紅魔館の執事になりました⁉︎   作:ユンショウ・S

5 / 12
どうも!

活動報告でフヅキに二つ名が付きました!その名も
『紅魔館のあやふやメイド君・執事ちゃん』です‼︎
メイドと執事は切り替えていくつもりです。

それでは楽しんでいって下さい!


第五話 これが俺の生活力‼︎…変?

「あ〜よく寝た」

 

弾幕ごっこの練習終了から、8時間経った。ここの人達が、一斉に俺の顔を見ていたのは午前3時、その前に霊力切れで倒れたのは1時だから今は朝の9時。

幻想郷で迎える初めての朝は気分が良いや。空気が違うのがよく分かるな、っと?何かいい匂いがする……朝ご飯でも食べてるのか?

あれ、俺抜きで?ズルくないか⁉︎早く、食堂へダッシュだ!

 

ゴッ!

「おぶっ⁉︎」

 

思いっきりコケた、顔面からだ。しかも体が動かん!あれか、霊力切れの後遺症か!いい匂いはこっちに来てるのに俺が動けないとかどんな拷問だ。しかも幻想郷に来てからまだ何も食ってないから余計にキツイ!誰かー‼︎助けてくださーい‼︎

[フヅキが来たのは夕方でした]

 

「何してるの、ふーちゃん?食事なら持ってきたわよ?」

「ああっ、先輩は女神ですか⁉︎それとふーちゃんはやめて下さい!」

 

目の前には、食事を載せた盆を持つメイド服を着た女神こと咲夜先輩が…⁉︎やべっ、この位置は!

 

「…何で顔を真っ赤にしてるのかしら?何か見たのかしらね?」

「ごめんなさい事故なんです許して下さいお願いしますナイフはやめっ……ギャー‼︎」

 

先輩のメイド服はスカート、俺は倒れて目線は斜め上、後は察してくれ。

 

「うまっ‼︎お店開けますよこのレベル‼︎」

「褒めてくれてありがと。でも、貴方も作るのよ?ここの料理」

「そうでしたね、でもこれ食べた後じゃ自信ないです」

 

早々に復活した俺はありがたく朝ご飯をもらったが、美味い。『外』なら行列が出来てるような店の料理だと言えばいいのか?とにかく美味い、ただ恐い事がある。

 

「先輩、まさかとは思いますが『侵入者』とかでは無いですよね?(ガタガタ)」

「それはお嬢様達専用だから安心して。あとスープ零れてる」

 

 

「ご馳走様でした‼︎」

 

いや、ホントに美味かった。「お金払え」って言われても納得出来るな。まずは着替えるか。先輩、何故ガン見してくる?貴女には出てって欲しいのですが。

 

「貴方が本当に男か確認しようと思って」

「ふざけんな、出てけ」

 

『慣れた手つき』でメイド服に着替え、先輩について行く。朝ご飯のお陰かすっかり体も動くようになったし、食う事は大事だな。……慣れた手つきは、ほっといてくれ。

 

 

「動けるようになったから今日は貴女の家事能力を見るわ。この地図に印の付いた場所を掃除してきて欲しいの。いきなり家具の後ろとは言わないわ、手の届く範囲でやってきてくれる?」

「あの〜それ以外は先輩と誰が?」

「私だけよ?」

「マジですか」

 

俺に渡されたのは紅魔館内部の地図、印の付いた場所と言われたが……全体の一割も無いように見える。あの妖精達は働かないのか?いや、多分働いた方が余計ごちゃごちゃするかも。

先輩は時間を遅くして早く仕事をしているらしい。マトモにしてたら日付が変わるだろうな。

 

「さぁ、始めるわよ!ふーちゃん!」

「了解です!あともう呼び方ツッコムの諦めます!」

 

俺が頼まれた場所の一つ、確か『客間』だったと思う。

地図を見ると比較的狭い部屋だが、それでも広い。100人ぐらいは余裕で入りそうなんだけど。

 

「よし、始めるか‼︎あ、始めます‼︎」

 

言い直したのは今はメイドだからな。誰が聞いてる訳じゃないけど、なんか気になるのって分かる?

 

「成る程ね。コリャ凄いや、先輩がどれだけ有能かすぐ分かるな」

 

部屋の中に目立った埃や汚れが無い。はっきり言って、俺必要ないと思う。だけど執事として雇われたからにはこの仕事を全うしなきゃいけない、それがレミリア様に仕えると言う事だから。

タンスの上……おいこれタンスか?5mはあるぞ!この上拭くのか⁉︎あーあ、浮かなきゃ駄目じゃん、どうしよ?

 

「よし、急だけど勘でやるか‼︎」

 

とりあえず翼でもイメージして羽ばたくなんてどうだろ?

どうせなら、翼の形にも拘るか?いや、時間無いから後だな。

 

「お、お!いける、浮ける!バランスムズッ!」

 

タンスの上が見える!コレで……

 

 

〜2時間後〜

 

 

「あら?何でこんな所に居るのよ。担当場所じゃないでしょ」

「あ、先輩どうも。いや、自分のとこ終わったのでついでにと思いまして」

「……ナイフ刺すわよ」

「嘘じゃないです‼︎あ、スープ作ったんで飲みますか?」

「決めたわ。スペカ使うわね♪」

「タンマ、ちょっと!掃除したとこ見てから発動させて下さいよ!」

 

目の笑ってない笑顔を初めて見た、超怖え‼︎

 

「……嘘よ」

「今度は泣くんですか⁉︎」

 

先輩に見てもらったら急に泣き出した!涙がボロボロ落ちてます、早くしないとシミになっちゃいます。

 

「貴女、どうやって高いところを掃除したのよ」

「ぶっつけ本番で飛びました」

「もう驚かないわよ」

 

先輩曰く俺は掃除が上手いらしい、初めて知った。一人暮らしを始めてから本格的に掃除の勉強を始めたから、比べる事が出来なかったし。どうやら先輩は嬉しくて泣いてるらしい。あの妖精達は何故いるんだ。

とにかく予想以上の結果が出せて、スペカ使われなくてホント良かった。

 

「私、やっと楽できる…‼︎」

「そこまで褒められるとは思ってなかったです」

 

この後、先輩の要望により、雇われて半日で『メイド副長』になってしまった。

レミリア様も、

 

「こんなにも優秀な従者を自慢しない訳には行かないわ‼︎咲夜、博麗神社で宴よ!フヅキを盛大に迎えるわ、紅魔館の名に恥じないようにするわよ‼︎」

 

ノリノリだよ。…男物の服に着替えたいな〜

 




フヅキの家事スキルは、咲夜と同レベルか若干劣っている程度の設定です。

次回は宴会を書こうと思いますが…コレはキツそう…
更新まで時間が掛かるかも知れないので申し訳ございません。

次回まで、待ってて下さい!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。