混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 最近忙しくてちょっと投稿速度が滞っていたグレン×グレンでっす!

 まだ不通に書き溜めは200kb以上ありますので、そこはご安心を!


大会開幕編 第三話 無自覚に口説き倒す男とは大概面倒である

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 その日の放課後、俺達オカ研は部室ではなく、町内の喫茶店を事前に貸し切っていたリアスの呼びかけて集まっていた。

 

「……と、いうわけで私達も新年度からの心機一転を祝って、ちょっとしたパーティといきましょうか」

 

 そうリアスが前置きしたうえで、みんながグラスを持つ。

 

『『『『『『『『『『かんぱーい!』』』』』』』』』』

 

 そしてグラスを打ち付け合って、みんなで色々とパーティの始まりだ。

 

 いやぁ、俺も駒王学園に入学した時はこんなことができるだなんて思ってなかったぜ。

 

 ……あの頃は、ハーレム王を目指していたけどできるビジョンが全然浮かばなかった。それが上級悪魔になって眷属も持ってるからなぁ。人生何があるか分かったもんじゃねえ。

 

 ま、俺も今日は楽しむかって感じだけど……。

 

「……うぅ~。あの試験難しすぎだよぉ~」

 

「あはは……。ま、ドンマイ」

 

 割と凹んでいる亜香里のフォローもしないとな。

 

 テーブルに突っ伏して落ち込んでいる亜香里だけど、ま、兵藤邸の世話になることに変わりはない。

 

 変わりないのがキツいのか。ま、自分だけ別の高校ってメンタルが削れそうだなぁ。

 

 ただ、駒王学園って偏差値高いからな。俺も一生懸命煩悩の炎で頑張ったけど、基本的に成績は赤点回避とか平均点とかだし。リアス達のような才媛には負けるぜ。

 

 ま、だからってそこまで気にする必要はないさ。

 

「あんまり気にすんなよ。学校が違うぐらいでそこまで酷いことにはならねえさ」

 

 あんまりうまいことは言えないけど、そこは安心してほしい。

 

 だってそうだろ? 友達が進学する学校が違うなんて、そんなに珍しい事でもないし。それに一緒の家に住むなら、それぐらいのことで大きな変化はないって。

 

「俺は亜香里の友達さ。もうなってるんだから、学校が違うぐらいで態度なんて変えねえよ。そんなに器用じゃないし」

 

 うん。そんな難しいことをする気はないし、したいとも思わないし。

 

 ……それを言ったら、既に大学に行っているリアスとかどうなるんだよって話になるしな。

 

 うんうんと自分で自分に頷いていると、なんか亜香里は急にうずくまってる。

 

 あれ、なんか気にしちゃったか?

 

「そ、そういうの、当たり前に言ったら駄目だと思うよ?」

 

 ……あれ? なんか顔を赤くしてるぞ?

 

 え、俺そんな怒られるようなこと言ったっけ?

 

 ちょっと戸惑っていると、後ろから勢いよく抱き着いてくる感触が!

 

 このおっぱいの感触は、ヒマリか!

 

「ふっふ~ん! イッセーったらハーレム王街道に妥協が無さすぎですよの?」

 

「え、どゆこと!?」

 

 なんでそこでハーレム王の道が出てくるんだ!?

 

「むぅ。これがイッセーという事なのじゃな? 油断も隙も無いとはこういう事か」

 

「……ええ。本当に、油断も隙も無いところがあるのよ」

 

 九重がなんか感心しているし、リアスもなんか呆れてるし。

 

 え、俺なんで責められ気味!? フォローしただけでそんなこと言われるとか、酷くない!?

 

 畜生、マジでなんでだ!?

 

「……なんか、イッセー君がごめんね?」

 

「気を付けてください。イッセー先輩、こうなんですぅ」

 

 木場とギャスパーまで亜香里にフォローを入れてるし。俺のフォローをしてほしかった……っ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんか、イッセーを基点として話が盛り上がる中、亜香里は顔を真っ赤にしながら一旦距離をとっていた。

 

「有加利ちゃ~ん。ちょっとその、なんか……う~っ!」

 

「はいはい。亜香里も大変ね」

 

 そのまま有加利に逃げ込むと、有加利も苦笑しながら頭をなでて落ちつかせる。

 

 うんまぁ、ナチュラルに口説いてたな。

 

 ああいう事が言えるから奴はモテる。そして情に厚いから何とかする為に体も張る。なので惚れ直す。以下無限ループ。

 

 本当に、スケベの度が過ぎるというガントリークレーンが無ければ優良物件すぎる。駒王学園高等部に入学して赤点回避し続けてるし、能力も優秀なんだよ。

 

 ……まぁ、我慢するだけでひきつけを何度も起こすレベルのスケベだしなぁ。周知されているうえにその上で我慢し続けている昨今、イッセーの評価が大幅に上がるのも当然と言えば当然か。

 

 俺はその辺りを紅茶を一口飲みながら考えると、あえて踏み込むことを考えてみる。

 

「因みにイッセーはハーレム王を目指し、ハーレムを作る為に上級悪魔を目指した男だ。性格上頑張って全員愛そうとするだろうし、その為の努力は惜しまない」

 

 うん、改めて言うが中々に良物件ではある。

 

 一年足らずで上級に昇格した時点で、能力はある。子供に大人気のおっぱいドラゴンなんて存在でもある以上、魅力も財力も十分ある。

 

 もはやハーレム王の道は確定だ。間違いなくハーレムを作れる男だ。

 

 割とお勧めできる男ではあるわけだ。

 

 その辺り、ちょっと聞いてみよう。

 

「その辺どうなんだ? 少なくとも、一緒になれば全力で愛してくれる男だぞ?」

 

「あ~、そうなんだけどね~」

 

 お、顔が赤くなってるところもあるし、これは脈ありか?

 

 ただ、亜香里だけでなく有加利も含めて、少し雰囲気が沈んでいた。

 

「歩人君のこともあるから、まだそんな気になれない……かな?」

 

 ……なるほど、な。

 

「……そうよね。歩人君も町も皆も、あんなことになったしね」

 

 有加利も少し沈んでいるが、それもそうだ。

 

 自分達が深く関与する形で、多くの人達が失われた。更に、仲の良かった男子が自分達を助ける為に犠牲になった。

 

 つまるところ、歩人って奴は二人にとって大事な人だったんだろう。だからこそ、尚更重い。

 

 そうだな。そこは時間が必要だろう。必要な時間だと、そう思う。

 

「分かった。ま、無理に推し進めるような真似はしないさ」

 

 俺はそう言ってから、話を打ち切る前に一つだけ。

 

「ま、あいつは本当に基本は優良物件だからさ? 気に入ったんなら迫ってもバチは当たらないぞ? ハーレム願望を叶える男だから、増員は大歓迎だろうし」

 

 その辺りは安心してほしい。いや、日本人としては安心できないかもだが。

 

「……君もだと思うけどね」

 

 ちなみにぽつりとそんな有加利の言葉が聞こえてきた。

 

 うん、俺はまぁ……大歓迎ではないけど無理に追い払ったりはしないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズヒSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ふぅ。で、大学生活はどうなの?」

 

「始まったばかりだけど楽しみだわ。ふふ、新しくサークルを立ち上げようと思ってるの」

 

「ふっふっふ。その時はお世話になっちゃおうかな~? 先生もお世話になっちゃおうかな~?」

 

 と、私が話を振るとリアスもリヴァもノリノリで返してくる。

 

 リヴァも大学進学を考えていたけれど、これを機に実行。ノリノリで大学生活を楽しもうとしている。

 

 まぁ、本命は私達が入学してからになるでしょうけど。タイミングをそっちに合わせるつもりかと思ったけれど、この女最悪留年してもいいとか思ってそうね。

 

 ま、それはいいでしょう。

 

「で、どうするのかしら? どうも我らが二大巨頭、またしてもフラグを立ててるけれど」

 

 私は肩をすくめるけれど、なんかジト目が向けられた。

 

「「カズヒが言う?」」

 

 失礼な。

 

「私はむしろ大歓迎よ。自分の発言には責任持つわよ、私」

 

 そもそも和地がハーレム作ってるのは、そういう事でしょうに。

 

 しかもメンツは全員、日美子()過去(真実)を知っても受け入れてくれている。感謝することこそあれ、文句をつける理由はない。

 

 ええ、和地にとってとっても幸い。私にとっても悪い話じゃない。

 

 なら問題ないというか、問題が思いつかない。

 

 何より―

 

「それを受け入れられる私でいたいと、かつての経験から強く思ってたもの。素直に受け止められる自分に感謝したいわ」

 

 ―それが私の本音だ。

 

 この価値観を、考え方を、あの時持てていれば何かが違ったろうか。

 

 いえ、私は今の自分を投げ捨ててまで過去をやり直そうとは思わない。なら、私にとってはそれで十分だ。

 

 だから、私はグラスを向けると笑みで答える。

 

「そういうわけで、今年度もよろしくね?」

 

「ふふっ。そういう事ならこちらこそ」

 

 リアスがグラスを打ち付けてくれるけど、その瞬間に後ろから抱き着くリヴァが。

 

 この女、何時の間に!?

 

「くぅ~! ボスってば感激すること言ってくれるんだからぁ~っ!!」

 

「はいはいボスいうな~」

 

 まったく、これは困ったものね。

 

 ……ん?

 

 急にリアスが真顔になったわね。

 

 どうしたのかと思ったら、こちらに複雑な表情で振り向いてきた。

 

「……フロンズから連絡が来たわ。なるべく早く会って伝えたいことがある……って」

 

「「……うわぁ」」

 

 面倒ごとの予感に、私とリヴァは同時にうめいてしまった。




 は~い、次回はちょっとシリアスですよー!
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