混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! こっちも隙あらば更新していきたいグレン×グレンでっす!

 本格的に自炊してから現在少しずつ痩せ続けており、この調子で70kgを切りたいと思っております! お昼は作る手軽さ重視でサンドイッチですが、晩御飯ぐらいはちょっと凝り続けたい!!

 では本編!


熾烈勝敗編 第二十八話 戦いは終われど不穏は終わらず。

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

『『仮面ライダーリスタート!』』

 

 あ、九成達、決め所って判断したな?

 

 瞬く間にリスタートになって、一気に無双が始まった。それを逃さず、増援の人達も一気に攻め立てている。

 

 でもまぁ、実際一気に趨勢が傾いたな。この調子なら、油断さえしなけりゃ決着はつけられる。

 

 というより、乱戦で色々と敵が動いているから強敵は今のところ少ない。

 

 そう、残ってる中でやばいのは―

 

「姉さん!?」

 

「っくぅ!?」

 

 ―亜香里と望月さんが相手をしている、ポートマン姉弟だけだ。

 

 というか、二人とも凄いな。あの姉弟は連携も上手いし、実力だってあるのが動きで見える。

 

 それを連携戦闘で上手くしのぐところか、押し込んでいる。

 

 ポートマン姉弟も技術で上手く捌いているけど、戦局がこっち側に傾いた流れもあって押され気味だ。

 

『……相棒、お前も大概やったもんだな』

 

 え?

 

 ドライグが妙なことを言ってきたけど、何のことだろうか。

 

 赤龍婚乳のことなら、確かにそうだけどな。

 

『今のアイツの出力、準神滅具を通り越して神滅具のそれだ。元の器が準神滅具だったからだろうが、凄まじいな』

 

 え、亜香里ってばそんなことになってんのか!?

 

 ……望月さんの方は知らんぞ俺。

 

 いや、望月さんも普通に並び立って戦えてるけど。信じられないぐらい強くなってるけど。

 

『あっちは星辰体と感応してますね。……いえ、あの身体能力は感応量が魔星レベル……それ以上です』

 

 シャルロットが軽く引いているけど、マジか。

 

 やっぱりやばいと思ったけど、そういう星辰光とかそういう感じか?

 

 ……まぁ、それぐらいじゃないとあいつらだって追い込まれないか。

 

 なら、この調子で―ッ!?

 

「みんな気をつけろ、なんか来るぞ!?」

 

 感じた寒気。これは間違いなく強敵のそれだ。

 

 俺も九成もカズヒも、反応が遅れている亜香里と望月さんのカバーに入る。

 

 その直後、壮絶な聖なるオーラが思いっきり襲い掛かった。

 

 いや、襲い掛かったというより流れ込んできた? 狙ったわけじゃなくて流れ弾が来たって感じ。ただめっちゃ多い!?

 

「イッセー二人は任せた!」

 

「貴方も不利だし下がってなさい!!」

 

 九成とカズヒが前に出ながら叫ぶけど確かに!

 

 転生悪魔な俺に、魔王の血を引く亜香里や望月さんにあのオーラはきつい。

 

 人間ベースの転生堕天使である二人が壁にならないと死人が出る……いや、二人でもやばいんじゃ―

 

「切り……えぐる!!」

 

『リスターティングカバンリッヒテン!!』

 

「残滓なら……なぁ!!」

 

 ―問題なかった!

 

 カズヒが一刀両断で切り裂いて、余波で強引に大雑把に切り分ける。

 

 飛び散った残滓は九成が障壁で完全に捌き切った。

 

 そしてそのままの勢いで二人は駆け出す。

 

 その先には、多分露払い的なステラフレームがいて―

 

『マグネティックスターハイパーメガブラスト!』

 

『リスターティングメガブラストフィーバー!』

 

 ―一瞬で五体ぐらい吹っ飛ばした。

 

 す、ステラフレームって自我未覚醒体でも最上級悪魔クラスはあるはずなんだけど。あと、ついでに出てきた邪龍とかをごっそり数十体は吹き飛ばしてたんだけど。

 

 あの二人、本当にやばいぐらい強いよなぁ。

 

『あの状態ではな。全盛期の俺と白いのですら、同時に相手取るなら連携を取る必要がある難敵だろう』

 

『つまり、イッセーがヴァーリ・ルシファーと共にD×Dになって漸く倒せるレベルということですか。反則ですね』

 

 相棒達も戦慄しているけど、本当に……本っ当にやばいよなぁ。

 

 あの二人が、アザゼル杯で同じチームになってなくてよかった。絶対手が付けらんねぇよ。

 

 いや、そういう場合でもないか。

 

 雪崩れ込んでくるのは、大量の魔獣に邪龍、そしてステラフレーム。

 

 それを薙ぎ払いながら九成とカズヒは駆け出すけど、その理由が何となく分かった。

 

 遠くで聖なるオーラを放つ存在。多分敵の主力なんだろうけど、追い込まれてる二人がまずい。

 

 あれは、南空さんに行船さん!?

 

「ちょっと離れてもらうわよ!」

 

「……これは!?」

 

 カズヒが突貫して攻撃を仕掛け、受け止めた敵を弾き飛ばす。

 

 その瞬間、九成が二人をカバーするように回り込んで、弱っている二人に迫るステラフレーム三体を切り刻んで吹っ飛ばす。

 

 瞬く間の早業だったけど、更に二人はショットライザーを引き抜いて速射。迫ってきていた男を一人迎撃。

 

 男は全然気にしてない感じで突撃するけど、気がそれた瞬間を逃さず二人は後退してこっちまで戻ってきた。

 

「イッセー、サポート任せるわ。……和地は四人、特に鶴羽と三美をお願い」

 

「分かってる」

 

 九成もカズヒも、声に緊張感が出ているな。

 

 それも分かる。というより、行船さんと南空さんを見ればな。

 

「………ぅ……嘘よ……」

 

「……ゴメン皆。ちょっと……きついわね」

 

 顔色が真っ青な行船さんに、深手を負っているのと別の意味で顔色が悪い目な南空さん。

 

 どっちもかなり押し込まれているし、それだけの相手が出てきているっていうなら尚更だ。

 

「亜香里、望月さん。……俺達から離れないでくれ」

 

 そして、敵がそれだけの実力もあるってのが嫌ッてほど分かる。

 

 雰囲気で分かる。二人ほど、別格の化け物がいる。

 

 少なく見積もってもステラフレームの自我覚醒体レベル。そして片方、聖なるオーラを放った奴はそれ以上だ。下手したら、サウザイアーになってないリゼヴィムぐらいはするんじゃないか?

 

 そんなオーラを見せている奴ら。片方は男で、やばい方は白髪の女だ。

 

 ……男の方、明らかに雰囲気がヤバイな。リゼヴィムというよりミザリみたいなやばさを感じるし、強いとは別の意味で危険かもしれない。

 

絶芸家(ピュグマリオン)、どうしますか?」

 

「退き際は見極めるべきだろうね。君のお披露目には十分すぎるし、今日は引くべきだろう」

 

 白髪の女が、男の方に判断を仰いでいる。

 

 逃げるってか? そう簡単にさせるかよ。

 

 そう思ったけど、転移の魔方陣が一瞬で何百も現れる。

 

 おいおいマジかよ、そんなことができる手合いがいるってのか。

 

「その通りだ、満鶴(みつる)。お前の慣らしは十分すぎるし、この後の微調整が必要だろう? ……今日はこの辺で、だ」

 

 なんか一人出てきたな。転移はあの女の仕業か?

 

 なんか貫禄がある女だ。どこかで見たような雰囲気だけど、年齢は三十代前半ってところだろうか。

 

 ただ、この業界不老も結構できるし、異形とかだと年齢が外見じゃ分からないことが多いからな。

 

 ただ者じゃない。それも、距離をかなり取っているのは乳語翻訳対策だ。

 

 逆に、白髪の満鶴とか呼ばれた子が遠ざかってないのは対抗できるからか? 出ないと、俺の近くにいたままの意味が分からない。

 

 それを考えながら警戒していると、カズヒが大きく深呼吸していた。

 

 ……え、知り合い?

 

「どの口がと言われるのを承知のうえで言うわ。よく顔を出せるわね、鶴羽の……いえ、七緒の前に」

 

「出せるさ。別に殺したいわけではないからな。腹を痛めて生んだ我が子が、私の想像を超えた可能性を見せてくれたのだ。愛しているとも、心の底から産んで良かったと思っているとも」

 

 ……え?

 

 ちょっと待って。今の会話ってそういうことか!?

 

 俺が何となく分かってきていると、その女は俺の方を見て興味深そうな表情になった。

 

「データは取りたいが欲をかきすぎる気はない。……現在、ミザリ・ルシファーが遺した遺産の管理を担当している道間美緒だ。また会うことになるだろうが、今日は我らが一族の悲願の実戦練習が本命でね。……失礼す―」

 

「させると思うかお義母(かあ)さま」

 

 その瞬間、九成が声を上げていた。

 

 そして回り込んでいたのは、重武装のバイクから変形した人型兵器。

 

 疾走車輪の禁手に、何時の間にか仕込んでいたのかライジングホッパーを残神で装填している。

 

 こいつ、こういうところは本当に抜け目ないよな!

 

 俺は感心するけど、それを受け止めたのは男の方だ。

 

 何時の間にか移動していた男は、トンファーでその打撃を受け流すと、その勢いを利用して片手で疾走車輪をぶん投げる。

 

 それとほぼ同時に転移が本格発動。三人揃って転移を始めている。

 

 それがきっかけになったのか、行船さんが跳ね飛ぶように顔を上げた。

 

「待って……待ってよ。なんで貴方が、そこにいるの!?」

 

 その声に誰も答えなかったけど、行船さんは構わず涙まで浮かべる。

 

「答えてよ、(あてる)!!」

 

 その声に、男の方が眉を顰める。

 

 そして消える直前、とても悲しそうな顔になった。

 

「……ああ、三美か。まさか、髪を切っていたのか……」

 

 そんな言葉と共に、転移が完了する。

 

 ただ、俺は最後の表情を見て寒気すら覚えた。

 

 なんだ? あの、感情が抜け切ったような無表情は……っ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 ったく。状況が二転三転しすぎだろう。

 

 とはいえ、禍の団が一気に離脱したのは大きいな。こちら側もその分リソースを集中できる。

 

 逆に、乱戦状態になっていた敵はまだ混乱が解けていない。この調子なら、一気に畳みかけることで多くを打倒することができるだろう。

 

 ……とはいえ、そればかりでもいられないか。

 

「鶴羽、大丈夫?」

 

「……ゴメン、ちょっときつい」

 

 カズヒがすぐにフォローしているけど、鶴羽の調子は明確に悪い。

 

 どうやら母親があの女らしいが、あんな様子だし相当精神的に来たんだろう。

 

 とりあえず、モデルヘキサこと道間六郎とは相性が良さそうだ。逆にマイナス掛けるマイナスの理屈でプラスになってくれたことを心から感謝するか。

 

 そして同じぐらい問題なのは三美さんだ。

 

「噓でしょ、そん、な……っ」

 

 見るからに辛そうで、強引に持ち直そうとしているができてない。

 

 とにかく、今は二人をフォローしながら守勢に回るべきだろう。

 

 どちらにしても、この情勢下ならこちらが有利だ。俺達ばかりが動いて他のチームに経験を積ませないのもあれだしな。

 

 呼吸を整え、周囲の警戒を重視しようとして……俺は更にとんでもない衝撃に襲われた。

 

「ヤバイ!? 皆、悪いけど警戒を頼む!!」

 

『ASSAULT SAVE』

 

 素早くプログライズキーを起動して、俺は素早く砲撃を放つ。

 

 それが敵を薙ぎ払うのを確認したうえで、俺は声を張り上げる。

 

「こっちだ、緋音さん!」

 

「……和……ちゃん!」

 

 慌ててこっちに駆け寄ってくる緋音さんだが、その顔色は悪い。

 

 そのまま半ば抱き留めるように彼女を受け止め、俺はショットライザー及び全武装を構えて警戒する。

 

「……残念、もっと遊びたかったのに……ま、いっか♪」

 

 そう言い捨てて転移するのは、最近よく見る謎の戦闘員。

 

 これまで確認した中には、獣の意匠が組み込まれていたな。あれは兎か?

 

 ……とはいえ、奴らの転移して離脱し始めている。これ以上追いかけるのはリスクが勝るか。

 

 それを冷静に判断しながら、俺はそっと緋音さんを抱きしめる。

 

「ごめ……ん。少しだ……け、こうさせて」

 

「ああ分かってる。……やること多いけど頑張るよ」

 

 ったく。色々と事が起こりすぎだろ。

 

 軽く頭が痛くなる。本当にこの世界は混沌の坩堝と化してるよ。

 




 ちなみにこやつらに関しては第三部までもつれ込ませたい予定(キリッ

 難敵は多いですが、リスタートが出張れば最終的に削り殺せるレベルの連中ではあります。ただ相手もわかってるので単独でリスタートに激突することを選ぶほど馬鹿ではございません。必要最小限で捌いて逃げます。

 さて、ちなみに書き溜めは和地VSリアスですね。追加メンバーの戦闘性能はある程度完成していますが、そこからストラーダとクロウ・クルワッハを潜り抜けながらリアスwithギャスパーを倒す図面を描くのは、大雑把なプランはあっても納得させられるようなものにするのは大変です。

 こっちも書き溜めはありますし、ちょくちょく書くのでまだまだ続くぜ! ご安心を!!
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