混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部 作:グレン×グレン
さぁて、白熱の戦いはつづいていくぜぇえええええ!
祐斗Side
『創生せよ、天に描いた星辰を―――我らは煌く流れ星ぃっ!!』
その瞬間、ストラス・デュランは星辰光を発動する。
両手の拳を握り締めて攻撃を仕掛けるイッセー君に対して、彼はメイスを巧みに操ってそれら全てを裁いて見せた。
『主の愛に応えるがために幾年月、磨き上げたはこの力。代行として悪を討つ、天の武は此処に参上する』
早い。その対応速度はあまりに早く、それゆえに異常すら感じてしまう。
そもそもメイスとはその性質上、小ぶりの連続攻撃には向いていない。攻撃を当てる打突部が大きくなる性質上、慣性の法則や重心のバランスが一撃に重視しているからだ。
だが、その上で言える―――早い。
『怒りの裁き。慈愛の許し。矛盾を併せ持つ威光こそ、我らが主の輝きなり』
真女王状態のイッセー君は、単独で魔王クラスの力を保有する。それはスピードも尋常ではないということで、龍神による肉体がそれを後押ししているのは言うまでもない。
そんなイッセー君の戦闘技術は、かなり高まっている。初代孫悟空殿の教えを受けて力の配分を上手くコントロールできるようになり、無駄もだいぶ省けた。つまり、動きがスマートで流れるようになってきている。
だからこそ、両手に蹴りまで入れた連撃をメイスで捌き斬るのは不可能に近い。
『汝が罪を悔いるなら、今が改める時である。決してたやすくない贖罪、我らが支えとなろうとも』
そう、ゆえにそれが彼の星。
『恥じぬというなら是非も無し。代行されし裁きによって、お主を審判へと送り出そう』
それすら補う動作の速さ。それこそが彼の星の性質だ。
『僭越なる代行の重さを背負い、聖なる騎士がここに立つ。主の裁定が下るその時まで、恥じぬ生き様見せようぞ!!』
動作高速化能力。とても分かりやすい
『
更に、その力は瞬く間に増大する。
まさか、これはつまり―
『
『前人未踏を何度も行うよりは妥当である!』
―正論でイッセー君を切って捨て、今ここに恐ろしいまでの力が具現化する!
ストラス・デュラン
基準値:D(B)
発動値:A(AAA)
収束性:A(AAA)
拡散性:E
操縦性:E
付属性:C
維持性:C
干渉性:E
その豪快かつ俊敏な連撃は、イッセー君を縫い留めるだけでなく翻弄する。
更にそれを掻い潜るように、一対で挑む紅の仮面ライダーが割って入る。
間違いない、クリムゾンラクシュミーにクリムゾンナジェージダ。連携戦闘を絶対とする代わりに、大きな進化を遂げた二人の仮面ライダーだ。
ただし、それを無条件で許すわけがない。
そう、そこに滑り込むは二人の剣士。
『三対一とは無粋だな!』
『ふふ、私達も混ぜて頂戴!』
ゼノヴィアとイリナさんが割って入り、戦闘は三対三の様相を示していく。
「……流石はかのデュナミス聖騎士団。相応の者でなければ選ばれないとは分かっていたけど……ね」
リアス姉さんがそう呟くと、素早くタブレットを操作する。
「彼の神器は公表されているわ。準
準神滅具。教会が誇る精鋭部隊の団長なら、それぐらいはあっても不思議じゃない。
僕が感心していると、ギャスパー君が唸るようにその戦闘を見つめている。
「僕もある程度聞いてます。幽世の聖杯の下位互換といえる神器で、
なるほどね。
幽世の聖杯と違い、自分だけを対象にしているという事か。
とはいえ、それはすなわち必要に応じて適した存在に己を作り変えるという事。
その禁手ともなれば、己を人造惑星にする程度はできるだろう。やってくれるね。
これは中々厄介そうだ。彼も本当に大変だね。
だけど、そう簡単にやられるような人じゃないだろう?
さぁ、見せてくれイッセー君。僕達が最も信頼する赤き龍の帝王を!
和地Side
戦いは激しくなり、更にデビルレイダー部隊まで合流しての三つ巴へと変化していく。
どちらのチームもそちらに人員を割く必要ができ、必然として激しい戦いは混乱の様相を見せていく。
『うおりゃぁあああああ! 地球ぅ……パンチッ!』
『甘い! 正面から競り合うな!』
アルティーネが絶大な力をもってして暴れれば、それをデュナミス聖騎士団が、数人で上手くいなしている。
燚誠の赤龍帝チームとは違い、デュナミスの新生チームはメンバーの数が多い。数人を割いて対応する程度は余裕でできるという事か。
さて、それを踏まえても質ではイッセー達が有利に見えるのも実情。なにせD×Dの中核たるオカ研は、俺が言うのもなんだが若手の化け物揃いだからな。
星辰奏者の完全上位互換たる人造惑星を同時に複数相手どれる連中だ。もう一手ぐらいは欲しいところだろう。
だが同時に、そこにデビルレイダー七個分隊が襲い掛かっている。
位置取りから一面を抑え込むのが限界だが、それでも嫌がらせには近いわけだ。
『ぬぅん! 我が主の戦いを邪魔はさせんぞぉっ!!』
『我が隊は奴らを止めるぞ! 天然ものを舐めるなよ!!』
『『『『『『おおっ!』』』』』』
ボーヴァや騎士団がデビルレイダー部隊に対峙するが、あっちも連携戦闘でいやらしい立ち回りをしている。決着がつくのにはかなりの時間がかかるだろう。
さて、その状況を抑え込む要たるは、アーシアだ。
レイヴェルがカバーをしながら上手く回復をかける中、それを割って入るように突っ込んでくる少女がいる。
彼女は悪魔の翼を広げながら、黒い狗に跨りつつ槍を持って攻撃を開始する。
『フェニックス本家の令嬢とはいえ、試合ならば容赦はしません!』
『何者かは知りませんが、それでよいのです! これはレーティングゲームなのですから!』
高い不死性のレイヴェルと鬼回避のアーシアをもってしても、その攻撃は油断できない。
槍そのものは聖なるオーラを纏っており、更に乗っている大きな狗を基点として刃が生えて迎撃している。
それをカバーするべくロスヴァイセさんが魔法のフルバーストを放とうとするが、そこに残っている騎士団が仕掛けてきて、それも叶わない。
これは、二人が勝てる可能性も決して薄くないな!
「よっし! それぐらいはやってくれないとなっ!」
「なるほど、君は今回あちらを応援していたのか」
俺が思わず歓声を上げていると、マグダランさんにそう言われる。
「ま、イッセーには悪いですけどね。俺としてはどっちかになるならあの二人の方が重いんで」
「……色々と珍妙な関係と聞いている。だが、そういうのもいいのかもしれないな」
マグダランさんとそんなことを言い合っていると、サイラオーグ・バアルは腕組みをしながら小さく笑みを浮かべる。
「だが、兵藤一誠もこの程度で終わるわけがない。まだ乳技を放っていないだろうしな」
ま、そこはそうだろう。
女の衣服を粉砕する洋服崩壊。着用物なら素手で壊すよりよっぽど効果的にぶち壊せるのが恐ろしい。
おっぱいと対話して相手のことを知る乳語翻訳。心を読まずにおっぱいに話してもらうというアプローチがやばい。
その二つはイッセーの代名詞。実際、老若男女の観客からも発動を願う声が聞こえている。……男女問わないのがちょっと引く。
それゆえにイッセーは対女がやばい。敵も基本的には女をぶつけない方向でいくからな。マジでやばい。
だがしかし、俺はため息と共に首を横に振る。
「残念だが、アンタはヒマリを舐めている」
俺はそこに関しては言い切れる。
ああ、だって―
「というより、俺達がどれだけトチ狂った環境で育ったか分かってない」
―その大前提がやばいから。
ほら、今イッセーが鼻血を吹いて倒れた。
イッセーSide
一瞬だが、鼻から大量出血したのでちょっと意識が途切れた。
クソッタレ! いやな予感はしていたけど、出し惜しみもヤバいのでやっちゃったよ。失敗だよ!
『おぉっとぉおおおおお!? 乳技を発動したかと思いましたが、おっぱいドラゴンが急に血を流して倒れたぁあああああ!?』
『これは、まさか……?』
実況の方に続いて、解説の人が何かに気づく。
俺はそれに反応する余裕もなく、追撃の攻撃を躱してゼノヴィアとイリナがカバーできるところに行くのに精いっぱい。
ただその間に、解説の方が考えをまとめたみたいだ。
『かつて
そう、あいつらはそんなことをやってのけた。
恐ろしい力だ。俺は自撮りエロ動画を見れてそれはそれでラッキー。だけど効果がないから実はピンチ。そんな技を振るってきたからだ。
それは後継私掠船団だからこその、トチ狂った連中だけができる技だと思っていた。
トチ狂った技だと思ってたのに――
「なんで二人でエロいことしてるんだぁああああああっ!?」
――お前らが使ってるんだよぉおおおおおお!?
特にヒツギ! お前なんでそんなことしてんの!? お前はそんなキャラじゃなかっただろ!?
クソッタレ! そんなに追い詰められてんのかこら! お祭りの試合でそこまでするってのか!?
「ふ、服はちゃんと着てるじゃんか! イッセーしか見ないからって、それでもできることそんなないんだからね!?」
顔が真っ赤になっているのは間違いないヒツギがそう反論する。
あ、それもそうか。
いやそういう問題じゃないと思うんですけど!?
「ちょっとストラスさん!? 疑似姉妹レズ動画を人の脳内に送るって、信徒的にどうなの!?」
いや、天使も俺が天使とエロいことする為の部屋とか開発していたけど!
一応貞淑とかが美徳ですよね!? リアルでそれやっていいの!?
「がっはっは! 産めよ増やせよというではないか! 愛がある睦言を全否定するほど、狭量な信徒ばかりではないぞ?」
豪快に笑ってあっさり肯定したよ、ストラスさんってば。
あ、ダメだ。この人も天然だ。結局はこちら側の人間だったのか。
も、もう前向きにいこう。エロい映像を見れて満足ということで行こう。
ただ、ゼノヴィアとイリナから、ちょっとピリピリとした雰囲気が。
「おのれヒマリ! 私でもそんなものを見せることができないのに、そんな方法で一歩先を行くとは許さんぞ!」
「その通りよ! あと一歩まで行って*1いる状況で、疑似双子プレイで出し抜くなんて酷いわ! ヒツギって最低!」
「風評被害じゃんかぁああああっ! 私は服着て揉まれたりしただけだし! バニーガールで胸揉まれて気が狂いそうだったのにぃ!」
「おほほほ! エロとは脱ぐだけではございませんのよぉおおおおおっ!!」
そしてそのまま、それぞれ別の相手と戦闘しながら口論に。
あれぇ? 信徒との試合って、こんなエロい会話をしてていいのぉ? 怒られないぃ?
ま、まぁエロ動画とはいえ、ヒツギは裸にはなってなかったな。
バニーガールのヒツギを逆バニー姿のヒマリが、胸を揉み合ったりしている程度だ。いや、ヒマリはかなりきわどい映像とかを見せてたけど。見せてたけどまぁ……ヒツギはそこまでは。
でも、これでいいのか教会ぃいいいいいい!
リアスSide
「「「……やってくれる………っ」」」
凄まじい三人分の殺気に、僕達は涼しい部屋なのに汗をかいている。
最終兵器たるミスターブラックですら、*2戦慄の表情を浮かべている。
イッセー君とヒマリさん、間違いなく後が怖いことになるよ。
ヒツギさんは……流石に庇うしかないね。八割被害者だろうし!
はい、そんなわけでまだまだ続きますよ?
そしてそれはそれとして、ストラス・デュランの星辰光の紹介です。
ストラス・デュラン
基準値:D(B)
発動値:A(AAA)
収束性:A(AAA)
拡散性:E
操縦性:E
付属性:C
維持性:C
干渉性:E
ストラス・デュランの星辰光。能力は動作高速化。
極まって高い収束性による突破力を持ち味とし、文字通り行動速度を大幅に強化するという単純故の強固さを持ち味とする星辰光。
単純に早くなるというわかりやすい星であり、また動作が早くなるだけで反応速度が速くなるわけではないという、単純故の弱みも存在。しかしそれを補う技量を持ってれば、圧倒的なポテンシャルを発揮する星辰光。
単純に早いということは、攻撃を喰らいにくく質量攻撃が強化され、反応が間に合えば質量攻撃の威力を殺すこともできる。シンプルゆえに扱うには優れた技量が必須であり、シンプルゆえに使いこなせば絶対に強力になれる星辰光。
さらに禁手の恩恵により、彼は自力で魔星の領域へと到達。極限に到達した出力と収束性は、あらゆる敵を圧倒する武の極限へと近づいた。
強き決意と精神力をもって、信仰の敵を打ち砕く。ストラス・デュランの星辰光である。
★詠唱
創生せよ、天に描いた星辰を―――我らは煌く流れ星
主の愛に応えるがために幾年月、磨き上げたはこの力。代行として悪を討つ、天の武は此処に参上する
怒りの裁き。慈愛の許し。矛盾を併せ持つ威光こそ、我らが主の輝きなり。
汝が罪を悔いるなら、今が改める時である。決してたやすくない贖罪、我らが支えとなろうとも。
恥じぬというなら是非も無し。代行されし裁きによって、お主を審判へと送り出そう。
僭越なる代行の重さを背負い、聖なる騎士がここに立つ。主の裁定が下るその時まで、恥じぬ生き様見せようぞ
|超新星―
う~ん、シンプル! そんな感じにまとまりました。
これに関してはモデルキャラから大きく逸脱しない方向性にすることも考えており、第一部の前半あたりを書いているあたりで能力の方向性は確立していました。状況次第では聖教震撼編で出すつもりでしたが、タイミングを逸してここまで伸びましたねぇ。
ただそれだけだと、疑似龍神化などの札を持つイッセーに押し切られると判断し、詠唱を考えながら禁手による人造惑星化をさらに追加。出力と収束性だけを強化することで、もはや並みの最上級悪魔では手が付けられない主の裁きを代行する者となりました!