混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! もうすぐ仕事も冬休みに入るので、ちょっと執筆や設計を試みてもいいかもしれないと思っているグレン×グレンです!

 一度でいいからスパロボ系二次創作やってみたいのが再燃しているんだよなぁ。個人的に多重クロス的に描く作品要素絡めたもの考えるのが大好きなので、逆に版権スパロボだと難しい感じでやってみたいんだよなぁ・・・・・・。


熾烈勝敗編 第二十二話 全方位大乱戦

カズヒSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 頭が痛くなるような変態。それも二人。

 

 私は経験則で理解している。

 

 ……奴ら、イッセー級のド変態だ!

 

「そこの女性陣、肌を焼いてみないかね? こう、健康的な小麦肌に」

 

 そう言いながら鉄棍を振るう、男の方の変態。エロスグリーン。

 

 鍛え上げられているのがすぐに分かるの練度の高い連撃は、私が気合を入れてなお決定打を入れられない状態が続くレベル。

 

 そして同時に、梔子はエロスイエローの振るうハンマーを回避している。

 

 あちらは破壊力に長けているが、片手でそれを振るっているのが厄介。そこに蹴り技などが入ってくるため、梔子は隙をついた一撃を叩きこめないでいる。

 

 ただ、あの優れた魔術攻撃があればどうとでもなりそうだけどね。それをしてないからなめているように見えて、実際は表情が硬いからそれなりに苦戦しているようだわ。

 

 向こうもまだ肩慣らしレベル。ここでいきなり仕掛けるのは、返って状況が乱れる可能性上がる。

 

 まったく。こういう方向性で来るとか勘弁してほしいわね!

 

 そう思っていると、更に騒がしい音が近づいてくる。

 

 方向性から考えると、クロスブレイカーズ案件ね。

 

 ええい、またしても乱戦の形になってきているというかなんというか―

 

「……ふ……っざぁけんなぁあああああああっ!!!」

 

 その瞬間、襲い掛かる多数の飛竜。

 

 それを四人それぞれが回避すると、戦闘中の他のメンバーをいなしながらクロスブレイカーズのメンバーが姿を現す。

 

 まったく。ここからが更に忙しいわね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺達がクロスブレイカーズと激突していると、なんか声が聞こえてきた。

 

「ほぅ、全員が信徒の集団とは聞いていた。ホワイトが性を導きたがる奴らってことだな!」

 

 とりあえず、俺はすぐに誰か分かった。

 

 個人は分かんないけど所属はなんていうか、分かりたくなくても分かっちゃったっていうか……うん。

 

「ドラゴンショットぉおおおおおおおっ!」

 

 とりあえず威力大きめのドラゴンショットを抜き打ちでぶっ放した。

 

 だってこれ、絶対に大欲情教団じゃん! 空気読めてないじゃん!

 

 マジで来るなよ!? こっちはこっちで大変なんだけどぉっ!?

 

 でも多分この程度じゃ止まらないなぁ。分かってるんだよそんなことは。

 

「甘いぜ! 威力気合練度技術……何より性欲が全く足りてねえ!!」

 

 酷い理由で俺のドラゴンショットを吹っ飛ばしたのは、なんか赤い戦隊ヒーローだった。

 

 …………なんか赤い戦隊ヒーローだった!?

 

「広がりし大いなる性、エロスレッド!」

 

『アッハーン!!』

 

 なんか訳の分からない奴が来た!?

 

「なんだ? おっぱいドラゴンの亜種か!?」

 

 おいミゼル! 俺をあれと一緒にすんな!?

 

「おっぱいドラゴン? ふ、一緒にされちゃぁ困るな!」

 

 なんとかレッドは反応しなくていいよ!?

 

「胸はでかいのだけが素晴らしいんじゃねえ! その鏡面つってもいい、貧乳だって素晴らしいんだぜ!!」

 

 そういう方向!?

 

 っていうか巨乳と貧乳って、方向性が真逆なんだけど。どっちも同じぐらい愛するって博愛主義者ってことでいいんだろうか。

 

 大きくても小さくてもおっぱいだ。その事実は決して忘れちゃいけないしな。

 

 ……いや、そういう問題じゃないよねこれ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現在、作戦司令部は大混乱に陥っていた。

 

 クロスブレイカーズの討伐作戦に、第三勢力が介入する可能性は想定されていた。

 

 だが、第三勢力が多種すぎた。

 

 かつてクロスブレイカーズと手を組んでいた、謎の技術力集団は良しとしていい。

 

 だが、禍の団がここに更に介入した。これがぎりぎりだ。

 

 そしてとどめの大欲情教団。これは流石に想定外すぎる。奴らが冥界に侵攻するなど、本来ありえるような事態ではない。少なくとも早すぎる。

 

 ついに大欲情教団が、異形を異形と認識した。そうでなければあり得ない事態は、もはやこの戦場で留まる事態ではない。

 

 これから奴らは、意識して冥界で淫行を広めかねない。否、それどころかあらゆる異形の世界で同じことをしかねない。

 

 ……仮に天界で同じことをされれば、控えめに言って天界は滅亡の危機を迎えるだろう。

 

 この事態に、各部署は情報伝達の必要に迫られてピンチだった。ひいき目に行って、機能がマヒするレベルだった。

 

「……頭の痛い事態に……っ」

 

『悪い、こっちの部隊も統制を取り戻すの時間かかるわ』

 

 頭を抱えるソーナに、通信を繋げているノアも遠い目になっている。

 

 控えめに言って、司令部はまず機能を取り戻すのに集中しなくてはいけない非常事態だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アザゼルSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『すまないサーゼクス。俺は今すぐ戻らないといけなくなった』

 

 定時報告の最中に、緊急通信を聞いたアジュカがいきなりそんなことを言ってきた。

 

「どうしたのかね?」

 

『リアス達が参加している作戦に、禍の団と例の技術者集団、そして……大欲情教団が介入してきた。当分忙しくなるだろうな』

 

 返答に、サーゼクスが固まった。

 

 ま、俺も固まりたくなったがな。

 

 ちょっと待ってくれって感じだよ。あいつら、今回冥界での作戦に参加しているはずなんだぜ?

 

 つまり大欲情教団が冥界で活動をし始めたってことだ。異形の存在を全く理解してなかったあいつらが、異形の世界である冥界で活動するとか異常事態でしかねえだろ。

 

 え……? あいつら、冥界に意図的に活動し始めたのかよ? マジで???

 

「り………」

 

 あ、サーゼクスがまずい。

 

「リーアぁあああああああ!? い、急いで私の名を出して援軍の準備を……いや、それはまずい……でも増援を!?」

 

「誰かサーゼクスを止めるの手伝えぇええええええええ!?」

 

 オイこれまずいと誰か手を貸せぇええええええええ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方その頃、とある世界では、一人の男がデータを確認していた。

 

「なるほどなるほど。やはり種族的な違いからくる能力は厄介だ」

 

 戦闘データを確認しながら、男は心底嫌悪感をあらわにする。

 

「それに、お互いに助け合う絆を大切にしている連中がいる。まったく、馬鹿な愚民どもだ」

 

 その光景は、互いに背中を預けながら、傷つくのなら庇うような関係性だ。

 

 それが愚かなことだと、男は妄信している。

 

 そして絆という考えが愚かだからこそ、自分はここまでこれたのだと狂信している。

 

「本当に馬鹿は何もわからんから困る。そんなものはいずれ必ず壊れるのだよ……そう、本当に大切なのは優れた知性とそれに従う判断力だ」

 

 吐き捨てるように言い切ると、男はモニターを操作してデータの参照を行い始める。

 

「あんな馬鹿どもがろくでもないことをしないうちに、あそこも私が支配してやらねばな。……待っていろ馬鹿どもめ、真の神は天賦の頭脳を持つこの私だ……っ!!」

 

 それこそが、男の根源思想。

 

 己の頭脳に対する圧倒的な自負。信頼と情愛に対する徹底的な軽蔑。

 

 だからこそ、男は人間を分解して一部だけを組み込む形で兵器を作ることなどができる。

 

 その邪悪以外の何物でもない男は、そのうえでちらりとモニターを見る。

 

「……あれは……あの時の試験体か。追加強化をしてもいいほどに優秀だったし、回収を命じておくか」

 

 そうつぶやき、男はにやりと笑う。

 

「喜ぶがいい。わざわざ追加回収するなど、めったにないことなのだからな……」

 




 もうどこもかしこも大混乱で、まだ続いたりします。

 ちょっとした箸休めにするつもりがめっちゃ長くなってしまっている大乱戦。どうしてこうなった……?
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