「ところで、選。お前の母親は……いや、やはりいい。聞きたくない」
「なあ、どうやって子供作ったん? それともそっちでは夏油女だったわけ?」
引いた夜蛾。ぶっさす硝子。
子供達は互いを見たが、五条は言った。
「誰がどう見ても君、僕と傑の子だから誤魔化し利かないよ。教えて」
「えーとね。ガチャ……鈴さんが一緒に呪詛師になろうって駆け落ちして」
「駆け落ち」
「ケサランパサランで傷癒してお金稼いだり、反転術式の呪霊とラブチュッチュしたり、追手に対してネタ呪霊でイタズラしたりしてたんだけど、勢い余って上層部の人にイタズラ術式使っちゃって激おこぷんぷん丸な上層部にとっ捕まって、父様が責任持ってお仕置きしときますってなったはず」
「ネタ術式だと? お仕置きとはまさか」
「女になっちゃう術式とか、キスしないと出られない部屋とか、猫耳になる術式とか、色々」
「ちょwwwマジかwww何やってんだクズwww夏油取られてんじゃんwww」
「しかしついていかなかったのは偉いぞ悟」
「はぁ!? そんな面白い術式があるはずないだろ。エロ漫画かよ。というかお仕置きにしたって、そんなのあり!?」
「鈴の術式、呪霊ガチャだから。俺達いないと自爆にしかならない術式だけど、俺達いるとすげー有用だから」
「それで傑を引き込んだのか」
「そう。滅茶苦茶楽しかったけど後から叱られたり迷惑かけたのは滅茶苦茶後悔したって言ってた」
「そりゃな。で、デザインベビーってのは」
「両親の術式の性質を受け継げるんじゃないかって仮説が立ったから、欲しい術式もってるパパに干渉しないとか色々約束する代わりに……直哉は割と無理やり」
「え」
それには流石の五条もドン引きする。
「僕は鈴が高みの見物をしている加茂家が気に入らないと、呪胎九相図の長男が受肉させたら呪力を血に変える術式持ってるよってリークして……3人とも、僕のおじさん。あと、ちょっと複雑なんだけど、宿儺の器も僕のおじさん。血は繋がってないんだけど、おじさんとは繋がりあるんだよね」
伏黒、加茂は顔面蒼白である。そんな真っ暗な未来は遠慮願いたい。
彼らはまだまだ穢れを知らないフレッシュな若者なのだ。
「そ、のへんは色々後で詳しく聞くとして……僕らの身の安全の為にも色々黙っておこうか。野薔薇。硝子。お願いね」
「注意するの私だけかよ」
「関係者じゃないの野薔薇だけじゃん」
こうして、俺達は秘密を守ることを堅く誓った。
誰だって会ったこともない同性や呪物と結婚したくはないのである。
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マシュマロ
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