呪霊ガチャで夏油傑をオトします   作:かりん2022

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自由への脱出

「どうします?」

「頭痛い……。敵を騙すにはまず味方からってしたのが間違いだったかな」

「いえ、しかしどこまで根が伸びてるか分かりませんでしたしね」

「バレた以上は反撃開始でいいんじゃないか?」

「そう、だね。そうしようか、硝子。子供達の保護は頼んだ。サクサク行こっか。七海もチビ達のこと頼んだよ」

 

 念の為、五条先生と虎杖悠二は一緒に行動。

 万に一つもつけいらせぬよう、サクサク呪詛師を倒していく。

 

 だが、メロンパンもさるもの。

 五条家に侵入し、数多と対峙していた。

 

「翼は逃げなさい。傑さんに勝てる気がしません」

「ばーか。俺でも逃げちゃいけないタイミングぐらいわかるわ」

「逆だアホ。虎杖先生に任せて数多は俺連れて撤退が正しい。数多の呪霊や体が奪われるとまずい。俺のガチャもやばい」

「さてさて。私は君らを産んだ記憶はないんだけどね? 並行世界人、だったっけ? どんな未来を辿れば君達が生まれるの?」

 

 その場の全員が鈴を指差した。

 

「戦犯でーす!」

 

 ダブルピース。

 数多が蹴って、俺を捕まえて跳ぶ。

 虎杖はメロンパンに向かって走った。

 

「させるか!」

 

 強力な呪霊を放つが、翼が呪具へと変えてそのまま呪具を振るって攻撃!

 

「ずるくないかい!?」

 

 叫んで呪霊を大量に出すメロンパン。

 戦いが始まった。

 しかし、1000万の呪霊に勝つのは容易ではない。

 ピンチに訪れたその時。

 

「父様!!」

「よく頑張ったね」

 

 急行した五条先生がサクッとメロンパンを倒した。

 そして、戦後処理である。

 

 

 

 

 

 

 

 

「すみません、ガチャを逃しました……!」

 

 あと、逃亡者の捕獲である。

 

「俺も逃げよ」

「はいはい、いい子にしてようね、翼」

 

 翼の頭を乱暴に撫でる。翼は黙った。乱暴になでるこれが翼は好きなのだ。

 あと、向こうでもこっちでもいまいち翼に甘い五条悟である。

 結局事情の説明と子供達の事を話す事となった。真希は笑い死にかけた。納得できないのが直哉である。

 

「ふっざけんなや! こいつが自分の子やて!? 何より許されへんのは、お前如きが甚爾くんの名前をもらってる事や!」

 

 甚爾は涙目で伏黒にくっついている。

 五条は優しく甚爾を慰めた。

 

「大丈夫だからね。甚爾。君の強さは僕が一番わかってるよ」

「ぐすっ……五条さん。パパぁ」

 

 無言で甚爾を撫でる伏黒。子供に罪はないのである。

 

「良いよ良いよ、恵も甚爾もうちの子で。優秀だから助かるね。ほら、おじいちゃんって呼んでごらん?」

 

 五条先生が煽る煽る。

 伏黒に甘える甚爾を見て、紅羽も目を潤ませた。

 

「僕、もう帰る。おじさん達とパパのとこ」

「そうだな、帰ろう。甚爾も、おじいちゃんが心配してるよ」

「いやや!」

「本当、禪院家に殺されちゃうからお願いだから一緒に帰ろう、お願いします」

 

 虎杖先生は必死でお願いする。

 

「いい解決方法があるよ!」

「本当ですか!?」

「君たち全員こっちに引っ越せばいい」

「まじ勘弁してください。冗談きついっす先生」

「割と冗談じゃないんだけどな。……そっちは賑やかで楽しそうだ」

「悟、寂しい?」

「そうだね、翼。……寂しいよ」

「じゃ、私はこっちにいようかな」

「はあああああああ!? ふざけないでください!」

「私は五条家じゃないし、守る物もないしね」

「みんな一緒にお家に帰ろうぜ? 勘弁してくれ」

 

 激昂する数多を宥める翼。

 半泣きの虎杖先生。

 

 結局、粘り強い五条の交渉により、翼と数多と甚爾が残る事となった。

 

 あとはガチャの捕獲だけである。

 既に人助けする呪霊の噂が出始めている。

 やりたい放題であった。

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