とりあえず、メカ丸ロボを見せてもらった場所を最初に行ってみると見事にビンゴ。
無事保護する事になったのだった。
そして、恐るべき計画が明らかになったのだった。
「傑が……? バカな、僕はちゃんと傑を殺した」
「脳味噌入れ替えて乗っ取るタイプの呪詛師がいるから、そいつかなぁ。数多が注意されてた」
「術式も使えるようになってしまうので、数多が乗っ取られると致命的だから、死ぬ時は自ら体を処分しろと。まだ捕まえられてないんですよね」
「なんや、知り合いことごとく死んどるか乗っ取られるかって最悪やな選」
「……そうだとしたら、許せないかな」
ということで、七海も呼んで対策を練る事となったのだが。
「ナナミンだぁ♡ 遊んでナナミン! 選だよよろしくね!」
「ナナミン若いねんな♡ 甚爾やで」
「ナナミンお久しぶり、あの、初めましてです! 紅羽です」
子供達に大人気な七海である。
「五条さんの子供ですか。その割にはいい子そうですね」
「数多とセットでよく言われる。数多ってすごく真面目なんだよ」
「逆に翼はそっくりって言われます。悟さんとは血が繋がってないですけど」
「写真は持ってますか?」
「あるよー。もうすぐスマホ電池切れちゃうから、運がいいね」
「えっ 持ってたの? 見たい!」
見せてもらったスマホの写真は、まさしく学生の頃にそっくりで、ただし、優等生っぽいのと軽薄な感じが逆だった。
「確かに二人ともお二人の子って言われたらなるほどと言いたくなる容姿ですね」
「懐かしいねー」
現実逃避である。
どうすんだ、この超超超大規模な五条悟封印計画。
「正直、知ってても勝てる気しないね。まいったな!」
「分身する?」
「は?」
「この仔鼠のピアス、2体まで分身ができるんやで」
「もしかして、兎の靴も翼の鎧も?」
「そうやで」
「じゃ、力を借りちゃおっかな。やるじゃん甚爾」
そして当日。よりによって当日。
迎えが来た。
「すみませーん! うちの子達がこっちに来ていませんかー!?」
「ここが並行世界。なんか変わり映えなくてつまんねーな」
「翼。人前ではいい子にしててください」
「はいはいはーい」
「はいは一回です!」
「うへぇ」
五条先生は出陣後。子供達は七海に保護され同じく移動。
夜蛾も事情が事情だけに後詰めに出ていたのである。
つまり。
「六眼に隠し子がいただと……!? 相手は夏油傑!??」
大パニック。
おっさんになってる宿儺の器の事も視界に入れてあげて下さる事をお祈りするのみである。
なんとか誤解を解いている間に、五条悟(分身)は封印される。
追跡要員にメカ丸もいる事だし、1000万の呪霊はどうにもできないので、封印された事にして相手を追い詰めずに一旦逃し、暗躍をしておこうという話だったのだが。
「五条家のしきたりでは、六眼が当主となります。つまり、次のご当主様でありご当主様代理は数多様です!」
「なんでですか!?」
誤解は解けてなかった。事態は混迷を深めるばかりである。
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