混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 最近睡眠不足気味で、ちょっと投稿をし損ねたグレン×グレンでっす!

 まぁほかにも理由はいくつかありますが。短編でオリジナル書いてみようかなーと思ったり、地球防衛伝説の再設計を真剣に考慮していたり。

 でも200kb近く書き溜めはあるので、連投を怠ったのは完全にミスです。すまんかった!


戦愛白熱編 第十三話 激突! デュナミスの新生チーム(その4)

カズヒSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………でも、本当に私だったのか不思議なぐらい強いよね」

 

 と、オトメねぇはそう感嘆の声を上げる。

 

 ちなみに少し遠い目になっている辺り、三割ぐらい現実逃避ね。うかつにつつくのも危険だし、ここは関与しないことが優しさでしょう。

 

 まぁそうね。オトメねぇは武闘派って印象からかなり離れてるし。ベアトリーチェの力をもってして、漸く戦闘を可能としているし。

 

 そういう意味でも氏より育ちというべきかしら。

 

「ま、ザイアは思想がトチ狂ってるけど教育のスキルは凄まじいし。……だからヤバいんだけどね」

 

「それに、教会の戦士育成機関も相応に優秀よ? つまりオトメねぇも、頑張ればそれなりにできると思うわね」

 

 鶴羽と私が続けざまにそう言うけど、まぁそう思うところはある。

 

 かたや、対異形組織の主力候補。かたや、教会の顔役部隊の一員。

 

 どちらも無能がなれるような領域ではない。環境もいいうえに努力もしたとはいえ、才能が皆無で至れる領域ではないでしょう。

 

 実際、3VS3の戦いは白熱している。

 

『さぁ、行きますわよグリド達!』

 

『甘いぜ、いけ、白龍皇(ディバイディング・)の妖精達(ワイバーン・フェアリー)!!』

 

 駆け巡り地龍と飛び回る飛龍。その群れが激突し、戦場をかき回す。

 

 だが同時に、そこを縫うようにいくつもの砲撃が放たれる。それらが更に連携を難しくし、イッセー達は押し込まれていく。

 

 連携戦闘を前提にしたクリムゾンユニットにより、ヒマリとヒツギの連携戦闘はかなり優勢。更に本来の目的である、神器の調律により更なる力を現状発揮できる。

 

『クッ! 更にできるようになったな!』

 

 ゼノヴィアが強引にデュランダルとヘキサカリバーでかき分けようとするけれど、砲撃の半分が収束されたことでそれも難しい。

 

 思わず愚痴るゼノヴィアに、素早い斬撃でヒツギが仕掛けていく。

 

『ま、こっちも正式に準神滅具に登録されたんでね……っと!』

 

 真っ向からの打ち合いは当然のように避けつつ、ヒツギは聖剣から手を放しての射撃でゼノヴィアに傷をつける。

 

 ……そう、ヒツギとヒマリの神器は、この度正式に準神滅具に認定された。

 

 龍の外装(ドラグナイト・メイル)龍の咆哮(ドラグレイ・カノン)。八面王とリントドレイクを封印したそれは、イッセーの赤龍婚乳(バス・トライク)により変化を遂げ、全く別物へと進化してしまった。

 

 その名も、赤妾龍の鎧群(ブーストメイル・ギア)赤妾龍の砲兵(ブーストカノン・ギア)

 

 自身は龍のオーラを纏い、更に鎧で出来た龍の群れを率いる赤妾龍の鎧群。背中に八つの龍の砲門を展開し、更に八つの龍が絡みついた大砲を具現化する赤妾龍の砲兵。

 

 共に本来の状態なら禁手でも片方ぐらいの代物を、同時に展開する進化形態。そこに常時覇を発動できる二人のポテンシャルが加われば、龍王クラスと真っ向から渡り合える性能に到達している。

 

 如何にイッセーがゼノヴィアやイリナと連携しているとはいえ、準神滅具クラスが三人もいればそう簡単には倒れない。

 

 ……さて、とは言えここで終わるほど甘い男でもないでしょう?

 

 そんな男にヒマリとヒツギを託すのは不安だもの。もうちょっと見せてもらうわよ。

 

 どの口が言うと言われそうなことを思いながら、私はこの戦いを見守っていく。

 

 さぁ、見せて頂戴。燚誠の赤龍帝、兵藤一誠。

 

 あんたの煩悩と根性と努力と予想外の爆発力、この程度で済むわけがないでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ぬぅうううううううん!!』

 

『おりゃぁあああああっ!!』

 

 高速で振るわれるメイスと打撃による攻防は、いまだに激しい。

 

 時として距離が開けてもすぐにつまり、更に龍の群れと砲撃が入り乱れる。

 

 時として相手が入れ替わることもあるが、基本はストラスさんがイッセーを相手にしている形だ。

 

 援護しようとするゼノヴィアとイリナだが、多重砲撃と大量の龍が邪魔になる。

 

 そして、そこを機敏に動きながらヒマリとヒツギが相手を目まぐるしく変えつつ戦闘を行っている。

 

 ……これ、勝てる可能性かなりあるだろ。

 

 何よりストラスさんがこの連携を乱していないのが大きい。結果としてイッセー達は連携面で割って入ることができず、ポテンシャルの差を押し返されている。

 

 うん、これはちょっと手に汗握る。

 

 何より連携面が上手くいっているな。あれが大きい。

 

「……意外だな。あのマッチメイクなら、連携は兵藤一誠達の方が有利だと思ったが」

 

 サイラオーグ・バアルも首を傾げるけど、確かにな。

 

 一年前後とはいえ、極めて密度の高い死線を潜り抜けてきたイッセー達の連携はいい感じになるだろう。

 

 ただ、ストラスさんとヒマリがここまで連携をかけれるかというと……そこがなぁ。

 

 あの二人、殆ど縁がないからすぐに連携ができるとは思えない。いくらなんでも連携がスマートすぎる。

 

 だからこそイッセー達もここまで苦戦しているわけだ。そして二人を応援する俺にとっても好ましい。それは変わらない。

 

 だけど、それにしたって何か違和感があるんだよなぁ。

 

 う~ん。これ、もしかすると意外なところに地雷が埋まってるか?

 

「……頑張れよ、二人とも」

 

 俺はそう、聞こえないのを分かっていても言うしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祐斗Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦いは互角になっているけれど、人数の差もあってデュナミスの新生チームが若干有利といったところか。

 

 イッセー君を抑えらえているのも痛い。その状況下では大火力で戦略的に塗り替えることも難しい。またイッセー君が抑え込んでいるからこその状況ゆえに、キャスリングを使うわけにもいかないだろう。

 

「……やはり、懸念点はあの連携ね」

 

 そう呟くリアス姉さんもまた、怪訝な表情になっている。

 

「他の戦闘を見ていても分かるけれど、デュナミス聖騎士団とそれ以外とでは、どうしても連携に揺らぎが生まれている。……だけどイッセー達は完全に連携で抑え込まれているわ」

 

「そうですわね。完成度が高い連携になっているのは違和感がありますわ」

 

 朱乃さんも考えこむほどに、あの連携は完成されている。

 

 仮にも何度も死線を潜った、イッセー君達の連携が高い練度なのはいい。だけどチームに入ってから日も浅い状態で、ヒマリとストラス団長がここまで高い連携をとれるのか?

 

 それが気になる中、声が響く。

 

「なるほど、そういう絡繰りか」

 

 そう呟くミスター・ブラックの言葉が響く。

 

「だが、そろそろ赤龍帝なら気づくだろう。……ここからが本番だ」

 

 その言葉と共に、戦局は動き出す。

 




 ようやく出せたぜ、準神滅具とかした二人の神器!

 そして総合的にみるとちょっと不利なイッセー達。その肝は三人がかりの連携の差ですが、そこがまずおかしい。

 それにイッセー達が気づいてどうにかできるかが最も重要! さぁ、次回どうなる!
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