紅魔館の執事になりました⁉︎   作:ユンショウ・S

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どうも、投稿が遅れてしまいました…

今回も前後編です。内容はタイトル通り…足りないと思った方は妄想で補ってください!文章力不足でスイマセン!

それでは、どうぞ!


第八話 1日女の子体験?どんな罰ゲームだ! 前編

「わざわざ俺を呼ぶのは珍しいな……こあさんだけじゃ駄目なのか?」

 

あの宴会から2日後の朝、俺はパチュリー様から呼ばれ図書室に向かっている。何でも本の整理を手伝って欲しいとか、こあさんの方がベテランの筈なのに。

関係ないが今の服装はメイド服だ。レミリア様がメイド服と執事服の日を決めたのだ、訳分からん。週4日はメイド服なんてルールを作り今日はメイド服の日だから着ている、女装じゃないからな!

 

「パチュリー様、ただいま到着しました。こあさん、居ますか?」

 

図書室に着いたのに誰の気配もしない。ここ暗いから誰も居なかったら怖いんだよな、俺ビビリなのに。

 

「ふ……さん……」

「ヒィィ‼︎⁉︎だ、だだだだ誰ですひゃ⁉︎」

 

おおおお、俺はびびビビってないぞ⁉︎図書室の奥から消え入りそうな声が聞こえたぐらいじゃ恐くないぞ‼︎

 

「フヅキさ〜ん、助けてくださ〜い……」

「へ?こあさん?待ってて下さいね!」

 

良かった、こあさんだ。もっととんでもない化物でもいるのかと思ったぜw

[幻想郷なので人外だらけですが忘れてます]

声の感じからして本に埋れてしまってるんだろう、早めに助けてあげないとな。

案の定、こあさんは100冊は超えてるであろう本の下敷きになっている。聞けばパチュリー様から頼まれた本が思いのほか取り出し辛く、力を込めた結果が他の本も落ちてきたと。

 

「えっと、とにかく本をどけるので待っててくれますか?」

「はい……お願いします〜」

 

まずはこのやたら分厚い本から、って!見た目3000ページはあるぞこいつ⁉︎霊力強化しとこうかな。よし、これで……

 

「うわっ、まぶしっ‼︎」

 

本を持った瞬間、光が溢れ出した。見えた文字は読めず、恐らく魔道書だということだけは分かった。つまり、何かの魔法が発動したんだろうな、俺に対して。危険な魔法だったら終わりだよな。あと、余裕だな俺。

 

「目が!目がぁぁ‼︎」

「ふ、フヅキさん⁉︎フヅキさん⁉︎」

 

光が収まってきたよ。まだ意識はあるし、こあさんの声も聞こえるから死んでない!良かった!

こあさんもどうやら自力で脱出したみたいだし、パチュリー様を見つけて手伝うか。あれ、こあさん?どうしました?

 

「あの、貴女はフヅキさん?え、でも、え?」

「ちょっとこあさん落ち着……あれ、誰の声?僕の声?」

 

え?俺の口から女性の声がする?少し考えようか。

そう思って腕組みしたらさ、当たったんだよ。何に?胸に。『俺の』胸に。

 

「……夢ですかね、僕の体が女性になってるなんて」

「いえ、私の目にも女性が映ってますよ?それも美人さんが」

 

そう、気が付けば俺は、『女』になっていた。

 

「うぎゃあぁぁぁ‼︎⁉︎」

 

 

「この魔道書のページには、性別を反転させる魔法が書いているのよ。まさか突然発動するとは……災難ねフヅキ」

「本当ですよパチュリー様。1番喰らいたくない魔法でしたよ」

「そうね。これでちゃんと可愛らしい服装が出来るじゃない」

「冗談キツイです、パチュリー様」

 

この人の事だ、冗談ではないだろう。それよりもいつ俺は男に戻れるのか?それが一番心配だ。

 

「この魔法は一時的なものよ。恐らく1日で効果が切れるわね」

「つまり1日はこのままなんですね……解除する方法は?」

「悪いけど無いわ。(本当はあるけど、このままの方が面白いわね。黙っておきましょう)」

「フヅキさん、我慢して下さいね。(パチュリー様が悪い事を考えていますね)」

 

何故か嘘を吐いてる気がするが気の所為だな。しかし1日女か、貴重な体験ではある。

ちなみに咲夜先輩やレミリア様にお話したら悪い顔をしていた、早く男に戻りたい!

 

 

それでも今日の仕事はしなければならない。だけど今から庭の掃除か。人の目に触れる場所だから誰にも会いたくないn

 

「あやや、見慣れない方が居ますね!これはスクープ……フヅキさん?」

「うわあ、幻想郷で今一番会いたくない奴が来たよ」

 

よりによって文が来てしまった。新聞記者の彼女なら最悪幻想郷全域にこの事をばらしてしまう!

 

「フヅキさん、一体どうしましたか?本当に女性になってしまうなんて……」

「ああ、ちょっとばかり事故でね。ねえ文、出来ればこの事は記事にしないd「これは急いで記事にしないと‼︎」ちょっと待とうか」

 

俺はそのまま飛び去ろうとしていた文に近づき、首根っこを掴んだ。これでも空を飛ぶのは速い方だ、霊力強化と組み合わせれば最高速度に達していない彼女には追い付ける。

 

「貴女!いいですか⁉︎私はジャーナリズムに則って記事を書こうとしてるだけですよ!悪い事はしていません!」

「俺はこの事が皆に知られたく無いんだよ!だから記事は無し!……ハァ、とりあえず茶を出すから落ち着けよ」

「あ、でしたら1番いいお茶をお願いしても?」

「先ぱーい、本日の夕食には焼き鳥はどうでしょうか?」

「気が利くわねふーちゃん。準備しておきましょう」

「ごめんなさい許してください」

 

咲夜先輩はさっきまで居なかったけど呼んだら出てきた、便利だな先輩の能力。

 

「茶をもてなすのにこの服装はおかしいと思います」

「別におかしくないでしょ。その格好の人もメイドをしてたんだから」

 

あれから10分後かな?今俺は客間に茶を運んでいる。文を説得しないといけないからな。で、格好なんだが……『朝比奈 みくる』、正確には『県立北高の制服』を着ている。

昨日、早苗が遊びに来て写真を撮ったのだ。行動が早過ぎると思ったがコスプレ出来ると思えばどうでも良かったさ。男キャラの服が着れるのは楽しみだったから余計にだ。まあ…持って来てた20着、全部女キャラだったがな‼︎

 

 

「で?取材は受けてもいいわよ、この状況以外ならね。だから記事は書かないでくれないかしら?[口調が変化していますがフヅキです]」

「折角のチャンスなのに見逃がす訳には行かないですけど……他の取材が出来るなら許しましょうか♪」

「ありがとうございます‼︎」

 

全身全霊の土下座に感謝を込めて礼を言った。コイツさえ抑えれば後は問題無しだ!

しかしその時、廊下が騒がしくなった。何かが飛ぶ音がしているから、恐らく魔理沙が侵入して図書室に向かったのだろう。

こういう時、魔理沙を止めるのは俺の仕事になりつつあるから急いで追い掛ける。ちなみに昨日は3回侵入してきた、多いわ。

 

「まてコラ魔理沙ぁぁ!また本を持ってく気か‼︎」

「げっ⁉︎誰か追いかけて来た、早く逃げるぜ!で、誰だお前!」

「通りすがりのメイドです!」

 

おっと、今の姿を忘れてた。だがしかし、魔理沙を捕まえる事に集中しないと先輩にお仕置きをもらってしまう。それは回避したいね。俺はまた翼を作って追い掛ける、今日これ使うの2回目だ。

 

「ちょっ、速⁉︎お前天狗か⁉︎」

「ただの人間よ!(グイッ)」

「ぐほっ!」

 

よしっ、捕まえたぞこの白黒泥棒が!……そういやコイツの行動範囲、結構広いよな?もしかして、バレたら文並みに広がる⁉︎

 

「イタタタ……お前!突っ込んでくる事はないだろフヅキ!ん、フヅキ?」

「気付かず呼ぶんかい‼︎って、しまったぁぁぁ⁉︎」

 

思わずツッコんじまった‼︎俺のバカ!

 

「おいおいどうしたんだよ?面白そうな事になってるじゃないか!」

「ごめんなさい、人違いよ」

「いやいや、見間違えないって。顔変わってねぇからな」

「腹立つなチクショウ!」

 

顔は変わってないだと!余計に悲しいよ!

 

「さてと、私はもう帰るぜ。本はまた今度にするよ」

「そうしてくれると助かるわ」

「いい土産話も出来たしな、十分忍び込んだ価値アリだ」

「それは勘弁してもらいたい!」

「ムリだな!じゃ、帰るぜ!恋符『マスタースパーク』‼︎」ゴオッ!

「急に撃つなバカー‼︎‼︎」

 

午前中の仕事はこうして終わった。まだ午後の仕事が……休みてぇ……




感想・ご意見、お待ちしてます!

それでは、また次回!
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