混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部 作:グレン×グレン
個人的には新しい職場の近くで蕎麦掻が売っているのを見つけて、今度機会があれば寄ってみたい今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今後もグレン×グレンは頑張っていきたいところなので、皆様の感想・高評価・捜索掲示板での紹介といった応援を心よりお待ちしています♪
カズヒSide
三年生になってから、もう二週間は経つ。
私達はそれぞれ、アザゼル杯で別のチームとして参戦する。つまるところ競争相手であり、お互いある程度の情報を隠す必要がある。
とはいえ友人同士であり仲間達。それぞれ別々の時間は増えたけれど、割と問題なく過ごせている。
「……で? イッセーと和地は一通りの準備は整ったと?」
「ああ。まぁこちらは最低限の形になったといったところだけどね。無様な試合にはならないと思うよ」
ゼノヴィアとその辺りを話しているけど、まぁうかつにボロを出したりはしないわね。
ま、なんだかんだで単独行動だってしているゼノヴィアだもの。これぐらいのことはできるでしょう。
さて、これで競争相手としては終了。これからは友達兼お目付け役として話をするべきね。
「それはそれとして、本来校則で暴力沙汰は厳禁だから。なるべく非暴力的な競争で決着をつけさせる方向にしてくれない?」
部活同士のもめ事殴り合いで解決とか、生徒会長としてどうなんだまったく。
かつてはアザゼル先生に話を通すという無自覚の鬼札を切っていたようだけれど、私が監視担当になったからにはそれは論外。まぁ、先生もいないしいてもまとめて鎮圧するけど。
この辺りはきっちりしたいところだけど、ゼノヴィアは不満がありありな表情になっている。
「君は割と暴力的に仲裁するだろうに」
「失礼ね。余程のことがない限り、一般的な日本人が持つ権利の範疇内よ」
正当防衛と現行犯逮捕になるべくとどめているわ。その辺りが日本における一般人の限界だし。
というか、勘違いをしているんじゃなかろうか。
「言っておくけど、それ以上になる時は補導覚悟でやってますから。状況だってちゃんと判断したうえでよ?」
「生徒から補導される者が出るのも問題なんだけどね」
ある意味で正論なのが腹立つわね。
ま、なるべく筋は通せるようにしているつもりだけど、荒っぽい手段はとっているから仕方がないか。
とはいえ、ここは言っておかないと。
「言っておくけど、殴り合いで解決とか腕っぷしの強い奴や武道経験者が圧倒的に有利すぎるわ。生徒会ならせめて、フェアな勝負を用意しなさい」
あまりに一方的な条件で決着をつけさせるわけにはいかないわね。その辺りはちゃんと考慮してもらわないと。
ゼノヴィアもそこは納得したのか、反発感情は消えている。
さて、どう出るのかしらね。
「つまり格ゲーか! なるほどね」
……それでいいのだろうか?
凄く悩ましいけれど、改善の意思を見せているのなら少しはこちらも譲らないと……とりあえず様子を見ますか。
和地Side
今日はオカ研を休み、俺は緋音さんに会いに行った。
「あ、和ちゃん。鶴ちゃん……ナイス」
「ふっふーん! これぞ最高のお土産って奴よ!!」
だいぶ回復している緋音さんに、鶴羽も胸を張って自慢げになっている。
俺もその辺りを考え、お土産も持ってきた。
「お土産ってわけじゃないけど、カップ豚汁を買っといたよ。好物だったろ?」
ザイア時代、豚汁がメニューに出るとちょっと嬉しそうになってたしな。
コンビニのカップみそ汁だが、まぁ高校生が家に来た時のお土産には十分だろう。
実際割とテンションが上がっているしな。
「うん。味噌と……豚肉の組み合わせは神だよね」
そのレベルなら味噌カツとか肉の味噌漬けも行けるかもしれん。
いっそのことちょっと頑張って練習するか。愛する女性達の好物ぐらい作れるようになっておきたい。
……卵かけご飯を上手に作るコツってなんだろう。やっぱりあれか、ご飯を上手く炊いたうえで適度な温度で卵を落とせばいいのか。
……うん? 案外奥が深いのか?
「和地戻ってきなさい! それ絶対に深淵を不用意に覗き込んでるから!!」
「和ちゃん? それ、たぶん……踏み越えたらいけないところだと思うよ?」
はっ!
鶴羽と緋音さんが止めてくれなければどうなっていたか。
うかつに踏み込んではいけないところに踏み込んでいた。油断大敵だ落ち着け落ち着け。
「……ゴホン。じゃ、とりあえず近況報告から行こうか」
とはいえ、さほど複雑な話をする気はない。
緋音さんも今はリハビリ中。とりあえず、血液を摂取して対応力をつけながらの日常生活だ。
さて、どんなくだらない話でお茶を濁すか。
「そういえば……何かの大会に出るんだっけ、二人とも?」
と、緋音さんが話を振ってくる。
そういえば言ってなかったな。
「ああ。悪魔の競技でレーティングゲームってのがあるんだけど、それが国際大会になってな」
「いろんな種族が参加できるお祭り企画で、私達も別々のチームで参戦するのよ」
そう鶴羽と共に返しながら、俺はふと考える。
……そういえば、他の連中はどんなことをするんだろうな。
Other side
「……さて、一通りのチーム構成はこれでいいだろう」
「ふむ。妾はこれで構わんが、よいのかフロンズよ」
「仕方あるまい。如何に私が大王派の実権を握っているとはいえ、奴らは不正に全く関与していなかったのでな。お目付け役を仕込むぐらいしかできんよ」
「……そうではない。例の魔王血族、あの者に丸ごと預けてよいのかと聞いておる」
「構わんさ。そもそも魔王血族など古い王族
「はっはっは! 流石は妾の同盟者、中々にやり手なようで何よりじゃ! ……じゃが、
「分かっているとも。直下に置けずとも間接的に配下に数人も魔王血族がいるのなら、政治的な手段としては十分だとも」
「ならばよい! ……しかし、中々に面白い趣向といえるのぉ? これなら堂々と神々と一戦交えられるし、腕試しには都合がよい。ヴァーリの奴も楽しみにしておることだろうて」
「そうだな。そもそも殺し合いなど、合図を待ってフェアプレイで行う力の比べ合いではない。むしろルールに乗っ取って競い合うレーティングゲームの方が、ヴァーリにとっては好ましいだろうさ」
「……そして、その裏で着々と根回しを行うと? まったく、ろくでもない奴じゃのう?」
「こういう時、ネットスラングでは鏡を見るよう勧めるそうだ」
「おっと、一本取られたわ!」
「……幸香ぁ~! 俺も参加していいってマジ? ありがとう愛しているぅっ!!」
「……済まぬなフロンズ。成果に見合った褒美のつもりが、話の腰が折られたわ」
「この程度は構わないさ。しかし、少し毛色が違う筆頭戦力がいたものだね」
「そうなのか? 妾はむしろ、貴様を連想する子が多いのじゃがのぉ、フロンズよ」
「……ふむ、第三者の視点と自分の俯瞰では違うという物かね?」
まぁどの勢力のいろいろと準備しておりますが、当面は大規模戦争じみたことは起こりえませんです。ただし小規模な対テロ戦は起こります。
それはそれとして、和地追加ヒロインは一通り完成。対を成す予定のメンバーはまだ確立はしていない形ですが、大半の大筋とあやかりもとはできております。
そしてそれとは別に新キャラも出す予定で、ここで布石を出しておきます。