混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 今日も頑張って生きているグレン×グレンでっす!

 こっちはどうも読者が伸びませんが、それでも固定ファンもついているし頑張るぜー!!

 というわけで、本編!


熾烈勝敗編 第三十話 新たな試合も始まります!

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数時間後。漸く三人とも収まったようで何よりです。

 

「……これもモテる男の責任……と格好つけられたらどれだけよかったか……っ」

 

 流石にちょっと黄昏るというかなんというか。

 

 いえまぁ、俺も大概エロいけどね? エロいこと楽しめるけどね?

 

 それはそれとして、何でこういう流れになるのやらというかなんというか。

 

「いやなんかゴメン。本当にごめん」

 

「ごめ……んね、和ちゃん」

 

 とりあえず落ち着いた鶴羽と緋音さんはちゃんと謝ってくれる。

 

 で、最後の一人だけど―

 

「本っ当に! 申し訳ありませんでした和地様!!」

 

 ―盛大に土下座する三美さんをどうしたものか。

 

 とりあえずこれはどうしたものかと思うが、まぁ大事なところから進めよう。

 

 この状況下でまず聞くべきことはシンプル。そう―

 

「つまりこれは、俺は好感度をかなり稼いでいたことでよろしいでしょうか!!」

 

 ―俺が惚れられているかの最終的な確認だ!

 

「「そこ!?」」

 

 何故か緋音さんまで込みでシンクロツッコミが飛んだ。

 

 ただ、鶴羽はうんうんと頷いている。理解があって助かるぜ。

 

「言いたくなるわよね。うん、二重の意味で予想してたわ」

 

 あれぇ? 方向性があれー?

 

 なんか理不尽を覚えるが、とりあえずここで反論しても絶対に俺に味方が増えないと悟っているからスルーする。

 

 何故かこういう方向性において、俺は常に圧倒的不利に立たされているからな。

 

「ま、もうこいつの本能だから無視していいわよ。ここには慣れてもらわないと困るっていいってもいいわね」

 

「……なるほど。これも一つの試練ということですね」

 

 鶴羽の説明になんか妙な納得をしているのだが、反論したら集中砲火で叩き潰されるんだろうなぁ。

 

 なんか、やはり凹む。

 

「よしよ……し。人には個性があるよね」

 

 緋音さんが慰めてくれるけど、これ絶対に方向性が望んだものではない。

 

 軽く凹む。

 

 ……いや、それは置いておこう。

 

 とりあえずこれは、やはり以前からそうではないかと思っていたがフラグが立っていたということか。

 

 俺はどこまでフラグを立てるというんだ。イッセーには劣るが、何時の間にやらハーレム王と化しているな。

 

 いやまあ前向きに行こう。具体的にはお金の使いどころが増えているぜと喜ぼう。

 

 ……そういえば、日本じゃ結婚指輪は給料三か月分とかいう。だが俺は割と高給取り側であるわけだが、それ以上に金が入っている。

 

 となると、出すべきは給料三か月分のさらに三倍。給料九か月分ぐらいは出すべきだな。人数がそろそろ二けたいってる気もしないでもないが、まぁ兆に届いた資産があるから問題ない。むしろ積極的に使いたい所である。

 

 となると結婚指輪どころではないだろう。何かもっともすごいものを用意するべきな気がする。……でも何がいいだろうか?

 

 なんというか、実用面もあるのがいいよな。あと結婚したといっても、互いのプライベートにも配慮できるほうがいい。そういう意味だといいのが……ある!!

 

「結婚クルーザー! その手があったか!」

 

「何言ってんの!? どこに行ってんのよ!!」

 

 なんか鶴羽にキレられた!?

 

「……その、なんかすいませんというか……混乱させてしまってすいません」

 

「いや、和地の暴走は完璧にこいつの所為だから。謝らなくていいから、三美さん」

 

 俺が完全に悪い扱いにされているのか!?

 

 鶴羽が全力で三美さんを庇っている……いや、間違いなく本気で語っている。

 

 ええい、どこから突っ込んだらいいのか分からない!?

 

 と、そこで緋音さんが結構大きめに手を鳴らした。

 

 流石リーダー担当の教育を受けているだけあるな。こういう時のまとめ役に向いている。

 

「それ……で? 貴女も和ちゃんが好きなの?」

 

 そう緋音さんに聞かれて、三美さんは顔を真っ赤にして俯いた。

 

「え、えっとその……だいぶその、キてます」

 

「キてるかぁ。ま、和地いい男だしね、うん」

 

 鶴羽に納得されるのは嬉しいな。割と本気でこういう時、俺はしっかり好かれてるってかんじれるし。

 

 それにここまで顔を真っ赤にされていると、三美さんにも好意を抱かれているのか。そんな予感はしていたが、やはり実に嬉しい。

 

 嬉しいが、これはほぼほぼ確実にメイドスキー疑惑が増すな。ついに四人目だぞ。

 

 何故に俺が惚れさせた女の人は、無視できない確率でメイドになる。……いや、今回は三人と違う最初からメイドとして出会っている。これまでとは説得力が違いすぎる。

 

「もうこうなれば、俺専属従者ということでメイド服以外の制服でも作るべきなのでは……?」

 

「和ちゃん、落ち着こう……ね?」

 

 そんなこと言われても困るぞ緋音さん。こっちは割とガチな問題なんだけど?

 

 いやまぁそこは置いておこう。まずは三美さんだ。

 

「……その、ですね? 女のメモリは過去の恋をさっさとゴミ箱にいれてリソースを開ける系というものですけど、私はなにぶん幼馴染でもあったので、割と引きずっているところがありましてですね?」

 

「あ~わかるわかる。カズヒもなんだかんだで思い出にしまくってるもんね、誠明のこと」

 

 しどろもどろな三美さんに鶴羽がうんうんと頷いているけど、こっちもだいぶメンタルが回復しているな。

 

 いや、それはともかく。

 

「話を戻す……けど。あの絶芸家(ピュグマリオン)、三美さ……んの幼馴染?」

 

「……そうなんです。正直まだ信じたくないですけど、彼は充です」

 

 緋音さんが話を信仰させていると、三美さんも頷いた。

 

 芸術系の大学まで一緒で、ヤリサー案件で三美さんが大学を辞めてから会っていなかったとかいう感じだったかな。そして、ヤリサー集団が謎の事故で船の藻屑になったりとかで生死不明状態。

 

 三美さんとしても色々と思うところがあるだろう。実際、顔色が悪くなったりしているし。

 

「あのサークルにも参加していて、裏の部分にも何時の間にか関わってました。ましたけど、なんであんなことに……」

 

「そっちも大変ですよね。私も大変ですからねー」

 

「同じ……く」

 

 うんうんと頷き合っている三人だけど、とりあえずだいぶ落ち着いたようで何よりだ。

 

 ただまぁ、それだけってわけにもいかないんだろうがな。

 

「秋冷充については、リアス先輩が境橋さんを招集して話を聞いているみたいだ。あと、道間美緒や例の改造人間についても別方向から情報を集めてるみたいだしな。……まぁ、事情聴取は後日になるだろうさ」

 

 後日にはやらないといけないんだろうけどな。

 

 とはいえ、事態が事態だし無視できるわけがないか。

 

 俺としても本当に無視できないしな。

 

「特に道間美緒だな。お義母様になるわけだから、後でしっかりと話を通さないといけないだろう」

 

「ゴメン天然かつ真剣なんだろうけど今それはよしてくんない?」

 

 何故か俺が鶴羽に怒られたんだがどういうことだろうか。

 

「私は、あんまり役に立たないと思う。あったのは……少しだけだし」

 

 緋音さんはそう言ってうつむくけど、それでも覚えているほどの事態だということか。

 

 まぁ、ここで俺があえて聞き出す必要はない。

 

 俺が言うことはもっとシンプルだろうさ。

 

「ま、できる範囲で力になるさ。荒事と金に関しては任せてくれ、全力でカバーするさ」

 

 俺に惚れてくれる女が嘆きに見舞われるのなら、俺がどうにかするのが当然だ。無理なら最悪、全方位に助けを求めるさ。

 

 とりあえずカズヒ達は当然だけどな。ただそれ以外にも何かしらの助っ人は必要かもしれんし、道間の連中に金ばらまくか。

 

 ……研究用にあえて安値でサルヴェイティングハウンドプログライズキーを回せないかリーネスとも相談しよう。魔術回路保有者相手なら魔術的な制約で契約を交わせば契約は守られるだろうしな。

 

 あと、異能や裏に明るい探偵にも商談を持ちかけるか。蛇の道は蛇というし、政府的な組織とは異なる視点から探ってもらう必要もあるかもしれないしな。

 

 ふっふっふ。腐るほどの大金が入ってきた時は正直精神に来たが、こういう時は助かるな。国家予算クラスの金が動かせるのなら、この経済が回す世界でできることは数多いさ。

 

 ふと気づくと、鶴羽は苦笑しながら頬を染めている。

 

「アンタってば、そういうところよね」

 

 どういう所だろうか?

 

 ま、それはいいか。

 

「よく分からないが、まぁできる範囲でカバーはするさ」

 

「その範囲が広いから、まぁ安心して頼られるわ」

 

 そういうと、鶴羽はそっと俺にしなだれかかった。

 

「じゃ、とりあえず今日は私達を甘やかすことでカバーしてね。……ほら、緋音さんも三美さんも甘えたりないでしょ?」

 

「……え˝? いえ、その、私はそのですね……ちょ、緋音様!?」

 

「ふふ……ふ。なら、甘えちゃおっか」

 

 わーい! なんか分からんけどキレイどころに甘えてもらえるー!

 

「いやっほーう!! ぜひとも来てくださーい!」

 

 これもう役得だろ! わーい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズヒSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……結果的にクロスブレイカーズは壊滅したわね。……ヴァーリチームじみた粒揃いが残ってるけど」

 

「そのようだな。あの乱戦から逃げ延びるとは、見どころのある敵どもなことだ」

 

 と、私と幸香は苦笑するしかなかった。

 

 あの後、戦後処理を後詰に任せて私達は呑みに来たわけだ。なるべく親子の時間を作りたいから、頑張ったわ。

 

 あの壮絶な乱戦ののち、私達は何とか本命のクロスブレイカーズに関しては成功といえる。99%が戦死・投降・捕縛のどれかにできており、もはや組織として機能することはないだろう。

 

 教会関係の危険因子が集まった勢力。その旗頭の壊滅により、今後の教会に関係する形のテロ活動は限りなくゼロに近い状態になる。教会に属する側としては安心だし、これでより和平を前提とした活動ができることだろう。

 

 とはいえ、懸念点もないではない。

 

 乱戦だったこともあり、ミゼル・グロースターを含めた数名がいまだ行方不明。死亡の可能性も低いと見ており、今後を考えれば決して無視できない脅威となっている。

 

 残った連中は全員が、最上級悪魔クラスに通用するかそれ以上の実力者。この人数で世界にケンカを売って勝てるわけがないが、それでもテロに走られれば無視できない被害を産みかねない。

 

 頭の痛い話になったものだ。

 

「しかしまぁ、大欲情教団が冥界で活動するというのもあれね」

 

 これはこれで頭が痛く、私はため息をついてからウイスキーを流し込む。

 

 大欲情教団が冥界に入ってきたことも大問題だ。ついに奴らが異形を意図的に狙って動けるようになったのだから。

 

 あの変態共、人間界だけでも無視できない大暴れをしているのに異形にも入ってくるか。

 

 頭が痛い。いずれ私がトップの持っていた異能を継いでいることにも気づかれそうだ。性癖が類似していることもあり、新たな盟主として担ぎ出そうなんて言圏にならないだろうか凄く不安だ。

 

 軽く頭を抱えたくなるけれど、問題がそこだけじゃないこともあってそこで頭を抱えているわけにもいかない。

 

 謎の改造人間軍団の中に、緋音を助けたとかいう奴がいるという困惑。更に禍の団には三美の関係者がおり、そいつは私と和地の連携攻撃を一度は防いだ化け物。とどめに鶴羽の前世の母親である美緒さんが、なんかよく知らん少女を連れているという困惑バーゲンセール。

 

 一言で言おう。頭痛案件。

 

「問題が解決したかと思ったら、お代わりでやってくるんだからやってられないわよね」

 

「獲物が増えたと考えればよいが、そうもいかぬのが母上達か。まぁ、敵とて妾達の獲物になる為に生まれてきたわけではないのだ、当然だが抵抗もするだろうて」

 

 幸香に慰められるとはね。

 

 ま、言ってることは正論だけど。

 

 あいつらだって勝利を得ることを目的としているわけだし。私達の勝つ為にやられてくれるわけもない。

 

 ……本当に、世の中はままならないわね。

 

 ただ、幸香はむしろ楽しそうだけれど。

 

「だからこそ滾るのだがな。一方的な蹂躙にも愉悦はあるが、それも己を高め上げたからこその楽しみでなくては。……競い合い、殺し合い、奪い合うこともまた世の摂理よ」

 

「否定はしないけれどね。そこだけで終わらないのが知的生命体の優越点じゃないかしらね」

 

 そう言い合いながら、私達はつまみを楽しみつつ酒を飲む。

 

 さて、問題は―

 

「それにしてもいいウイスキーよ。貴様酒造りもできるとは思わなかったぞ」

 

「ふははははは! こんなことにも才能があってすまんな。さて、この第三征王(ナーディル・イスカンダル)のカクテルづくりの才能も思い知るといい!」

 

 ……幸香の部下が作った酒という点よね。酒造法的なアレ、大丈夫かしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 あれから数日後。俺達は試合会場にやってきた。

 

 ファーブニルスタジアムとかいう、なんかすっごいところだ。まさかファーブニルにあやかったスタジアムを作るなんてな。

 

 ……パンツが捧げられてないかちょっと探したけど、流石にそんなことはなかったみたいで一安心だった。いや、本気でその辺が気になったよ。

 

 だけど、今はそこじゃないだろう。

 

「皆。今日も気合を入れるぜ!」

 

「オッケー! 思いっきり頑張るよー!!」

 

 元気よく俺に応えるのはアルティーネ。

 

 今日の試合は、本戦出場候補の一角。準優勝候補クラスのチーム。

 

 天界の切り札チーム。デュリオが王で、リュディガーさんを監督とするチームだ。

 

 天才的な戦術家であり、レーティングゲームで一気に躍進を遂げて人間由来の転生悪魔でトップのレートを誇るリュディガーさん。彼が何でデュリオの監督を選んだのかは不明だけど、チームD×Dでも上位側のデュリオを筆頭とした転生天使達にゲームの知識や戦術を伝授したことで、経験豊富な最上級悪魔が率いるチームすら打倒している。

 

 多分、今まで戦ってきた中では最強クラスの敵だ。俺達も腹をくくらないといけないぐらいの強敵チームだろう。

 

 クロスブレイカーズとの戦いも終わり、後顧の憂いもほぼほぼない状態で俺達はこのゲームに挑める。

 

 遠慮はお互いにしない。真正面からぶつかることこそ、ゲームに真剣に挑む者達に対する礼儀だから。

 

 向こうの札の一つや二つはあるだろうけど、俺も隠し玉を二つぐらいは用意できたぜ。

 

「今回が二人の初陣だ。思う存分暴れてやりな!」

 

 俺は振り返りながら、新しいチームメンバーに声をかける。

 

「分かってます先輩。貴方の拳として恥じない働きをして見せます」

 

 生徒会のメンバーで、五大宗家百鬼の次期当主。百鬼黄龍。

 

「漸く認めていただけましたもの。尽力させていただきます」

 

 何度か縁があったカーミラ派の女吸血鬼、エルメンヒルデ・カルンスタイン。

 

 さて、こっちもだいぶメンバーが揃ってるしな。

 

 そう簡単には負けないし、むしろ勝つつもりで行くぜ……デュリオ!!

 




 和地のスケコマシが留まるところを知らない……!
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