:AA

拡散性:

操縦性:AA

付属性:D

維持性:

干渉性:

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 上等だよ、この野郎

 

 そこまで俺をぶちのめしたいのなら、こっちだって容赦はしない。

 

 極晃奏者、なめるなよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フロンズ。面倒なことになったようだ」

 

「どうしたのかね、ハッシュ? このタイミングだと、確か渦の団(ヴォルテックス・バンチ)案件と思われるが」

 

「どうやら多種多様な勢力が狙っていたらしい。禍の団(カオス・ブリゲート)の真徒も出てきているようだ」

 

「……大盤振る舞いだな。まぁ、赤龍帝一行なら乗り切りそうだが」

 

「そこは同意見だが、増援を送った方がいいのではないか?」

 

「それはいいだろう。というより、少し忙しい事態が発生している」

 

「というと?」

 

「禍の団から亡命者を出せないか行っている最中だろう? だが、その中に面倒な連中がいるようでね。……いまだにこちらが接敵してないのが懸念点だ」

 

「どういう連中だ?」

 

「疾風殺戮.comの下部組織とでもいうべき同盟組織だ。奴らが人類の間引きを目的としているのは知っているな?」

 

「ああ。それがどうかしたのか?」

 

「どうやら、彼らはその一環で「間引かない人間」の選定もしていたらしい。そういう組織があるようだが、疾風殺戮と連携をとってないことが疑念点でね」

 

「なるほど。それは確かに懸念点だ」

 

「チームD×Dの手柄を奪うより、こちらはこちらで独自に利益を得られるのならそれはそれでいいことだ。対応するべきポイントがあるなら、尚更だろう?」

 

「まったく。世の中は厄介なことが思った以上に多いものだ」

 

後継私掠船団(ディアドコイ・プライベーティア)ならこういうだろうね。……だからこそ、挑みがいがあると」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、例の連中が接触を試みたと聞いたが、どうしたのだ?」

 

「むろんだな、幸香。この才能の権化がたかが神の因子を覚醒させただけの下らぬ手合いに媚びるとでも?」

 

「まぁ、おぬしならそう言うだろうて、ユーピ。だがしかし、奴らは少数チームとしては異例なほど禍の団に貢献しておる」

 

「確かにな。特に曹操達の見つけた禁手到達のメソッド化。あれにより一気に化けた者が数多い」

 

「組織的活動としては三下だったが、被害は決して無視できぬ。フロンズには伝えておるだろうが、逃げ切られる余地はあるだろうて」

 

「同意見だ。そもそも奴らは至らぬ時点で、各勢力のそれなりの要人も暗殺しているしな」

 

「曹操達の実験のどさくさにまぎれ、最上級悪魔を眷属ごと滅ぼしたそうじゃしのぉ? とはいえ、根っこの性根がくだらなすぎるが……どう動く?」

 

「分からんよ。とはいえ、流石に奴に関してハーデスにとやかく言われたくはないが」

 

「それは当然。そも恨むのなら、弟の種蒔きにこそ告げるべきじゃろうて」

 

「同感だ。なにせ―」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「メンバー全員がゼウスの血を引く特殊チームと来たものだ」」

 




 ちょっと文字数稼ぎも兼ねて、不穏な敵勢力情報を載せたりしました。

 まぁ、詳細は後程になるとは思いますけど……ね?







 それはそれとして、星辰光紹介です!!









マークツヴァイ

勝利掴め、人界制す魔剣軍(ミッドガルズ=ソード・アンリミテッド)
基準値:
発動値:AA
収束性:AA
拡散性:
操縦性:AA
付属性:D
維持性:
干渉性:


 マークツヴァイの星辰光。ふるう星の名は魔剣創造多重再現能力・独立具現型。
 魔剣創造という神器を、魔剣をふるう騎士という亜種の形で多重に再現する能力。

 もとよりこの系統の神器は魔剣をふるう騎士を複数具現化して操る禁手を保有しており、ある意味で上位互換となる。なぜなら複数の騎士を多重再現することで運用するばかりか、禁手を同時に複数展開することが可能である故。強いて言うなら亜種として具現化した性質上、騎士に渡してもらわなければ当人は魔剣をふるえないのが難点だが、至ればそれで済む話なうえ、当人が強力なので欠陥というほどではない。
 また禁手そのものに干渉しあうことで、複数の禁手を組み合わせた隙の無い戦闘も可能になるのが利点。基本的には多種多様な魔の武装で攻め立てる魔剣の騎士団を呼び出しつつ、聖魔の昇華を果たした己の準神滅具を武器に魔剣の騎馬で一撃離脱の各個撃破を狙うのが基本戦術。応用することで遠隔地から魔の弾丸を放つ機関銃の飽和戦術をとることも可能など、ただでさえ手札が多い創造系神器をさらに拡張する戦術をとることが可能。
 マークツヴァイ自身も英才教育を受けているため、複数を組み合わせた戦術をいくつも使用できるところが驚異的。条件反射レベルで複雑な禁手の組み合わせを行うことができるがゆえに、彼は最高出力で劣りながらも同僚の人造惑星で最強クラスを自負できる。

 ……翻って、すでに彼の力量は円熟に到達している節があるのが唯一の欠点。彼自身が殻を破らねばここから先の成長は見込めず、それゆえに星辰奏者の時点で聖血宿さぬ九成和地相手に、準神滅具二つというマウントをとれながらも同等の力量に甘んじていた。
 人生の悟り、勝利の答え。極晃星に到達した、涙換救済は魔星の完全上位互換。ゆえに彼が雪辱を晴らすには、次元の違いに食らいつく、心の輝きが必要となる。

 殻を破ることができるのか。それこそが無尽斬撃の命題である。

★詠唱
 創生せよ、天に描いた守護星よ———我らは鋼の流れ星。

 今ここに、我らは神に見初められん。約束された破滅に挑む、黄昏の戦が約束された。

 栄光の死により俗世を飛び立ち、迎えられるは神域の楽園。約束されるは英雄の座。汝は人界に留まる器でないのだと、荘厳たる神々が、我が身をほめたたえてくれたのだ。
 故に我、凡俗を超えた傑物なり。幾千の敵が集まろうと、有象無象が我を討つこと能わず。この身が示す魔剣の群れが、鎧袖一触、一騎当千の威光を示して屠るのみ。

 故にこそ、恨めしいのは我が宿敵。汝の守りが忌々しい。

 絶対なる救済。嘆きの変換。涙の意味を変えるという、妄言こそが我が怨敵。
 幾千の刃も聖なる一閃も、汝の守りを切り裂けぬ。あろうことか絶対なる絡繰りの仮面すら預けられる、面従腹背が苛立たしい。

 故に、我が栄光は汝の死の先にある。
 苦渋にまみれ、絶望せよ。それこそが我が黄昏の先にある新世界にほかならぬ。

 超新星《メタルノヴァ》——勝利掴め、人界制す魔剣軍(ミッドガルズ=ソード・アンリミテッド)









 とまぁ、こんな感じとなりました。

 魔剣創造を独立具現型の亜種として大量に出すことで、事実上禁手を同時に複数できるという可能性においてはパラディンドッグの上位互換じみた真似が魔剣創造限定で可能。

 さらに禁手到達のメソッド化もなされた現状では、それを思う存分使えるという点でまさに超強い奴です。

 超強いのです。ただ和地がさらにやばいだけなのです。

 ……さぁ、奴は化けることができるのか……?

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