混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部 作:グレン×グレン
最近一人暮らししたいんですよねー。将来を考えるとしたいんですよねー。実家暮らしはそろそろねー。
そう思いながらレオパレスを眺める今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
では本編!
カズヒSide
何事?
高まるオーラと星辰体の感応に気づき、私は後方を確認する。
……何故か、有加利と亜香里が凄いことになっていた。
具体的に言うと、明らかに神滅具クラスにオーラがあふれている。
「なんだ? なんだあの乳房の気配は!?」
後変態がうるさい。乳房の気配ってなによ。
というより、亜香里の変化が明らかにおかしい。
禁手のようでいてまったく違う。どちらかというと、神器のステージが上がったというよりは神器そのものが大幅に増幅されたような形になっている。
そしてその瞬間、私達の前に十を超える飛龍が現れる。
イッセーの飛龍ではない。あれは、亜香里が出現させている?
「いっけー!!」
亜香里の号令に伴い暴れ回る飛龍達は、明らかに大きなオーラを纏っている。おそらく上級悪魔クラスは確実にある。
その多数の飛龍達の猛攻に、敵は明らかに撹乱。更に突っ込んできた亜香里とイッセーにより殴り飛ばされていく。
「あれだけのおっぱいのオーラを出すとは……光栄だ、胸を借りるぞ!」
「うぉおおおおお! 俺も、俺もだ!」
「私だって、こんなチャンス滅多にないわよ!!」
特に変態が群がっている。流石に可哀そうなので後ろから打ち落としているけど、他の連中の相手もあるから流石に全部は無理ね。
赤龍婚乳にしても凄まじいわね。基本性能が普通に神滅具レベルになっているわ。
とはいえ敵の数は多い。もう一手ぐらい欲しいところだけど―
「カズヒ! カズヒ!!」
―これは和地がまたやったわね。
「今度は何をしたの? 魔王の力を和地が外部制御?」
「違うよ!? そういう方向じゃないよ!?」
あら違うのね。
なら何をしたのかと思ったら、それがすぐに分かった。
「その、何か凄いことになっているんだけれど!?」
とても困惑している有加利が、もの凄い動きで敵を蹂躙している。
動きも反応速度も段違いね。というか、良すぎるわ。
ただの人間がいきなり魔星になったかのような……いえ、それ以上の身体能力。星辰体に感応しているようだけれど、さっき感じた通り感応量が異常の域だわ。
純粋な星辰体との感応に限定すれば、私が知る中でも異常レベル。それこそ、格が違う和地や誠にぃといった極晃すら超えかねない。
……思い出すのは、圧倒的な星を振るうフェイザー・アスモデウス。
確かアスモデウスの特性には星の名を冠していた。……星辰体に対してずば抜けた資質を持っているのかもしれないわね。
っと、敵もだいぶ集まっているわね。
だけれど、そろそろ終わらせるわ!!
イッセーSide
「な、なんか凄いことになってる!?」
思いっきり暴れている亜香里だけど、凄すぎてなんかパニくってるな。
確かにやばいぐらい凄いしな。
「大丈夫! 俺が戦ったことのある神滅具使いはもっとやばかったから!!」
うんうん。どいつもこいつもやばいよなぁ。
ヴァーリも曹操もサイラオーグさんも、デュリオは幾瀬さん、ゲオルグやレオナルドもやばかったもんなぁ。
それに比べたらまだまだだ。多分全員、禁手にならずに何とかできるし!
『イッセー、比較対象がおかしいです。神滅具使いが対象の時点でおかしいです』
『というより、本当に神滅具に片足を突っ込んでいるな。相変わらず相棒は乳で訳の分からんことをする』
相棒達が酷い!?
と、気づいたら戦況が変わってるな。
フロンズ達が増援の手配をしたのか、味方の数も増えている。
よし、これならいける。
ここで一気に押し切るぜ!!
そう思っていると、どこからかオーラが増幅された。
この感覚、禁手か!
「舐めるな異端がぁ!」
「私達をなめるな!」
ポートマン姉弟が互いに禁手に至って、押し込まれていた形勢をひっくり返そうとしていた。
望月さんと同じ
逆に亜香里と同じ
どっちも数がメインの禁手か。面で挑むわけだな?
「だったらこっちもだ、いけ
咄嗟に飛ばして迎撃するけど、やっぱ相手も準神滅具なだけあって強いな。
他の連中も相手にしていることも考えると、こうなったら疑似龍神化でまず一気に倒すってのも―
「……そこか、赤龍帝!」
「せめて貴様だけでも!!」
―ってこっちに来た!
野郎、だったらこっちも―
「させないよ!」
「今度こそ!」
―って、二人とも!?
和地Side
警戒は解かず、周囲の敵を薙ぎ払いつつ、俺は戦闘を継続する。
有加利さんも亜香里も、テンションがちょっと上がり気味だな。いざという時はフォローに入れる状態をキープするか。
……最も、そう簡単にやられることもないだろうがな。
真っ向から仕掛けるはポートマン姉弟。共に面制圧に長けている禁手で、一気に仕留める算段だろう。
双方の禁手は共に基本形。
聖騎士顕現の正統禁手である、十数体の聖なる剣士達を具現化する
空龍群の健脚の正統禁手である、誘導攻撃端末を飛龍に昇華する
共に面制圧に高い性能を発揮すると、資料では確認している。
多角的な面制圧なら一対一でも翻弄できるだろうし、その点を考慮すればいつでもカバーに入った方がいいと思うのが自然だ。
だが、二人の信じられないポテンシャルの上昇がそれを即断させない。
襲い掛かる聖剣士達の斬撃を切り捨て、迫りくる飛龍達を蹴り飛ばす。
明らかに、明らかに二人の性能が高くなっている。
……イッセーの赤龍婚乳に俺の魔星剣。それを起爆剤とする形で、神器そのものが大幅に増幅させたということだろう。
というよりだ、有加利さんの剣なんだけど、聖剣じゃなくて聖魔剣化しているな。言われた通りに魔星剣を渡したけどそのおかげだろうか。
とはいえ、いくらなんでも即興が過ぎる。何が起きても分からないから意識を数割あっちにしっかり割いておこう。
その上で、敵もこちらに集中し始めたな。
俺達が一番脅威だと理解したのだろう。敵の敵は味方、もしくはまず一番厄介な奴を叩き潰すというわけか。
……ならいい。ここで俺達も一気に決める。
「決めるぜ、カズヒ!」
「もちろんよ、和地!」
開幕速攻で終わらせてやるさ。
俺達二人を、極晃衛奏者を……なめるなよ?
今回はキリ重視でちょっと短め!!