混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部 作:グレン×グレン
さて、現段階では新しいフォームの英文どうするかを考え中。まぁ、それ以外の方向性はできたので壮絶な戦いを見せられる自信がありますよっと!
それはそれとして、リュディガーのプロファイリングには苦労しました。
読者という神の視点で大体の説明はできるけど、リュディガーの視点でグレイフィアのあらゆる事情を理解できるわけがない。そのうえで彼のずば抜けたプロファイリング能力を示す必要があるので。
結果として、「これまでの人間観察に基づく一つの持論という形で、違う視点の探り方をアドバイス」といった形に落ち着きました。とりあえず評価は高いようで何よりです。
和地Side
春っちがデュリオ達と試合をする当日。何故かイッセー達が別行動になった。
……何かあるな、これは。
もう確信している。イッセー達ならともかく、カズヒまでもが別行動。これがもう怪しい。
ただまぁ、俺にあえて教えてないっても理由があるんだろう。流石にカズヒもいるんだし、俺無しだとやばいって事態なら伝えるだろうしな。
……というか、チームD×Dは精鋭揃いだしな。付け加えるなら、それ以外の者達だって味方だしな。
となると俺がやるべきことは、春っちを応援しつつ万が一が起きた際のカバーだろう。
「ふっ。じゃ、ここは甘えるとするか」
「おーい、カズーッ!! そろそろ始まるぞ!」
ベルナが呼んでいるので、俺はすぐにそっちに向かう。
ま、本当にまずい時はちゃんと呼べよな?
祐斗Side
試合が開始される前。僕達は準備を整えて合流していた。
テロ組織に潜入していたプルガトリオ機関の工作員に、補佐としてくる者達が僕達と合流して行動する手はずになっている。
「………まだ時間には余裕があるけど、そろそろついておくべきではあるわね」
小さく呟いているカズヒだけど、少し不安げだ。
どうやら顔見知りが参加しているようだし、やはり少しは気になるようだ。
と、そこに近づいてくる眼鏡の青年がいた。
プルガトリオ機関の治癒担当であるホテル部隊。その一員でありカズヒに心酔する、ディック・ドーマクだ。
「カズヒ殿。合流しましたよ」
「そう。どうやら、始末されるようなへまは犯さなかったみたいね」
そういうカズヒは苦笑気味で、少しほっとしている印象がよく分かる。
彼女は自他問わず厳しいだけだからね。必要なら意識して踏みにじれるだけで情もある。
そして同時に、足音が響いて女性が二人は行ってきた。
一人は悪魔祓いの衣装を着用している、二十代半ばの女性。もう一人はパンクファッションに身を包んだ、二十歳前後の女性。
「……ライネも来てたのね。そして、無事なようで何よりだわ、アンナ」
カズヒは小さく微笑みながら、片手を揚げて二人の女性に声をかける。
そして二十代半ばの方が小さく微笑みながら頷く中、パンクファッションの方が元気よく手を振った。
「もちろんよ、お嬢! お嬢こそ死闘の連続、よく生き残ってるじゃない!!」
「確かにな。カズヒ殿も熾烈な争いを掻い潜ってばかり。私達よりよほど危険だろう」
悪魔祓いの女性も続けるが、カズヒは自慢げに微笑みながら肩をすくめる。
「楽な戦いではないけれど、頼れる仲間もいるもの。多少の不運や強敵に吞み込まれるつもりはないわ」
そう返すカズヒは、しかし笑みを寂しげなものに変えていた。
「……まぁ、恥の上塗りと言われる余地はあるけれどね。ミザリのことは、貴女達にも知っているんじゃないの?」
そう返すカズヒに、返答をするのは彼女達ではなかった。
「いえ、むしろ改めて敬服しました、師匠」
……なんか凄い返答が返ってきた。
声の方向を見れば、そこには二十歳前後の男性が一人。
麻で編まれたコートを着たその男は、カズヒに近づくと跪いて首を垂れた。
「俺より遥かに業を背負いながら、それでもなお善や義の為に悪すら成す。その覚悟の重さ、改めて痛感した次第であります」
「貴方も平常運転ね、真一」
苦笑の意味が若干変わったカズヒは、そのうえで肩をすくめてから僕の方を振り向いた。
「リアス達を呼んで頂戴。いい機会だから紹介しておきたいわ」
それを聞いて、僕は素直な感想を言うことにする。
「……もう君の関係者だけで、チーム編成ができるんじゃないのかい?」
「……心配しなくても打ち止め……よね、うん」
不安にならないでくれよ。
和地Side
さて、今回の試合はオーソドックスなルールだ。
そういう意味では地力が結構左右するタイプだな。さて、どう動くことになるのやら。
に、してもだ。
「これ絶対、同時進行でなんかあるだろ」
「あ、やっぱり気づいちゃう?」
リヴァねぇが苦笑いしているが、そりゃ分かる。
相応に訓練を積んでいるし、修羅場も相当に潜ってきているからな。俺の年だと以上レベルに、地力や経験が積み重なっている。
というわけで、会場のそこかしこに警戒心を見せている武闘派がいる。それも荒事を起こすとかいうのではなく、いざという時周囲をカバーするような意識だ。
というかだ。アマゴフォースの連中がそこかしこに見えているぞ。この人数は何かあるとしか思えないんだが。
「……ま、俺に伝わってないってことは素直に楽しめってことだろうしな。あえて聞かないでおくさ」
「いやぁん。私達の旦那様ってばぁ、意外なところで器が大きくなったわねぇん♪」
茶化さないでくれよリヴァねぇ
本当にやばいなら、流石にカズヒは伝えるだろうしな。逆に俺まで向かうと、春っちがちょっと可哀相な気がしないでもない。その辺まで考えての采配だろう。
精々全部終わった後、適当にからかいのネタにするか。
……いや、待てよ?
「これをダシにすれば、皆に回らない寿司を
「戻ってこーい。金を払うことに取りつかれすぎだぞー」
「う~ん。結構経つけどまだ取りつかれてるね。どうしよう?」
ベルナとインガ姉ちゃんにも呆れられるけど、せめて半分ぐらい減らしたいんだ。
多すぎる。多すぎるんだ。義援基金を設立にするにしても、もっと減らしておきたいんだ。
今の俺に、小国の年間軍事予算レベルは荷が重い……っ!!
金を、金を使いたい……数百億円ぐらい……っ!
「よし決めた! この試合で春っち達が勝ったら、店一つのお代を全部俺が持つ! 祝勝パーティだ飲みに来い!!」
俺は決意し速攻で大声で宣言する。
そしてここはVIP席ではないので、当然周囲にも聞こえるわけだ。
インガ姉ちゃんやベルナが反応するが、もう遅い。
「え、マジか!?」
「太っ腹!? だ、誰がそんなことを!!」
「あ、
いよっしゃぁ! 気づいてもらえた!!
これで春っち達が勝ったら奢れるのは確定だ。今更それを削れるような状況じゃないからな。
いぃいいいいいいやっほぉっう!
「ちなみにカズ君? 負けたらどうなるの?」
「その時はデュリオ達に祝い酒を送り、春っちを慰める為に貸し切りパーティだ!!」
抜かりはないぜ、リヴァねぇ!
「……どうしよっか? 収集つかなくなる前に、ここで気絶させて帰る?」
「そういうわけにもいかねえだろ。ま、数百万ぐらいならいいのか?」
インガ姉ちゃんとベルナがこそこそ話しているけど、とりあえずそっちは今はよしとしよう。お互いにある程度はプライベートにも気を使わないとな。
よし、まだ試合が始まるまでちょっと時間もある。今のうちに貸切る店の候補を見繕っておこう。そうしよう。
うぉおおおおおおおっ!! 奢るぞぉおおおおおおお!!!
さぁ、今回は序の口だが、すごいのもいろいろ思いついてるからこっちも応援してくれよな!!