混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部 作:グレン×グレン
少し執筆速度も増してきており、これからも今ぐらいの調子で投稿を続けたいと思ってまっす!
Other side
「……アジュカ、この内容は本当かい?」
「ええ、シヴァ様。少なくとも映像は本物です」
「かつて君は、僕が異世界に破壊をもたらしたいと考えて牽制を入れた。だけど異世界の方からこの世界にちょっかいをかけてくるとはね」
「どうですか? 直々に出て彼らを破壊することで無聊の慰めとなされては?」
「それもいいけれど、今の段階だと情報が少なすぎるからね。僕が動くと余計な揉め事になりそうだ」
「まぁ、俺が大きく動いても騒がしくなるでしょうからね。今は配下を動かして対応している最中です」
「仕方ない。ヴィーザルやアポロンには僕から伝えておこう。ガブリエルやシェムハザには頼むよ?」
「それは既にしております。帝釈天にはD×Dを経由して伝わるようにしております」
「こういう時、曹操が準メンバーとして出向しているのは便利だね。……と、それで思い出した」
「どうしましたか?」
「元英雄派だった、
「どうやら、相当前から根回しが済んでいたようですね。かなり気が合っているのか、連携が取れています」
「能力的にもかみ合ってるよね。革新衆は全体の面を強化しているし、そこに点と質がずば抜けている私掠船団だ」
「……少しは牽制球を入れたいのですが、そうもいかないのが実情です」
「そうかい? 確か例の
「一敗したのは事実ですが、その相手が寄りにもよってバベル・ベリアルですから」
「なるほど。フロンズ達大王派が強制出撃させた
「とはいえ、あまり油断していい相手ではないですからね。フロンズは足並みを揃えているので改革もスムーズですが、腹に何かを抱えている気がしまして」
「確かにね。例の
「それをどうやってあそこまで大量に、それこそアザゼル杯で使い捨てることを踏まえて用意できたのかが謎ですね。懸念事項は色々ありますが、上手くかわされているのが実情です」
「フィーニクス家か。悪魔の出生率向上に大いに貢献した、分家筋としては最高峰の家柄だと聞いているよ」
「大王派に限定すれば、フェニックス本家を超える発言力を持ってますからね。彼が手綱をとっているからこそ、魔王派の改革を進められるので仕掛けづらいのが実情です」
「……そういう意味だと、今回の試合は楽しみだね」
「まぁ、見方によっては代理戦争になりそうですがね」
「すまないな、リーネス。そっちも用事があるだろうに」
「いえいえぇ、バラキエル様。事情を説明しないといけませんものぉ」
「……緋音・アフォガードからの情報提供か。……真実なのか?」
「少なくとも、嘘は言ってませんわぁ。当人も冷静に話せる自信がなかったのか、イッセーの乳語翻訳までかけてましたしねぇ」
「なら、少なくとも彼女の記憶通りということか。そして、例の謎の武装勢力に助けられた、と?」
「そのようですねぇ。彼女はその時、異形について何も知らなかったのでぇ、異能保有者が異形から守ってくれたと思っていたようです」
「……相当前から、未知の脅威は我らの世界に巣食っていた。そう考えるべきだろう。渦の団が異世界技術を手にしたのも、かなり昔で時期はあっているしな」
「となると、昨今の改造技術と思われる事態はぁ―」
「―本腰を入れ始めた。そう考えるべきかもしれんな」
「……面倒ごとは多いですね」
「そうだな。だが、今のお前たちにはもっと明るい話題に集中したいだろう? データの共有が済んだら、転移の準備をしているからすぐに向かうといい」
「ありがとうございますぅ。あ、朱乃先輩にお土産でも持っていきましょうかぁ?」
イッセーSide
ついに、この時が来ちまったな。
俺は人の試合だってのに、緊張感に包まれ気味だ。
だってそうだろ?
なんたってー
「……和地と幸香が試合とはねぇ……」
-あのカズヒがげんなりする展開だからだ!!
「まぁまぁ。競技試合だし、そこまで気にしなくても?」
「そうですわよ? どっちも応援するぐらいで行きますの!」
と、南空さんとヒマリが励ましてくれているけど、まぁ頭が痛くなりそうだよなぁ。
血の繋がらない年上の実の娘とかいう、情報量が多い奴だし、幸香って。
……う~ん。ミザリが打倒されてなお、このカズヒが頭を抱える業の深い関係よ。真剣に同情するぜ。
「ま、あんまり気にしてもあれだろ? 他のことでも考えたらどうだ?」
俺もちょっと励ますけど、これでいいかな?
考えてもどうしようもないところがあるし、だったらそういう方向で切り替えるってのはありだと思うんだけど。
ただ、カズヒは俺の言葉にちょっとハッとなったらしい。
「そういえばそうね。ええ、忘れてたこともあったし」
お、それはよかった。
そう思ってたら、カズヒは俺の方を向いてきた。
「イッセー。プルガトリオ機関には色仕掛け専門部隊のシエラ部隊ってのがあるの。まぁ男もいるけど」
……何言ってんの?
「来歴的にガチ鬼畜ゲーみたいな経験した人が多くて、お互いがお互いのフォローをする結果、夜伽の技術がフルスロットルで磨かれているわ。それこそ同性愛者や両性愛者もターゲットにした、1on1から大乱●まで、あらゆるシチュエーションを日々磨きあって訓練しているの」
…………いきなり何言ってんの?
大欲情教団とS〇Xバトルでもする気かよ。この世界はエロゲーじゃないはずだぞ?
「その過程で、うっかり経験して道を踏み外しそうな童貞や処女の性教育をしたり、結婚している聖職者相手の技術講習会とかもやっているわね。潔癖な貞淑主義には嫌われ気味だけど、コアな応援者もいるわ」
……………………だからいきなり何言ってんの?
ま、教会って教え的に貞操観念も強そうだし、嫌ってる人はいてもおかしくないな。
……天界が俺がエッチなことを天使とできるドアノブを用意したとか知って、心を病んでないだろうか?
「貴方真剣に講習を受けてみない? 邪魔者は私が鎮圧するわよ?」
…………………………………………………だから、何-
その瞬間、俺は思考回路が音速を超えた。
「マジですガッガガガガガガガガガガッ!?」
ぐあぁああ引き付けがぁあああああああっ!?
Other side
十分間、壮絶な死闘*1がコロシアム前で起き、試合開始が三十分は遅れる事態が起きたことをここに表記する。
ちなみに起こした者達はグリゼルダ・クァルタの正座説教を受け、武士の情けで本番*2は試合後に行われる運びになった。
だが、それは試合前の興奮を更に高めることに繋がっていく。
三大勢力の英雄。
後継私掠船団の長。
魔王派側についている世界の英雄と、大王派に仕える*3英雄派の雄。
その戦いが注目されるのは当然であり、立見席まで埋まるほど。
その興奮が更に高まる時間が与えられ、そして爆発寸前になる。
代理戦争とみなしている者もいる。ただ単に英傑同士の戦いを待ちわびる者もいる。
そしてもちろん、情報収集として見る者もいる。
「……さて、曹操ですら厄介だったけれど、今度の連中はどうなのかしらね」
壱崎虎美は俯瞰する視点で、試合を観戦する。
「曹操を見限った女に、曹操すら警戒する男。その激突となれば、見応えも情報もあるでしょうけど」
そして彼女は刮目する。
チームD×Dと後継私掠船団。
世界の命運を狙うに辺り、決して無視できぬ組織。
その筆頭格同士が激突し―
―失笑が飛び交うことになる戦いを。
……これを投稿する段階でふと思ったけど、自分の作風的にシエラ部隊は今後もメインで作ったほうがいいのではないか? グレン×グレンは訝しんだ。