注文の多い料理店だから初投稿です。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
今度からマシュマロ返信していくことにしたので、よろしくお願いします!
返信不要の場合は返信不要と書いておいてください。
お題箱
https://odaibako.net/u/karin2022v
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「おっぱいが出るようになりましたね! やった!」
俺はビクトリー! と腕を突き上げた。
「一体私たちはどこへ行こうとしてるんだ」
半ば正気に戻りかけた夏油先輩が死んだ目で言う。
「ふふふ、正気に戻しませんよ先輩! 今度入荷した呪霊は獣耳術式シリーズです!」
「シリーズ!?」
「夏油先輩には狐耳とか似合うんじゃないですかね」
「その術式、何かの役に立つのかい?」
「ふふん。甘いですよ、夏油先輩。この術式は……カメラに映るのです!」
「な、なんだってー!?」
「ということで、写真を撮りましょう、夏油先輩! こう、取り返しつかない感じで」
「どんどん深みにハマっていく気がする……」
それから、夏油先輩は意を決した様子で言った。
「もう二人で会わないようにしよう」
「えっ」
「君といると遊ぶ事ばかり覚えてしまって。こんなんじゃダメだ。さぼる事も増えてしまったし……こんなのよくない」
「ええー? 馬鹿正直に使い潰されるつもりですか? ある程度は手を抜くことは覚えないと。人生うるおいが必要ですよ!」
「潤いかなぁ……?」
まずいな。本当に正気に戻りかけてる。餌で釣るか……。
「そんな夏油先輩に、プレゼントがあります」
俺がプレゼントした呪霊玉を見て、夏油先輩は問う。
「それは?」
「短距離転移術式の呪霊」
「使えるのも持ってるんじゃないか……」
「これで何卒。ねっねっ」
「でも、悟にも不審がられてるし……」
「じゃあ、激レア呪霊もつけます」
「これは!?」
真っ白な呪霊玉に驚く。驚くのはこれからですよ!!
反転術式の呪霊、ケサランパサラン。回復が得意!
「奥の手として持っててください」
「甘っ えっ甘い呪霊玉もあるのか!?」
「ふふふ、呪霊ソムリエの私にお任せあれ。俺、いい後輩ですよね」
「他にも良い呪霊持ってるのかい? どうやって手に入れてるんだ」
「ふふふ、男も秘密を着飾って美しくなるんですよ。今度からお遊び術式におまけつけるからお願いします。俺が呪霊玉持ってても意味ないんで」
「確かにね。いいよ。騙されてあげる」
「よっしゃ!! じゃあ早くこの呪霊玉シリーズ取り込んで狐耳美女になって写真撮りましょう! 服は用意してるんです!」
「待って考えたい」
騙されるって確かに言っただろ! 考えちゃだめ考えちゃ!!
そんなこんなで呪霊玉を色々と渡しつつ、はしゃいでいたら、神社での依頼が来た。
神社での依頼が来た。
「俺かぁ……」
まあ、夏油先輩と仲良くしているのが選ばれる条件だとすれば納得である。
「伊地知。来なくていいよ」
「へ!?」
「これ、罠依頼みたいだから。そんで俺が1時間経って戻んなかったら帰って」
「な、何を言ってるんですか! それって」
「それに、奥の手、伊地知がいると使えないし」
「奥の手?」
「ま、ね」
「わかりました。黙っています。だから一緒に行きましょう」
「は?」
「私だって、あなたの同級生なんですから」
「伊地知……」
良い子だ。呪詛師志望でごめんな。
俺達は神社へと入る。
「これは……産土級……!」
やっぱりな。考えている暇なんかない。
俺は、白の呪霊玉を解放した。
『フゥゥ……誕生!! 祝え、僕の生誕を!』
現れた反転術式の呪霊は、呪霊に一撃喰らわせて浄化した。
『ははっ 自由だ!』
「えっと、あれどうするんです?」
「知らない。あれは通りがかりの全く関係ない呪霊。済んだこと」
「それはまずいですよ!」
ええい知らない知らない。あいつ反転術式の呪霊だから悪いことしないだろ、多分。
でも休暇とって捕獲には全力を尽くそう……と思ったけど、忙しくなって休暇をとらせてもらえなくなった。
やばい、夏油先輩過労発狂イベントが来る。