混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 活動報告でちょっと「これやばいかもしれぬぞ?」的なネタを思いついたので、その辺の意見募集も兼ねて投稿します。








 ……一歩間違えるとマジでやばい気がしないでもないので、活動報告内容の返信は活動報告でのみお願いします。いや、本当にマジで!!


熾烈勝敗編 第三話 演出は結構大事である

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

「……なんじゃこりゃぁあああああああああ!?」

 

 大絶叫する南空さんが、全てだろう。

 

 今僕達の目の前に、とんでもない巨体が()()()()いる。

 

 全長は一キロ近い。全幅も100mを超え、更に左右に張り出したユニットも数百メートルの全長と数十メートルの幅を持つ。

 

 そんな空に浮かんだ巨大な船を見て、僕達はもれなく唖然とした。

 

 ……こ、これは一体……?

 

「え、これ何!? なんなの!?」

 

 イッセー君が驚いていると、苦笑気味のデュリオが振り返る。

 

「ま、落ち着いてくれイッセーどん。ほら、梅おにぎり」

 

「あ、ありがとな。……で、あれなに!?」

 

 イッセー君の困惑も分かるよ。

 

 サプライズでこんな大きな船を見せられると流石に困惑する。

 

「実際、あの船は一体何ですか? 間違いなくサンタマリア級より大きいですよね」

 

「そうねぇ。とりあえずそれを前提に設計されているものぉ」

 

 リーネスがそう言うと、Dチェンジャーを操作する。

 

 DチェンジャーのAR機能をもってして映し出されるは、目の前の船のデータだった。

 

 ―ディフェンダー級強襲母艦一番艦、ディフェンダー

 

 全長は2kmほど。上から見ると十字架を思わせる外観をしており、最大幅も数百mを超えている。

 

 内部構造も見えているけれど、単独での長期間活動を見越しているのか、短期間なら食糧の自給すら可能とし、娯楽設備も豊富。……というより、異形間での国際法を適用する前提になっている辺り、独立国に近い。

 

 更に重武装であり、艦載機も保有。人間界での活動も視野に入れているのか、ジェット戦闘機や揚陸部隊の運用も考慮されている。

 

 ……なんというか、凄いことになっているね。

 

 少し引いていると、リーネスも苦笑気味だった。

 

「色々あってねぇ。なんていうか、チームD×D用の象徴的な拠点が必要って話になったのよぉ」

 

「で、儂らがフットワークが軽いこともあってな? ならば移動拠点で作戦目的地に移動できるようにした方が良いってことになったんだぜぃ」

 

 孫悟空殿も苦笑気味だし、多分採算とか実利は度外視なんだろう。

 

 チームD×Dはある意味で、和平を守る象徴だしね。

 

 まだ禍の団の残党も、新たな象徴を得て復帰の為に動いている。大欲情教団も本部は潰えたけどそれ以外が豊富にある。サウザンドフォースに至っては底が知れないところがある。ハーデス達も暗躍をしている可能性が高い。

 

 不穏の種が尽きないからこそ、こういったコマーシャルも必要ということだろうね。

 

「ちなみに、運営においてはバアル義勇師団と俺達英雄派のメンバーが主体になっている。あとそれ以外にも人員を引っ張ってくる予定だそうだよ」

 

 曹操が補足するけれど、だから連盟に彼もいたのか。

 

 ……というより、本当に娯楽設備が豊富だね。

 

 居住ブロックには僕達用の規模が多いスペースが用意されているし、別荘地のように使えるかもしれない。

 

「と、いうわけで今日のところは観光パーティねぇ。見取り図はDチェンジャーに転送しているわぁ」

 

 と、リーネスはにっこり微笑んだ。

 

「なるほどな。じゃ、開発や設計に関わってるっぽいリーネスをねぎらう為に俺はリーネスとデートで」

 

 そして流れるように、九成君はリーネスの肩に手を回している。

 

 あ、リーネスの顔が真っ赤になって固まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんていうか、色々凄いよなぁ。

 

「飯も美味しいって凄いな。っていうか、クリームシチューまであんのか」

 

「流石に機材を使って味を均一化しているようですけど。……十分美味しいので問題ないです」

 

 俺は小猫ちゃんと一緒に、食堂で昼食の真っ最中。たまたま出くわしてこうして一緒にランチタイムって感じだ。

 

 本当に広いうえに、色々あるからびっくりだよ。

 

 ……でも、ここまでの代物ができたなんてなぁ。

 

「俺達って、やっぱり凄い期待されてるんだなぁ」

 

「そうですね。というより……それだけのことはしてますよ?」

 

 あ、やっぱり。

 

 ……まぁ、超越者なリゼヴィムを打倒しているし、極晃奏者のミザリも撃破しているからな。チームD×Dって、かなり大活躍しているし。

 

 その中核戦力になってる俺達って、やっぱりかなりやばい戦力扱いされてるんだろうなぁ。

 

 ま、俺達もアザゼル杯でだってそれなりに活躍できてるしな。まぁ、そうなってもおかしくないってことなんだろうなぁ。

 

 そう思いながらシチューを食べていると、近くの席で同じように昼食を食べている人がいた。

 

 あれ? あの白髪の人、どこかで見たような。

 

 俺は記憶を思い返していると、思い至った。

 

「あ、アフォガードさん!」

 

「むぐっ!?」

 

 あ、驚かせちゃったか?

 

 ちょっと慌ててたアフォガードさんだけど、水を飲んで落ち着くとこっちに振り返る。

 

「あ、兵藤……君だっけ? あと、塔城ちゃ……ん」

 

「……どうも、ご無沙汰しています」

 

 小猫ちゃんが返事をしている間に、アフォガードさんはこっちにトレイをもってきてくれた。

 

 結構時期も経つし、もう回復し切った感じか。ま、それはそれとしてちょっと意外だけど。

 

「大丈夫ですか? この船、純血悪魔もたくさんいますけど」

 

 アフォガードさんは異形に対する抵抗心が強いそうだしな。この船、クルーの多くはバアル義勇師団からだから、抵抗多くないか?

 

 ちょっと心配になったけど、アフォガードさんは小さく微笑みながら首を横に振った。

 

「だから、慣らしで……ね。そろそろ克服しないと」

 

「そうですかぁ。そういうのは良いと思いますよ」

 

 うんうん。そういう姿勢は大事だよな。

 

 俺も一生懸命頑張って、引き付けと共に頑張ってるからな。そういうことには理解があるぜ!

 

「先輩。一緒にしないで上げるべきです」

 

 ……心を、本当に読んでくるよね。小猫さま。

 

 俺がちょっと苦笑していると、アフォガードさんは小さく微笑んだ。

 

「それと、ちょっとしたら……アザゼル杯、参加するんだ」

 

 ………なんですと?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……え、緋音さんがここに来てるのか? 初耳だぞ?」

 

 Dチェンジャーでイッセーから連絡が来て、俺はちょっとびっくりだった。

 

 ええい、リハビリ関連でリアス先輩にも相談していたが、ここでもサプライズが入ってきたか。

 

『つーか、アフォガードさんってお前のチームで参戦すんのか? 初耳だぞ?』

 

「戦略的観点だ。一応チームとしては敵なんだから、全部語るわけないだろ」

 

 イッセーにそう言い返してから、さて俺はどうするか考えた。

 

 今はリーネスとデート中。最悪同時デートという手段もあるが、このサプライズはまずい。

 

 リアス先輩め。リーネスとデートするっていうタイミングで前もって伝えてほしかったぞ。いや、本当に。

 

「私は別にかまわないわぁ……いいいいいいいえぇ、むしろ一人増やしてぇ……」

 

 リーネスはリーネスで顔が真っ赤だし。そろそろデートにも慣れてくれない?

 

『あ、アフォガードさんが伝えたいことがあるみたいだぞ? ちょっと変わるな?』

 

「ああ。分かった」

 

 なんだなんだ?

 

 俺がそう思ってると、Dチェンジャーのデバイス越しに緋音さんの声が聞こえてきた。

 

『今日はいいよ、和……ちゃん』

 

「え、いいの?」

 

 俺がちょっと困惑していると、緋音さんはちっさく笑った感じだった。

 

『和ちゃん達……抜きで、問題ないようにならしたいから。そうい……う、お願いをしたんだ』

 

 あ、あ~なるほど。

 

 確かに、今後を考えるとそういう慣れをしておいた方がいいな。

 

 アザゼル杯参戦を考慮しているなら尚更だ。一応少数なら問題なくなっているが、大人数にも慣れる為に自主的にしてたのか。

 

 そっか。うん。

 

「頑張ってくれ、緋音さん。終わったらまぁ、俺なりになんかするから」

 

『う……ん。期待してる』

 

 そう言いあって、そして通信を切る。

 

 ああ。前向きになってくれるのは良い事だ。だからこそ、俺も相応に力になりたいし、背も押したい。

 

 ただその前に……だ。

 

「リーネス」

 

「ふひゃぁっ!?」

 

 周囲に人もいなかったので、俺はそっとリーネスを抱き寄せる。

 

「なんかごめんな、デート中に。……ここからは、リーネスの為の時間だから」

 

 ハーレム作ってる以上、こういうことは多々あるだろう。

 

 だからこそ、女達に甘えない。俺からもできる限り気を使い、フォローを入れる努力が必須だ。

 

 ああ、結構時間をとってしまったしな。緋音さんもああ言っていることだし、今船に乗っている間はリーネスの為に時間を作ろう。

 

 ……ん? 反応が薄いぞ?

 

「……は……ぁ~……」

 

 失神したぁ!?

 

「医務室どこですかぁああああああああっ!?」

 

 そろそろリーネスは耐性をつけようかぁああああああ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズヒSide

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん? 今和地とリーネスに何か起きたような……?」

 

「大丈夫かしら? ま、リーネスがアガりすぎて和地が困惑してるんじゃない?」

 

「そうね鶴羽。でも鶴羽もよくしそうだけれども」

 

 鶴羽と二人でお茶を飲んでいると、急に同時に胸騒ぎを感じたわね。

 

 ……しかし日本茶もいけるスペースがあるとは思わなかったわ。更に卵かけご飯が行ける養鶏場も完備とは。リーネスもちょっと趣味に走ってないかしら?

 

 でも卵かけご飯、美味しい。

 

 これで外国で仕事をする時も安心だわ。ビバ! TKG!!

 




 第三部に備えた一種のプランとして、こうしてD×D専用超大型母艦が誕生。イメージとしてはスパロボ30のオリジナル母艦を参考にしました。
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