混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 新年あけましておめでとうございます!! グレン×グレンでっす!

 さーて新年度第一弾! 自分は今頃初詣行っているか初詣のために寝ているかの二択ですが(予約投稿済み)、今年も何とか乗り切りたいぜー!

 ではどうぞ!!








 ……すいません。予約投稿時に西暦の設定を忘れて速攻投稿されてしまいました!!


熾烈勝敗編 第二十三話 冥界変態乱舞

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 凄まじい頭痛を堪えながら、俺は幸香と共に戦闘を続行していた。

 

 何が酷いって頭痛が酷い。精神的にかなりゴリゴリと削れている。

 

 なんでだって? それは勿論-

 

「凄まじい力……流石はおっぱいドラゴンの仲間たちね、性癖は何かしら?」

 

「ふむ、妾はおっぱいドラゴンの同胞ではないが、エロいことはメジャーどころは大体好ましいぞ? 美酒も美食も美女も思う存分楽しんでこそではないか?」

 

 ―この会話だ。

 

 戦闘の流れで世間話のように話されるエロ会話。エロスホワイトがふってくる頭痛をもたらす話に、興が乗った幸香が乗っかるから弾む弾む。

 

「実は昨日、先輩にお勧めされた(pi-)マッサージに行ってきたんですが、そこの方々の施術が本当に気持ちよくて!」

 

「ふっふっふ。あの手の奴らは金をもらう仕事だからこその技術がある。純粋に互いが楽しむ関係性とは違った良さもあるし、仕事ゆえにおける信頼があるものよ」

 

「そのとおり。変な小物に引っかかって貢ぐより、ちゃんとした対価を払ったお店の方がいいでしょう。……ああ、今なおいるだろう引きずり込まれるだろうかつての同胞を、より美しい方向に導かなくては!!」

 

「それは方向性がおかしい気もするが、堅物に生きて享楽を知らぬは不幸よなぁ。妾達は信徒側とは距離を置く必要があるがな」

 

 すいません。俺が、男がいるのですが

 

 何が悲しくて、さほど年が離れていない女達の風俗トークなんて聞かないといけないんだ。何かが決定的に間違っている確信すら覚えている。

 

 いや、女性向けの風俗店があることを否定したいわけではない。

 

 男と女では感性が違うとはいえ、性欲とは生物が当然のように持つ三大欲求の一つ。少なくともザイアではそこのリフレッシュも考慮して色々と手が回されていたし、男とは方向性が違うだけで個人差込みであることも発散したい者が出ることも理解している。

 

 俺はそもそも風俗店に行く必要がないぐらい充実しているし、なんなら経験人数など下手な風俗狂いを超えているだろう。だから別に行かないけど、女性陣が欲求不満でちょっと行くぐらいは寛容になりたい。……全員分を完全にカバーすることに拘ると、腹上死するのではないかという不安があるともいう。

 

 だけどここまでオープンに会話するのはどうなんだろうかと思う。義理の娘と敵の風俗トークとか誰が得をするというんだ!? 多分イッセーでも反応に困るし、喜ぶのは一部の特殊な変態だけだと思う。

 

「……おっと、流石にこのままではゆかんな」

 

 と、幸香がふとハッとなってくれた。

 

 ありがとう。そのまま気合と根性でこの場を戦場の空気へと戻してくれ。

 

 俺の心からの期待に対し、幸香はこちらを振り返った。

 

「元々ザイアではエロに寛容というより積極的交流を取るスタンスだったな。義父上よ、その手の経験は豊富ではないか?」

 

「義理の父親の母親以外との性遍歴を聞きたいのかお前は!?」

 

 期待した俺が間違いだった。なるべくスルーしていたのに盛大に巻き込まれた!?

 

 ぬかった。そもそも目の前の女は、イッセーの乳技対策で自分が出演するレズエロ動画を脳内に流し込む女傑。一度乗ったのなら気にするわけがない。

 

 おのれ神祖ども!? 死してなお俺達をどれだけ苦しめれば気が済んだ。現状苦しんでるのは俺だけな気もするがな!?

 

 というより。エロスホワイトが明らかに喜んでいる。

 

「そうなのですか? ぜひ、ぜひ私と今晩を共にしてください!」

 

「いやですよ!?」

 

 誰か、助けてくれぇえええええええええ!!!

 

 そう思ったその時、何かがこちらに急接近してくる。

 

 まずい、変態の増援かと思った時だった。

 

「……仮にも元信徒が言う台詞かぁああああああああっ!!」

 

 クロスブレイカーズだった!?

 

 ヤバイ、収拾がつかなくなったぁああああああああ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 クロスブレイカーズも気合を入れて、ここを決戦と見ているみたいだ。

 

 精鋭が集まっての攻撃に、俺達も中々押し込まれている。

 

 でも、ここはまだ良い方だ。

 

 ……大欲情教団が戦隊ヒーローで来ているしな。いや、なんだそりゃ!?

 

 まだ真剣にやれるだけましだ。

 

「多分イッセーどんが思っちゃいけないこと言ってる!」

 

「同感だな。お前が言うなと心から思ったぞ」

 

 なんでデュリオとミゼルが俺の心を読む!?

 

 なんでだ? 俺の心はそんなに読みやすいのか!?

 

 あと俺のおっぱいに対する思いをあの変態と同列に扱うのやめて!? え、マジで同列!?

 

 畜生、なんでこんなことになった!?

 

 と思ってたら、そこそこおっきい人型兵器が突撃してくる。

 

 あれは確か、教会が開発していた人型人工神器兵器のパラディメア!?

 

 そりゃ持ってるよね、そのあと離反した奴らもいるもん!

 

 ああもう、大盤振る舞いだな―

 

『ほぅ? 色欲を感じさせないが、中々の性能みたいだな』

 

 ―ちょっとまって?

 

 思わず、俺たち全員はおろかクロスブレイカーズも固まった。

 

 ぎぎぎと、ぎこちない動きで振り返る。

 

 そこには、股間にあるハッチからパイロットが顔を覗かせている人型兵器がごろごろと向かってきていた。

 

「……こっちにも来たぁあああああああああっ!?」

 

「来るな変態ぃいいいいいい!?」

 

「せめて真面目に戦わせてくれぇええええええ!?」

 

 敵味方が次々と絶叫してるよ!?

 

「よく来てくれた! さぁ、あそこのおっぱいドラゴンに向かい合おう。おっぱいを司るドラゴンってのは崇めたいしな!」

 

 そしてレッドにターゲットにされている!?

 

 やめろ、ドライグが失神するかもしれないか!? そうなったら俺は絶対に詰む!?

 

「くそったれ! イッセー様、何とかしてください!?」

 

「おっぱいドラゴンなら! おっぱいドラゴンなら、真っ向から同じ土俵で圧倒できるはずっす!」

 

 そして味方からなんか酷い提案が!?

 

「そうか、おっぱいドラゴンならあの上を行く!」

 

「今回限りはこいつが敵にいてよかった!!」

 

 クロスブレイカーズからも期待の視線が!?

 

 ………え、俺、マジで同列扱い?

 

 お願い相棒's! 否定して!?

 

『『……え? 無理ぃ』』

 

 二人揃ってキャラが変わっているぅううう!?

 

 畜生! そこまでか! そこまでなのかぁああああああ!!

 

『『『『『『『『『『行くぞ絶頂!!』』』』』』』』』』

 

 そしてこっち来んなぁあああああああああっ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 空を埋め尽くすように舞う雷の龍。

 

 その雷のブレスを回避する必要に迫られている上、別動隊らしきサリュート系列もある為かなり面倒だ。

 

 リーデン・レヴィアタンは強者と言い切れる。この敵味方が入り乱れる中、雷の龍はそのブレスを味方に誤射するような真似はしていない。

 

「やってくれるわね、リーデン・レヴィアタン!」

 

「いい感じにやってくれるじゃねえか! その調子で暴れてくれや……そう、まだだ!!」

 

 リアス姉さんやラムル・ルシファー・ゴールドリバーの二人が主力になる形でしのいでいるけど、これは中々に厄介だ。

 

 僕も時折奇襲を仕掛けるべく動いているけど、リーデン・レヴィアタンは抜け目なく通常の魔力を交えて僕に牽制を入れてくる為中々上手くはいかない。

 

 とはいえ、このままだと事態が動かないね。

 

 そろそろ夢幻召喚をする頃合いかと思った時だ。

 

「見ろ同士! 雷の龍だぞ、凄いな!!」

 

「あんな大きな龍が、しかも全部電気だなんて。……感電プレイと蛇との獣〇が同時にできるなんて……奇跡か!!」

 

 ……僅か一回の会話で、状況が別の意味で悪化したことを理解したよ。

 

 視線を向けると、そこには全身にスタンガンをつけている謎の集団が。

 

「我ら、大欲情教団感電プレイ同好会! 性託に従いここに見参!」

 

「我が蛇専門獣〇サークルの我らと同時に名指しとは……! やはり性託は凄まじい」

 

「同時参加している私達にとってこそ福音! すいません、これを行っている人は誰ですか!?」

 

『『『『『『『『『『あの女です!』』』』』』』』』』』

 

 もはや一瞬の判断だった。

 

 敵味方問わず、大半の者達が即座にリーデンを指差す。

 

 彼らの心は嫌というほど分かる。ああ、分かるとも。

 

 関わり合いになりたくないので生贄を差し出そう。そんな気持ちが痛いほどよく分かった。

 

 これ、収集つくのかな?

 

「……え?」

 

 思わず動きを止めるリーデンに、変態達の視線が集まった。

 

「感電させてください! ぜひ!」

 

「まった! まずは順番を決めないと!」

 

「なら私達が! 蛇ともできる奇跡を逃せない……お願い!!」

 

 変態達はリーデンに殺到し、一部に至っては雷の龍に抱き着いていく。

 

「あふぅ……凄い電力……ぁっ♥」

 

 ……凄い光景だなぁ。

 

 僕は砕け散りそうになる精神を何とか持ち堪えさせつつ、周囲を確認する。

 

 乱戦すぎて状況が把握しきれてないからね。まだ敵味方共に変態以外は似たり寄ったりで落ち着こうとしているから、このチャンスは逃せない。

 

 そこまで把握しながら、僕はそれに気づく。

 

「……望月さんと鰐川さんは!?」

 

 まずい、二人がはぐれた!?

 




 新年早々変態のターンですが、奴らはまだまだ暴れるぜぇ! なんなら第三部(未定)でも暴れさせるぜぇ……!
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