混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 書き溜めもだいぶ増えたグレン×グレンでっす!

 本日より始まりますは、第二部の三章! 即興で考えました戦愛白熱編という題名です!

 恋もバトルも絶好調なハイスクールD×Dらしく、お祭り騒ぎで告白乱舞を約束いたしましょう!!


第三章 戦愛白熱編
戦愛白熱編 第一話 新たなる戦士たち(前編)


和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺は呼吸を整えながら、ランニングを介している。

 

 たかがランニングと思うなかれ。星辰奏者(エスペラント)のランニングは、一般人で言うドライブに相当する。つまるところ、車レベルの速さで走れるわけだ。

 

 まして俺は、堕天使化までしているわけなんでな。必然としてその走行速度は、高速道路で走る車のそれといっていい。神聖存在にまでなっているから、もはや普通に時速100kmを超えている。

 

 とりあえず、そういった強化された身体能力に慣れておくに越したことはない。基礎体力は維持するに越したことはないし、毎日基礎トレをきちんとする蓄積は、それだけで力になる。

 

 できる範囲内ですべきことをきちんとやる。これが意外と難しいが、こなすことができれば相応の手合いにはなれるだろう。だからこそ、きちんとやり続ける。

 

 そしてとりあえずいつもの時間をこなし、俺はランニングを終了。

 

 軽くストレッチをしてから汗を流そうと風呂に向かっていると、きゃいきゃいと声が聞こえてきた。

 

 ん? なんだなんだ?

 

「うふふふふ。イッセーったら、本当に……もう♪」

 

「ふぉおおおおおお! 和地バリにやってますの。やってますのよ!」

 

「あ、あわわ。いつ見てもドキドキするじゃんか」

 

 ……朱乃さんを筆頭に、ヒマリやヒツギまでいる中で録画されたイッセーの試合を見て楽しんでいる女性陣だ。

 

 よし、女子の時間は邪魔しないでおこう。

 

 俺は流れるようにそのまま移動すると、そのまま風呂に入ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺はシャルロットと一緒に、ちょっとした外出をしていた。

 

 ……デート扱いされているから、間違いなく帰ってから忙しくなるな。というより、そろそろ皆ともデートに行かないと。

 

「それで、今日は人に会うんでしたね。それも、アニル君のお姉さんと」

 

「ああ、ちょっと前に会ったんだけど、個人的に話があるんだってさ」

 

 とはいえ、一人で女の人と会いに行くとなんか言われそうだからな。そこで相棒であるシャルロットに頼むことにしたわけだ。

 

 アニルの姉のメローナ・ペンドラゴンさん。どうも俺と話がしたいみたいだけど、リアスの情報が欲しいとかだろうか。

 

 いくら試合とはいえリアスを売る気はない。というより、アザゼル杯の件もあるからあまりそのあたりの情報は出してないところもある。まぁ、アニルのお姉さんならそんなことをするというイメージもないけど。

 

 ……ま、その辺りのフォローもシャルロットに頼みたいけどな。俺はその、腹芸とか苦手だし。

 

「情報戦とか、そういうの苦手だから頼んだぜ?」

 

「アサシンのサーヴァントはそこにも向いてますけど、私も腹芸は苦手ですよ?」

 

 でも俺よりは大丈夫だと思うから、そこは任せるよ。俺はもうちょっと真っ直ぐにぶつかる方で。

 

 と、合流箇所に指定された喫茶店で、メローナさんがいた。

 

 気づいて小さく手を振ってくれたので、俺も手を振り返してそっちに行く。

 

「すいません。お待たせしました?」

 

「あ、いいのいいの。時間より早いから気にしないで」

 

 そう朗らかにいうメローナさんは、店員さんを呼んでメニューを頼み始めている。

 

 俺とシャルロットはコーヒーを頼んで、メローナさんは小さく苦笑した。

 

「……いつもアニルがお世話になってます。あと、宗家の兄妹がご迷惑をおかけしました」

 

「あ、いえいえ! アニルにはむしろ世話になっているぐらいです。アーサーさんは苦手だけど、ルフェイは俺の大事な契約者だから大丈夫っす!」

 

 素直にそう答えると、メローナさんはちょっときょとんとしながら小さく笑った。

 

「ふふ。聞いていた通りの誠実な人で良かったわ」

 

 そういってから、メローナさんはちょっと居住まいを直すと―

 

「今日は、アーサー・ペンドラゴンについての見解を聞きたかったの。……あの男、手段と目的がこんがらがっている節があるもの」

 

 ―俺はその時、アーサーのことを思い出す。

 

 確か、恋人関連も理由の一つだったな。メイドのエレインさんとの関係がばれると、家柄的な理由で引き離されそうって話だったっけ。

 

 ……あれ、もしかしてとっくの昔にばれてる?

 

「……ちなみにどんなこんがらがりだと?」

 

「持っていくものを取り違えているのが特にね。いえ、家宝持ちだしてテロでもすれば、廃嫡してくれると思ったのかしら?」

 

 あ、これバレてるわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズヒSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……っぷしっ!」

 

 と、隣で小さくくしゃみの音が聞こえた。

 

「どうかしたのかしら? 噂話をされるとくしゃみが出るそうだけど」

 

「……ふむ、出来れば優れた剣士として噂されたいですね」

 

 と、私の隣でくしゃみをしたアーサーが首を傾げる。

 

 自分でも何が何だかという取り合わせだけれど、たいしたことではない。

 

 ここは教会関係者の星辰体研究設備。私は基本的に教会暗部だったこともあり、時折顔を出したりはする。

 

 今回は新型技術のテスターが募集されており、その一環で来たわけだ。

 

 そしたら偶然こいつに出会った。そして今は待合室で待機中だ。

 

「……もしかして、星辰奏者(エスペラント)にでもなるつもりなの? 意外ね」

 

 まぁ、ここに来る理由なんて星辰体関連でなければおかしいのだけれど。

 

 もしかすると敵情視察も兼ねているかもしれないけれど、わざわざ研究施設に出向くタイプでもないだろうに。

 

「言わんとすることは分かります。今までの私は、この剣の才覚とそれによってコールブランドの性能を引き出すことを主眼としていたもので」

 

 そう返すアーサーは、ただ表情を変えていた。

 

「……ただ、先日のことがありましてね。私も少し視点を変えるべきかと思いまして」

 

 ……ああ、なるほど。

 

「そういえば、先日の試合で貴方だけ負けてたわね。……ああ、なるほど」

 

「ええ、流石にあれは堪えました。そういう意味では迷走かもしれませんね」

 

 私が聞くと素直にそういうあたり、思うところはあったみたいね。

 

 初戦でいきなり馬鹿の群れと阿保な戦い方して間抜けな負け方をしていたけれど、それ以外においてヴァーリチームは連戦連勝。間違いなくハイスペックな集団であることを証明している。

 

 ただし、アーサーだけが一試合だけ撃破された。その件があるのだろう。

 

 試合内容はダイス・フィギュア。かつてリアス達がサイラオーグ・バアルと競った特殊ルール。

 

 そこでアーサーは相手の騎士(ナイト)と一騎打ちになり、敗北。それ以外はすべてヴァーリチームの勝利であり、まぁ凹みたくもなるでしょう。

 

 しかも負け方が酷い。

 

「……まぁ凹みたくもなるでしょうね。聖王剣再現能力の星辰奏者にやられるとか……プライドが地に落ちているわね」

 

「ええ、屈辱的敗北です」

 

 いろんな意味で死にたくなる敗北よね。

 

 まぁ、神滅具の再現能力が星辰光で出てきているもの。当然だけど、聖王剣の再現を星辰光で出来てもおかしくない。当然と言えば当然ね。

 

 だが星辰光の再現能力には限度がある。魔星ではなく星辰奏者だとするなら尚更だ。流石に現物の聖王剣コールブランドと同格は難しいでしょう。

 

 ……つまり、あらゆる意味で下位互換の相手に星辰奏者というアドバンテージで負けたわけだ。流石にショックは受けるでしょう。

 

「元々、黒歌からも誘いはかけられていたのですよ。ただ私としては、ヴァーリのように持った力を研ぎ澄ましたかったのですがね」

 

「……家宝を持ち逃げしてそれっていうのは、個人的にどうかと思うけれど」

 

 まぁ、個人差があるからこの程度にしておきましょうか。

 

「ま、ここ最近とんでもない星辰奏者が多く出ているものね」

 

 いえ本当に、最近はとんでもないのが出てきているから……困るわね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「中々に厄介なことになっているね」

 

 僕は私的に、気になった番組を確認して内心で警戒する。

 

 アザゼル杯で出てきた星辰奏者特集だけど、中々に興味深い。

 

 ユーピ・ナーディル・モデウの神滅具再現能力。アーサー・ペンドラゴンを破った聖王剣再現能力。そして、更に恐るべきは―

 

『貫かれるがいい……弓張月ッ!』

 

 ―その宝具によって敵を討つ、一人の星辰奏者。

 

 ……間違いない。あれは源為朝。その宝具だ。

 

 星辰奏者として大勝利を収めたこの力。恐るべしというほかない。

 

 そう、あの星は間違いなく英霊・源為朝再現能力・弓兵型。

 

 クラスカードと同等の英霊再現を、自らの星でやってのける。

 

 星辰奏者も世界的に広まっている。これは更に注目されそうだ。

 

 ……この大会、今後もかなり荒れそうだね……っ!




 こういった作品だからこそできる星辰光をいろいろ考えたりしており、そんな感じでいくつかネタを出してみました。

 第三部ではより多数の作品とクロスする予定でもあり、当然ですがそういったネタも増やしたいところでは……あります!
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