混沌世界のプロローグ―好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話・第二部   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 最近腹が出てきているので、腹筋を中心に筋トレを行ったりしているグレン×グレンでっす!

 食生活もある程度は見直した方がいい感じです。お給金が入ってきたばかりなので、ついつい食べ過ぎそうだけど気を付けないと……。

 それはともかく、祝勝会です!


戦愛白熱編 第十六話 祝勝会も、大騒ぎ!?

和地Side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とまぁ、試合は何とかイッセー達の勝利になったレーティングゲーム。

 

 ただ俺達はそこで一緒に住んでいる。そして試合内容も中継されたわけで―

 

「そういうわけでぇ……拍手!」

 

『『『『『『『『『『『わぁああああっ!』』』』』』』』』』』

 

 パチパチパチパチパチッ!

 

「マジ勘弁じゃんかぁああああああっ!」

 

 ―こうしてみんなで拍手され、ヒツギが顔を真っ赤にしているわけです。

 

「もぅ、ヒツギったら! ここはイッセーの膝に座って甘える所ですのよ?」

 

「え、俺の膝ってそんな広くないよ!? 二人がかりはきついよ!?」

 

 と、ヒマリはヒマリでニッコニコでイッセーの膝の上に座っている。

 

 器用に半分開けているので、本気で言ってるのが丸分かりだ。

 

 頑張れイッセー。普段頑張って無理をしているんだから、そのぐらいはできないと逆にまずいぞ?

 

 そんなことを思いながら、リヴァ先生がノリッノリで司会を務めるパーティを俺は眺める。

 

 ま、あの激戦の後であとくされなくこれができるのもいい事か。主役はあの三人だろうし、俺はわき役に徹しようか。

 

「……ま、よかったな」

 

 と、俺は思わず小さく呟いた。

 

 ヒマリ・ナインテイル。ザイア時代の俺の相方であり、いろんな意味で公私を共にしてきた間柄。ある意味で妹のようであり、姉のようである。そして前世の俺のお袋が前世だ。

 

 そんなヒマリが本気で幸せそうにしているんだ。相手も文句なしな男でもある。

 

 ……うん。心の底からほっこりできる。

 

 なんだかんだでザイアの影響も大きいからな。いい相手ができるかどうかちょっと考えたこともあった。その時は知らぬとはいえ前世のお袋だから、どうしても恋愛の目線で見れなかったし。

 

 それに、ヒツギとは割と気も合っている。ヒマリとも仲が良いしこれまた前世のお袋だし、幸せを願うぐらいは当然する。

 

 だからまさに、これは良い事だ。

 

 俺は心から祝福しつつ、ジュースを一口。

 

 ああ、これがいい人に恵まれた家族を見送る気持ちかぁ。

 

 うん、良いものだ。

 

「……おんやぁ? カズ君ってば、歳に合わない顔してるわねぇ?」

 

 と、何時の間にやらリヴァ先生に気づかれたようだ。

 

 すっと寄られるとそのまま抱き寄せられ、頭を撫でられる。

 

 ……うん、これはこれでいいかもしれない。

 

「う~ん。小姑のジレンマかもしれないなぁ。素直に祝福してるんだけど、複雑かもしれないな~」

 

「わぁおぅ。これで照れないってこの子マジで傑物」

 

 甘えたらなんか戦慄された。

 

 え、これ俺が悪いのか? なんか照れて動揺してなかったら減点なのか?

 

 勘弁してくれ。好きな人に甘やかされるってのは、たまになら人生の彩りだってのに。

 

 っていうか、少なくともリヴァ先生にそんなことは言われたくないぞ。

 

「甘えさせてくれるんじゃなかったっけか?」

 

 そんなことを言ってたはずだけどなぁ。いや、もう半年以上前のことだけど。

 

 甘えていいと言われてるんだから、甘えてもいいじゃないか。俺だって、甘えたい時の一つや二つぐらいある。

 

 ただリヴァ先生はちょっと詰まりながらも、もの凄く顔を赤くしている。

 

「そうなんだけどね? この甘えっぷりはとても戦慄が走っちゃうかなぁ? ジゴロの才能あふれまくりよ、カズ君」

 

 そんなに凄い事をしているのか。まったく分からんが、人からそう言われる余地はあるんだろう。

 

 ジゴロの才能か。持ってても別に嬉しくないというか、悪用の余地があふれすぎている。前世のクソ親父を思い出すし、悪用するとああなるんだろうと納得してしまった。

 

 うん。絶対に悪用しないように気を付けよう。

 

「心の底から気を付ける。それはそれとしてもうちょっと」

 

 しっかりと思考を整理したうえで、悪用しないという決意と共に俺はリヴァ先生に頬ずりを。

 

 あ~。普段とは違う感じで癒される。この人時はなんだかんだで貴重だぁ~。

 

「う~ん。戦慄しまくりだけど役得役得。このポジションは死守しないとね」

 

 リヴァ先生もなんかほっこりしているけど、微妙に冷や汗が流れている。

 

 そんなに戦慄することなのか。自分ではさっぱり分からないけど、とりあえずリヴァ先生相手の時だけにしておこう。

 

 そういえばイッセーはこういう事を、リアス先輩達によくしているな。なるほど、確かにいいものだ。

 

 よし。そこそこ堪能して、今度イッセー達と駄弁る時のネタにしよう。

 

 俺はそんなことを思いつつ、まったりとした空気を味わうことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーSide

 

 

 

 

 

 

 

 

 あいつ、俺達の視界に映ってるって自覚あるんだろうか?

 

 九成がリヴァさんから来たのを良い事に、かなり甘えている。まるでリアスや朱乃さんに甘やかされている俺のようだ。

 

 なんだろう。はたから見ていると分かる衝撃というかなんというか。俺ってば、周囲からこんな感想を思わせるようなことをしてもらっていたのか。

 

 ……なんというか優越感だな! 九成はリヴァさんぐらいにしかあんな感じで甘やかしてもらえないだろうけど、俺はリアスと朱乃さんの二人だ。つまり俺は九成より上か!

 

 ……その分、取り合いになるとちょっと怖いけど。一歩間違えると巻き添えで痛い目を見そうだし。二人とも、ヒートアップすると魔力や雷光が出てくるんだよなぁ。

 

 うん、そう考えると嫉妬が湧いてくるよな。九成ならこういう時、変な争いに巻き込まれないし。俺とは大違いだ。

 

 何故だ。俺と九成の何が違う。俺だって最近はハーレム王秒読み段階だというのに、あいつと違っていまだに女の子とエロいことができないし。

 

 いや、あいつはかなり特殊だからそれは別にいい……わけないな。今の段階でもエロエロできるのは本当に羨ましいぞ!

 

 どうしてだろう。何故か、凄い敗北感と共に涙が出てきたぞ……?

 

「むむ? イッセーってば和地に嫉妬してますの?」

 

 そんな俺に気づいて、ヒマリは俺をぎゅっと抱きしめてくれる。

 

 ああ、側頭部に当たるおっぱいの感触……。俺の心から負の感情を取り除いていく……っ。

 

 感動で涙を流していると、ヒマリは隣でガチガチになっていたヒツギを掴むと、そのまま俺に引き寄せる。

 

 左右でおっぱい。左右でおっぱいが! おっぱいが……ぁっ!!

 

 高ぶってくる俺の耳元に、ヒマリが顔を近づけた。

 

「……いい機会ですし、今夜はたっぷり女の子を教えてあげますわ♪」

 

 ……………なん、だと?

 

 今、俺の耳がとんでもなく最高な提案を聞き取ったような―

 

「ちょっと待ちなさい、ヒマリ! 聞き捨てならないことを聞いたわよ!!」

 

 ―と理解するより早く、リアスが聞きつけて消滅の魔力を滾らせているぅううううううううううっ!?

 

 俺は速攻で命の危険を覚えるけど、ヒマリは俺を力強く抱きしめながらムッとした表情になった!

 

「いいではありませんの。私は半年以上もお預けされてて溜まってますのよ! 嫁にしてくれるって言質も取ったのですし、それぐらい構いませんわよ!」

 

 真っ向から反論するヒマリに対し、リアスはしかし引かなかった!

 

「私達を差し置いて独占だなんて納得いかないわ! 朱乃、貴女の方が先に言われてるんだから文句を言いなさい!」

 

 朱乃さんとの連携で仕掛ける流れだ! 判断が早い!

 

 そして朱乃さんも既に状況を把握しており、バチバチ雷光をたぎらせている!

 

「まったくですわ。婚約者のリアスや先に言われた私の方が優先されるべきでは?」

 

 ニコニコ笑顔でキレている朱乃さん、怖い!

 

「ちょ、ちょちょちょちょ!? まって、これ私も巻き添え喰らう流れになってるじゃん!?」

 

 我に返ったヒツギが顔を真っ青にしているけど、ヒマリは引かなかった。

 

「いまだに及んでないそちらの落ち度ですわ! 足の引っ張り合いで何年もお預けなんて嫌ですの!」

 

『『『『『『『『『『うぅっ!?』』』』』』』』』』

 

 女性陣の多くが痛いところを突かれた!?

 

 た、確かに。俺としてはぜひ手を出したい据え膳が来ても、誰かが突入してきてもめたりするから俺はまだ童貞だ。

 

 ヒマリの言う通り、このままだと俺が童貞を卒業するのは何年たつのかさっぱり分かったもんじゃない。

 

 い、いやだ! ハーレム王の道筋がほぼ見えてるのに、このまま何年も童貞なんて嫌だ!

 

 九成なんて別館をもらってますますお盛んだってのに、俺はまだ童貞なんだ。いい加減俺だって卒業したい!

 

 そんな衝撃的な真理を突き付けたうえで、ヒマリはさらに俺を抱き寄せながら追撃する構えだ。

 

「それに私が最初なのはだれにとっても得ですわよ!」

 

 な、なんか自信ありげだ。なんでだ?

 

「そもそもイッセーは童貞で、リアスさん達も処女じゃありませんの! ザイアで教わってますけれど、そんな状態ではグダグダになりますの! どちらかだけでも講習を受けた方が得ですわ! 経験値が積んだ方が上手くなるから、むしろ後の方が処女はお得ですわよ!!」

 

「「なに教えてるのザイア!?」」

 

 思わず、至近距離の俺とヒツギが絶叫したよ。

 

 そ、そういえばそうだった。ザイアで育てられた子供達は、エッチ方面も実技込みの英才教育を受けてるんだった。

 

 九成もヒマリも経験豊富だ。っていうか、相方は基本的にそっちも相方になってるはずだ。……冷静に考えると俺は九成と穴兄弟*1かよ!?

 

「……け、経験があるのと教えるのが上手なのは違うはずだ!」

 

「残念ですわね! 教官から「未経験者を導けてこそ真の経験者」として、教え方も受講可能ですの! しっかり受けてきてますから、イッセーが最初トチっても問題ナッシングですわ!」

 

 ゼノヴィアの反論に華麗な切り替えしが!

 

 っていうかちょっと待て! 言ってることは筋が通ってるけど、めちゃくちゃ頓珍漢なこと教えてるんだなザイア!

 

 みんなの視線も思わず九成や南空さんの方に向くけど、何時の間にか九成の姿はない。

 

 野郎、止めるの無理だと判断して逃げやがったな!?

 

 しかも逃げたってことは、間違いなくそこまで本当だな。……なんて倒錯的な教育環境なんだ。

 

 思わず誰もが何も言えなくなっていると、ヒマリは勝者の余裕すら見せて胸を張る。

 

「多人数プレイの講習も受けているので、まずはイッセーに技術を教えてあげますわ! それができるのはきちんと講習を受けていろんな人と実際に経験をこなしてきた、このヒマリ・ナインテイルですの!」

 

「ぐ、ぐぐぐ……っ」

 

 反論を封じられ、リアスがものすごく歯噛みしている。

 

 っていうか、それを隠すことなく堂々と言うのか。それでいいのか、ヒマリ!?

 

 け、経験者とだからこそできるエロもあるのか。というか、確かに失敗するのはそれはそれで嫌だから、経験値やスキルを積めるのならそれはそれでほしいとは思う。

 

 エッチな女の子に手取り足取り教えられますか。教えられちゃうのか。リアス達をとろけさせる手練手管の類を教えてもらっちゃうのか!?

 

「「あ、あわわわわ……っ」」

 

 至近距離でそんなことを聞かされているからか、俺とヒツギはもう困惑状態だった。

 

 ヒツギはがくがく震えてるし、俺は鼻血がだくだくと流れている。失血で倒れないようにしないと。

 

「お、おおおお落ち着いてください! 座学、座学で済ますという手もありますよ!」

 

 しゃ、シャルロットが普段とは違う方向性で反論を!?

 

「残念ですわね。百聞は一見に如かず。そして一の実戦は百の訓練に勝ると言いますわ。増してイッセーは、実戦の爆発力と地道な鍛錬で鍛え上げてますのよ? 経験値はあるに越したことないですの」

 

 そしてヒマリの理論武装は完ぺきだ。

 

 これは、今度こそ俺は童貞を卒業できるのか? ついにチャンスをこの手に掴めるのか?

 

 そんな期待をした、その時だった。

 

「……それはもう、いろんな経験値を積ませて見せますわ。いっそのこと和地に頼んで、目の前で実践演習も―」

 

「―それはやめてぇええええええええええッ!?」

 

 頓珍漢すぎること言わないでくれ、ヒマリ!

 

 思わず心の底から大絶叫したよ、俺は。

 

 あ、九成はそこまで読み切って逃げたな。覚えてろあの野郎!!

 

*1
意味は自己責任でお調べください




 けっきょくグダグダ。

 はい、告白を受け取られたこともあり、ヒマリはさらに暴走特急に。ここからどうなる!?
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