紅魔館の執事になりました⁉︎   作:ユンショウ・S

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どうも、ユンショウです‼︎

今回は宴会本番です。キャラ崩壊注意です!
どうぞ!


第七話 皆大好き!宴会だ〜! 後編

どうも、フヅキです。今、凄い絡まれてます。

 

「フヅキさん!今度うちの神社に来ませんか⁉︎いっぱい外の服を持ってるんです!ついでに写真とかも撮ったr」

「ゴメンな、暫くは休みは無いんだ。と言うか昨日来たばかりだからさ、案内とかを先にお願いしていいかな?」

 

今話しているのは妖怪の山にある守矢神社に住む緑巫女、『東風谷早苗』だ。彼女も元は外界の住人らしく、俺の執事服のデザインに気付き話しかけてきた。この子……出来る!

 

「取材を受けてもらっても良いですか?貴方はいつから女装するようになりましたか?」

「女装癖がある訳じゃないし、定期的にしてる訳でもない」

 

彼女は烏天狗の『射命丸文』、新聞記者らしい。紅魔館には1部も無かったが人里ではそれなりに需要があるとか。

それと、お前は後でしばく。

 

「ふーちゃんは、弾幕ごっこは強いのか?後で勝負しようぜ!」

「あたいだって、さいきょーだから負けないよ‼︎」

「別にやるとは言ってないし弱いぞ俺。勘弁してくれないか?」

「いやいや、実際見なくちゃ私は信じないぞ?」

 

さっきの白黒『霧雨魔理沙』と、紅魔館の近くの湖に居るらしい氷精『チルノ』は弾幕ごっこを迫ってくる。お前ら多いよ、いっぺんに喋るのはやめて欲しい。

 

「フヅキお姉ちゃんは大っきいね!私とフランちゃんが引っ付いてもまだあるもん」

「誰だ背中にくっ付いてるのは⁉︎フラン様も少し離れて…た、倒れますよ⁉︎」

「お姉ちゃん頑張れ〜」

「これでも貧弱野郎ですよ!自分で言ってて悲しいですが!」

 

背中にはフラン様と、さとり妖怪の『古明地こいし』が張り付いている。結構キツイです。

こんな感じで囲まれている。そして酒臭い。

俺よりも若い女の子達が酒をガンガン飲んでるのはとんでもない光景だ。霊夢や魔理沙なんか恐らく15、6歳と思える見た目なのに、『外』なら確実に酒豪レベルの飲みっぷりなんだけど。こっちが気分悪くなるよ。あ、角の生えた小ちゃい子とお姉さんがめっちゃ飲んでる、水じゃねえよな?

 

「ちょっと〜あんたも飲みなさいよ〜それともコレでも着るかしら?」

「悪酔いしてないかお前……ってそんな服着る訳ないだろうが‼︎何でお前とお揃いなんだよ‼︎」

『おー!着替えろ着替えろ〜‼︎』

「黙れ野次馬‼︎」

 

霊夢が絡んできたと思ったら、脇丸見えの巫女服を持ってきやがった!周りもノリノリだしさ!レミリア様、お願いですから貴女様は賛成しないで下さい。

 

「えーい!ゴチャゴチャ言うな!さっさと着替えないと……(スッ)」

「分かった!分かったからスペカしまえ!着替えて来るから誰もコッチ来んなよ」

 

スペカを向けられたらもう無理だ。言う事聞くしかない、これでケンカ売る程馬鹿じゃない。

と言うか、レベル1の主人公が物語中盤のボス相手に戦うのと同じだ、勝ち目はない。

 

「なーんで渡される服が全部サイズがピッタリなんだよ。先輩が広めてんのか?それとも偶然か?」

 

もう諦めて着るか。ところで、何故かこの服の着方が分かった。これは『能力』なのか?だとしても使い道無いだろ。

 

〜青年着替え中〜

 

「まだ出てこないか?」

「いいえ、もう見えてきてるわ」

 

……案外着心地いいな。もらっても良いかマジで聞こっかな?それは後として、皆の前に出なきゃいけないよな〜ハァ、行くか……

 

「たっく……コレで満足か皆‼︎」

『か、可愛い!ぶっちゃけ霊夢より似合ってる‼︎』

「それは問題だろ?さて、満足したろもうやめるぞ〜」

 

とんでもない歓声が飛んで来たぞ。おいおい、本物の巫女より似合うとか言っちゃダメだってば。

ま、好評だったからまだマシかな?これでブーイングが来てたら泣いてた、絶対。

と、何故かレミリア様が手ェ挙げてるな、どうしたんだ?

 

「レミリア様、どうなさいましたか?」

「フヅキ、主人として命令するわ!貴方、宴会が終わるまでその格好でいなさい!」

「な、なんですって⁉︎」

「どう言う御命令ですかレミリア様⁉︎」

 

予想外の命令が来やがった‼︎おい霊夢、驚くのは仕方ないが唖然とした顔でコッチ見んな。誰がこんな展開読めるか、無理だろ?

 

「驚き過ぎて酔いが覚めたわ。でもおめでとう!その服はもう着てないから持ってって良いわよ」

「巫女としてそんな発言はしては駄目だと思います」

 

悪い、言い直すわ。おい霊夢、そんな嬉々とした顔でコッチ見んな。

とか考えてたらレミリア様が咲夜先輩を連れてこっちにいらした。見た目相応の無邪気な笑顔だ。

 

「フヅキ!貴方似合い過ぎよ!ねぇ、もっと近くで見せなさい‼︎」

「お嬢様、落ち着きになって下さい!周りの者から凄い目で見ています!」

「ヤダヤダ‼︎見たい見たい、もっと見たいの〜‼︎」

「「……ぶはっ⁉︎(鼻血が出た音)」」

 

な、なんですかこの可愛らしい吸血鬼は⁉︎いや違うのか⁉︎吸血鬼の姿をした天使か⁉︎

 

「先輩!カメラでこの写真を撮って下さい!早く「大丈夫よふーちゃん‼︎(カシャ!)もう撮り始めてるわ‼︎(カシャカシャ!)」ナイスです‼︎」

 

流石は先輩‼︎俺が言うより速く撮影していたとは!あ、そこの烏天狗はあとで撮影料を払えよ。

と、目眩して来たな、酔いが回って来たのか?5杯ぐらい飲んだよな。

 

「ははは……?お、あらら?世界が揺れてるね…何でか……」

「ふーちゃん⁉︎大丈夫なの?貴方初めてのお酒なんだから無理はしな〜…‼︎〜‼︎」

 

そして、俺は気を失った。

 

 

「……んん、頭の所が柔らかい?」

「あら、起きたみたいね。お早う、外来人さん♪」

 

酔いつぶれて寝てたんだろう、目を覚ますと紫色のドレスのような服装の金髪美女に膝枕されてた。恥ずかしかったけど動けないから甘えるしかないのは情けないな。

ちなみに彼女はなんとなく『胡散臭い』と感じた、何でかな?

 

「すみません…ところで、貴女は?」

「私は八雲紫、妖怪の賢者と呼ばれてるわ」

 

紫さんはそう話すと俺の目をじっと見つめてきた。……スッゲー目を逸らしたい。

 

「やっぱり、あなたは知らないわ。私が原因じゃないみたいね」

 

?何の話かさっぱり分からない。どういう意味か聞こうとすると霊夢が来た。

 

「どういう事よ紫、あんたがスキマから連れてきたんじゃないの?」

「違うわ、私ならこんな可愛いだけで何の能力も無い男の子は攫ってこないわよ」

「どうかしらね?信用出来ない発言が混ざってるみたいだし」

「この子に関しては言い切るわ。私が原因じゃない」

 

二人の会話から推測すると、[紫さんは幻想郷と『外』を自由に行き来し、たまに人を連れて来ている。しかし、その紫さんが俺を連れて来た訳ではない]となるな。だとしたら何でだ?

 

「まあ良いわ、「良くないわよ、紫」良いのよ。フヅキと言ってたわね。貴方を元の世界に帰してあげるけどどうする?」

「お断りします」

「「即答⁉︎」」

 

ホントの所は『帰る』と言いたかった。だけどレミリア様や咲夜先輩達に紅魔館でお世話になったのにちゃんとお礼も恩返しもしていない。こんな状態で帰ったら後で後悔するのは目に見えてる、ヘタレだけど筋は通すべきだと思う。だからまだ帰れない。

 

「僕には、まだここでやりたい事が沢山あります。ですからそれまで待っていてもらえませんか?お願いします‼︎」

「そんなに深々とお辞儀しなくても良いわよ、あなたくらいなら問題ないから。もし帰りたくなったら霊夢を頼りなさい、じゃあね♪」

 

そう言うと紫さんは何も無かった空間に裂け目を作りその中に消えて行った。多分あれが『スキマ』なんだろうな、やっぱり見覚えがない。

俺も酔いが覚めてきたみたいだ。でも宴会はまだ続いてる。だったら答えは一つ。

 

「よっしゃー飲み直すぞー‼︎」

「あんたね〜倒れても膝枕はしないわよ?」

「別に。ガキに興味ないし」

「……魔理沙〜フヅキが弾幕ごっこしたいってー‼︎(笑顔)」

「ごめんなさい!それだけは勘弁してくれ!」

「もう遅いわよ♪覚悟しなさい!」

「嫌だぁぁぁ‼︎‼︎」

 

俺は袋叩きにされたね。幻想郷の女の子は怖い人ばかりなのを学んだよ。

それでも俺は楽しかった。これで認めてもらえたと思ったからな。宴会は夜明けギリギリまで続いた。

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