混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! ゴールデンウィークは執筆作業や電子書籍大量購入などで過ごしてましたグレン×グレンでっす!

 もっと豪勢に言ってもいいかとも思ってたんですけどねー。実は今までA型だったのを社会保障が豊富な障碍者雇用に移ったんですけどねー。想像の倍ぐらい厚生年金分の差し引きが高くてねー。
 もともともう一歩上を目指すかどうかも考えてましたが、この差し引き具合だと真剣にワンステップアップを考えるべきですねー。慣れてきたらハローワークも行き治すかー……。

 それはそれとして、本編!


闇動神備編 第二十九話 デートの裏で対策会議!

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺達側も敗北が幾度か出ているし、何なら俺も負けている。

 

 だが、それはそれとして試合は進む。

 

 そして近場の試合だが―

 

「そっちも大変だな、春っち。ついにデュリオ達と激突か」

 

「気合は入れ直してるわ。ま、冥界と天界の代理戦争じみてるもの」

 

 ―春っちがデュリオと激突する。

 

 春っち擁する王道の再興者チーム。それに対するは、デュリオが王を務める天界の切り札チーム。この二チームが激突する。

 

 天界・教会陣営の最強チームといえる天界の切り札チーム。そしてあのヴィール・アガレス・サタンの薫陶を受けた、王道の再興者チーム。どちらもアザゼル杯予選において、多大な戦果を挙げている精鋭チームだ。

 

 その激突ということもあり、既にマスメディアでもかなり取り上げられている。同時タイミングで神クラス同士のマッチメイクもあるが、それ以上に注目されているからな。

 

 付け加えるなら、天界の切り札チームはかのリュディガー・ローゼンクロイツを監督として迎えており、油断できない。

 

 ……そんなチームに挑むということで、カズヒ達は俺をフォロー役に入れているようだ。

 

 メンタル的なフォローも兼ねているらしい。というわけで、俺達は今デートの真っ最中。

 

 今回は毛色を変えて、昔はやってみていたアニメの聖地巡礼。ついでに近辺の観光名所もチラチラと。

 

 ……とりあえずお土産も考えた方がいいよなぁ。意外と現地を探ればご当地名産品とかもあるだろうし、消え物で探すか。

 

「でも和っち。怪しくない?」

 

 と、春っちがそんなことを言ってきた。

 

 まぁ確かに。なんというか珍しいというかなんというか。唐突な気もする。

 

 何かあるのかもしれないな。例えば、こちら側につくことを選ばなかった冥革連合辺りとか。

 

 そうだとしても、だ。

 

「そこはみんなを信用するさ。必要だと判断したのなら、カズヒ辺りが言うだろうしな」

 

「ま、それもそうね。試合前だから気遣ってくれたってことでしょ」

 

 俺達はその辺で納得する。

 

 ま、其れなら俺にも何か言ってくれていいだろうけどな。その辺り、色々と考えているということにするべきだろう。

 

 なら俺達は、デートをしっかり楽しんだうえでお土産を用意するぐらいでいい。ついでに英気をしっかり養い、いざという時助けに行けるように動くとするさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 九成達が行った後、俺達は会議室に集まった。

 

「……さて、では次の試合に対する警備準備を詰めるわよ」

 

 リアスがそう言うと、すぐにリーネスが機材を操作して、画像や資料を映し出す。

 

 その中心に置かれたのは、それなりに体がしっかりしている中年男性だった。

 

「プルガトリオ機関から資料も送られたわ。奴の名はチャッカ・ディゼル。かつてヴィール・アガレス・サタンが壊滅させた放火実行組織「ファイヤーズ」の創始者よ」

 

 カズヒがそう言うと、すぐに木場も資料をめくっている。

 

「彼らの物だと断定できる放火事件は200件以上。その全てが依頼を受けてのもので、被害総額は日本円換算で百億以上か。怖いね」

 

「メンバーの全員がチャッカが集めた赤き炎の腕(アーム・ファイヤ)保有者ねぇ。どうやら彼もその持ち主で、同じ神器を感知する禁手に至ったみたいなのよぉ」

 

 リーネスが木場の言葉に捕捉するけど、そういや聞いたことあるな。

 

 ヴィールが一般市民を神器を集める目的で殺して集めさせると思えなかったけど、確か放火組織を壊滅させたついでに神器をかっぱらったって話だっけ。

 

 そういや放火を依頼されて行う連中だったな。思い出してきた。

 

「……ところが奴は生きていた、というわけね」

 

 リアスがそう言いながらため息をついた。

 

 これにはカズヒも同意見なのか、呆れたような感心したかのような顔になっている。

 

「どうやら、かなり早い段階で「ガチで潰しにかかられた場合」を想定してたようね。プルガトリオ機関が調べたけど、替え玉の死体にできる手合いを常に数名抱え込み、ねぐらにしている設備は複数の脱出道と自爆装置を仕掛けていたみたいね」

 

 ……やばいなそいつ。

 

 話に聞いた時はただのやばい犯罪組織程度だったけど、チャッカとかいうトップはできるやつだったんだな。

 

 ロスヴァイセさんやレイヴェルも、資料を確認しながら渋い顔になってるし。

 

「そもそも当時で禁手に至ることが至難の業。それを同じ神器を探すような亜種にするとは……」

 

「目先の強さより組織力の拡大を目指し、加えて危険視された際の備えも忘れず。あのヴィールを出し抜くに値するキレ者のようですわね」

 

 確かに。

 

 あのヴィールから自分だけとはいえ逃げおおせてる。これがどれだけ凄い事か。

 

 ただの人間の犯罪組織がだぜ? いくら神器持ちだらけっつっても、赤き炎の腕ってそこまで強力な神器じゃないんだぞ?

 

 これはかなりヤバってことか。

 

 俺がちょっと緊張してきてると、更にゼノヴィアが眉間にしわを寄せている。

 

「その上、更にやばい連中も関わっているとはな」

 

 それもあるな。

 

 今回の一件。いくつかの組織が組んで行っているらしい。

 

 冥界政府を敵視する旧魔王派残党も動いており、試合会場のある冥界に連れて行ったってのが厄介だ。あいつら、嫌がらせに努力しすぎだろ。

 

 そして、ある意味で一番の問題がある。

 

「……そして、その協力者の中に一人の男がいる」

 

 木場が鋭い表情でそう言うと、カズヒもため息をつきながら頷いた。

 

「バチカンでのクーデター。その置き土産……奴が出てくるとはね」

 

 思い出すだけでげんなりするぜ。

 

 かつて教会で起きた大規模クーデター。それを利用して掌握した、ウルバヌス二世による教会関係者の大量間引き計画。

 

 ウルバヌス二世たちは念入りにその計画を立てていた。取り返しがつかないような理由を作って扇動し、特に消すべきとみなした相手には生き残っても後遺症が出るような装備を渡した。その上、終盤で一気に消し飛ばす為のサーヴァントまで用意した。

 

 でも、俺達の奮闘もあって生存者は多い。そして、其れとは関係ないところで生き残った離反者もいる。

 

 その一人。木場やデュリオでも苦戦したやばい奴。

 

 そいつの写真がピックアップされ、木場は睨みつけるようにその写真を見据える。

 

「ミゼル・グロースター。奴がまたしても僕達に立ち塞がるとはね……っ!!」

 

 やばい奴が、動き出しやがったよ……っ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 デートも大体終わり気味だけど、ちょっと変化球でも入れてみるかと思い、外食は冥界でとることにした。

 

 若干無駄に金を使ったが、若干の無駄遣いはさせてほしいと常々思う。既に俺の人生、金が多すぎて呪われてるんだよ。

 

 ……この店の代金、今日一日全部俺が払ってやりたいなぁ。

 

「あんまり突拍子の無いことすると、怖いメイド二人が説教してくるわよ?」

 

 分かってるよ春っち。グレイフィアさんとメリードのダブル説教が待ってるだろうから、しないしない。

 

 だが金が……金が多い……っ!

 

「奢ってもいいような人達が団体で来てますように奢ってもいいような人達が団体で来てますように奢っても―」

 

「はいはい奢られるから高いの注文させてよねー」

 

 俺が祈っていると春っちに強引に店内に押し込まれてしまい―

 

「あ、はい。じゃぁ五名で……あ」

 

「「「「「「あ」」」」」」

 

 ―なんかデュリオ達がいた。

 

 というか、天界の切り札チームの重要ポジションが揃ってるな。

 

 王であり最強戦力でもある、デュリオ・ジュズアルド。

 

 女王を担当する熾天使ラファエル殿の(エース)、ディートヘルム・ヴァルトゼーミュラ。

 

 戦車を担当している熾天使ウリエル殿のA、ネロ・ライモンディ。

 

 僧侶を担当している残存するセラフであるガブリエル殿のA、ミラナ・シャタロヴァ。

 

 そして―

 

「ふふ、君がかのヴィール・アガレス・サタンの眷属だった少女か。こうして会えたのは行幸かな?」

 

 ―俺ではなく春っちの方に注目したのは、人間から転生した悪魔の中でも最高峰。レーティングゲームトップランカーの一角。

 

「初めまして。私はリュディガー・ローゼンクロイツ。最も、ゲームの記録映像でよく見ているかな?」

 

 ―レーティングゲーム第七位。リュディガー・ローゼンクロイツ殿だ。

 

 なるほど、これはいい機会だ。

 

「お近づきのしるしに奢らせてください! 店員さん、同じ席でとりあえず一番高いお酒をボトル、ダースで!!」

 

「落ち着いて和っち!!」

 

 止めるな春っちぃいいいいいいいいいっ!?

 




 どっこい来てた放火魔集団のボス! 復讐の時!!

 あとミゼル・グロースター再び!
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