混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 最近はだいぶ慣れてきているグレン×グレンでっす!

 この調子で頑張って書いていこうと思っております。

 ……そして、壮絶な戦い()が始まります……っ!


新期来訪編 第十八話 死闘、四覇将&五蹂士!

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 リアス先輩達の卒業旅行三日目、京都に転移した俺は―

 

「悪いわね九重! 私達はまず卵かけご飯を食べる!」

 

「そもそも私達、前世(まえ)の中学で京都行ってたからねぇ?」

 

「そんな時から続いている卵かけご飯のお店……っ」

 

 カズヒ及びリーネス及びお袋。ブレることなく卵かけご飯の店に特攻。

 

「よっし今度は俺も行くぞぉおおおおっ!!!」

 

 それに対し、俺も今回はついて行く。

 

 全力疾走。今回は俺も絶対について行く。

 

「お、和地も卵かけご飯に惹かれたのですわね?」

 

「いや、絶対違うと思うじゃんか」

 

 ヒマリよ。俺との付き合いは長いのにヒツギにツッコまれるな。

 

 いや、卵かけご飯は美味しいけど。美味しいけどそうじゃないんだ。

 

 デートしたいんです! いやデートになってないけど! 折角の旅行だからカズヒと一緒の時間が欲しいんです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時間後

 

 

 

 

 

 

 

「……くぅっ! おかわりは……我慢っ!!」

 

「「「「我慢……っ」」」」

 

「あ、すいませんお会計。あとあのTKGフリークはスルーしていただけるとありがたいです」

 

 とりあえず発狂しかけているカズヒ達の代わりにお題を払っていると、なんか外が騒がしかった。

 

「おい、何時になったら警察は来るんだよ!?」

 

「何があったっていうんだ!?」

 

 なんだなんだ?

 

「……どうしました?」

 

 俺が尋ねると、外で騒いでいた人が泡を食ったような表情で振り返った。

 

「そ、それが銀行強盗が起こってるのにお巡りさんが来ないんだ!」

 

「もう通報もしてるし、そもそもここから一分もしないところに交番があるのに!」

 

 それはまずいな。

 

 このまま放っておけばややこしいことになりかねない。というか、通報を受けておきながら最寄りの警察官が来ないってどういうことだ?

 

 場合によっては俺が出張る必要があると考えている中、少し離れたところから慌てて人が駆けつけてきた。

 

「大変だ! 警察官がみんなして寝転がってる!?」

 

 ……はい?

 

 俺が思わず面食らっていると、その人は信じられないようなレベルで狼狽していた。

 

「それも警察署までだ! みんな揃って殴り飛ばしても「きょうだるーい」しか言わないんだ!」

 

『『『『『『『『『『はぁああああああっ!?』』』』』』』』』』

 

 そりゃ当然だが大絶叫だ。

 

 いったい何が―

 

「……ぎ、銀行強盗だと!? 交番が目と鼻の先にいるのによくそんな恐ろしい真似を!?」

 

 ―と、なんか変な格好の男がびっくりしている。

 

 ……というか、そいつの周囲にいる連中に見覚えがありまくる。

 

「なんとおそろしい。警察を相手にそこまでのことをするとは、五蹂士たるサボタージュ子爵ですらそこまでのことはしないぞ」

 

「警察官の親にしたくもない勉強をされた恨みを具現化した、警察官を怠惰にさせる怨術。サボタージュ子爵の奥義をこんなことで悪用させるとは……っ」

 

「だがペンタグラム伯爵によって京都を恐怖に落とす為にも、ここはとどまるわけにはいきませんぞ」

 

「そう、京都全ての寺社仏閣で落書きを行い、縁起を悪くする為には……っ」

 

 ………。

 

 俺は、どこからツッコめばいいんだ。

 

 特にアレなのはあれだ。規模と能力に比例しない、やることのショボさだ。警察を無力化までしてしてやる悪事が、落書きってお前ら。

 

 え、こいつら何考えてるの? 馬鹿なの?

 

「とりあえず、そのヘキサグラム男爵を含めて何とかするしかないか」

 

 ため息をつきたくなるけど、とりあえず動くしかないだろうさ。

 

「……そうね。どうやら腹ごなしにはちょうど良さそうだわ」

 

 あ、カズヒが来てくれた。

 

「リーネスが銀行強盗、オトメねぇ達が別動隊を潰しに行ったわ。私達は奴らを叩きのめすわよ?」

 

「OK。まぁ、人間世界()の法律に配慮しつつでいくか」

 

 さて、少し暴れるとするか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other side

 

 

 

 

 

 

 

 

「……おのれぇっ!! 四覇将たるペンタグラム伯爵と、五蹂士たるサボタージュ子爵が倒されるとは!!」

 

 渦の団(ヴォルテックス・バンチ)の集会場で、カイザー・ヴォルテックスは拳を打ち付けるほどに悔しさを覚えていた。

 

「サボタージュ子爵の怨術とペンタグラム伯爵の陰陽道により、京都府警の警察全てをさぼらせることはできましたが、よもやICPOから増援が派遣されるとは……っ」

 

「警視庁ではなくICPOからとは。いったい誰が連絡を……?{カズヒがディーレンに連絡した結果である}」

 

 戦闘員達も戦慄するが、しかしそこでとどまる者達ばかりではない。

 

「ならば次だ! 次は大阪に向かうのだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 ふぅ。大阪には美味しいものが多い。

 

「……はふっ……イザイヤ、この美味しいのはなんていうの?」

 

「ああ、それはたこ焼きだね。大阪の名物とまで言われているよ」

 

 トスカも気に入ってくれたようで何より。

 

 大阪となれば食べ歩き。きっと小猫ちゃん達も楽しんでることだろう。

 

 あ、九成君からメールが来てる。

 

―卵かけご飯終了。俺はカズヒとインスタントラーメン記念館に行ってくる

 

 ……そういえば、インスタントラーメンは大阪が発祥だったらしい。

 

 伝説の始まりはチキン〇ーメン。その後、海外展開を進めている時にカップ〇ードルを閃いたとか。

 

 世界とは本当に広いものだね。

 

 そう思っていると、何やら周囲が騒がしいことになっていた。

 

 な、なんだなんだ?

 

「フハハハハハッ! 大阪に来たのならば道頓堀に落ちるがいい! 道頓堀に飛び込まずに大阪を語る者には落書きあるのみ!」

 

「ぎゃああああっ!? 全身に水性マジック……って油性じゃないの!?」

 

「道頓堀で流すのだ! さぁ、道頓堀に飛び込むまで奴らにマジックを塗り続けろ戦闘員よ!」

 

『『『『『『『『『『ヴォルテーックス! 全ては道頓堀少佐の命じるままに!』』』』』』』』』』

 

 ……な、なんだろう、あれ?

 

 軍服のコスプレを着た中年男性が、変な格好の集団と共に水性マジックで通行人を塗り付けている。

 

 しかも進路妨害までしているね。……なんだろう、あれ?

 

 あ、警察官が来た。

 

「警察だ! いったい何を……あいつか!?」

 

「週一で道頓堀に落ちる意味不明な奴め! 人にまで強制するな!」

 

 な、なんか凄い迷惑な人だった。

 

 そのまま警察官は取り押さえようとするけど、数が多いこともあって水性マジックを塗り続けられる……え?

 

「な、なんだ!?」

 

「道頓堀川の水が、うわぁあああっ!?」

 

 道頓堀川から水が上ると、周囲の人々を強引に道頓堀に落としていく。

 

 そして少ししたら打ち上げられていく。そこまでがワンセットか!?

 

「これぞ我が心顕術! ついに我らが渦の団(ヴォルテックス・バンチ)の本格活動を前に、解禁あるのみ!!」

 

「おお! 道頓堀少佐の心顕術が解放されたぞ!?」

 

「毎週一回必ず道頓堀に落ちること一年。道頓堀少佐は約120時間の間、道頓堀川の水を操ることができるのだ!!」

 

 何その意味不明な能力!? 道頓堀川限定って、微妙だ!?

 

 かといってあれは見過ごせない。というより、道頓堀川って水質がよくないはずでは? いや、改善運動が進められてたっけ?

 

 と、とにかく止めないと。警察の方々も苦労しているし、何より数が違いすぎる。

 

「トスカは待っていてくれ。僕はちょっと……あのへんな人達を止めてくるよ」

 

「う、うん。無理はしないでね……?」

 

 ああ、分かっている。

 

 すぐに片付けるさ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「タイガー監督と道頓堀少佐がやられただと!?」

 

 その報告に、カイザー・ヴォルテックスは渦の団本部の会議室で愕然となった。

 

「くっ! タイガースが優勝した年ならこんなことには……っ!」

 

「渦の団屈指の心顕術の使い手たる、道頓堀少佐がついていてもだとは……っ!」

 

 構成員も戦慄するが、しかし彼らは諦めない。

 

「ならば次は九州だ! 豚丸骨大将と出島仮面を向かわせろ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……えええええええっ!?」

 

 俺は思いっきり驚いた。

 

 九州の福岡についた途端に、俺達はホテルで待機することになった。

 

「どういうことなの? ここで待機していてほしいだなんて?」

 

 リアスが転移場所を用意してくれたホテルの人に尋ねると、ホテルの支配人はだらだら汗を流しながら、凄く困惑の表情を浮かべていた。

 

「申し訳ありません。皆様が転移する二分前に、謎の巨大生物………生物?……が現れて、自衛隊の出動が決定したばかりなのです。ここは緊急避難先になっておりまして、状況が分かるまでは出すわけにはいきません……」

 

 巨大生物?

 

 え、怪獣映画みたいな? でも生物に疑問がありそうだったぞ?

 

 俺達が首を傾げていると、リーネスとカズヒが何かを取り出して操作する。

 

「……魔術式高速飛行ドローンを射出したわぁ。これですぐ見えるはずよぉ?」

 

「………見えたけど、ナニ、コレ?」

 

 なんか、カズヒがもの凄く困惑している。

 

「いや、何が出てきたんだ……よ……?」

 

 覗き込んだ九成も、なんか凄い顔になってる。

 

「何があったんですか、先輩方」

 

 小猫ちゃんに指摘され、リーネスがモニターを操作して音声も流れるようにした。

 

『ラァアアアアアアアアメェエエエエエエエエン!』

 

 ……………………………………………。

 

 俺達の思考が真っ白になった。

 

 イヤ、ナニコレ?

 

 ラーメンで出来た、全高30mぐらいあるイソギンチャク?

 

 そんな存在が、麺とスープで出来た触手で何かを叩き落そうとしている。

 

 よく見ると、それは豚の獣人となんか四角い仮面をつけた男に、どこかで見たような格好の集団。

 

 ……そして、ヴァーリだった。

 

 あと周囲を確認していると、そんな集団を含めた不特定多数の者達が一心不乱に何かをしている。

 

『『『『『『『『『『捏ねる……捏ねる……捏ねる……』』』』』』』』』』

 

『『『『『『『『『『チャーシュー……いっぱい……』』』』』』』』』』

 

『『『『『『『『『『豚骨……スープ……コッテリ……濃厚……』』』』』』』』』』

 

 ……ラーメンを作っていた。

 

 虚ろな目でラーメンを作り、そして食べる。

 

 え、なにこれ?

 

『砕け散るがいい、麺技、豚骨顕正ぉおおおおおおっ!!』

 

『拉麺とは人と共にある物。人を支配する物ではない! 顕現せよ、麺龍皇帝……グレンデルッ!』

 

 更に拉麺で出来た巨大な豚の群れと、ラーメンで出来たグレンデルが出現し、怪獣大決戦の要素を見せてやがる。

 

 ……本当に、なんだこれは!?

 

『なめるなぁ! 二つの改造技術で培った、出島の力を知るがいい!!』

 

 そしてあの仮面って出島だったの!? 何そのチョイス!?

 

 俺達が唖然としていると、なんかどたばたと音がしてきた。

 

「……来てたわね!」

 

「……助かりました!」

 

 あ、黒歌とルフェイ!

 

「やばいわ! 突然現れた拉麺のイソギンチャクが、一般市民をラーメンを作り食すだけの存在に変えて行ってるニャン!」

 

「ヴァーリ様は「ラーメンの在り方を冒とくしている」と激昂してしまっているうえ、謎の獣人が率いる武装勢力が参戦して、収拾がつかなくなってしまいました……」

 

 うん、もう見てる。

 

 えっと、これ、あれ?

 

 正直困惑しまくっているけど、リアスはため息をつきながら気合を入れていた。

 

「……とりあえず、ヴァーリに加勢するわよ。短期決戦で終わらせなければ、人間界に無用の混乱が広まってしまうわ」

 

「わ、分かった! 俺、頑張るよ!」

 

 こうなったら自棄だ畜生!

 

 俺達の観光の為、旅行の為、そして何より九州の人々の為!

 

 ラーメン何するものぞぉおおおおおおおっ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Other side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 尽く幹部達が撃退される事実に、渦の団は八割方お通夜のような雰囲気となっていた。

 

 だが、それも怒りのオーラに塗り潰され、周囲の装飾物に罅が走った。

 

「もう我慢ならん! こうなれば我が自ら出てくれる!!」

 

 カイザー・ヴォルテックスは激怒した。

 

 必ず怨敵たるこの日本を征服せねばならぬ。征服の為にまず破壊しなければならぬと決意した。

 

「……ならば、私めが破壊を成す首領を守護するしかないようですな」

 

「ふぉっふぉっふぉ。ファイナル・デスシーサー様が出るのなら、儂も出るしかありませぬなぁ?」

 

 その後ろにつくは、四覇将最後の一人ファイナル・デスシーサー。そして五蹂士最後の一人、那覇仙人。

 

「おお、他の四覇将お三方が同時に攻撃してもなお崩せぬ守護の極み。ファイナル・デスシーサー様が首領と共にあるのならば……っ!」

 

「そして沖縄でのみ活動を行う代わりに、那覇仙人は沖縄限定で四覇将に並ぶ強さを発揮する。……これならば!」

 

 その二大巨頭の姿に、誰もが戦慄と自信を覚える。

 

 そして、そこに一人の怪人が並び立つ。

 

「シャーケッケッケ、ならば私も汚名を返上する時!! 五蹂士二人と四覇将がいるのなら、我らに敗北はない!」

 

「おお! サーモン・キング様も戦列に復帰なさるのか!」

 

「これならば、これならば!!」

 

 沸き立つ配下達の姿に、怒りに震えたカイザー・ヴォルテックスも落ち着きを取り戻す。

 

「ふっふっふ。那覇仙人の本領を発揮する沖縄なら、これまでのような敗北はない! 何より沖縄を守護するシーサーが破壊を齎せば、その恐怖は瞬く間に日本全土に浸透するだろう!」

 

 そして、誰もが両手を天へと掲げるのに時間はかからなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『『『『『『『『『『ヴォオオオルゥウウウウウウテェエエエエエエエエエックスゥウウウウウウウッ!!!!』』』』』』』』』』』

 




 わけのわからない現象とあほみたいな悪事のつるべ打ちがオカ研を襲う!! ネタ晴らしはもうちょっと待っててね?
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