混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部 作:グレン×グレン
さて、この章は原作で言うならジョーカー編を中心にしつつ、苦戦必須の回となっております!!
さて、今日も楽しんで読んでください!!
熾烈勝敗編 第一話 殲滅女王の覇道
Other side
「……アジュカ、面白いことになっているね」
「まったくです。俺は今回、マッチメイクにはノータッチなんですけどね」
「どこかの神話で運命を司る神が、何かの悪戯でもしたのかな? ふふ、本当に面白いことになっているよ」
そう語り合うシヴァとアジュカの視線には、マッチメイクを発表したサイトのページが映し出されている。
ある程度の検索をして絞り込みをしたその結果、表示されるその内容は困惑ものというほかない。
「明星の白龍皇」チームVS「悪敵の聖銀弾」チーム
「燚誠の赤龍帝」チームVS「天界の切り札」チーム
「リアス・グレモリー」チームVS「涙換の救済者」チーム
このマッチメイクにある種の運命を感じるのは、さほど間違ってないだろう。
チームD×Dの強豪同士がぶつかり合う、マッチメイク。それがこうも同時期に行われるとなれば、誰もが何かの作為を感じてしまうだろう。
そして、もう一つ。
その一つ前に行われる、もう一つの大一番。
「涙換の救済者」チームVS「光掴む殲滅女王」チーム。
壮絶な激戦が今ここに、幕を開けんとしていた。
和地Side
勘弁してくれ。そう言いたくなる。
現段階において連戦連勝。最有力優勝候補たる、帝釈天率いる「ヴァジュラ」チームすら打倒し、カズヒすら歯牙にもかけず一蹴した、真なる最有力優勝候補。光掴む殲滅女王チーム。
今のグレイフィアさんは破竹の勢いだ。現時点でディハウザー・ベリアル率いる「バベル・ベリアル」チームと同レベルの圧倒的勝率。真っ向から挑んで勝てるような相手ではない。
加え、こっちはチームがフルにもなっていない。この時点で圧倒的不利だ。ましてトロイド・ベルゼブブというバッファーがいるのなら尚更だろう。
まず間違いなく、真っ向から挑んだら負ける。かといって絡め手であろうと、歴戦のグレイフィアさん相手にそう上手く行くとは思えない。
と、いうわけで。
「黒狼。例の提案はOKか?」
「もちろんです。このアザゼル杯というプランを生かした有効打ではないかと」
我ながらえげつない策だが、これぐらいしないと勝てるものも勝てない。
このアザゼル杯という試合形式だからこそできる絡め手だが、まぁ上手くいければ最適だろう。
と、いうわけでだ。
「さて、まぁ
「ええ、
イヤホンと、やばい戦いになりそうだ。
イッセーSide
「……うわぁ」
思わずげんなりとするぐらい、俺はちょっとビビり気味だった。
いや、何が酷いって……圧殺されそうになっているけど何とかしのいでる感じで頑張ってる戦いだってことだ。
グレイフィアさんのチームは、割と反則近いところがあるからな。
何が酷いって、トロイドさんだよ。トロイド・ベルゼブブさん。
あの人個人は最上級悪魔でも強いぐらいだと思う。多分、蛇の無いシャルバと真っ向勝負できるぐらい。ただ能力がやばい。
味方の悪魔を大きく底上げできる。おかげで中級悪魔クラスが最下位レベルとはいえ最上級悪魔レベルだ。上級悪魔下位もそこそこの最上級悪魔になるからなぁ。
この所為で、性能に限定するとルールを半分ぐらい無視してるからなぁ。俺の乳語翻訳や洋服崩壊も認められてるお祭り企画だけど、あれも大概だろ。
そんな劣勢に強いられながら、九成はかなりガチで対応してる。
元々防衛戦がやばいぐらいできるからな。レーティングゲームの最大人数相手なら一人で反応しかねない。その防衛力があるからこそ、何とか戦闘ができている。
……というより、だ。
『総員、包囲を崩すな! 確実に削っていけ!!』
『分かっています……けど、これ勝てませんよね!?』
黒狼さんが指揮をとった戦闘で、ヴィーナがかなり切羽詰まってる。
『しぶとすぎだろこいつ! 倒せんのか!?』
『落ち着いてください。このままなら確実に削れます』
フェイザーさんが軽く引いている中、トロイドさんは冷静に判断してる。
……この戦い、チームメンバーが総出で相手の王を潰しに行く戦いになっていた。
なんていうか……あれだな。
「ノーガードデスマッチだっけ?」
「ああ、それそれ」
アルティーネが言ってくれて思い出せた。
いや本当にそれだよな。お互いに全戦力を王にぶつけて、一気に叩き潰す作戦だな、これ。
九成達からするとグレイフィアさんを倒すには徹底的にやるべきだけど、グレイフィアさんも同じ作戦にするとはなぁ。
ま、九成相手だと倒すのも大変だろうし、戦力集中させるのは理にかなってるか。
問題は、それを踏まえても九成達が不利だってことだ。
何せ相手は超越者候補が一人いる。フェイザー・アスモデウスを基点に飽和攻撃を仕掛けてきてる。はっきり言って、九成だと押し込まれかねない。
逆にグレイフィアさんは、既に仮面ライダーに変身していることもあって、もっと余裕がある。数の差があってまだ余裕がある。
「……やはり、今のグレイフィア様達を倒すのは至難の業ですわね」
俺達と一緒に試合を見てたレイヴェルも、苦い顔でそう言い切った。
間違いなくそうなるとは俺も分かってる。
九成とグレイフィアさんの疲労速度が違う。それぞれのチームの攻撃の激しさが違う。
言っちゃなんだけど、チームの地力が確実に勝敗を決めている。
どこかのタイミングで、勝負をかけるしかないけど、そのうえで返り討ちにする準備をグレイフィアさんは整えている。
……これが、グレイフィアさんの本気。
そこまでする気で挑むだけの理由。一体、何なんだ?
今回は短くてゴメンね!?