混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 さて、今日から一週間フルで本格的になるわけで、今週を参考に今後の連投速度も考えとかないとッて感じです。

 それはそれとして、これから渦の団編本格スタート!!


新期来訪編 第十六話 原付バイクは二人乗り禁止だから銀〇の真似はしちゃだめだぞ?

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 北海道、新千歳空港。

 

 俺達は今、旅行のスタートを形から入る為に飛行機に乗って到着した! あとは魔法陣のジャンプになるけどな!

 

 とはいえ、空港でメンバーは解散となる。それぞれが行きたい場所にい趣、夕方に予約してあるホテルに集合。まぁ北海道は二泊の予定だけど。

 

 さて、それじゃあ俺はカズヒを誘って―

 

「行くわよ皆! 既に電話予約もしているわ!」

 

「「「「ご当地卵かけごはーん♪」」」」

 

 ―既に走り去る、カズヒを先頭とする卵かけご飯フリークの姿を俺は見た。

 

 ………俺は公衆の面前であることを忘れて崩れ落ちた。

 

「よっしゃぁ! ほっけの燻製を買いに行きましょう! ついでに工場とか見学できますかね!?」

 

「おっけ♪ 私も今日の夜のおつまみゲットの為に引率するわね? 免許は持ってるから車でドライブよ~」

 

 ………そして落ち込んでいるうちにリヴァ先生がアニルについていった。

 

 いかん。俺はいきなり出遅れた……っ!

 

「大丈夫か、九成?」

 

 と、そこにゼノヴィアが寄ってくれた。

 

「大丈夫、九成君? 主のご加護いる?」

 

「こ、こんなことでせびったら罰が当たりそうだからいい」

 

 イリナも気遣ってくれるが、俺は何とか起き上がると気を取り直す。

 

 仕方ない。ちょっと疾走車輪の練習も兼ねてツーリングでもするか。……ついでに寿司屋によってやけ食いしてやる。

 

 そう思っていると、ゼノヴィアがなんかバイクのキーを見せてきた。

 

「タイミングを逸したのなら、私達とツーリングをしないか? 免許を取ったので広い北海道を走る予定なんだ」

 

 あ~。そういえば免許取ったとか言ってたな。

 

「ちなみに私はゼノヴィアの後ろに乗せてもらう予定よ! 北海道の風を切って走るの!」

 

 ……ん?

 

「ゼノヴィア、お前教習所で座学受けたか?」

 

 何を言っているんだろうか、こいつらは。

 

「日本でバイクの二人乗りは、免許所得から一年以上経ってからだぞ? お前取ったの最近じゃなかったっけか?」

 

「「え?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悪いなイッセー。そういう事でイリナのおっぱいを背中で堪能させてもらう!」

 

「許してイッセー君、私、今日はバイクに乗せてもらう気持ちを抑えきれないの!」

 

 んなこと言いながら、九成の後ろに乗ったイリナがバイクで去っていく。

 

「すまないイッセー。座学でうっかり聞き逃した私を恨んでくれ……っ」

 

 そしてゼノヴィアもそんなことを行ってから、走り去っていく。

 

 え、どういう事?

 

 九成に限って不倫とかないし、不倫なんてしたらカズヒも絶対けじめをつけさせるだろうから心配してないけど。

 

 というより、九成の奴背中にクッションはりつけてたし。めっちゃくちゃ気づかいしてくれているから、俺も冷静にその辺考えられるし。

 

 でも、確かイリナはゼノヴィアの後ろに乗るって言ってたはずだ。イリナだって女の子だし、割とそういった意識は強いから好き好んで俺以外の男に抱き着いてバイクはしないだろう。九成だってその辺りの気は使えるやつだったはずだ。

 

 何が何だか分かんねぇなぁ。

 

「……何があったんでしょう?」

 

「いや、俺に言われても……?」

 

 二人して首を傾げていると、声が掛けられてきた。

 

「……バイクの二人乗りは、所得一年以上じゃないと日本じゃ無理だからよ。教習所で親戚がバイトをしていたから教わっているわ」

 

 振り返ると、そこには水色の髪をポニーテールにした女の人。

 

 あれ? この人来てたの?

 

「望月さん? なんでこんなところに?」

 

 この人、今は冥界の施設で経過観察のはずなんだけど……?

 

 そう思っていると、後ろから鰐川さんも顔を覗かせる。

 

「兵藤さん見つけた! ……あ、これジオティクスさんって人から」

 

 そう言って手紙を渡してくれたけど、なんだろう。

 

 どれどれ?

 

―リアスと婿殿へ。ホテルの予約はしておいたので、彼女達も連れてやってくれ。あと、来年度から駒王学園に転入させるので、面倒も見るように。ジオティクス―

 

 俺が読んでいると、二人は不思議そうに首を傾げていた。

 

「あの、もしかして話が通ってないんですか?」

 

「あれ? ……こういうのって普通話すよね?」

 

「……すいません。異形の文化は人間と異なっており、あとグレモリー家はどうもサプライズが好きなようでして」

 

 ロスヴァイセさんがそう説明するけど、それはともかくまあいいか。

 

「……その、どうしますロスヴァイセさん?」

 

「……仕方ないですね。他の人はもう出発してますから、私達と一緒に来てください」

 

 ははは、これは……うん、にぎやかになるな。

 

「ま、そういうわけでよろしくな! ……あ、もしかして年上だったりする?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズヒSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 耐えろ私、耐えるのよ私。

 

 私はこれまでにない心を追い詰める圧力に、私は気合と根性で耐えている。

 

 耐えるのよ。私はそれが取り柄でしょう……っ

 

「まだだ、まだだ。まだ耐えろ……お代わりは、厳禁……っ!」

 

 卵の食べ過ぎはコレステロールがアレよ。他の場所でも食べるのだから、帰った後当面食べないにしても一日二杯で耐えるの、カズヒ!

 

 私は涙を呑んで己の欲望を抑え込みながら、付け合わせの方を頼んで強引に胃を膨らませて乗り越える。

 

「ごちそう様……っ」

 

 リーネスも

 

「お代わり二杯で、ごめんなさい……っ」

 

 オトメねぇも

 

「とても美味しくて……名残惜しいですのっ!」

 

 ヒマリも

 

「今度友達が北海道(こっち)来るなら……お勧めしとくからっ」

 

 ヒツギも

 

 みんな耐えているのだから、耐えるのよ……っ

 

「きょ、恐縮、です」

 

 気圧されている店員さんからお釣りを受け取り、私達は店を出る。

 

 名残惜しい。名残惜しいけど、卵かけご飯は他にもある。

 

 耐えるのよ。コレステロールの過剰摂取は健康に悪いのだから。

 

 上を見上げて零れそうになる涙を堪えながら私はみんなに宣言する。

 

「温泉行くわよ! 気分をリフレッシュして、この衝動を乗り越えるの!!」

 

「「「「うん!」」」」

 

 みんなの決意を受け、私も一歩を踏み出し―

 

「……え? 鮭が怪人でサケハラスメント?」

 

「なんだそりゃ?」

 

「いや、今夜うちに泊まる遠くの親戚が、バーベキューしてたら無理やり鮭を食わされそうになってるとか」

 

 ―なんか変な事件が起きているわね。

 

 イッセーとかが巻き込まれてなければいいけど。イッセーって、そういう変なトラブルに巻き込まれやすいところあるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シャーケッケッケ! こんがり焼けるがいい……食技、切り身焼き三枚おろし!!」

 

 振るわれる一対の斬撃を、俺は素早く氷の魔剣でしのぐ。

 

 くっ。氷の魔剣をもってしても熱が消しきれない。これむしろただの人間なら焦げるぞ。

 

 というか何なんだこの鮭の化け物。着ぐるみかと思ったら異形の化け物ってなんだそりゃ。

 

 バイクで走ってるとキャンプ場が騒がしくて、念の為様子を見たらこの騒ぎ。

 

 鮭の怪人と昭和の戦闘員みたいな連中が、バーベキューで鮭を強引に押し付ける謎犯罪。

 

 とりあえず警察でどうにかできるわけじゃない敵でもあるので、自衛隊に連絡しながら俺達が対応しているが―

 

『『『『『『『『『『ヴォルテックス……ビームッ!』』』』』』』』』』

 

 なんか両手を斜め上に広げてビーム放つんだけど、この戦闘員!

 

「させるかぁ! 俺の防御を舐めるなぁ!」

 

 咄嗟に障壁を張って被害を抑えるが、威力が中々あるな。

 

 ちょっとした対戦車ロケットクラスの破壊力がある。こんなものを当たり前にぶっ放すとか、やってることのわりに戦闘能力が高すぎる!

 

「連絡したよぉっ! あと十五分で来るってさぁ!」

 

「でかした鰐川! そこまでしのぐぞ!!」

 

 鰐川がこっちに声を張り上げてくれたので、俺も対応する。

 

 これはガチの軍隊が必須のレベルだ。コイツら、嫌がらせ集団のくせして武力がありすぎる。

 

 だが、こっちだって甘くはない!

 

「させると思うか!」

 

「アーメン!」

 

「まとめて吹き飛ばします!」

 

 ゼノヴィアとイリナが敵を切り伏せ、ロスヴァイセさんが制圧射撃ならぬ制圧砲撃。

 

 そして俺がカバーする間に、イッセーが素早く殴り掛かる。

 

「いい加減にしやがれ、鮭野郎!」

 

 それを鮭は躱しながら、瞬時の何かを投擲。

 

 それがイッセーに当たった瞬間、香ばしい香りと音が響き渡る。

 

 だが次の瞬間、それを炎で焼き払ってイッセーは再び殴り掛かる。

 

「油で揚げるんじゃねえ! なんだよその技は!!」

 

「シャケーッ!? 我が食技をこうも振り払うとは!」

 

 今なんて言った?

 

 いや、そういえばさっきの斬撃もそんな技を言っていたな。つまり鮭の三枚おろしを焼く感じの技か。

 

 今のはつまり鮭を揚げる……サーモンフライか!

 

 冷静に考えると、そこはかとなくごま油の香りが……ごま油でいいのか?

 

「この必殺奥義、サケフライごま油が効かぬとは。……ええい、こうなれば!」

 

 その瞬間、鮭の周囲で凄まじい白もやみたいなものが発生する。

 

 俺たちまで呑み込んで……冷たいうえに煙い!?

 

「ゲホゴホッ!? な、なんだこりゃ!?」

 

「なんで煙が冷たいんだ!? あと鼻に匂いが!?」

 

 イッセーとゼノヴィアが困惑するが、その時俺は閃いた。

 

「スモークサーモンに由来する技だ! スモークサーモンは冷やした煙で燻すって聞いたことがある!」

 

 俺は聞きかじった知識で、この技がどういうものか悟ってしまった。

 

 正直凹む。変態になった気分だ。

 

「なんですかその技は!?」

 

「すべてが全部鮭料理に繋がっているわね? ヴァーリと同様の存在なのかしら!?」

 

 ロスヴァイセさんがツッコミ、イリナが感心する。

 

 いやホンと、なんだこれは!

 

「あの、なんかさっきの人達が凄い速度で逃げてるんだけど!?」

 

 マジですか望月!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなことをイッセー君達が経験したらしい。

 

 少し疲れた表情のみんなを出迎えた僕達は、においを落とす為に先にお風呂を浴びてきた彼らのグチを聞いて苦笑していた。

 

「……まさか例の着ぐるみ集団。ですがやっていることがただの悪戯なのに、いざ戦闘になればそこまでとは、質の悪い集団ですわね」

 

「大変だったね、皆。田知も……大丈夫? 今日の晩御飯、鮭はやめとく?」

 

 レイヴェルさんが凄く微妙な表情をし、オトメさんは少し凹み気味の九成君を撫でて慰めている。

 

 そして九成君は本当に虚ろな表情だった。

 

「……今日は、本当に……疲れた……っ」

 

 いや、本当にお疲れ様!

 




 とりあえず、渦の団は超強化されています。

 そして本格的に亜香里と有加利のコンビも参加し始めています。サプライズはグレモリーの定番パターン!!
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