俺たちは、アメルド大河に沿って、ドワーフの王国へと向かう事になった。
その際に、嵐牙狼族に乗り、ドワーフの王国を目指していた。
嵐牙達のスピードは異常に速く俺はリムルと同様に『粘糸』を使って固定していた。
そうしないと、振り落とされる恐れがあるからだ。
一瞬ゴブタの方を見たら、顔がスゴいことになっていた。
まあ、何とか耐えてくれ。
ちなみに、リムルは俺の前に座っていた。
嵐牙には、俺とリムルの二人を一緒に乗せて申し訳ないと謝った。
嵐牙は。
嵐牙「いえ!お気になさらず!」
そう言ってくれた。
しばらく進んで、夕方になったので、一旦休憩する事に。
その際、俺とリムルは気になる事があったので、リグルに質問をする。
リムル「なあリグル、君のお兄さんは誰に名前を貰ったんだ?」
リグル「はい!兄はゲルミュッドという魔人に名前をもらいました。」
エボル「ゲルミュッド?」
リグル「はい。魔王軍の幹部で、見どころがあるから、と。」
エボル「そのお兄さんは、進化してたのか?」
リグル「いえ、今の我々ほどの変化はありませんでした。」
どうやら、名付けによって進化するのだが、それは、名付け親によっては、どの程度か変わってくるのだろう。
それにしても、魔王軍か。
エボル(この世界にも存在するのか。俺たち、人間から敵視されないよな?)
どっちにせよ、関わると面倒な事になりそうだな。
極力、関わらない様にしないと。
リムルは、嵐牙の方へと向かっていった。
気になる事があるそうだ。
その間、俺は考えていた。
現状、変身出来るのは、俺だけだ。
もしかしたら、他の仮面ライダーに変身する人が現れるかもしれない。
翌日、再び嵐牙達に乗って、先へと進んでいく。
その夜、俺たちが肉を食べてる中、リムルはゴブタに質問をする。
リムル「そういえばゴブタ、ドワーフの王国ってどんなところだ?」
ゴブタ「ハッハイッス、正式には『武装国家ドワルゴン』と言うっす。天然の大洞窟を改造した美しい都っすよ。ドワーフだけでなく、エルフや人間も多いことで有名っす。」
リムル「エルフ!」
エボル「………エルフか………。」
俺が突然エルフの名前を叫んだリムルと同じ事を考えていると、ゴブタは言葉を紡ぐ。
ゴブタ「ドワーフ王、ガゼル・ドワルゴは、英雄王と呼ばれる人物で、国民からも慕われてるんす。」
エボル「でも、ドワルゴンって、魔物の俺たちが入っても大丈夫なのか?俺の見た目は、人間だけど。」
リグル「その心配はいりません。ドワルゴンは中立の自由貿易都市。王国内の争いは、王の名に於いて禁止されております。」
エボル「へぇ…………。」
リグル「それを可能としているのは、武装国家ドワルゴンの強大な軍事力です。この千年、ドワーフ軍は、千年無敗なんです。」
エボル「千年………。」
なるほど、その軍事力があるから、ドワーフ王の不興を買おうとするアホは少ないって事なのか。
すると、妄想から復活したリムルが、口を開く。
リムル「じゃあ、自分からちょっかいを出さなければ、大丈夫かな。」
ゴブタ「自分が行った時は、門の前で絡まれたっすけど………。」
リグル「トラブルなんて、起こらないですよ。」
おい、今、フラグが立ったぞ。
ものすごく嫌な予感がするぞ。
俺は、全ての知識と相談して、エボルボトルやフルボトルを作っておいた。
あとは、変身用のガジェットも。
ちなみに、エボルドライバーはあるのだが、まだ力が足りない為、使えない。
翌日、俺たちは、武装国家ドワルゴンへと到着した。
本来、徒歩だと2ヶ月はかかるのだが、嵐牙達のおかげで、3日で走破した。
その後、ドワルゴンには、俺とリムルが、案内役としてゴブタを連れていくことを言った。
リグル「る、留守番………ですか?」
エボル「悪いな。流石に大勢で行っちゃうと、悪目立ちするからな。」
リムル「ここから先へは、俺とエボルと案内役としてゴブタを連れて行く。」
リグル「しかし………。」
ゴブタ「大丈夫っすよ!」
嵐牙「我が主人達………。」
エボル「心配すんな。」
そうして、リグル達は、俺たちを見送ってくれた。
俺たちは、ドワルゴンに入る為の列に並ぶ。
リムル「ずいぶん厳しいチェックだな?」
ゴブタ「ハイっす、でも中に入った後は自由に動けますけどね。」
エボル「そうか。」
すると、背後から声が聞こえてくる。
冒険者「おいおい!」
「「「ん?」」」
冒険者「魔物がこんな所に居るぜ。」
冒険者「まだ中じゃねぇし、殺しても良いんじゃねぇの?」
うわぁ、フラグ回収しちゃったよ。
さて、どうにかしますか。
エボル「ゴブタ。」
ゴブタ「はっ、はいっす!」
エボル「俺とリムルがどうにかするから、ゴブタは後ろを向いててくれ。」
ゴブタ「はいっす!」
エボル「リムル、前に出るぞ。」
リムル「ああ。」
俺とリムルは、前に出る。
少し、挑発するとするか。
エボル「おい、そこの三下冒険者ども。」
冒険者「さ、三下!?」
エボル「俺たちを甘く見ない方が良いぞ。」
冒険者「いや、片方スライムだろうが!」
リムル「ククク………。いつから俺がスライムだと勘違いしていた?」
冒険者「違うってんなら、さっさと正体を見せな!」
リムル「見せてやろう!この俺の真の姿(嘘)を!」
すると、リムルが黒煙に包まれ、巨大な嵐牙に似た嵐牙狼族になる。
エボル(アレって、
全ての知識『否。アレは、
エボル(え?何か進化してるし。)
冒険者は、逃げるかと思ったが、逃げなかった。
冒険者「どうせ、大した事ないだろ。」
冒険者「おい!お前らも来い!五人でやっちまうぞ!」
エボル(仲間増えた!)
そして、その五人が、俺たちに攻撃を仕掛けてくるのだが、ダメージは無いが、ウザい。
ちなみに、俺は躱している。
すると、リムルがイラついたのか。
リムル「お前ら、良い加減にしろ!!」
スキル、威圧を発動して、冒険者をビビらせて逃そうとしたが、冒険者は気絶して、後ろの方を見ると、関係ない人たちも巻き込まれていた。
俺とリムルは、事の重大性に気付き、思念伝達で話し合う。
リムル『なあ、エボル。これ、やらかしちゃったかな………。』
エボル『絶対、やらかしただろ………。』
全ての知識『威圧の効果を報告します。逃走20名、錯乱74名、失神98名、失禁38名。』
エボル(いや、今は報告してる場合じゃないから………。)
兵士「こらー!そこのお前らー!!」
エボル(ゲッ………。)
すると、ドワーフの兵士が、俺たちの元にやって来る。
すぐにリムルは擬態を解除する。
兵士「………スライムに、人間?」
「「…………テヘペロ!」」
俺たちはそんな対応をするが、投獄されてしまった。
リムルは、スライムという理由で、樽にぶち込まれた。
俺とリムルは、カイドウというドワーフに事情を説明する。
エボル「…………という訳で、俺たちは喧嘩を売ってきた奴に、その喧嘩を買っただけです。」
リムル「うるさくして、すんませんした!」
カイドウ「うん、まあ目撃者の証言と完全に一致するな。」
どうやら、理解してくれた様だ。
すると、カイドウの部下が入って来る。
部下「隊長、大変だ!鉱山でアーマーザウルスが出て、鉱山夫が何人も怪我を負ったそうだ!」
カイドウ「何だと!で、アーマーザウルスは?」
部下「そっちは討伐隊が向かったから大丈夫!けど怪我が酷い上に、回復薬も戦争の準備の為とかで殆ど備蓄がない!」
カイドウ「回復術師は?」
部下「それが討伐隊と一緒に行って見習いしか…………。」
カイドウ「くそ!」
どうやら、大変な事になったらしいな。
俺とリムルは、話し合う事にした。
エボル『なあ、どうする?』
リムル『俺たちの回復薬を提供するか。』
エボル『だな。』
リムルは、牢屋から出て、カイドウに話しかける。
ちなみに、俺はリムルが入っていた樽に、リムルから預かったのと俺が作った回復薬を入れていた。
リムル「旦那、旦那。」
カイドウ「あっ!おい!何勝手に出てんだお前!」
リムル「まあ、まあ、それどころじゃないんでしょ?これ、必要じゃないですかね。」
リムルが、俺が入れた回復薬が入ってる樽を指差す。
カイドウ「それは?」
リムル「俺たちが作った回復薬だ。」
エボル「飲んで良し、かけて良しの優れものだ。」
俺たちは、そう言う。
まあ、ヒポクテ草から抽出された99%のポーションだ。
効果はあるだろう。
カイドウは魔物からの提供物を信じて良いのか、悩みながらみていた。
だが、すぐに牢の中に入り、樽の蓋を勢いよく叩き閉め担いだ。
部下「隊長マジですか?そいつら魔物ですよ!?」
カイドウ「うるせぇ!さっさと案内しろ!お前、牢の中で大人しくしてろよ。」
リムル「ああ。」
そうして、カイドウは出て行った。
俺たちは、暇潰しをしていた。
といっても、粘糸であやとりをしたり、いつまでも寝ているゴブタを宙吊りにしたりしただけだが。
ていうか、ゴブタの奴、随分と図太いな。
しばらくすると、カイドウが、三人のドワーフを連れて戻ってきた。
カイドウ「助かった!ありがとう!!」
エボル「いえ、当然の事をしただけです。」
ドワーフ「イヤ!あんたらがいなかったら死んでた!ありがとう!」
リムル「いえいえ!」
ドワーフ「今でも信じられんが、千切れかけてた腕が治ったよ!」
エボル「良かったですね。」
ドワーフ「………ウン………ウン……ウンウン。」
((何か言えよ!))
その後、俺たちは釈放され、カイドウがとある家に案内した。
その際に、シチューとパンをご馳走になった。
カイドウ「それにしても、あんなすげぇ薬は初めて見たぜ。礼と言っちゃあ、何だが、俺に出来る事なら、何でも言ってくれ。」
エボル「リムル。」
リムル「ああ。それなら………。」
俺たちは、食事を食べながら答える。
それは、俺たちの村に来てくれる技術者が欲しいという事だ。
ちなみに、その際に俺の種族が人間ではなく、ブラッド族という新たに生まれた種族であると話した。
それを聞いたカイドウは。
カイドウ「なるほど………。そういう事なら、腕の良い鍛治師を紹介しよう!」
リムル「それは助かります!」
エボル「ありがとうございます。」
カイドウ「礼なぞ不要だ!任せとけ!」
そうして、俺たちは1日泊まり、翌日、カイドウの案内の元、その鍛治師の元に。
ちなみに、ゴブタは放置してある。
いつまでも起きないから。
カイドウに案内される中、俺たちはドワルゴンの風景を見ていた。
やはり、ゴブリン村と比べても、随分と文明的だな。
リムルは、所々に置いてある薄らと光ってる剣を指差す。
リムル「おいエボル。この剣光ってるぞ。」
エボル「本当だ。綺麗だな。」
カイドウ「あ、それそれ。今から会う鍛冶師がそれを打ったヤツだよ。」
カイドウのから製作者を聞き、やがて紹介してくれる鍛冶師の店に着いた。
カイドウ「ここだよ。腕は保証するぜ。兄貴、いるか?」
「「兄貴?」」
俺たちが首を傾げながら入ると、剣を打っているドワーフが居た。
???「カイドウか?少し待ってくれ。」
カイドウ「ああ。」
「「お邪魔しまーす。」」
カイドウ「カイジンだ。俺の兄貴だ。」
おお、いかにも頑固一徹みたいな人だ。
すると、奥から昨日助けた三兄弟が出てきた。
ちなみに、カイドウさんが教えてくれて、長男のガルム、次男のドルド、三男のミルドだそうだ。
「「「あっ!」」」
「「あっ。」」
その声に、カイジンも俺たちに気付いたのか、視線を向けてくる。
カイジン「………スライムに、人間?お前達、知り合いか?」
ガルム「カイジンさん、このスライムと人ですよ!」
ドルド「昨日、大怪我をした俺たちを助けてくれたのは!」
ミルド「ウンウン!」
カイジン「おお、そうだったのか!」
カイジンはそう言うと、作業を止めて、俺たちの前に座って、頭を下げる。
カイジン「ありがとう。感謝する。」
エボル「いえ、当然の事をしたまでですよ。」
リムル「いやいやそれほどでもないよなーあるよなー………。ハッハッハッハッハ!」
カイジン「そこの兄ちゃんは、人間なのかい?」
エボル「ああ、ブラッド族っていう、ジュラの森で生まれた、新しい種族です。見た目は、人間ですけど。」
カイジン「なるほどな………。それで、何の用で?」
俺たちは、事情を話した。
それを聞いたカイジンは、難しい顔をする。
カイジン「話は分かった。だが、すまん。今、ちょっと立て込んでてなぁ………。どこぞのバカ大臣が無茶な注文をしてきてなぁ………。」
エボル「無茶な注文?」
カイジン「………戦争があるかもしれないって、ロングソードを20本。それを今週中に作れってなぁ………。まだ一本しか出来てないんだよ、材料が無くて。」
カイドウ「だったら、無理だって言って断ればよかったじゃねぇか。」
リムル「ご尤も。」
カイドウの言葉にリムルが頷いていると、カイジンが少し口を荒げる。
カイジン「馬鹿野郎!俺だって言ったよ、無理だって!そしたら、クソ大臣のベスターが………!『おやおや、王国でも名高いカイジン様ともあろうお方が、この程度の仕事も出来ないのですか?』………なんてほざきやがるんだ!許せるか?」
確かに、典型的な嫌な上司って感じだな。
どこの世界も、人間関係ってのは、大変なんだな。
エボル「材料が無いって?」
カイジン「ああ。魔鉱石っつう、特殊な材料が必要なんだが………。」
ガルム「昨日、俺たちが掘りに行ったんだが………。」
ドルド「
ミルド「ウンウン。」
リムル「なるほど………。」
ていうか、ミルドの奴、本当に喋らないんだな。
俺がそう思ってる中、ドワーフ三兄弟は、事情を説明する。
ガルム「どちらにせよ、あの鉱山は殆ど掘り尽くしてて………。」
ドルド「もう、残ってない様だ。」
ミルド「ウンウン。」
カイジン「しかもなぁ………例え材料があっても、20本打つのに、2週間はかかるんだよ!………なのに、あと五日で王に届けなければならない。国で請け負い、各職人に割り当てられた仕事だ。出来なければ、職人としての資格の剥奪もあり得る。」
カイドウ「兄貴………。」
カイジンの言葉に、カイドウは呆然とする中、俺は、とある言葉が引っかかっていた。
エボル(あれ?魔鉱石って………。)
全ての知識『解。マスターと個体名リムル=テンペストが、洞窟にて集めていた鉱石です。』
エボル(ああ!あれか!)
思いついた俺は、リムルと思念伝達で話し合う。
エボル『リムル!魔鉱石をカイジン達に渡すぞ!』
リムル『そっか!俺たち、集めてたもんな!』
すると、リムルが笑い声を上げる。
リムル「ふっふっふっ………はーはっはっはっはっ!!」
カイジン「………?」
カイジンが訝しげな表情を浮かべる中、俺とリムルは、魔鉱石もとい、魔鉱塊を取り出す。
ちなみに、魔鉱塊は、俺は余分に多く集めておいた。
ドライバーや武器の作成に使えるかもと思ったからだ。
エボル「親父さん、これら、使えます?」
俺がそう言うと、カイジンは魔鉱塊を見つめる。
すると、大声を上げる。
カイジン「………おいおい!おいおいおいおいおい!!こ、これ、魔鉱石じゃねぇか!しかも、純度が有り得んほど高いぞ!!」
あまりにも珍しいのか、後ろのカイドウ、ドワーフ三兄弟も驚いていた。
だが、更に驚く事になるだろうな。
リムル「おいおい、親父。アンタの目は、節穴かい?」
カイジン「ええっ?」
カイジンは、目につけていたゴーグルを取り外す。
すると、更に大きな声を出す。
カイジン「どわぁぁ!魔鉱石じゃない!既に加工された、魔鉱塊じゃねぇか!!」
エボル「正解。」
カイジン「更に強力な剣を作れるぞ!そんな………この塊全部が………!?こ、これを譲ってくれるのか?勿論、金は言い値で払うぞ!」
リムル「さて、どうしようかな。」
そう言って、リムルは口笛を吹く。
これも、駆け引きなのだ。
カイジン「く!何が望みだ?できることならなんでもするぞ?」
リムル「その言葉を、聞きたかった………。」
リムルは、魔鉱塊の上に乗っかる。
カイジンは、ジッとリムルを見つめる。
リムル「………誰か、親父さんの知り合いで、村まで来て、技術指導をしてくれる人を探して欲しい。」
カイジン「…………そんなことでいいのか?」
エボル「ああ。今の俺たちにとって、衣食住のうち、衣と住が必要不可欠だ。あと、衣類や武具の調達もお願いしたい。」
カイジン「…………お安い御用さ!」
カイジンは、頼もしく胸板を叩く。
だが、ガルム達が不安げな声を出す。
ガルム「だけど………。」
ドルド「今から剣を揃えようとなると……。」
ミルド「ウー………。」
リムル「間に合うのか?」
カイジン「…………まあ、出来るだけやってみるさ。さぁ!すぐ始めるぞ!」
「「おう!」」
ミルド「ウー!」
確かに、材料はあるが、時間がない。
どうしたもんか…………。
すると、リムルが動いた。
リムル「なあ、さっき、一本だけ作ったとか言ってたけど、それを、見せてくれないか?」
カイジン「ああ。おい!」
すると、ガルムがその剣を見せてくれた。
店に飾ってあった剣と同様に、光って見える。
エボル「なんか、光ってるな!」
カイジン「ああ、魔鋼を芯に使ってるからな。」
リムル「ん?」
カイジン「簡単に言うと、使用者のイメージに添って成長する剣なのさ。」
え、すげぇ!
つまり、日本刀をイメージすれば、日本刀みたいになるって事か!
だけど、リムルの奴、どうするつもりだ?
すると、全ての知識が答えてくれた。
全ての知識『解。恐らく、個体名リムル=テンペストは、UQスキル、大賢者の力を使って、たくさん作ろうとしてるのかと。』
エボル『そういえば、そんなスキルがあるって、言ってたな。
全ての知識『解。余裕です。』
エボル『マジか………。』
そんな風に全ての知識と話していると、リムルはその剣を取り込んで、あっという間に量産してみせた。
リムル「魔鉱塊のロングソード、20本完成だ!」
「「「「「えぇぇぇぇぇ!?」」」」」
その工房に、四人の職人と一人の兵士の叫び声がこだました。
その後、鞘をすぐに作って、カイジンはその20本を納めてきた。
すると、カイジン達に飲みに誘われた。
「「打ち上げ?」」
カイジン「ああ!おかげさまで無事に納品できたんだからな!」
リムル「別に良いって………。」
エボル「困っている人が居たから、助けただけだよ。」
俺とリムルが、やんわりと断ろうとすると。
ガルム「まあまあ!エルフの可愛い姉ちゃんが沢山いるから!」
リムル「エルフ!」
ドルド「そうそう!夜の蝶って言ってね!若い子から熟女まで!紳士御用達の店さ!」
リムル「蝶………。」
ミルド「ウンウン。」
「「喋れよ!」」
そういうのって、前世で行った事がないんだけど………。
何せ、そんなとこに行く余裕なんて無かったし。
カイジン「おいおい、旦那達が来ないと、始まらないぜ………。」
リムル「ま、まあ、そこまで言うなら………。」
エボル「まあ、お言葉に甘えて。」
まあ、リムルは、エルフに釣られたんだろうけど、俺は、是非と言われたので、乗っただけだ。
ただ、覚悟を決めないとな………。
エルフ「あら!カイジンさん、いらっしゃい!」
エルフ達「いらっしゃ〜い!」
エボル(やっぱりかぁ………。)
やばい、彼女居ない歴=年齢の俺には、刺激が強すぎる!
でも、まあ、前世で体験出来なかったし、これはこれで良いか。
そんな感じになっていた。
エルフ「ちょっと、この子、かっこいいじゃない!」
エルフ「本当ね!」
そんな風に、近寄ってくるのだが、胸が腕に当たってる………!
これはこれで、悪くないかもな…………。
ちなみに、リムルはエルフ達の胸に挟まれてご満悦だった。
カイジン「え〜と………。旦那方、楽しんでくれてるみたいで、何よりだ。」
リムル「………そ、そうか?」
エボル「あ、はい。」
カイジンがそう声をかけるが、ドワーフ三兄弟も含めて、ニヤリと笑う。
俺は、前世では全く縁の無かったこの店を楽しむ事にした。
今回はここまでです。
ドワルゴンに到着して、カイジンと会いました。
エボルドライバーに関しては、まだ使えません。
なので、しばらくはブラッドスタークとして、活動します。
次回で、エボルの運命の人が分かります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
エボルの運命の人の候補として上がっているのは、ルミナスが上がっています。
もし、ルミナス以外にもこの人が良いというのがあれば、教えて欲しいです。
シズさんは救いますが、どのように救うのかは、秘密です。